2018/06/12 のログ
レイン・レジネス > 「あっ? あー……鼻血でちゃってる。大丈夫かなこれ、倒れないかな……?」

きぃんと耳に響くような甲高い声と、欲望に駆られて上下に跳ねる腰。
〝まだ始めたばかり〟だというのにこうまで狂って跳ね回ってくれるのであれば、この先はどうなるのかと心配せぬでもない。
最悪壊してしまいはしないか。折角手が届きそうになった宝物を、自分の手で駄目にしてはしまわないか。
幾分かの逡巡をしながらも、しかし情欲の炎は決して消えてはいかない。
固形のような性質を残した多量の精液が吐き出され、それは筒状触手を通してレインの体内に取り込まれて行く。
だがそれは、食物のように消化吸収されるという意味ではない。

「君が吐き出してる精液ね……私の子宮に注がれてるんだ。んっ……ちょっと膨らみ始めたかも。
 あんまり出し過ぎると、エインセル、私に子供が出来ちゃうかも知れないよ……?」

言葉の半分は嘘――子供が出来るかも知れない――は嘘だが、もう半分は真実だ。
自分の子宮を器の代わりにして多量の精を留め置いているのは、後で実験に用いたいが為。
膣道の奥の聖域を染められる快感に少しばかり超えを濡らしながらも、だがそれ以上に嗜虐の悦びが心を満たす。

後穴から注ぎ込まれる薬液は、途中で効力の発揮が止まる。最初の内は投与量が足りぬかと思っていたが、やがて気付く。
表面で効力を発揮している訳ではなく、胎内だ。おそらくは精嚢に効果を及ぼしているか――と、予想。
その見立ては正しかったようで、既に少女の身体には、溺れる程の精を吐き出す機能が備わっている。

「んー……♪」

その様を見たレインは、舌なめずりをして――触手の動きを止めた。
少女の肉棒は急に解放され、自分自身が吐き出した精に濡れた姿を曝け出す。
尻から注ぎ込まれた薬液は既に吸収を完了したが、それには水分の補給の意図もあった。
レインは楽しげに喉を鳴らす。その声は、〝君をこれから嬲る〟と宣言しているにも等しい。
未だ萎えず脈打つ肉棒に対し、次はどのような快楽が与えられるかと、期待を抱かせるような声と共に――

「よい、しょっ……と」

エインセルの身体は仰向けにされる。そして、胸にのしかかる重量。
背をベッドのスプリングに預けながら見上げるのは、少女のように狂いはせずとも、情欲に囚われて艶然と微笑む女の顔。
天井を仰ぐようにそそり立つ肉槍の先端が、先ほどまでの触手よりも熱い〝人の肉〟に触れ――

「んっ、んんぐぅっ……っはぁ、あはっ、はぁ……! ……っふふ、入れちゃった。
 処女は貰えなかったからね……代わりに、こっち、貰っちゃったよ……っん、ほら、どうかなっ……?」

レインは自らの秘所に、少女の肉棒を根元まで呑み込んでいた。
女の胎内は、筒触手の中とはまた異なる快楽空間と化していた。
自らの意思で狭まり吸い付く膣壁と、先端へ口づけて吸い上げる子宮口、そして膣壁に現出し肉棒を全方位から愛撫する微細触手。その全ての動きが同時に行われながら、腰が跳ね上がり、カリ首から根元までを膣口で扱く騎乗位奉仕が加えられる。

だが――だが、それでさえ、まだ途中だった。
この夜、執拗な愛撫で少しずつ広げ、あと人息で手までも呑み込むだろうまでに広げられた少女の尻穴へ、女の腰から伸びた触手が触れる。
先端だけは細いが、そこから数センチも進んで以降の蛇体があまりに太かった。女の拳の最大径よりは少し細いだろうが、手首などよりは明らかに太く、その直径が根元まで続く。
それが縦割れに変じ始めた尻穴を押し広げ、腸内へと侵入し始めた。
尻穴を拡張しながら触手は進み、腸壁を押し広げて周囲の肉穴を歪ませながら、やがて――薄壁を隔てた〝そこ〟に辿り着く。
子宮の裏、本来なら女の身体にない部位――精嚢。
腸壁越しに太触手は、その切っ先で精嚢をぐいと押し絞ったのだ。

