2018/01/04 のログ
■ガリア > ―――……ふ…抱いた相手に慰められてりゃ、立場ねェな…。
(――罵詈雑言を投げかけられたって、不思議ではないのだ。
己が、自分の意志で女を喰らうのとはまるで意味合いが異なるのだから。
其れでも、己を見上げる娘の瞳が、笑いかけてくれるなら――せめて、微苦笑為れど、笑みを返そう。
其れで完全に赦されたとは思っていないが…其処まで言ってくれる娘を前にして
何時までも凹んでいたならば、其れこそが情けなくて死にそうに為る。)
………どうせなら、もう少し口説いたりしてから手ェ出したかったぜ、全く。
……ん? ……マジでか? ………王都の騎士が相手です、で通じたりしネェかね…。
(紡ぐ、軽口めいた言葉は、けれど穏やかな響き。
ただ、其の後に紡がれた一言と言うか、告白には――
少しばかり考えて、真面目に己の立場で吊り合うのか、だとか。
彼女の家柄がどの程度の大きさなのかまでは把握していないが
確かに…なんだか、そんな事を聞いた覚えが在る気がしてきた。)
……なら、御前は? ……や、俺の事知らないだけなのかも知れんが。
……騎士団遊撃人員のガリアだ…知らなかったら、そう呼んでくれ。
(柔い口付けに、僅か双眸細める。 ふぅ、と、今度は大きく、余計な力を抜く様に吐息を零せば。
重ねる口付けを、深く、其の舌先をも愛でる様にして、ゆったりと絡め、擦り上げよう。
そっと、娘の腰を僅か抱き寄せれば、精に満ちて、膨らんだ子宮の奥へと亀頭を押し付けて
緩やかに奥底を、例え発情の熱が落ち着き始めたとは言え、絶頂に苛まれて鋭敏な其処を
今度は、本能の暴走めいた形ではなく、理性を確かに、意思を持って捏ね上げる。
先までの暴虐的な抱き方の埋め合わせめいて、穏やかに、娘の子宮を悦ばせる様に愛でる
其の下腹に刻まれる紋様が、もし、己を認めているのならば――
己と言う存在を、其の身体に、心に、刻みつけて、覚えて貰おうとする、様に)。
■クロエ > 「――でもさ、そうやって落ち込んでくれるの、ちょっと嬉しいかな。
君がボクの事をちゃんと考えて向き合ってくれてるって証だから、さ」
少女はふわりと微笑んで、優しい手つきで己の腹を撫でる。
中に生まれたであろう、小さな小さな命が、ちゃんと生まれるといいなぁと考えながら。
これで淫魔の子宮も落ち着いてくれると信じたい。そうでなければ、どうにも困る。
或いはその時のためにいろいろ勉強しておこう、などと内心で決意しながら。
「ん、口説かれてたら、もう少しこうなるの長かったかもしれないよ?
ボクは、あんまり軟派なの好きじゃないから。んー、無理じゃないかな、家の跡継ぎだし」
生まれる子供が男なら、家督を継ぐ第一子。そうでなくとも貴族の第一令嬢だ。
姉は嫁いでいったものの、子供にはまだかかるらしいし――と考えるうちにクスリと笑って。
こんな平和な考えに浸れるのも、彼がとっさに、股座を貫く触手を切ってくれたお陰である。
そんな彼が少女を愛してくれるなら、きっと家柄など関係なく、押し通せるはず。
父も母も姉も、なんだかんだで少女に対しては甘いのだ。きっと大丈夫、である。
「ん、ガリア、だね。あはは、切羽詰まってたからすっかり呼べずじまいだったよ。
もう忘れない、ちゃんと覚えておくよ?だって、その、ボクの旦那様、な訳だし」
甘い甘い、愛情を確かめるような口づけの後、下腹部を押し上げる楔に顔を赤くする。
こうして、今度は理性ある状態で求められるのは殆ど経験したことがないのだ。
こりゅ、こりゅと子宮を揺さぶられる度に腰が蕩けてしまい、とろんと蕩けた瞳が彼を見る。
彼の全てを覚える様に腰を沈めると、彼を見上げてこくりと頷く。後は、ただひたすらに、甘い夜が続くのだろう――。
ご案内:「貧民地区 薄暗い路地(過激描写注意)」からクロエさんが去りました。
ご案内:「貧民地区 薄暗い路地(過激描写注意)」からガリアさんが去りました。