2018/09/18 のログ
ご案内:「マグメール王城・地下牢(過激描写注意)」にシャーロットさんが現れました。
■シャーロット >
「……ふ、うふ、ふふ …あは…っ」
王城の地下牢獄
その一角
不気味に女のか細い笑い声が聞こえ、見回りの兵士達も嫌な顔をする
すえたような臭いが立ち込めるその一部屋の中には、
"壊れた"貴族女が一人、死んだ蛙のようにだらしなく脚を投げ出したまま、両腕を鎖に吊られて…笑っていた
全裸に剥かれあちこちに鞭痕や注射痕が見られるその肢体を隠すこともせず、
自分が今誰に買われ、どこに移動させられたのかも理解できていないまま、
毎日のように王国貴族達の玩具として生かされていた
ご案内:「マグメール王城・地下牢(過激描写注意)」にルヴィエラさんが現れました。
■ルヴィエラ > (かつて、其の女が王都の財政をも動かす程の財と権力を欲しい儘にして居たとは
果たして、今や其の事実を知る一部の者以外に、誰が信じるだろうか。
残忍で、狡猾で、自尊心に溢れ――それでいて、余りにも美しかった女は
かつて自分が虐げて来た誰かの様に、今度は虐げられる側と為り果て
そして、壊れた其の姿を晒すばかり
――そんな女の隣に、小さな黒蛇が一匹、人知れず近付いて行く。)
『―――……哀れな物だ、シャーロット。』
(響いた声に――きっと、見張りの兵士達は気付きはしないだろう
其れは独り言の様に、或いは――今や壊れ、誰かの言葉を認識出来ているかも怪しい女の脳裏にだけ
囁く様に、或いは――注射された薬物が見せる、幻覚の一つの如くに、響くだろう)。
■シャーロット >
自身に近づく小さな蛇を、その虚ろな双眼は見ようということをしない
ただうわ言のようにぶつぶつと口の端から何か言葉のようなものを零し、そして笑っていた
──その声が響き、ようやくぐらぐらと揺れるそのくすんだ玉虫色の瞳がそちらへと向けられる
しかし特に何か反応を見せることはない……
非常識、非現実、そのどちらも理解できないほどに、女は壊されていた
■ルヴィエラ > 『―――私を認識も出来ないか、魂こそ燻っては居るが…。』
(女の瞳が、此方に向けられる。
けれど其処に意思の光は無く、ただ無為な笑いが浮かぶのみ
言葉は最早意味を読み取れるものではなく
故に見張りの兵も、敢えて女を見ようとはしないのだろう
其の凌辱され尽くした身体から感じるのは最早、痛々しさばかり。)
『――保険としての役割は、遺憾ながら果たせなかったがね。
まだ、キミが完全に壊れきってしまう前に、私は問うて置かねばならないのだよ。』
(――黒蛇が、女の傍へと近付いて行く。
鞭に傷つけられた其の裸身を、這うようにして膝元へ登れば
其の身をくねらせ、下腹から、乳房へと這い上がって――首筋へ
巻きつく様にして絡まり、一度、女の瞳を覗き込むかに鎌首を擡げれば
その小さな舌先を覗かせ、薄く牙を剥いて――首筋へ、頸動脈へ、牙を突き立てよう。
刹那――其の身体に、快楽其の物が流れ込み、血脈を染め上げる様にして其の身を灼く
女の脳裏を一度、真っ白に染め上げる悦の閃光――そして、その代わりに
全身へと染みつき、肉体を蝕む薬の毒を、癒しを与えるかの如くに、浄化して行く。
――ほんの僅かでも、女の心が残るなら。
覚醒を、齎すかに)。
■シャーロット >
小さな蛇が、その身体を這い上がる
献上な心を残していれば、悲鳴の一つもあげただろう
しかし女はただただ、その様子を見下ろし、眺めているだけ
汚されきった己の身体を這い上がる蛇は焦点の定まらないその瞳を覗き込み…そして首すじへと牙を立てた
「ふぎっ、ひっ♡ あひっあ゛ッ……」
予期せぬ快楽の循環に灼かれ、淫らな肢体を跳ねさせ、その絶頂を享受する
「──♡ ───ッ♡♡」