エインセル > ぼたぼたと垂れ落ちる鼻血は、しかし少女の無意識の魔力で直ぐに収まる。
ミレー特有の強大な魔力を用いた、簡易治癒の術式が少女の周囲に展開され、ほんのりと淡く燐光を放つ。
それは、彼女との異常すぎる交わりを少しでも長く味わう為。少女自身が彼女の攻めを受け入れた証。
始めたばかりでも、今迄に味わったことのない快楽を得ているのだからこうして夢中になるのは当然の事。
そして彼女の逡巡は、しかし時を戻せる少女を相手にするならば、杞憂とも言える内容だ。
少女の命が本当に危うくなれば、自動的に生存に適する状態になるまで時間を巻き戻すのだから。
無論、彼女との経験は失われるかもしれないが、目が覚めたら目の前に彼女がいるなら、きっと結末は同じ。
ならば最早、そこに考えを浮かべる意味はなく、少女は汗でしっとりと肌を濡らしながら、ひたすら腰を打ち付ける。

「れりゅっ、もっと、いっぱ、いぃっ――レインに、あかちゃ、んっ――私、の、赤ちゃんっ――♡♡♡
 レインに、生ませ、るのぉっ――へひっ、また、で、りゅっ、じゅっかいめの、せーえきいぃいっ♡♡♡」

びゅぐん、と勢いよく吐き出される精液は、なおもどろどろと濃さを失わず、彼女の中に吸い込まれていく。
彼女の中を少しばかり膨らませるほどの量を吐き出しながら、未だに萎えるそぶりは全く見せない。
がっちりと律動し続ける肉棒は、にゅぶ、にゅぶ、と肉触手を犯しながら、十一、十二、と着実に射精を重ねた。

「くひっぅ、ぁ、ぁ、ぁあっ――は、ひぁ……おぉおおっ♡♡♡」

触手から、ぬぼん、と抜き取られる肉棒。それは、今までの攻めで湯気立つほどに熱く、むわりとした咽そうな程の性臭を放つ。
苦くてしょっぱい味が簡単に想起出来てしまうそれは、少女を今までに犯した誰の物より逞しい。ふ、と見惚れた刹那、少女の体が反転する。
そして、その上に跨る彼女。その様子に少女は確かに歓喜を覚え、そして、ふと思いついたかのように、そっと彼女に手を伸ばすと。

「……レイン、その、来て――?」

懸命に振り絞った言葉は、しかし蕩け切った思考に苛まれて最低限の意味しか持たない。
しかし、同時に二人の距離が無になると、触手とは比べ物にならない、熱く満ち足りた肉襞が少女の竿を包み込む。
極楽とはこのことを言うのだろう。彼女の中に溶けてしまったような錯覚が、今は何より愛しい。無意識の内に彼女を求めて、抱き着くように両手を差し出して。
許してくれるならば縋りつくように抱きしめながら、しかしそのまま、騎乗位――にしては若干対面座位気味の奉仕は受け入れた。
その間も、少女の後ろに忍び寄る、凶悪な触手。それは、気配はすれども目に見えることなく少女の肉穴に近づき、不意打ち気味に少女を犯した。

「へひっ――お、ぉおおおぉおおっ――おぅううっ♡♡♡お、おおぉおっ、お、ごっ、お、おぉお゛お゛お゛っ♡♡♡
 お、ぐっ、おしちゅぶ、され、でっ――い、ぐっ、でりゅっ、しぇー、え、きっ、おしだしゃ、れ、りゅぅうううっ♡♡♡♡♡♡」

びゅぐぅううっ、と、勢い良く押し出された精液は、彼女の子宮口にぶつかると、その上でなおその奥へと、噴水の様に叩きつけられる。
彼女の中を目一杯に満たそうとする、人間よりは馬や豚に近い量と勢いの射精を中にぶつけると、目の前が真っ白に染まった、長い長い一瞬に身を委ねて。
同時に、自分を愛してくれる彼女の中を、奥を、徹底的に、満たして汚そうと腰を押し付けた。

