2018/01/06 のログ
■レイン・レジネス > 肌と肌の間で熱を持ち、粘度を増して行く薬液。
それはきっと本来の成分ばかりでなく、汗や、淫らに濡れて零れた蜜が混ざったからなのだろう。
甘ったるく鳴く声を聞けばまたなんとも楽しそうに、触手の群れは少女の身体を嬲り返す。
背を反らせようが身もだえしようが、両腕と、無数の触手は少女を決して逃がさない。
「シチューちゃん……美味しそうなお名前だねぇ……。
身体の全部でいやらしいことするのが大好きなシチューちゃん……あはっ、かーわいい」
快楽に身を躍らせる少女を見ても、寧ろ淡い乳房への責めは苛烈さを増す。
小さくも尖りきった先端へねじ状に巻きついた微細な触手は、男の根へそうするように上下に動き始める。
指では決して与えられない、粘液で密着してしごかれる快楽は、強さもそうだが休むタイミングが無い。上へ昇る時も下へ降りる時も、常に少女の快楽神経に電流が流される。
「私はね、レインだよ。レイン・レジネス……おっきなおうちに暮らしてるんだぁ。
シチューちゃんもおいで……? 広くて、あったかくて、気持ちいいよぉ……ふふ」
太腿を撫で擦る触手達は、少しずつその箇所を上へとずらして行く。
これまで直接は触れていなかった二つの孔――蜜液を零す膣口と、交わりの為でない不浄の孔へ、くっと押し当てられたのは指を三本束ねた程の太い触手。
身体を嬲るものより一層粘液を分厚く纏ったそれらは、自分が触れている孔が処女地であるかを確かめようと、切っ先を僅かずつ潜らせようとしている。
もし――もし少女が、受け入れられる程に身体が慣れていなくとも。その二本の触手は幼穴を緩めようと、媚毒を吐きながらの愛撫を続けるだろう。
「やだって言っても、攫っていくけどね……――んっ」
そして女はついに、自らの唇で少女に触れる。
〝むねも、おまたも〟と少女は言った。だがその前に確かに〝お口も〟と――聞いた。
まるで貪るような口付けから、その舌は少女の舌を絡めとらんとして、唇を割り開いて奥へ進もうとする。
そしてまた、口付けさえも人外の業。
舌ばかりでない。口内から伸びる触手が、少女の舌裏を這い舌の根を捕らえ、喉奥までも媚毒を塗りつけながら犯そうとするのだ。
まるで異形の快楽を教え込むように。
他の、このような技を持たない誰と口付けても、心のどこかに不満を残すように。
■シチュー > 身体中をぺとぺとにしていく。触手がいじくりまわしてくる肌はどこも気持ちがいい。気持ちよすぎて息が詰まってしまう。獣耳がぶるぶるぶるっと大きく震えまわって、この快楽の渦から逃れようと眉根を下げて首をよじるのに、かえって両腕に囚われてしまって上げる悲鳴は、たとえばこんな……。
「はあっ、はああっ、ああああっ、あぁああぁぁ……っ!
やぁあっ、やあぁぁ、はなしてええっ、はなしてええぇぇえぇっ……!
はなしてくれなきゃぁ、っ、ぁああっ、あああぁっ、……あっ、……あぁああ……」
ぐうっと伸びた首筋が、ぐぐ、ぐぐぐ。筋が浮かんで悶えた。眉根を寄せてあまえんぼな声になるのは、肩や腕や足や。いろいろな場所を同時に責められ性開発された腕で乳首を攻め込まれたから。巻きつかれた、こりこりに固まった乳首の先を粘液まみれの触手に扱かれるとぶるるるるっ!腰が大きく揺れて。目尻がとろんと落ちていく。
「レイン……、レイン……すてきなお名前……。
うん、……うん……。レインのおうちに遊びに行きたい……。
ぁっ、あっ、あっ、やっ、……ああぁ、お手て、お手てが僕のだいじなとこっ、
だいじなとこにはいっていっちゃっ、はいってきちゃっ、……あっ、あっ……あっ……あっ……っ!」
どことなく気品のある顔つきは、その大きな屋敷に住まうという台詞で理解できた。
上流階級の名に瞳を細めてうっとり呟き。彼女の広い住まい様子を想像して胸踊らせつつ。撫で回される太腿に足先の指がでたらめに引き攣って。その手先がずれていくと、とたんに声音が慌て始める。自分からお強請りしたのに、いざ触手が動き始めると怯えたように身をすくませ。けれど両腕で包まれて動けない四肢。三本束ねの太い触手を膣口と不浄の孔に押し当てられて、ひどく取り乱したように震えた。
媚毒を吐きながら濡らされる膣口や不浄の孔はどちらも青い芯が残った硬さがあるが、どちらも慣らされていて。切っ先がぐっと甘く抱きながら震えている。
「あ……、ぁ……。れい……ん……っ、
ふっ、ふううっ……んんんんっ……あぅ……っ、あうううぅぅ……っ!