びくんびくんと何度も身体をヒクつかせるなかで、
相反して靄が晴れるかのように、クリアになってゆく何かを感じる
■ルヴィエラ > (兵達は、気付かない。
――いや、気付いても、気付かないふりをする、が正解だろう
薬物で心も身体も壊された女が、例え甘い声を響かせたとて不思議は無く
そして、もし其れが壊された故の行きつく先ならば、憐れむ他無いのだから。
首筋へ流れ込む魔力が、快楽が、其の全身へと浸透して行くに合わせ
娘の脳裏は快楽一色に染まり、そして――幻覚から、解放されて行く。
正常な機能を失いかけて居た臓腑も、心臓も、次第に僅かながらも活力を戻して行くだろう
――王都の、聖なる神の庇護下、この牢獄では今は此れが限度
けれど、余りにも多くの雄を受け入れ、虐げられて来た娘の胎にも
快楽が、魔力が、流れ込んで癒しを齎せば。)
『―――……シャーロット、聞こえるかな?』
(牙が、抜かれる。
そうして、再び蛇が女の瞳を覗き込めば、再び脳裏に囁くだろう
快楽に染まったその脳髄へ、けれど、自我を貶めて居た幻覚の失せた其の脳裏へ
人間としての、言葉を求めれば。)
『―――……救われたいと、願うなら。
或いは、這い上がりたいと、願うなら。
求めなさい、私を。』
(――そう、問いかける。
もしも、未だ女の心が、生きたいと願うのならば。
足掻きたいと、希うのならば)。
■シャーロット >
「………──」
快楽に、しばらくの間その身を揺らしていた
やがてそれも少しずつ少しずつ、収まると……
その顔に浮かんでいた、壊れた薄ら笑いが消えてゆく
ただただ絶望の中に澱んだ瞳を落とした、そんな顔へと
………
頭の中に、直接響く言葉
救われたいならば
這い上がりたいと望むならば──
まるで神の垂らした蜘蛛の糸
薬による幻覚と幻聴が消え失せたその脳裏に浮かんでいた、彼女の望むものは……
「(……救い…? いらない…)」
「(這い上がる…? ふふ…そうじゃないわぁ……)」
浮かんでは消えてゆく、思考の泡
そんな中でシャーロットの奥底に潜んだ、漆黒の光が顔を出す…
「(ああ…そう……。望む、というのなら一つ……)」
唇の端が歪み、笑みが生まれる
決してそれは先ほどまでの壊れた笑みなどではなく……
「(復讐…私をこんな目に合わせた、国に、貴族に、民どもに…生きていることすらも悔いるほどの、復讐を───)」
僅かに生まれた笑み、それは狂気に彩られていた
■ルヴィエラ > (――それは、決して予想をして居なかった訳では無い。
けれど、実際に女が己の言葉を一つ一つ否定し
最後に脳裏へと浮かべた『言葉』を聞けば
静寂の後、女の脳裏に、くすくすと笑う声が響く事だろう。)
『――――……キミの、その余りに純粋な闇が――私は、嫌いでは無い様だ。』
(脳裏に、そんな揶揄めいた、戯言めいた言葉が響くだろう
直後、ぶわりと、其の空間に重圧めいた力が渦巻いた刹那
牢の外で、見張りの兵達が一斉に膝をつき、眠りに落ちる
そして、娘の首に巻きついていた蛇が、霧散する様に消え失せれば
代わりに其の乳房を掌に捕え、背後より抱き締める様にして現れる
己が姿を、感じ取らせては。)
――――……なら、私が与えよう。 復讐の機会を。
但し、其の代償はキミ自身だ、全てを失くしたキミ自身を、私は奪おう。
其れでも、苛烈なる復讐を、破滅の力を望むなら――私の名を、呼びなさい。
(首筋へと、触れる唇が娘へと迫る。
其の代償は、昔の娘で在るならば、差し出す事は無かっただろう
其れを受け入れられぬと言うのならば、再び、其の身は破滅に飲み込まれるだけだ
だが――復讐の為に、自らをも差し出す事を、受け入れるならば。
――呼べ、と。
ただ、其れだけで、良い。
ただ、其れだけで――女の身体は、其の胎は