レイン・レジネス > 既に精を注がれて解れた膣内は、最初の一突きから既に少女を受け入れる用意を調えていた。
低く降りた子宮口が鈴口と交わり、吸い上げる――そればかりか往復を繰り返す度に少しずつ、狭い門が開いて行く。
内側から触手によってこじ開けられた子宮口はやがて敏感な亀頭部をずるりと飲み込み、入る筈の無い聖域へと導いた。

「ひゃぐっ! ぅ、うぁあっ、あ、入った、おく……奥まで入っちゃったぁ……!」

腹の中身を持ち上げられる絶感に身を震わせながら、差し出される手を受け入れた。
銅を抱きしめる腕をそのままにさせ、自らは少女の首を抱くようにして、騎乗位と対面座位の中間のような形で腰を振る。
上半身を密着させ、背中を反らして腰を上下させれば、既に注がれていた精がこぼれ落ちて少女の下腹部を濡らす。
そして少女の肉を搾り取る秘部の締め付け。それは普通の人間では出来ず、かと言って知性無き魔物にも行えぬ、人から成りし異形故の快楽を産む。
膣壁本来の密着感と愛撫に加え、内壁から生えて舌や指のように肉棒を包む微細触手で、女の胎内は異界の如き有様だった。
仮に後日、同じように少女が肉棒を生やしてどこかの娼婦を抱いたとしても、いかに技術で高められようが、この人外の快感を味わうことはできまい。雌の肉棒という矛盾のみを呑み込む、魔域の孔がそこにあった。

「あはっ、は、は、はひっ……いいぃ、エインセルっ、いいよ、行くよっ……!
 全部出しちゃって、残さないで、全部――っ、ほらっ、ねえ、出してよぉっ!」

腕を呑み込むにも等しい大質量――太触手の挿入。それと同時にレインは腰を深く下ろし、エインセルは腰を押しつける。
根元から溶け合うような深い接合を味わいながら、女の子宮へと大量の精が注がれて行く。
それは吐精と呼ぶよりは放精、鉄砲水のように放たれる。たちまちに子宮は埋め尽くされるも、あまりに深い挿入が故、鬼頭が隙間も無く子宮口に引っかかっていた。

「ふぁっ、あ――――ぁああ、あ、来てる、どくどくしてる……! こっ、これヤバ、ヤバいってば、ぁ、あっ!
 や、やだこれ、やっ、イくって、イっちゃうっっ、おなか膨らまされてイっ――――ぃぃぐぅうううぅっっ!」

それこそ獣に犯されたかのように、痩躯の女の腹が丸く膨らんだ。
抱きしめられた腕の中で身を反らせ、子の為の領域に未だ少女の先端部を受け入れたまま、その身体がぶるぶると震える。
絶頂の淵に追いやられた身体が地上へと降りるまでには数分の時を要した。
やがてその熱が収まり、呼吸が少しばかり整い始めた時、レインはゆっくりと腰を持ち上げた。

「んぎ、ぃっ……!」

腹に力を入れていきむと、奥まで注がれていた多量の精液が、ベッドの上へと流れ落ちる。
赤ん坊一人分の体積は優にあろう白濁液は、むせかえるような性臭を寝室へ振りまき、そしてエインセルの身体の上に零した。
やがてこの夜分の役割を果たしきったであろう肉棒は、元の陰核のように形を変えることだろう。
太触手も再び制御を取り戻したか、ずるずると長さを腸壁に教え込みながら引き抜かれていく。
女同士の交わりに明確な果ては無い。繰り返し繰り返し、いずれか、或いは双方が満ち足りるまで。足りねば後日、また後日ということもあろうが、今宵の交わりはこれまで――

「……ああ、破裂するかと思った」

――かと思った矢先。レインは、未だ些か上ずった声ながら、元の調子に近い口ぶりで言った。
その右手には、ベッドの枕元に用意していたのだろう手袋が装着されていて。
そして左手には、ここまで使われていなかったもう一つの薬瓶――感度上昇の薬液。

「治療師の代わりだよ……〝おクスリ〟を塗ってあげよう、奥の奥まで」

瓶のラベルさえ隠さず、偽る努力を何もせぬまま。レインは少女の穴を、もっと広げてやろうと言った。

ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」からエインセルさんが去りました。
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