2018/12/03 のログ
■エリーゼ > 「大丈夫大丈夫、先生辞めても暮らせるだけの収入有りますからね。この仕事は学院の文献を読む為に得た身分ってだけですし。
だから先生に執着する必要はない訳です。冒険者の真似事をして稼ぐことも出来なくはないですからね」
薬屋をやった方が安牌だが、それでは生活が楽しくない。
色んなものを知る為には、店を構える訳にはいかないのだ。
なにせ、店を構えればその運営だけで時間を取られてしまうのだから。
「ぇー、言い過ぎです?まぁ、そこは別にいいので置いておくとして。
ふぅん、ブレイドはバフートの市場にエリーゼちゃんが売られてたら、買ってくれたりしないです?
好きなこと好きなだけしていいとか言われちゃったら、ころっと堕ちちゃうんじゃないです?です?」
くしゃくしゃと撫でまわされながら、少女はにっこりご満悦だ。
人寂しいだけだったから、話し相手が欲しかったのだと今になって理解する。
だからこうして、言葉を交わすだけでも何となく、気分が軽くなっていくような気がした。
■ブレイド > 「大丈夫じゃねーだろ。全く、やめさせられるって結構あれだろ?
せけんてーってやつがアレなんだろ?
エリーゼがいいならいいんだけどよ。冒険者なら経歴とか関係ないし。
ま、そうなったら少しは手伝ってもいいぜ?」
ようは少し心配だっただけなのだが…その必要もなさそうだ。
スリルや刺激を好む彼女なのだから、あたりまえか。
「かわいいってのは人によるからな。
まぁ、なんだ…オレはかわいいと思うけどさ…
ってか、そんなとこに売られてたら買うけどすぐに開放してやるっての
知り合いなんだからよ…」
言われたら言われたで…まぁ、彼女の言う通りにはなりそうだが。
くしゃくしゃと撫で回したあとに耳を撫でつつ、少し表情の変化に気づく。
「ん?どうしたよ?なんか嬉しそうにしちまって」
■エリーゼ > 「世間体が悪くなっても、私が作った薬のありがたさが消える訳じゃあいですからね。
私より優秀な人が、私より優れた薬を作れば別ですが――それなら負けても文句はないのです。
私の知らない、私ではたどり着かない場所にその人が到達できた証ですからね」
常に勝ち続けていたいが、負けた時は負けたでそれを認めるのもやぶさかではない。
長寿故か、負けたところで長い時間をかけて取り戻せばいいという穏やかさ、或いは悠長さと言うものがある。
それとは別にスリルや刺激を求めないと退屈過ぎて死んでしまうのも、長寿故なのかもしれないが
「ん、その時は手伝ってもらうですよー。こう、触手生物の群生地に飛び込んで一週間後ー、とかに?
ふふり、なんだかんだで私の事可愛いと思ってるんじゃないですかー!うへへー、してやったりですよぅ。
あら、解放しちゃうんです?解放せずに『俺は飼い主だからお前のトイレは俺の目の前でしろー』とか言わないです?」
ざんねーん、などと言いつつ、彼の手にそっと頭を摺り寄せて。
にまにまと、先までの意地悪い笑みとは違う、緩んだ表情を浮かべた少女は。
「まぁまぁ、友人とお話できて楽しいから、とでも思ってるがいいです」
彼との交わりは楽しいのだが、恐らく今からすれば翌日に響いてしまう。
だから今日の所は自制である。身を寄せてぬくもりを感じるくらいにとどめておこう。
■ブレイド > 「ふーん、わりと潔いんだな。
結構さっぱりした性格だとは思ってたけどよ。
ちょっと見直したぜ。なんか、先生って感じが少しする感じだ」
そう語る彼女の姿に感心したように。
長命種のエルフであるからの考え方かもしれないが、この街でも珍しい気がする。
そのエルフの証である耳を柔らかな手付きで触れつつも
身を寄せる彼女をマントの内側に。
「なんだよそれ、下手したら死ぬじゃねぇか。むしろ飛び込むな、一人ではとくに。
そりゃそう思わなきゃあんなことしねーよ!ばかやろー…ったく、はずかしいな…。
………それは、えーと…なんだ……飼い主とかそういうのじゃなくてもするだろ?おまえ」
頬をかきつつ肩を抱く、寒空の下なのだからぬくもりを求めるのも仕方なし。
してやったりといった声を上げる少女をなでつつも、緩んだ頬に手を当てて
「あはは、そりゃ良かった。そう思わせてもらうよ。
友人ってのは悪かねー」
■エリーゼ > 「ん、自分の能力が足りなくて負けたなら、それは相手を称賛する以外ないと思うですよ。
それに、私は長寿ですから。足りないものは少しずつ積み上げればいいだけなのです。
むむむ、先生ですってば!まじです!まじもんです!正真正銘の先生ですー!」
ぽいじゃない、感じでもない、確かな先生だぞ、と胸を張る。張る程もない胸を。
