2018/01/03 のログ
クロエ > 路地から出る刹那、ふと気配を感じて振り返る。
しかし、そこには何もおらず、ただ澱のような静けさが溜まっているばかりだ。
最早大人も寝静まる様な刻限、夜更けともなれば、冷え切った空気が何とも鮮烈で。

「……本当に、何もいないんだよね……?」

もう一度だけ、と確認しなおすように、路地に足を踏み入れる。
やはり変わらぬ、何の変哲もない袋小路。やはり、魔物などいないのだろうか。

クロエ > 結局、この後もう一度見回りを行ったが、何も出てくる気配はない。
これだけ入念に確認して何も出てこないのならば、きっと勘違いだったのだろう。
或いはそうでなければ由々しき事態だが、今夜は遭遇できそうにない。

「……それなら、今日の見張りはここまでかな」

はぁ、と嘆息を一つ漏らすと、少女は足取り軽くこの場を立ち去った。
話が本当だと仮定して、次はどんな手を使おうか、などと考えながら――。

ご案内:「路地裏(過激描写注意)」からクロエさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 港付近(過激描写注意)」にマルティナさんが現れました。
マルティナ > 荷運びの仕事を初めて数週間。
今日も変わらぬ日常である。
とはいえ本当に誰の庇護も受けずに過ごすのは初めての事なので苦労は多い。
呪いや体質の影響で特に苦労するのは性欲処理だ。
魔族に飼われていた頃や奴隷の頃は半ば強制的にやらされていた。
ベアトリスの元に居た時は相手も多く特に苦労した事はないが今は全て自分の意志でするもしないも決めなくてはいけない。
だが性欲も精力もほぼ無尽蔵といっていいので、半端に処理した程度では大して収まりはしない。
そんな訳で今現在、仕事中のマルティナの男根は雄々しくそそり立っていた。
歩く度に陰嚢に刻まれた紋章も男根と一緒にぶらぶらと揺れている。
いつまで経っても慣れる事がなく恥ずかしい。
だが恥ずかしがっていては何も出来ないと、何とか開き直って堂々としてはいるのだが。
異様な裸体はどうしても目を引く。

「……何ですか?また叩きのめされたいんでしたら、今度は手加減しませんよ」

最近しつこく絡んでくる顔見知りの男を睨みつけて威嚇する。
あんまりにもしつこいので数日前に殴ってしまった。
それ以来少し距離を置いてくれていたのだが、また性懲りもなく近づいてきたようだ。
今日のところは睨まれるとすごすごと立ち去っていったが、こういう手合いは他にも色々といる。

マルティナ > 視線にめげず仕事を続けるマルティナ。
性欲も問題だがもっと切迫した事情があるので、そろそそそちらもどうにかしたい。
性欲は我慢しようと思えば我慢は続くが、便意の方は物理的に限界が訪れるのだ。
一度は溜まりに溜まった大便を人前でぶちまけてしまった。
目撃者は多く、量も凄まじかったため辺りではすっかり噂になってしまっているのが恥ずかしい。
それ以降は定期的に娼婦を買ってその前で排便をしている。
できれば毎日にしたいのだが、いくら安い娼婦とはいえそれは収入的にも厳しい。
妥協して二日置きにしているが、定期的に特殊なプレイをしている為娼婦の間でも最近は色々と噂になっている事はまだマルティナは知らない。

ご案内:「港湾都市ダイラス 港付近(過激描写注意)」にメリアさんが現れました。
メリア > マルティナが屋敷を離れて働いていることは知っていた。
それ自体は彼女の人生にプラスになると思い容認はしていたがやはり心配になったのかこっそりと様子を伺いにダイラスまでやってきた。

「あの子、ちゃんとやっていけているのかしら…」

屋敷内でも相当特殊な精欲と性癖の持ち主だったからちゃんと日常生活を送れているか。
それが気がかりだったがとりあえずちゃんと働けてはいるようだ。

声をかけようか、かけるまいか。

「どうしましょう、真面目に働いてはいるようですし、だけどこのまま帰るというのも…よし」

意を決して声をかけることにした。
普段通り、平静を装ってマルティナに近づいて声をかける。

「うまくやれているようですね、マルティナ」

マルティナ > 荷物を担ぎながら、聞き覚えのある声に振り返る。

「あ……、お久しぶりです、メリアさん」

屋敷でもお世話になったメイド長だ。
しかし何故こんなところに。
もしかして、自分を連れ戻しに来たのかと少し不安になる。

「は、はい……。一応、何とか。
あの、今日は何か御用、でしょうか……?」

荷運びの足を止めないまま、メリアに話しかける。
両手が荷物で塞がっているので勃起した巨根は隠せもせず、相変わらず盛大に揺れていた。

メリア > 「いえ、様子を見に来ただけです、言っておきますが屋敷を出ていったことは別に構いません、だけど少し怒っています」

マルティナの仕事の邪魔になら無いように彼女と並行して歩く。

「皆、貴方がいなくなって寂しいと思っていますよ、もちろん私も、ちゃんとご飯食べてますか?仕事はうまくやれていますか?ちゃんと性欲処理はできていますか?」

彼女の体で真っ当な生活が遅れているか、それは大いに不安だった。
今見た限りではちゃんと働けてい入るのだが、またどこかの奴隷商人に攫われたりしないだろうかは心配でたまらなかった。

「ベアトリス様も非常に心配しておいででした、あなたがちゃんと外の世界で生きていけるか、今見た限りでは問題は無いようです、ベアトリス様には私から報告しておきます、心配はいらないと…で」

