2018/01/31 のログ
■リリス > 「がはっ…か…ひゅっ…っ」
木偶人形が、嘲りとともに低い声で紡ぐのはリリスのプライドを傷つける言葉。
弱くて情けない魔族と、そう言われるのにぎりっと血の溢れる唇を噛み締めていた。
赤い瞳には涙さえ浮かんでいただろう。しかし、苦痛に顔を歪めながら、痛みに言葉すらでないながらも、罵る女性に恨みを込めた視線が睨めつけていた。
そんな気の強さを見せるリリスの唇に、男の凶器がねじ込まれれば痛みがなくとも、言葉を発することは不可能になった。
「えぐっ、ぅぇえっう゛ぅ゛――っ」
ごりっごりっと喉をえぐられるたびに、血混じりの胃液がせり上がってくる。
それを押し込むかのように、食道にまで到達する凶器が先走りの苦い液体を胃の中へと流し込んでくる。
瞳に涙を浮かばせ、苦悶に顔を歪ませながらイラマチオをされ次第に腰の動きが小刻みに速度をあげていく。
ぐぶっと一際深く男根が食道を貫き、男の茂みがリリスの顔に押し付けられると固形物のような雄臭い白濁が溢れかえる。
ごぶっと唇の隙間から、白濁が飛び出すような勢いで注ぎ込まれた後、尿道の残滓すら吐き出すようにぐりぐりと左右にねじられれば、柔らかな喉の粘膜に擦りつけられてゆく。
「ごぼっ、ごふっげふっ…っころ、してやるわ、八つ裂き、にして、火炙りにして、消し炭にして、やるんだからっ…ちょっと、なによ、それ…っ嫌っ、やめなさいっ、離せばかぁっ」
美しいものを糧とする血の性を持つが、それでも淫魔の血は多少なりとも精を取り込んだことで体を活性化させて傷の治りを早くするようで、先程よりもしっかりと声が出るようになっていた。
しかし、クリアになった視界に映るのは、家畜に焼印をおす時に使うような焼き鏝だった。
声が出るようになったとはいえ、内臓を傷つけられ、肋骨をへし折られた体にはまだ激しい痛みが残っている。
その上、リリスを上回る怪力の前になすすべなくうつぶせの状態にされれば、いくら気丈に振舞おうとも焦った声になってしまうのは致し方ないことだろう。
スカートが捲り上げられ、まじまじと男達に見つめられて頬が赤く染まっていく。
男の手がねっとりと掌で撫で回し、ショーツを引き降ろせば白い臀部が完全にさらされてゆく。
「いやぁぁあああーーーっ」
焼き鏝から感じるのは、強い魔力の波動でまるで熱した鉄を近づけられているような熱に似た魔力が肌に近づいて来るのが分かる。
じゅぅっと魔力によって焼き付けられる感覚に、リリスの唇から悲痛な悲鳴があがる。
わなわなと唇を震わせるリリスは、まだ何を描かれたのか分かっていなかったが、男たちの手から逃れようと体を捻ったリリスの視界にコンパクトが入ると、そこに映るのは人間用肉便器淫魔と、くっきりと尻に刻まれた文字だ。
「わ、私が、人間の肉便器ですって?!ふざけないでっ、私は吸血鬼の始祖の血を引く魔族よ、こんなことしてパパが許すと思ってるの?!」
さぁっと血の気が引くとはこういう感覚なのだと、理解するが屈辱的な文字に怒りを顕にしながらも、父にすがる言葉は虚勢にしかならないだろう。
■淫蕩の迷宮 > 今にも吐き出しそうな声を発しつつ、肉棒を強引に飲み込む彼女の胃へ、生臭さすら感じる雄汁の固まりが注がれていく。
それが彼女を少しだけ癒やしたかもしれないが、焼鏝をみるや言葉があっという間に弱気に変わる様に、屍達の口角が上がっていった。
この現状を楽しむように彼女を組み伏せ、尻肉に印を焼きこんでいく。
肌の張り付く感触すらも与えながら、印がペリペリと剥がれていけば、白地にくっきりと赤黒い文字が肉便器と焼き入れたように残っていった。
『……』
立場と、父の威光にすがる少女の姿は奴隷市場にあったなら滑稽だと笑い飛ばされそうなもの。
だが、無表情に彼女を見下ろすだけの死線の数々も、プライドを一々逆撫でするはず。
そんな彼等の一人が彼女の首根っこを捕まえると、野良猫でもつまみ出すかのように華奢な身体を引きずり始め、いつの間に準備されていたのか、金属製の椅子の前へと引きずり出す。