んーっ!んーっ、ううー!」
唇に触れられ。熟れる少し手前のさくらんぼめいた柔らかい唇が彼女の唇に塞がれて悶絶した。貪られる口付けに、ひっきりなしに荒ぶる呼吸。甘く鼻を、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、鳴らし続けて。口の中にしのんでくる舌を必死にまるめた舌で迎えようとするのに。絡むうちにその彼女の柔い舌、舌から伸びる無数の触手が口いっぱいに広がってくる。自分という存在を口の中から犯されていく快楽に双肩をすぼめ、呼気も追いつかずに顔色が真っ赤に染まっていく。涙の粒が膨らみ、股座は前後ともいじられて逃げ場の無い腰裏が追い詰められ、なよなよと揺すりながら愛液と腸液に媚毒のまじったなまあたたかいものを相手の下腹部に塗り広げ。咥内に唾液が溢れ出て相手の舌や触手を濡らす。
■レイン・レジネス > 高く上がって切羽詰る声。悲鳴のようにも聞こえる。はなして、とも言っている。
けれどもそういう言葉は、嗜虐的な欲望を煽る興奮剤に他ならない。
どんな植物より魔法生物の体液より、覿面に効果を発揮する最良の媚薬――少女の喘ぎ鳴く声。
女の口付けはまた少し荒々しくなって、少女の舌を吸い出し、上下の歯で軽く押さえつけるほどのものになっていた。
互いの身体は酷く濡れている。少女の溢れさせた愛液や腸液、触手が溢れさせた薬液や、女自身が零した蜜もあろう。それが淫らな音と匂いを育み、野外での交わりは愈々過激さを増して行く。
少女の口内へと流れ込む唾液に混ざる甘ったるさ。少女の唾液を絡めとりぬめりを増す舌と触手。口唇の交わりだけでも高みへ導こうと、少女の舌裏の血管を擽りながら――
「ん……っ、ふぅ、う――んんっ」
少しだけ硬さが有った。だがそれも不慣れだからでなく、まだ幼いからだろう、と。
両門を押し広げた二本の触手は、指や男根では決して届かない場所まで一息に潜り込んだ。
膣内の壁をぞりぞりと擦りながら、子宮口にまで食い込み。
腸壁に媚毒を塗りこみながら、奥底を知らぬ肉孔を数十センチも這い上がり。
だがその行為に痛みは薄く、寧ろ多大な快楽ばかりがあることだろう。
全身へ与えられていた愛撫など、緩やかな、ただの前戯だった。それを思い知らせるように、太くしなやかな肉触手は蠢き始める。
小さな肉孔を馴染ませるように、始めは小さく震えるように。そして次第に、引き抜き、押し込むような交わりへ。
幼い性感帯全てを暴きたて、脳裏に快楽の地図を仕立て上げる作業は、小さな身体には過酷な快楽の地獄――あるいは天国か。
「だいじなとこ、全部もらっちゃうね……?」
口付けの合間、唇を開放して、耳を擽るように囁いた。
脚を少女の脚に絡め、全身を密着させて――手足は互いに動かせない筈なのに、少女は無数の手に犯される。
口も陰核も胸も、脇腹も背も大腿も足裏も、耳も舌も首筋も喉も――。
