2018/11/13 のログ
ご案内:「◆地下迷宮(過激描写注意)」にチューベローズさんが現れました。
■チューベローズ > 迷宮の中揺らめく炎に照らし出される少女は狼の背に乗り石造りの通路を進む。
「はぁ…♪」
少女の薄い胸の中の肺で温めた空気を吐き出せば白い雲が広がる。
「ふふ…すっかり寒くなってきたわ…もう少ししたら冬ね…。
全部が真っ白になってとっても綺麗なのよ? 見たことある?」
漆黒のレースで作られたドレスに身を包む少女は自信を運ぶ狼の首のあたりに指を絡ませながら問いかける。
狼はグルゥっと喉を鳴らし一息鳴くのみ。
「そう。ずっと地下迷宮の中にいたものね… 仕方がないわね… その時はみんなで見に行きましょう?」
少女はコロコロと笑いながらそんな時を楽しみにするように狼の背に腰掛けたまま足を揺らめかす。
■チューベローズ > 「雪はね…白くてとっても綺麗なの。全てを包みこんで真っ白にしてくれるの…。
下に何があっても…だからまた真っ白な気持ちで遊べるの。
あぁ…。思い浮かべるとドキドキする…。」
狼の背に腰掛ける少女、その創造だけでふるるるっと小さく体を震わせ、狼の首筋に手のひらを軽く添える。
その場所は頸動脈の上であり、太い血管が力強く脈打っている。
そんな鼓動を感じながら少女はどこか妖艶な笑みを浮かべながら、しなっと、狼の背に体を倒し、周囲を警戒してヒクヒクしている耳を細い指先で撫でていく。
■チューベローズ > 「さぁ もっと奥へ─」
少女は迷宮の奥へと消えていった
ご案内:「◆地下迷宮(過激描写注意)」からチューベローズさんが去りました。