2018/05/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 地下クラブ(過激描写注意)」にクロエさんが現れました。
■クロエ > 王都マグメールの貧民地区。石畳や土の下に作られた空間で、今日も怪しげな宴が開かれていた。
元々地下礼拝堂を模して造られたその場所は、地下水路を経て王城や各地区と繋がっているという噂の場所だ。
故に、どのような身分・種族であっても、自己責任でこの場に紛れ込み、宴の楽しみを共有する事が出来る。
――とは言え、この場で供されるものは御馳走と酒と淫らな遊び。食欲と性欲を満たす為に行われる、悪徳の巷である。
その片隅、人の集まる一角に少女はいた。右手にはなみなみと赤い液体が入ったグラスを持たされている。
今宵少女に課せられた命令は単純で、この場に来たものを持て成すこと。ただそれだけである。
それ故、少女は近くにいた客の誘いに応じ、葡萄の果実水での乾杯にお付き合いしたのだが。
「んぐ、ん、んっ、ぷふぁ……こ、れ、おしゃけ、じゃ、にゃいです……?」
男に渡されたグラスの中身は、女子供を酩酊させるために用意された、甘くて度数の強いワイン。
一杯呷れば、酒に弱いものなら潰れ、そうでなくてもくらくらとする程に酒精が回る、獲物を無力化するための品で。
そんなものを一気に飲まされた少女は、体の力が抜けていく感覚を味わいながら、ふらりとよろめき、机に身を預ける。
壇上に引き上げるか、それとも併設された個室に連れ込むか。どうするにせよ、今の少女は簡単に攫える存在だった
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 地下クラブ(過激描写注意)」にルヴィエラさんが現れました。
■ルヴィエラ > (地位も身分も様々な者が、分け隔て無く悪徳へ身を沈める平等
嬌声と悲鳴に満ちる其の場所で、机に伏せた少女へと真っ直ぐに近付く気配が在った。
灰色のフード付きローブを目深く被り、人相は判らぬ其の姿で
人混みを抜け、伏せる少女の目前へと辿り着いたならば
其の顔を、覗き込む様に僅か屈んで。)
――――………ごきげんよう、クロエ。
(―――響かせた声音は。
喧騒の中でも掻き消える事無く、余りにも明瞭に鼓膜へと流れ込む、か。
其の刹那に、少女の子宮が――否、最早堕落を刻まれた其の身体其の物が。
酒精に酔い、混濁する記憶や理性よりも先に、思い出してしまうやも知れ無い。
其の、声の正体を。)
――…さて、此方へおいで。
(掌が伸ばされ、其の身体を擁き上げる。
其の場から、浚うようにして近くの空き個室へと向けて歩けば
程なくして、扉の開閉音と、随分小さくなる、外の喧騒)。
■クロエ > 文字通り、あらゆる種族と身分が混ざり合うこの宴は、魔族であろうと咎められない。
主催者たる貴族達からすれば、自分達の目的が達成できるならば、それ以外の全てが些事になるのだ。
意中の娘が自分のものになるならば奴隷に引きずりおろすだろうし、誰かに復讐したいなら、魔族や魔物を差し向ける。
それがこの場では当然の事であり、"巻き込まれたくなければ、関与しない"と言うのが身を助ける一番の金言だった。
そんな悪徳に満ちた混沌の中、少女もまたその歯牙にかかる。
「――っ……だ、れっ……!?」
喧騒の中、普通なら聞こえるはずのない、穏やかな声が響く。
同時に、下腹部が燃える様に熱を持ち、奴隷の刻印がずくん、と瞬く。
少女は思わず下腹部を抑えると、忘れていた忌まわしき記憶がよみがえる。
――子宮を強制的に作り替えられ、淫魔のものに変質させられてしまった夜の事を。
「っ……ぐ、ぅっ……誰が、貴方のいう事、なんか――っ!」
意志の力で逆らおうとするが、以前より更に堕落した心と体は、意思とは裏腹に動いてしまう。
誘う声が導くのに従って、ふらつく足がふらりと、近くに立つローブの男へと近寄っていき、やがてその身を委ねてしまって。
どうして――と自分の行動に呆気に取られている隙に、少女は近くの個室へと浚われる。
ぱたん、と扉の締まる音。音が急に遠くなり、自身の心音が妙に五月蠅い。
ずきん、ずきん、と脈打つ様に疼く子宮は、淫魔殺しと称される男の存在に反応し、雌の相を剥き出しにしていた。
■ルヴィエラ > (――言葉が、己への反抗を示す。
くすくすと、愉快そうな笑みを零した後で、けれど言葉とは裏腹に恭順を示すよう
ゆっくりと、己が腕の中へと収まってしまった其の身体を、きっと背を擁く指先が愛でる。
己がこの場に居る理由など、きっと誰にとっても些細事だろう。
或いは聡い者なら、今この瞬間、己に、少女に関わる事がどれだけ無謀かを、知っている筈で。)
……暫く逢いに来ない間に、随分と立場が変わった様だ。
もう、可憐な騎士の心は、すっかり折れてしまったかな?
(問う言の葉が、久方ぶりの邂逅となる彼女の言葉を、求めよう
彼女を誘い、設置されている寝台へと、其の身を腰掛けさせれば
人目が無くなった事を契機に、するりと纏っていたローブを外す。
床へと落ちる布地が、さぁっと影の様に形を消して失せて行き
改めて、見覚えのある顔が、相手の目の前に現れるだろう。
正面より、覗き込むようにして身を寄せ、少女の肩を押せば。
寝台の上に裸身を晒させ――紋様に彩られた其の下腹部を、無防備に露とさせて。)
――淫魔としては、随分と熟れている様だ。
脚を開きなさい、クロエ。 ……何よりも先ずは…愛でてあげよう。
(さらり、さらり、身に纏う衣服が灰と化す様に消え落ちる。
彼女の眼前に晒される裸身は、彼女を、其の子宮を貶めた雄、其の物。
寝台の上、少女へと圧し掛かる様にして組み敷きながら、ひとつ、命じれば
顔を寄せ、額を重ね、目前にて瞳を覗き込み。 ――唇を、奪う、か。
戯れの様に、吐息ごとを奪い去り。 淫魔たる子宮を、煽り立てては
――淫紋が刻まれる其の肌へと、熱塊の先端を、ゆっくりと触れさせ、擦り付けて)。