だがやはり、何より激しく少女へ快楽を注ぎ込むのは、二つの穴に突き刺さる禍々しい触手。
それは少しずつ、往復のたびにほんの少しずつだが膨れ上がり、直径を拡大して行く――少女の身体を、己の好む行為へ適応させる為に。その拡張行為にさえ、冒涜的な快楽が伴うのだ。表面的な合意こそあれ、それは全く陵辱と呼ぶべき行為であった。
■シチュー > あーーーーぁあううぅうう、とか、んーっ、んーっ、んーっ、んーっ。という方か。
これらが彼女の甘く激しい、きっと彼女のほかにその口付けを与える事も、今このひとときを思い出させる事も敵わないほどのキスで咥内にくぐもった甘い悲鳴だ。舌をおさえられたまま喉を震わせているために、そして、あまりの気持ちよさで脳裏が焼ききれそうなために。甘ったるい雌の発情した鳴き声へとうつろっていく。
お互いの濡れた温かさが触手や、ほそい相手の裸身の間でぐちゅぐちゅと水音を繰り返し、野外なのに寒さは全く感じなくて。
もっともっと。もっともっと彼女と繋がりたい。彼女とくっつきたい。
そればかり警笛のように頭の中でがんがん鳴り響いて、目つきはますます潤む。
「あううう、あううううううぅ、んううっ、れいん……っ、れいんんんんっ……、ぼく……、ぼくぅぅぅっ……、おくちで……はっ、っああっ、あああああああっ……!」
舌の裏は、陰核。舌の表は、前の割れ目。喉奥は、膣。いつのまにか自分の口と性器が繋がってしまったような心地。喉奥の膣を触手で責められたまま舌の裏にある細い血管を捲くられた時に泣き出しそうになった表情。とたん、彼女へ濡れた下半身をきつく押し付けるのは、相手の誘うまま口唇の交わりだけで一度絶頂を迎えてしまっている様子を外気や外野に見られたくない羞恥心からで。高みへ導かれた事で大きく浅い乳房が踊る。
「んふうううううううううっ!……ふっ!ふうううっ!?
んー!ふうううう!んーんっ!んーんっ!んんんーっ!んっんううううう!」
達して敏感になった身体。そこへ前後孔へ太くも男根よりも長くたくましい触手が潜り飲んできて、目を白黒させた。ガタガタガタガタ。顎を震わせるように小刻みに痙攣させて、目を大きく丸めて左右に首揺らすのに、膣も後孔もどんよくなほど。気持ちよさに貪欲はのどに触手を抱きしめる。まだ幼く、なんともいえない固いしなやかさで膣を這い上がる触手を窄め。後孔の、膣とは違うぎちぎち締め込む濡れ肉がその触手をおしゃぶりするのが触手で繋がる彼女に伝えられ。どちらもぶわあっと熱を膨らませた後にはしたないほどの蜜を漏らしている。
「んっうう……っ!……はあああっ、はあああっ!
はああっ……はあっ……はあっ……、はあっ……。
あぁ……レイン……。レイン……。僕のだいじなとこ……ぜんぶあげるよう……。
――あッ!ああああああ!あああーっ!ふぁあああああっ!
れいんんんっ!ああぁああっ!僕ぅううっ!僕のぜんぶうううっ!
