2018/04/04 のログ
ご案内:「貧民地区・自宅(過激描写注意)」にルナシイさんが現れました。
■ルナシイ > 『...あー。死ぬかと...思ったわ...』
貧民地区にある私の自宅。
ずーっと寝転んでいた。いつもの事だ。
...ベットが血まみれな以外は。
『持病が悪化しないのが幸いだな...』
あれだけの人数で生き残れた事、武器がほぼ大破してる事。
包丁と素手のみで戦っていた。
夫が見つけてくれなければ...考えたくもないな。
『...ひと段落もついた。そろそろ...友達とか...欲しいな』
怖くて声もかけれない私は、望むようにポツリ呟いていた。
■ルナシイ > 『....ねむいな』
回復していたとはいえ、血が抜けている...。
余計な事は考えず...少し休んでおこうか。
寂しい気持ちは、夫につけてしまおう。
『ちょっとだけ....仮眠だから...いいよね』
ご案内:「貧民地区・自宅(過激描写注意)」からルナシイさんが去りました。
ご案内:「貧民地区 薄暗い路地(過激描写注意)」にクロエさんが現れました。
■クロエ > 夜の貧民地区の路地裏に、厚手のマントを着込んだ影が一つ。
影の主たる少女は、さらりとした銀髪を風に揺らしながら、足音を殺して道を急いでいた。
奴隷の刻印を刻んだ主から受けた命令は単純。適当な場所にマント以外を纏わぬ姿で降ろされ、貴族の邸宅迄帰ってくるというだけのもの。
ただし、帰路の途中で何者かに出くわした場合、それが人であろうが魔物であろうが関係なく、一晩の間奴隷として隷属する、という条件付きで。
運よく帰り着けば翌日を非番にしてもらえるが――わざわざ貴族の邸宅とは正反対の貧民地区の裏路地に下ろす辺り、無事に帰らせるつもりはないらしい。
それでも今の所はひっそりと、静かに息を殺して、どうにか進み続けていた。それでもまだ、貧民地区から抜け出せてすらいない。
「……ここを曲がれば大通りだけど、まだ人いるよね」
誰かに会えば、その時点で罰の相手が決まる。だから人気を避ける為に迂回と潜伏を繰り返す。
結果として極端な大回りを強いられながら、少女は少しずつ貴族の家へと向かう。
一夜を目いっぱい使ってどうにかたどり着けそうな程の距離を、地道に、地道に。
ご案内:「貧民地区 薄暗い路地(過激描写注意)」にジュンさんが現れました。
■ジュン > 「ふぅ…結構時間食っちまったな、んー確かこっちが近道っと」
誰かがいることなど露知らず
一人の黒衣の青年が路地裏へと入り込んでくる
どうやら目的地への近道と入り込んできたようだ
■クロエ > 夜闇に紛れる事を許さないベージュのマントを纏う少女は、人の気配を感じてひっそりと、近くの荷箱の裏に身を顰める。
極限まで呼吸を伸ばして、吐息の音すら消し去って。しんと静まり返った路地に響くのは、近づいてくる何者かの足音だけだ。
やがて声が聞こえれば、相手が男性なのだと理解して。そのまま通り過ぎてくれるのを待ちながら、ピンと意識を張り詰める。
■ジュン > 「んーしかしこうも暗いと
少し警戒しておくか、近道とは言えこんなとこじゃ物陰から襲われんとも限らん」
と歩みを遅め周囲を警戒しながら歩き出す
曲がり角の影は勿論物陰だとか積まれている荷物の影も
そして次第に何者かの隠れる荷箱の裏までたどり着き
その物陰を覗き込めば
「…なんだこりゃ…」
その視界に周りとは明らかに違うベージュの布色が飛び込んでくる
■クロエ > こうしていれば、とりあえず荷物の布袋に見えるだろう、と体を小さく丸めてマントをかぶる。
石畳が肌を擦り、小さな擦り傷を作るが気にはしない。そうして待てば、やはり見つかった様子で、こちらを認めた声が聞こえる。
後は一枚布をめくられれば少女の一糸纏わぬ姿を見られてしまう訳だが、同時に布を目くらましに駆け抜ける散弾も考えていて。
いつでも走れるように準備をしながら、相手の出方を窺う。それは静かな、しかし確かに攻防だった。
■ジュン > 「………」
布袋にも見える物体に近づき屈みこめばその物体を凝視する
実際問題自分は道を急いでいる
それゆえに近道となるこの裏路地を選んだ
しかし、彼は
「こんなこの場に似つかしくないもの見ないわけにはいかないんだよなぁ!」
布の端を掴むとそれを一気に捲り上げる
どうやら彼は自身の用より好奇心を優先するタイプであった
■クロエ > 男の手が布を掴む。その瞬間に、少女は矢が放たれたかのように横から通りへと駆け抜けた。
わざわざ布を捲ると宣言しながらの動作故、合わせるのも余裕であった。
そのまま少女は、その場にマントを置き去りに、目にも止まらぬ速さで路地を遠ざかってゆく。
その後一糸纏わぬ姿で、今度こそ戦々恐々としながら帰ったのは、また別の話である――。
ご案内:「貧民地区 薄暗い路地(過激描写注意)」からクロエさんが去りました。
ご案内:「貧民地区 薄暗い路地(過激描写注意)」からジュンさんが去りました。