宛がわれた、子宮をも蹂躙せんとする魔の熱塊にて、貫かれるだろう。
其れが――代償であると、示す様に)。
■シャーロット > 「──ッ……」
蛇に巻き付かれていたそれが、抱きしめられる感覚へと変わってゆく
鞭痕や注射痕、ピアスまでもつけられた乳房は元の美しい形を失っていた
しかしそれでも触れられれば確かな感覚をその身へと返していた
僅かに身震いを覚えたのは、これから行われる契約を察してのことか、
それとも…確かな復讐劇にその身を燃やし尽くすことが出来る、悦びだったのか
擦り切れた唇が弱々しく開かれ、か細い声により、その名が紡がれてゆく
「……ルヴィ、エラ───」
その直後……どぢゅ、という厭らしい粘音と共に、下胎が貫かれた
「お゛ごッ──…♡」
──散々な凌辱を受けたそれは決して具合の良いものとは言えなかったが
■ルヴィエラ > (――嘗て数多の雄を誘い、惑わせ、虜にしただろう其の肢体
その面影は、最早苛烈な凌辱によって見る影も無い
長大な威容を誇る熱塊を受け入れても、開き切って仕舞った膣肉は
鈍い反応を返すだけに留まり、肉の筒と化していた、が――
そんな事は、構いもせぬかに、熱塊は娘の胎を貫くだろう。
響く、甘い嬌声を聞く者は他に居ない。
吊り下げられた其の身体を、力強く撃ち貫く腰が、其の尻肉を殴打し
余りにも無防備に過ぎる腹を易々と蹂躙しては、子宮孔を抉じ開けに掛かる、か。)
「―――――……ルヴィエラ=ヴァーンハイルの名に措いて、御前を食らおう、シャーロット。」
(確かに――其の言葉は、娘が紡いだ意思は受け取ったと、応える。
肉の輪へと何度も先端を抉り込み、其の度に娘の脳髄へ、人間の雄が齎す物とは違う
本能が危惧する様な純度の快楽が、込み上げて広がるだろう、か
ただ貫かれていると言うだけで、魔に抱かれていると言う実感すら与えながら
其の壊れた身体を、まるで幼子を抱きしめ、愛する様に包み込む。
気付けば其の内、戒められて居た筈の娘の両腕が
鉄の鎖から、するりと抜け落ちる様にして解放されるだろう。
そうして――一層、自らの重みによって、繋がりを深めれば
――ぐぷりと、熱塊の先端が、子宮孔を屈服させる感触を、齎して)。
■シャーロット >
「あ゛、あ、奥、おぐッ、ぅ♡♡ んぎッ♡おっ♡♡ぉお゛♡♡きもひぃ♡♡あ゛っ♡」
非れもなく、臆面もなく
その肢体を貫かれ、善がりイく
本来ならば苦痛を伴うはずの、子袋すらも貫かれて
弓なりにその背を反らし、たった一度の交わりで何度も絶頂へと突き上げられる
己を蹂躙し輪姦し尽くした、下衆のような貴族達とはまるで違う、
快楽を与える、契約の儀───
■ルヴィエラ > (乳房を両掌で鷲掴みにすれば
傷跡を残し、痛々しさすら浮かばせる其れを、柔く愛でる
根元から、乳腺を解す様にしてゆっくりと絞り上げ、先端を指先で捏ね潰し
――娘の嬌声をより高らかに鳴らす様に。
貫いた子宮孔の先、熱塊の先端が叩き付ける子宮の底を
性感帯として調教してしまうかのごとく、其の禁忌にすらも快楽を齎せば。
刹那、熱塊が、まるで予兆の如くに脈動する。)
「――――身体を、そして魂を。 ――差し出しなさい。」
(――その、言葉が。 娘が人として認識する、最後の言葉と為ったろう。
強烈に、叩き付けられる腰。 酷い結合と密着とが、娘の子宮を其の下腹へと浮き上がらせれば
その瞬間、胎の奥底で、噴出する灼熱が娘の子宮の、最も深い所を撃ち抜いて
――其の器官を、雌の聖域たる子袋を、一瞬で灼き尽くして行く。
純粋な魔力で在り媚薬でも在る淫魔の精が、娘の子宮を文字通り染め上げて行くと同時
娘の子宮が、焼け付くような熱を帯びるだろう。
其れは、子宮に、そして下腹に、契約の証たる紋様が刻まれて行くが故の