フットレストとアームレストのついた椅子は、さながら分娩台のような形状をしており、そこに投げ捨てるように座らせると、屍達は革のベルトで四肢を固定してしまう。
ぎっちりと締め付けるようにすると、後ろにあった機械から、肉のケーブルにつながれた鉄製の兜のようなものが伸びていき、彼女の頭にかぶさると、目元が兜の一部に覆われていき、更に唇には酸素マスクのようなものを充てがわれていった。
固定された機器、マスクの方からは濃厚な媚薬の霧が溢れ始め、マスクに包まれた鼻と口には淫魔の彼女にとっても理性を溶かすような麻薬じみた成分が入り込もうとするだろう。
そして、視野にはフラッシュのような光とともに、強引に脳裏へ言葉を焼き付けようとしていく。
『精液は餌』『精液をくれる人は全て美しい』『精液の為に生きる肉便器』『性処理用淫魔』等など。
彼女の存在を脳内から書き換えんとするように、洗脳教育を掛けつつ、肉の触手がメットから伸びると、耳へと入り込む。
細い触手が直接脳へと鼓膜を通り抜けて入り込み、微細な電気を流して、言葉への抵抗力を削ごうと弄くり倒すだろう。
美しいものからしか糧を得られないなら、全てを美しいと思えるようにしてしまえ。
先程までの流れから迷宮の意志はその答えにいたり、彼女を精液に飢えた牝淫魔に堕とそうと、遠慮なく人格を壊そうとしていく。
■リリス > 「な、なに見てるのよ、ほんとなんだから。それに、パパがいなくったって、お腹が痛くなければあんたたちなんてっやっあっ、何っ?!」
焼き鏝が、ぺりぺりと肌から剥がれていく感触が、気持ち悪い。
くっきりと刻まれた文字に、絶望やら悔しさやら悲しさやらが胸の中でごちゃまぜになって涙が浮かぶ。
父の威光にすがるのを、嘲笑するでもなくただ無感情に見下ろす視線に苛立ちが募る。
自分の力だけでも、彼らを倒せるのだと虚勢を張るが内臓が傷つき肋骨をおられた状態では、手も足も出せずに彼らに押さえ込まれているのが現実。
その上、野良猫でもつまみ上げるかのように首根っこを掴まれ引きずられた先には、まるで分娩台のような金属製の椅子があった。
嫌だと暴れようとすれば、するだけ腹部が鈍く激しく痛み人間離れした怪力の前に為すすべもなく革のベルトで固定されてしまう。
足を大きく開いて、屍達のまえに座る格好に顔を真っ赤にさせて足を閉じようと力を込めるも、びくともしない。
リリスの死角となる後ろから、突然視界が塞がれると同時に、唇と鼻もマスク状の何かに覆われ、そしてそこからどこか甘く感じるようなガスがあふれてくる。
「…あ…あ?…ぃや…パパ…ぱ、ぱ…」
淫魔の血を引くリリスにとって、人間が使う程度の媚薬であればどこ吹く風といったところだったろうが、マスクからあふれてくるのは淫魔の理性すらも溶かすような強烈なものだった。
兜に覆われた赤い瞳が、次第にとろんと蕩けて大きく開いた足の間、秘裂からはとろっと蜜が溢れてロウソクの光を反射しはじめていた。
そんな思考を溶かすガスとともに、塞がれた視界の中で光がフラッシュしては光とともに強引に言葉が脳裏へと入ってくる。
ぴくっぴくっと言葉が刻まれるたびに、抵抗するように体が戦慄きフットレストに爪が食い込んでゆく。
ずりっと耳の中を細い触手が入り込み、鼓膜の先へと通り抜けると脳へと直接電気のような刺激でリリスの感覚や認識を強制的に書き換えてしまう。
「わたしは…吸血気の始祖の娘で…あれ…?精液がらいすき、れ…精液のために、生きる肉便器で…せーえきが餌の性欲処理用の淫魔れ…」
つぅっとマスクの隙間から唾液が幾重にも伝う頃には、ぶつぶつと脳裏に響く言葉を反芻するようになっていた。
吸血鬼の始祖の娘というリリスのプライドが、性欲処理の肉便器というものに書き変わっていく。
ご案内:「王都 富裕地区のとある屋敷(過激描写注意)」から淫蕩の迷宮さんが去りました。
ご案内:「王都 富裕地区のとある屋敷(過激描写注意)」からリリスさんが去りました。