2018/12/24 のログ
ミュゼ > 「くひっ、ぃ、ぁ、ぁあっ……・お、にゃかっ、しん、じゃうっ……ひゃめ――ぇひゅっ!?」

せき込み、腹を抱えながらも周囲の男達は意地悪く笑うばかりだ。
足を脇腹にこすりつけられると、恐怖で体が強張ってしまう。
過呼吸気味の浅い吐息を零していた少女は、しかし次の毛利上げを二度撃ち込まれる。
同時、少女は、ごぼ、と黄色の吐瀉を僅かに床へと散らしながら、仰向けに転がった。
しかしそんな少女を見下ろす彼らは、少女を人間として等見ていなかった。

「へ、ひゅっ、ぁぉ……にゃ、に、する、の――お、ぎょっ!?おごっ、お、げぶっ、ひゃめ、や、え――おぎゅぅうっ!?」

喜んでなどいない。辛くて悲しくて惨めなのに――そんな感情すら、執拗なまでに降り注ぐ踏み付けに消えていく。
踏まれる、踏まれる、踏まれる。幾度も踏み潰された腹部は、徐々にうっすらと青くあざが浮かび、腹筋は既にぐずぐずだ。
踵が内臓に突き刺さる度に、水っぽい声を上げながら、呻き苦しみ、汗を零す。
腹の中の大根はその度に少しずつ小さくなっていくが、それでもなお女の踏み込みは収まらない。
下駄の歯による一方体な責め。全ての塊を踏み砕かれた少女の腹に、もう一度、思い切り足が食い込んで。

「ひ、ぐぅっ――ぉ、おぉぉおおおおっ――♡ひゃめっ、とま、ってっ、うん、ぢっ――ぃぃいいっ♡♡♡」

ぶじゅ、と粘着質な音がして、少女の尻から完全に液状化した汚泥が白い塊とともに吐き出される。
我慢しようにも、腹筋が痛めつけられていてゆう事を聞かず、呼吸すら満足に整えられない。
息めないが故に、脱力で我慢できなかった部分だけが零れて、腹部はまたぽっこり膨れたままの状態。
しかし、足元を汚されると同時に、粗相で感じる少女の姿を見た女は、どんな感情を向けるだろうか。

スナ > 最初は罵詈雑言を投げかけていた筋肉女だったが、徐々に口数少なくなっていく。
踏みつける脚もどこか機械的な所作になってくる。忌々しくミュゼを睨みつける視線だけは変わらず力強いが。

『……きゃっ!』

そして、ミュゼが排泄物の名を高らかに叫び、この場で再度脱糞劇のお披露目へと至ってしまえば。
女性はわずか愛らしい悲鳴を上げてその汚物から脚を離すと、大きく一つ舌打ちをして、無言のまま去っていく。
……もはや彼女には、ミュゼのことは人間とも奴隷とも映っていない。中に汚物と異物を湛えこんだ、無駄に大きな革袋。
彼女だけでなく、観衆の数人にも間違いなくそのように映っていただろう。
クスクスとせせら笑う声、おぞましい臭気に鼻をつまみ逃げ出す影、さまざま。
しかし、陵辱を受けたミュゼの身体や心を気遣い労う者はいなかった……直ぐ側にいるひとりを除いて。

「……ククッ。お疲れ様、ミュゼや。ちょいと荒療治じゃったが、大根は無事全部出し切れたようじゃの。
 しかし、蹴られて踏まれて、こんなゴツゴツした塊を出す時でさえ、あんな気持ちよさそうな声を上げるとはの。
 変態ここに極まれりじゃの、くふふ。俺の手にも負えんわ」

字面上はミュゼを労うような言葉を発するスナ。
しかし、ミュゼをひとりの奴隷・ひとりの人間として扱う素振りはあるものの、その姿を嘲笑していることには変わらない。
結局のところ、スナにとってミュゼも『弄んで鬱憤を晴らす対象』にすぎないのだ。

またしても公衆の場にぶちまけられた汚物。砕かれたとはいえ、まだ握りこぶし大の大きさを保った大根。
茶色い泥に塗れた汚らわしいその塊をまったく臆することなく数個拾い上げると、無造作にそれを鞄にしまう。

「しかしまぁ、せっかくミュゼが丹精込めて腹で育てた大根じゃ。手土産として頂いていくぞ。
 きちんと洗って煮て食ってやろう。ククッ、きっと美味かろうぞ。残りの欠片は宿の者に処理してもらえ。
 ……ふぅ、いろいろひどいことも言ったが、ミュゼよ、お前さんとの糞にまみれた時間は楽しかったぞ。
 まだよろしくな、くくっ」

そしてスナは、地に這う哀れな奴隷も、あちこちに散った汚泥もそのままに。
我関せず、悠々とした足取りで宿を去っていくのであった。

ミュゼ > 機械的な踏み付け――それは、情動が籠ったものよりも辛い。なにせ、定期的に踏み躙られ、感情の動きもなく惰性の様に打擲されるのだ。
その結果として、腹の中身をぶちまければ周囲の皆も去っていく。或いはこれでもなお少女を囲むものがいれば、生粋の好き者だとしか言えないが。

「は、ひゅ、ぁ、ぁぁあぁ……んぐ、ん、ふぁ――お、にゃか、でにゃ、ひっ……」

大根は吐き出されたが、それでもなお異物感は腹の中に残ったままだ。
大根が育った時に、リングが奥にはまってしまったのか、何かが腹の奥に残ったままになってる気がする。
そんな少女を労わる様な声音で、飼い主の彼が声をかける。それが虚飾と知っていながらも、疲弊しきった体には甘い毒の様なもので。
許された、と思った途端に体の力が抜けて、意識はぐらりと揺れていて。
そんな少女の目の前で、最も大きな大根の塊を摘まみ上げる彼は、それを食らうなどと言いながら、ふらりと宿を後にする。
代わりに少女を引き取りに来たのは、件の先輩女中だった。彼女はにやつきながら、まずは汚濁の中に埋もれた大根を全て拾い上げていく。
その後、にやりと笑みを浮かべつつ、潰れたカエルの様に引くつく少女を見下ろして。

『よかったねぇ。もうすぐ夜も開けるし、あんたの朝飯に出す汁物の具にしてあげるよ。丁度おあつらえ向きに、味噌付きだしねぇ』

等と揶揄して、先の女性と同じ様に、腹に足を下ろしていく。
その動きは先の女性よりも手慣れており、胃の方からゆっくり絞り出すように、足先が入念に扱き動いて。
管に詰まった肉爪を押し出すかのようにして、少女の中に溜まっていた泥を全て、その腹の中から絞り出す。
こうして、早朝の休憩所は阿鼻叫喚の惨事と化し、少女の醜聞はまことしやかに広まっていく。
――朝飯に大根が供されたのか、少女の腹の中のリングは吐き出されたのか、など不明な点も残っているが、その結末は少女しか知らず――。

ご案内:「九頭龍の水浴び場 個室(過激描写注意)」からスナさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 個室(過激描写注意)」からミュゼさんが去りました。