注ぎ込まれる鮮烈な闇の力によって、其の身体を、ゆっくりと創り変えられて行くが故の
――闇を宿す、証、か。)
「――――私の元へ、連れて行くよ。 其処で、時間を掛けて…其の身を、愛でよう。」
(――この場では、矢張り、庇護の力が強い。
此の儘では、必ずしも十分な力を与えるには至らないだろう。
――けれど、其れでも。 次第に娘には感じられる筈だ。
余りに傷を負い、余りに壊されていた其の身体が。
次第に、其の傷を癒し、壊れた個所を修復し、元の美しさを、妖艶さを
ゆっくりとでは在るが、取り戻し始めて居る事に)。
■シャーロット >
誰も、何も聞いていない地下牢に、少女の甘い嬌声が響き渡る
気をやってしまいそうな快楽の中で、己の胎の内へ熱の灯りを感じて
──それは、それまで感じてきた全ての凌辱すら霞むような、純粋な快楽
快楽という名の豪華に灼かれ、全身へと熱が広がり…少女の視界を白く染め上げてゆく
「き、ひッ─ぃ─♡」
自分自身の肉体が変容する、得も言い難い感覚
その中で最後に認識できたものは…連れてゆく、愛でる…という言葉
その日、地下牢に長らく幽閉され、王国貴族達の玩具となっていた少女は忽然とその姿を消してしまう
魔女とまで呼ばれ蔑まれた大罪人、シャーロットの処刑が執行される、ほんの数日前の出来事だった───
■ルヴィエラ > (――誰も、其の日が滞り無く訪れると信じて疑わなかっただろう
いや、例え其の事実が裏で明るみに為ったとて、魔女とまで呼ばれた女が消えたとは公表されぬ筈だ
既に死んだも同然となって居た筈の女が、居なくなったとて誰も恐れる筈が無い
家柄も、資産も、権力すらも奪い取られた女に、何も残って居る筈が無いのだから。)
「―――……我が家へ、ようこそ。」
(その最後の一言を、娘が聞いているかは問題では無い。
部屋を包み込む闇へと飲み込まれるようにして消える身体が
誘われる先は――王都より遥か離れた、歓楽街、不夜城、其処に聳える
『運命』の名を冠する、娼館の中――)。
ご案内:「マグメール王城・地下牢(過激描写注意)」からシャーロットさんが去りました。
ご案内:「マグメール王城・地下牢(過激描写注意)」からルヴィエラさんが去りました。
ご案内:「◆魔族の国 国境付近(過激描写注意)」にマルティナさんが現れました。
■マルティナ > 何とか魔族の屋敷から開放されたマルティナだが、人間の領土まで無事に戻れるかはまだ分からない状況であった。
何せ不審極まる風貌。
辛うじて体を隠しているのはペニスケースのみ。
しかも見た目からは分からないが、内部には触手が蠢いている。
忌々しい搾精器具だが大量のザーメンを垂れ流しにするよりはマシなので仕方なくつけている有様だ。
そして首輪の力により移動は四足歩行のみ。
使い込んで縦割れした肛門も、濡れそぼった秘部も、たわわに実った陰嚢も後ろからは丸見えだ。
こんな格好で人間に出会っても、助けてくれるのか、そもそもまともに取り合って貰えるのか不安である。
そして幸か不幸か今の所魔族にも人間にも遭遇はしていない。
国境近くのここなら潜入してきた人間ともしかしたら会えるかもしれないが、こんな有様で助けを求めてどう対応されるかは懸念事項だ。
ちなみに、魔法で飛翔しようとしたら平衡感覚を失ってあやうく大怪我をするところであった。
この首輪にはどんな形でも四足歩行以外を禁じる効力があるようだ。
魔法の発動自体には殆ど制限がないので肉体を強化する魔法をかけて、移動速度は大分早くはなってはいる。
どういう訳か屋敷に囚われていた時よりもペニスケースの刺激が弱く、比較的自由に動けているのは不幸中の幸いであった。
四足で無様に尻を振りながら、人間側の砦か野営地があると信じて道なき道を進む。