だあああめえっ!だあぁめええになっちゃううからああっ!」
唇を解放されて、久しぶりの呼吸を喘がせる。耳元の囁きにきゅむ、と甘く胸の痺れが走ると同時に恋する乙女の目つきで彼女を見上げて。
脚と脚が絡められると、同時に無数の”彼女”に犯されていく。
――ひとつに溶け合う気分になった。彼女の快楽地獄にも快楽天国にも、ずっと住まわってみたい。いつまでも相手に抱かれていたい。自分の上げた甘い悲鳴すら遠くに感じながら、前も後ろも締め付け、深く挿入されるほどぷっくりと下腹部を膨らませて、その上からなでられ。孔を拡大されて、身体中を撫で犯され、彼女に冒涜される嬉しさに泣き叫ぶミレー族は口端から大量の唾液を零しながら、ぴたりとくっつけた脚間から小雨のような蜜を濡らしながら、ただ相手の腕の中で四肢を獣耳を尻尾を踊り狂わせ、相手に陵辱される喜びに顔を輝かせて微笑んでいる。
■レイン・レジネス > その恋慕の表情は、アルコールの酩酊の為か薬の幸福感の為か快楽の為か。
いずれであるかを悟る術など、この女は持ち合わせていない。
そういう〝全うな〟関係性を築く術を、怠惰が為に磨いて来なかったからだ。
触手に全身を愛撫され、胎を軽く膨らませられた少女を愛しいと思う。だが、それに応じられる言葉を持っていない。
出来るのはただひたすら快楽を与え、よがり狂わせることだけ――
「ほら、しっかりして……? まだ終わらないよ、まだ……」
女の交わりは――そして触手の交わりは、雄のそれとは訳が違う。
放って萎えれば終わりの雄と違って、女の交わりは力尽きるまで何時までも続けられる。
触手は決して萎えることなく、飽くことも無く、少女の幼い肉体を拡張し続ける。
もう男の根も易々と咥えられるだろうか。或いは大ぶりな玩具でも、指の四本や五本も押し込めるかも知れない。
だが、喩えそうなったとしても女は飽き足らない。
もっと、もっと狂わせてやりたい。自分から離れられないように、快楽で壊してやりたい。他の女や、男や、獣では満ち足りない程の快楽を与えてやりたい――独占欲が嗜虐を加速させる。
両穴への抽送は、二人の体液を飛沫と散らす程になる。少女の耳を侵すのは舌や触手ばかりでなく、自身の身体から発する淫らな水音さえだ。
「……まだ、まだ……まだ、これからなんだからっ……!」
やがて――頂の、幾度目か。女自身も精神的絶頂に脳を蕩かされた頃。
少女の二孔を埋める触手は、更に奥へ進もうとし始めた。
後孔を押し広げる触手は結腸をも埋めつくし、その長大な空間を最大のストロークで往復する。全てが引き抜かれて行く感覚の直後、引き抜かれて丸く開いた孔へ再び押し込まれる触手は、最初の挿入時からは比べようも無く肥大している。
だがその責め苦さえ、膣内を押しあがる触手に比べれば――。
子宮口に沈み込んだ先端は、執拗に、入念にそこを広げながら身を食い込ませて行く。女の女たる根源の器官が、言葉の通りに捧げられ――いや、奪われて行く。
決して届いてはならない場所への挿入。そして同時に、子宮の中へと射精の如く放たれる、熱く粘ついた媚毒の原液。きっとそれは少女の体躯からして過剰な程の量であったが、女にはそれを慮る理性など残されていない。
冒されたと言うなら、狂わされたと言うなら、彼女もそうだからだ。
愛らしい獣に魅入られて、全霊を尽くし犯し奪おうとする彼女の試みは、空が白むまで続くことだろう。
その果てにもう一度彼女は問うに違いない。〝おいで〟と。
恋愛だとか、愛情だとか、そういう感情ではない。
〝これ以上なく情欲を駆り立ててくれる少女〟を手放したくないからと、女は願うのだ。
その時はきっと、初めに出会った時と同じような、幾分か気取った真面目な顔をして。
だが、指先に〝あの〟触手を伸ばし、視界にちらつかせながら言うのだろう。