彼の手がそっと耳に伸びて、こりこりと撫でる。僅かに甘い痺れのある感覚が少女を満たす。
彼のマントの中にすっぽり収まった少女は、どことなく逞しさを感じる匂いに満たされながら。
「え、死ぬの?触手って女の子であれば皆苗床にしてひたすら繁殖するものだと思ってたですけど。
死ぬのは流石に嫌ですねー。高位治癒を付与して時間差蘇生、と言っても死亡回避は一回きりでしょうし。
……まぁ、ブレイドに頼まれたら、その時は奴隷じゃなくても見せますね。その方がお互い気持ちいいですもの」
こうして性癖も全て知られた上でちゃんと付き合ってくれる相手は中々貴重だ。
それ故に甘えてしまうし、自然と距離を近く保ってしまう。案外少女も彼を気に入っているのだ。
「――っと、ふふ、それじゃ、夜も遅いからそろそろ……そうですねぇ、ブレイド、折角ですから、ブレイドの宿屋に連れていくですよ。
今からエッチなことをするってなるとちょっと明日がやばめですから、添い寝で我慢してやるです。宿代と朝ごはんと……まぁ、目覚ましフェラくらいはしたげるです」
等と言いつつ、彼の宿屋に転がり込むことにした。自分の家に帰るより、大分楽しそうな気がしたから。
■ブレイド > 「へいへい、マジだな。
シャレた店も知ってるし、見た目以上に大人ってのも知ってるよ。
そういう姿勢はまぁ…わりとほんとにすげーと思うし。
でも、そういう態度はちっせー女の子って感じだけどよ」
ケラケラと笑いつつ、胸を張る姿をみる。
無い胸だが、少女のことだ。
自分がそういう胸でも好きだと言うこともお見通しだろう。
そういうところだぞと苦笑いしつつ、耳を優しい手付きで撫で続ける。
「死ぬぞ?わりと。そういうやつもいるけど、容赦ねぇやつも結構いるしな。
まぁ、そういう事するときは見極めてやれってことだ。てか、助ける身にもなれっての。
奴隷になってたら、オレが買う前に売り切れちまうだろうしな。
そっちのほうがいい」
こうやって真正面から言ってくるあたり、照れてしまう。
だが、それが妙に心地よくて。
「そうだな。宿…まぁ、自宅はあるけど、貧民地区の方だし…今日は宿だな。
連れてってやるよ。あと、今日はオレのおごりでいいからな?依頼が終わったばっかだしよ」
マントにくるまったままの少女の手をとればうなずいて…少し頬を赤らめながらも歩き出す。
■エリーゼ > 「んふふ、褒め慣れてますねー、流石ハーレム形成中の妻帯者さんです。
まぁ、危ない火遊びをご所望ならいつでも誘ってくださればー、ですよ」
等と一緒に笑い合い、お互いの信頼感を再確認して。
「それなら、死なない程度の奴に飛び込む感じで。
んぅ、助ける身にはいつも苦労をかけちゃうのですー!
はふ、それじゃ今度またどっかで、ですかね、はい」
彼と交わるのも悪くはないから、そんなことを嘯きつつ。
「さて、それじゃまいりましょー!ブレイドのお部屋でベッド独占計画ですー!」
るんるんと鼻歌交じりで彼と一緒に歩きだす。その表情はとてもうれしそうだったのだとか。
ご案内:「平民地区 歓楽街(過激描写注意)」からエリーゼさんが去りました。
ご案内:「平民地区 歓楽街(過激描写注意)」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「とある貴族邸」にエンジェルさんが現れました。
■エンジェル > 王城近くに存在するとある貴族の大邸宅。
その一室で金髪の少女はベッドに座ってぼーっと壁を眺めていた。
この邸宅へと派遣されてから数週間が経過したが、いい加減帰りたくなって来た。
最初の頃はそれなりに自由が許されていたが、今では変態爺と爺孫ごっこをしている以外の時間はこの部屋から一歩も外に出ることが許されていない。
幸い風呂は爺孫ごっこの時間に一緒に入っているから困らないものの、数日前トイレを訴えた所、部屋の隅におまるが用意された時は思わず真顔になったものだ。
愛する孫娘のエロい姿が見たいと望むこじらせた変態爺とは良好な関係を築いている、表面上は。
一緒にいる時は『じーじ大好き♥』などと甘えまくり、そして、部屋に戻れば厭らしく下品で淫らな姿を晒す、そういう仕事だ。
今こうしている間もどこかの覗き穴からこちらを覗いていることだろう。
ちらりとドアへと視線を向ける。
執事の話だと今日は一人遊びではなく竿役が用意されているとのことだ。
少なくとも閉鎖空間でひとりで過ごすよりは気が紛れる。
「早く来ねーかな……。」
心の中で呟いたつもりの言葉がぽろりと唇から溢れた。
■エンジェル > ――その後、部屋には誰も訪れず、おまるに跨って人としての尊厳を崩されれる羽目になるのだった。
ご案内:「とある貴族邸」からエンジェルさんが去りました。