ご案内:「◆魔族の国 国境付近(過激描写注意)」にスナさんが現れました。
■スナ > 「おやおや? なんとも珍しいケモノが歩いとるのぅ。さすが魔族の国じゃ」
突然、マルティナのすぐ背後から男の声が響く。朗々とした、半ば叫ぶような声掛けだ。
そちらを見るなら、かつて王都の冒険者の宿で言葉をかわした少年スナが立っているのが見えるだろう。
王都で逢った時と違い、頭頂には狐の耳がそびえ立ち、背からはモフモフの尻尾が4本も生えている。
見通しの悪い地勢とはいえ、なぜこれほどまでにマルティナに接近できたのか?
スナの幻術をもってすれば気配を断つ、あるいは声や匂いも含めて他者の認識を欺瞞することは容易である。
「ククッ。お前さんと遭うのは2度目じゃが……相変わらずおもしろい格好をしとるのぅ。
何じゃ? それが前言ってた『あかちゃんプレイ』なのかぇ? 1人でやっとるんか?
それともまた別のプレイか?」
やはり、この痴女の振る舞いや装いはいちいち見てて面白い。
問いかけをまくし立てながらもその合間合間に、スナの喉はしきりに詰まった笑い声を奏でる。
■マルティナ > 「ひえっ!?」
思わず素っ頓狂な声が出た。
突然自分に向けてかけられる声に驚いて振り向く。
そして振り向いてみれば、暫く前に酒場で出会った奇妙な少年の姿。
やや出で立ちが違うが、やはり人外の存在であったかとむしろ腑に落ちる姿だ。
対してこちらは、今はかなり酷い格好である。
最初に会った時も大概ではあったが今はその時の最低限以下の格好の更に下。
プレイと揶揄されるのも当然といえよう。
「い、いえ……。
これは、魔族に捕まって逃げ出してきたところで……。
プレイではないです……」
期せずして顔見知りと出会ってしまい、今の状況をどう説明したものか。
とりあえず当たり障りのない範疇で簡単に、嘘もついていないしとりあえずはこれでいいだろう。
流石に羞恥心があるのと、精神的に参ってきているので覇気のない声だ。
「あの、差し支えなければ助けていただけると……ひゃうっ!?
んおおお!?
ほおおっ、おごおおおおお!!!」
話している最中、今まで大人しかったペニスケースの触手が突然活発に動き出した。
不意をつかれた形となり盛大に喘いでしまっている。
表面上はケースに何も変化はないので、スナからは何が起きているのか見ていても分からないかもしれない。
■スナ > 獣の耳と尻尾を持つ少年と、裸同然で四つん這いになり原野を歩くふたなり少女。
果たしてどちらがより『人外』に近いと言えようか?
「なるほど、ククッ……クククッ、プレイではないと。そうかそうか。
そういや前には着けとったケツの尻尾が今はないのぅ。着けとれんほどに切羽詰まってるのか、さてさて?」
スナは顎をさすりながら、芝居めいたアクセントと声色で言う。
マルティナの言う『プレイではない』という告白を半信半疑に受け取ったような、あからさまにフザケた態度。
内心ではマルティナが抜き差しならない状況にあることは飲み込めているが、どうしても軽薄に振る舞ってしまうのがスナの性である。
「助けてほしい? さて、そう言われても俺にはどうも……。
マルティナ、お前さんがいまどういう状況にあって、どう助けて欲しいか言ってもらわぬことには……おうっ!?」
振り向く彼女からなおも背後をとり、恥ずかしい2つの穴があられもなく外気に晒される様をまじまじと見ている。
すると突然、マルティナが吠えるような嬌声を上げるではないか。
スナは一瞬は驚きを見せるものの、ほぼ唯一と言っていい着衣のペニスケースが彼女に何かしていることは概ね察することはできる。
突然襲い来る快感で脚を止めてしまうマルティナに、スナはさらににじり寄る。
「ククッ、大変そうじゃのぅ。そんな調子で逃げおおせることができるんかぇ?