■シチュー > 身体じゅうを触手が這い回る。彼女の腕に包まれる。媚毒と触手に包まれる。互いの蜜と雌の汗を身体中をこねくりまわしてぬくめていく。ミレー族の雌のよがり声が裏路地に繰り返し響き。相手の耳朶を何度も震わせていく。彼女の手のうちを見下ろせば、そこには身体じゅうを真っ赤に熟れさせて彼女の内で快楽によりのたうち回る愛獣の姿があった。大きな嬌声と、口端から溢れる唾液。
口付けだけで達してしまった、その相手の唇に呼吸を欲するように口付けを返していく。
「はあっ、はあっ、はあっ……、はあああっ……、あぁ、……あぁぁぁ、
息がっ……息がとまっちゃう、ふ、んんっ、んんっ、ふっ、
ふぁ、ふぁっ、ああっ、レインっ、レインっ……!」
目元を赤く腫らして、小鼻をふうふうと興奮に荒ぶらせて。彼女と触手との交わりに溺れていく。一度彼女の禁断の味を知ってしまえば、前の孔も後ろの孔もぐんぐんと膨らむように拡大していき、太い触手を美味しそうにおしゃぶりをしはじめる。くっちゅ!くちゅっ!くちゅっ!くちゅっ!くちゅううっ!何度も寄せて引いていく強烈な圧迫感と愉悦で下腹部が焼けてしまいそうなほど熱い。涙目になった。身体が縮こまった。大声で鳴き出す寸前の幼い子供の顔つきになった。
背中がくねる。小股が濡れる。気持ちいい、気持ちいい。彼女のぬくもりで身体の外も内も包まれる。ああ、ああ、ああ、ああ。吐く息が幸せな色を伴って狂おしく相手の首元や耳朶、額や頬に吹きかかった。
「いっ、ぃあああああああああっ!
レインっ、ぁ、……ああっ、……ああああ、ああああああっ!あああああああっ!
深いのおおおおっ!お尻もおおおっ、前もおおおおおおっ!
はっ!はっ!はああああああんっ!そんなに広げられちゃやぁあああっ!
僕の中とろけちゃうううう!僕おかしくなっちゃうからあああああっ!
あぁぅっ、あぁ、あぁあっ、あーっ!あああっ、あああーーっ!あああああっ!
レインんんんっ!れいんんんんんんっーーー!」
絶頂を幾度通じて、身体はいくらか解れて、触手の滑りは容易くなった。
その隙を責める太い触手。極太の触手が結腸の奥を叩いて、一気に皺孔から外に吐き出された。狂ってしまったような大きな鳴き声。そして全身が震え上がる。身体が受け止められる限界を超えた快楽が胸の上までせり上がったかと思えば、子宮口を無理矢理割り込んでいく太い亀頭めいた触手。感じてふやけていた子宮口がぐりゅんとめくれあがって、そのぽってりと肉厚な雌の輪が触手を愛おしそうに抱きしめ。内側、子宮の天井を触手が奪った時――激しく全身を悶絶させ、大声で真っ赤に茹で上がった雌が鳴いた。彼女の腕の中で赤子のように泣き叫び、鳴き叫んで。狂おしいほど甘く扱き上げていく触手の先から吹き上げる媚毒の原液が子宮じゅうを満たしていく。卵管すら、彼女の媚毒にまみれていき。相手の身体と触手に手と脚を絡めて、数度肩を上下させれば、もう身体は相手を求めている。「もっと、もっと……して、して……?」涙の粒を膨らませながら、そう何度お強請りするだろうか。女同士の交わりに、終わりはないと身体で覚えるほど。
……そのまま、空が白むまで。彼女の色に染まりきった雌は大声でよがり、股座を濡らし、触手を前後で飲み込み続けた。その果てで媚毒まみれになったまま。全身犯され奪われた後。「おいで」と改めて問われる。その指先の触手が自分に向けられる。
それをしばらく、まだ興奮もおさまらないままの表情で見ていたけれど。
その意味をようやく知ると、困ったように眉根を下げて。ゆっくりと首を降る。
「ごめんなさい、レイン。
僕のご主人様は、ひとりだけ。
レインとご主人様両方に仕える事は、できなくて……」
そう告げるなり、謝罪とばかりに触手の先に唇をすぼめ。ちゅっ。淡くリップノイズを浮かばせて。白む空の下で、「またね」と笑顔で手を振るのだった。
ご案内:「市街地(過激描写注意)」からレイン・レジネスさんが去りました。