俺に何をしてほしい? 素直に言うてご覧」
優しく穏やかな、そしてどこか人を喰ったような声色で、スナはマルティナに語りかける。生暖かい風がムワッと股間に吹きかかる。
腰を屈め、四つん這いの彼女のお尻や秘部を覗き込むように顔を近づけているようだ。
■マルティナ > 「ほごおおおおお!!!
おっおぉぉぉぉ……!!!」
尚も咆哮のごとく喘ぐマルティナ。
スナの眼前で2つの穴が物欲しそうにひくついている。
そうして数分程、ろくに会話も出来ない程喘ぎ続けていたがそれもいよいよ終わりを迎えようとしていた。
「ひぎっ!!
いっ、いぐぅぅぅぅ!!!」
四つん這いのまま、その場で身を震わせるマルティナ。
ペニスケースの中では触手の中へ盛大に射精している。
触手が即座に精液を吸収していくので漏れる事はないのだが、吸収速度を越えない程度に射精もコントロールされている。
ただでさえ大量長時間の射精をするよう改造されたマルティナは、一度の射精が終わるまでたっぷり5分程射精中の痴態を晒す事になってしまった。
「あふぅぅぅぅぅ……。
た、たひゅけて、くらひゃい……」
射精が終わると弛緩し、地面に倒れるマルティナ。
僅かに残った力と思考力で、地面と体でペニスを押しつぶさないよう仰向けに。
そこで殆ど力尽きてしまい、スナに全く何も説明できないまま、改めて助けてと絞り出すのであった。
■スナ > 「何じゃ何じゃ、マルティナ。振る舞いだけでなくとうとう頭までケモノになっちまったんかぇ?
ほれ、俺にどう助けてほしいか言うてみぃ? 人の言葉を忘れんうちに、ほれ」
己のモノなど及びもつかぬ巨大なペニスが、武骨なペニスケースに覆われ、眼前で戦慄いている。
中の様子は伺いしれず、精液も漏れてこない。
しかし露出した他の性器の反応や巨玉の締まり具合、その奥の海綿体底部の脈動はこの近距離であればつぶさに見て取れる。
およそ人のモノと思えぬ喘ぎ声を上げ続けるマルティナに、スナはしきりに説明を促す。まともに言葉を紡げないことを承知の上で。
ふたなり娘特有の雌雄両方のフェロモンが混じった発情臭に酔いしれながら、スナは彼女が落ち着くのを待っていた。
そして、ようやく絶頂の波が終わり、仰向けに倒れるのを見れば。
スナもまた先程までの彼女のように四つん這いになって仰向けのマルティナを跨ぐ。
熱を放つペニスケースにやさしく頬ずりしながら、細めた瞳と作り笑いを彼女に向ける。
「クククッ……面白いものを見せてもらったよ、マルティナ。ありがとよ。
……さて、どうもこのチンポの鞘が悪さをしとるようじゃが。これは取れるんかぇ? 取って欲しいんか?」
スナは体勢を立て直し、あらためてマルティナの太ももを跨ぐように座り込む。少年を押しのけて立ち上がるのはやや難儀だろう。
彼女のふたなりペニスを眼下に見下ろしながら、スナは問いかける。
そして答えを待たず、彼女のペニスケースに無造作に手を伸ばし、掴む。とりあえずはぐいぐいと、レバーを回すように弄ってみる。
■マルティナ > 射精が終わり一時的に萎えたものの、そもそもが巨大な男根である。
マルティナの腹の上に広がるそれは尚も強烈な存在感を放っていた。
「はひぃ……、と、とって……」
取るだけならば強引に引き抜けばいいだけのもの。
抵抗はされるがマルティナの腕力でも普通に取る事が出来る程度の抵抗だ。
もっとも、マルティナが答える前に既にスナの手が伸びて弄り初めていたのだが。
「んひぃぃ……!