ご案内:「市街地(過激描写注意)」からシチューさんが去りました。
ご案内:「王都の傍(過激描写注意)」に淫蕩の迷宮さんが現れました。
■淫蕩の迷宮 > 魔導機械、財宝を求めて消えていく冒険者や行き場を失った女性達。
そしてそれらを助けようとして、同じく捉えられる女性達。
噂にあり、確かに見たことがあるものも少ない迷宮。
今日は王都の傍にその入口を開いていた。
洞窟らしき岩の入り口の奥は、真っ暗で先が覗けず、代わりにそこが噂の迷宮だと思わせる証拠は見える範囲にある。
周囲とは不自然に切り替わった土の色、入り口の縁には機械的な金属に変化した場所もあり、明らかにここにはなかった場所だと示している。
先日入り込んだ客の救助に来るか、それとも迷い込むなり、冒険しにやってくるのか。
それはここを訪れる来客次第だ。
ご案内:「王都の傍(過激描写注意)」にシルヴァさんが現れました。
■シルヴァ > 「此処のようですね」
少々不自然にも思える闇を纏った洞窟の奥、土の質に入り口の縁にも不自然な所が見え、救助依頼を請けて探していた迷宮だと確信して思わず呟く。
灯を翳しても光を通さぬ様子の闇にどうしたものかと悩むが、依頼を受けてやってきたのだから引くわけにはいかないと迷宮の中へと進んでいく。
中で待ち望んでいるものや、己の辿る運命等見える筈もなく、助けを待っている者がいるのだから行かなくてはと使命感から。
■淫蕩の迷宮 > 本日の獲物がかかったらしい、迷宮から一歩踏み込めば、そこは王都と繋がっているようで、つながっていない。
魔物の胃袋へ入り込んだと同意義の場所は、暗闇の中、彼女の明かりで全貌を現す。
ところどころ機械のような何かが露出した岩肌、凸凹の地面、緩く尖った鍾乳石らしいものが生える天井。
暫く置くへと進めば、不自然なほどきれいに作られた石の扉が現れる。
魔導機械の内側に描かれるような、幾何学模様が描かれた両開きの扉。
押しても壊そうとしても、開かず壊れずの鉄壁な門だが、その前には石柱があり、その表面には文字が削られている。
『この先は魔の領域、進みたくば女を捧げよ。そして名と共に苦難に進むことを誓わん。叶うなら、そなたに魔導の叡智を授けよう。適わぬ弱者なら、その身を頂こう』
仰々しい古臭い文字がかかれている石柱の前には、柔らかなゴム状の物体で作られた椅子のようなものがある。
一部がくぼんでおり、それは言葉になぞらえるなら、剥き出しの股座をかたどったようなもの。
その証拠に、先に入った女性のものなのか、ねとねととした愛液らしいものが、僅かにこびり付き、淫靡な香りを広げていた。
■シルヴァ > 暗闇の中をしばらく進むと灯が勝り始めたのか、辺りが見渡せるようになる。
凸凹の地面や鍾乳石が生える天井は理解できるが、岩肌のところどころが何かよく解らない。
今の所買いがなさそうな感じにさらに奥へと進むと目の前に現れたのは石の扉、こんこんと叩いてみたり押してみたりするが壊れそうな様子も開きそうな様子もなく扉を探り始める。
描かれている幾何学模様には気が付いて何かあるのかと見ていくが、パターンの量に判断出来るはずもなく、辺りを探り始める。
門の前にある石柱を見ていくとここで初めて理解できる文字が彫られているのに気が付き読んでいく。
「この先、進む捧げよ。名と共に進む誓わん。叶う、叡智を授ける。叶わぬ、頂こう」
読み取れたところだけを口に出し、考えながら軽く周りを見回すと気が付く椅子のようなもの。
一部がくぼんでいて股座をかたどっている事には気が付き、さらに調べるとねとねとしたものが付いていて、何もつけずに座ったようにも思える。
僅かに香った隠微な香りが理性を少々蕩かせ、思いついた事が間違っていないと後押しした気がする。
自分一人、誰も見ていないのだから試してみても良いかと考え、鎧を外してズボンなども脱ぎ、チュニック一枚のみ纏っている姿で窪みに合わせて椅子に座る。