そ、そんなっ、びんかんにっ、なってるからぁ……!」
外部から力が加わり、萎えていた男根がぐにぐにと刺激を受けて再び勃起してしまった。
精液も急速に補充が始まっておりマルティナの気力と体力の回復よりも早くまた万全の状態に戻ることだろう。
「とっ、とってぇ!
は、はやくぅ……!」
今股間を苛んでいるのは触手ではなく単純にスナの手によるものなのだが、そこまで考える余裕はなくとにかくケースを外すよう頼むマルティナ。
■スナ > 「なるほど、イッた後に敏感になるのは半陰陽だろうとデカブツだろうと変わらぬのじゃな。
勉強になるのぉ……人体とはやはり面白い。ククッ。……お、また硬くなってきよる。元気じゃの!」
5分にわたる絶頂の果てにくたびれ折れるマルティナのペニスを、スナはまるで気遣い無しにグリグリと弄ぶ。
とりあえずは抜けないように上下運動は最小限、そのかわり前後左右へと根っこがちぎれんばかりに振れさせる。
徐々に抵抗が増していき、芯材が再び硬さを取り戻していくのを感じ取れば、一旦は責めから解放する。
「取って欲しいんじゃな。やれやれ、こんな厄介なモノ、取りたければ自分で取ればよかったろうに。
仕方ないのぅ……特別に俺がこのクソデカチンポの鞘、抜き放ってやろうかの」
コンコン、と爪の先でペニスケースを叩きながら、つかの間焦らすような口振りと笑みで見下ろしつつ。
痴情に弄ばれるマルティナの焦りを充分堪能したスナは、今度は両手でがっしりとその鞘を握りしめる。
「そうれ、抜くぞ……? 痛かったら右手を上げて教えておくれ」
細い両腕に力が籠もり、極めて遅いペースでペニスケースが持ち上げられていく。ずちゅ、ずちゅ、と接合部から水音が漏れる。
焦れったいほどにゆっくりと、彼女の肉棒から覆いが取り去られていく。根元が、そして肉棒の腹が、順繰りに外気に触れていく。
……と。
「……うおっ!?」
驚いたような声を上げるスナ。同時に、握りしめた両手がすさまじい力で下ろされる。
長大なペニスの中ほどまで抜かれていたケースが、再び根元まで深々と怒張を咥えこんだ。
「……ククッ、こりゃ中に何かおるな? すごい力で抵抗しよったぞ? これはちと難儀じゃの……ククッ」
抵抗されてもとに戻してしまった……これは嘘である。このまま力を籠めていればきっと抜けたであろうに。
ふぅ、と一心地つくように深呼吸をしつつ、スナは口の端を吊り上げながら、厭らしい視線をマルティナに向ける。
■マルティナ > 「いぎっ、んぎぎぎ……!」
スナがケースを引き抜く間、歯を食いしばって耐えるマルティナ。
痛みではなく強烈な力のかかる男根の快感に耐えているのだ。
とりあえず、ケースさえ取ってしまえば当面は股間を苛む快感から逃れられると信じて耐える。
だが途中まで引き抜かれたところでスナは手を離してしまった。
「ひぎゅ!?
ほごぉぉぉぉぉ……!」
抜けかかったところ、勢いよくまた根本まで吸い付かれる。
既にかなり回復してしまった精液がこの刺激によりまた搾られる事となった。
苦痛と恍惚の混じった顔を晒しながら、またもや長く引き伸ばされた射精をケースの中へとぶちまけていく。
「ほああっ、こっ、これっ、もっと強く…!
引き抜いて……!」
喘ぎ、射精しながら、スナに頼み込む。