マルティナの巨根を指先で触れて。

「こっちの方はちゃんと処理できていますか?できていないなら今日は私が処理してあげましょうか?」

マルティナ > 「そ、そうだったんですか……。ありがとうございま……って、処理って!」

色々と丸出しだが往来でそんな話題になると恥じらう程度の羞恥心は残っている。
まあこれだけそそり立っていては何も答えずとも十分ではないと言っているようなものだが。

「そう言って頂けるのは嬉しいんですけれど……、あっ、あぁ待って!今触っちゃ……!」

とりあえず無理やり連れ帰られる事にならなかった事に一安心。
しかし欲求不満で勃起し続けている巨根を、メリアの細い指で触られると簡単に果ててしまいそうになる。
おまけに性欲処理の提案をされては、直接的な風景も想像してしまい……。

「そっ、そのお話はぁ……、あ、後でぇ……♥おふぅ……♥」

たったこれだけの事ですっかりスイッチが入ってしまった。
しかし荷物は落とさず何とか歩けている。
とはいえ仕事が終わるまでまだ数時間あるのだ。
マルティナとしてはその後でなら、いくらでも処理をしてもらいたいところではあるのだが。

メリア > 「あら、屋敷では四六時中性処理をしていたではないですか、何を恥ずかしがる必要があります?」

こんな格好しているのに羞恥心だけは人並みなのがこの子の良く分からない所だ。
そう思いながらマルティナの欲情した声を聞くと自分のペニスも勃起する。

「あら、お仕事の邪魔をしてはいけませんね…では仕事が終わるまで待っていますわ、この近くの宿屋を取っています、終わったら来なさい…たっぷり可愛がってあげますから」

こうなることは薄々分かっていたので排泄用のトイレも備え付けてある売春宿を事前に取っていた。
マルティナに場所を教えて一端、港から去っていった。

マルティナ > 「は、はいぃ……、あ、あとで、イキますぅ……♥」

辛うじて射精を堪えたものの、ここから仕事が終わるまで発情しきった体でアヘ顔を晒しながらの作業となってしまった。
暴発は免れたもののまた不本意な評判が広まる事だろう。
そんな風評はつゆ知らず、仕事を終わらせると大慌てで指定された宿屋へと向かうマルティナ。

「おっ、おまたせしましたぁ…♪マルティナですぅ……」

数時間のおあずけですっかりのぼせ上がってしまっている。
躊躇なく売春宿に入るとメリアの姿を探す。

メリア > 「もう、そんなに盛って…慌てなくてもいっぱい気持ち良くしてさ仕上げますから」

服を脱いで全裸になる。
そしてマルティナの手を引いて便座に2人でまたがって。

「いつも、こうしていましたね…マルティナの排泄を許可します、2人でウンチをひり出しましょう、ん、んん、あ、出る、でるううううう!」

実はこの日のために3か前から貯めこんでいた大便を全て排泄する。
3日ぶりの排泄はアナルに快楽をもたらして絶頂を迎えてしまった。

「あは♥ケツマンコイってしまいましたぁマルティナはどこで気持ち良くなりたいですか♥」

マルティナ > メリアの姿を見た瞬間期待で射精してしまいそうになったが、あと少しだけと自分に言い聞かせて便座にまたがる。

「はいぃウンチっ、いっぱい溜まっててぇ……♥
ふひぃぃいウンチでお尻いくぅ!」

排泄の許可を貰うと、括約筋が緩み勢い良く大便の塊を肛門から噴き出す。
自らの大便が通り抜ける感覚でマルティナも達した。
同時に我慢を続けていた男根も、白濁した濃い精液を盛大に辺りへとぶちまけてしまう。

「おっほおおおお♥ウンチアクメいぐぅぅぅ♥」

我慢を続けてきた末の開放感と快感に、はしたなく叫びながらアクメするマルティナ。
排便だけでたっぷりと精液を吐き出した後、すっかり発情した思考で答えたのは……。

「まずはぁ、やっぱりお尻ぃ……♪それと、キンタマも、あとで蹴ってくださぁい♥」

恥ずかしすぎて普段は娼婦相手にも頼めないキンタマ責め。
久々にしてもらいたいが、やはりその前に一番好きなアナルを求める。

メリア > マルティナの大量射精を体に受けて体が白濁に染まるがむしろ嬉しそうに微笑んで。

「あら、以前よりいっぱい出すようになりましたね、そんなに溜まっていたのですか?」

ウンチアクメで達したマルティナと自分の便が便器に溜まって強烈な匂いを放つ。
そしてマルティナを便座の上で四つん這いにさせてからペニスの先端を当てる。

「ふふ、金玉責めもちゃんとやってあげますからね…蹴るだけでいいんですか?踏んだり、握ったり、何でも言っていいんですよ?」

そう言った後にペニスをマルティナのアナルに根元まで挿入した。

マルティナ > 「んふぅ……、おチンポの中、拡張されちゃったからそのせいかも……。
おほおおおお!お尻にっ、きたぁぁぁぁ♥」

大便の悪臭が漂うが、排泄と絶頂が紐付けられてしまったマルティナにとってはその臭いも興奮を引き起こす材料でしかない。
久々のアナル挿入に早速自分で腰を振りながら迎え入れると、自分の男根と睾丸もぶらぶらと揺れて。

「キンタマ踏まれたら、痛すぎておかしくなっちゃいそう……♥
んぅっく♪で、でも、今はお尻ぃ……♥」

玉攻めの期待をしながら、きゅんとお尻を締め付ける。

メリア > 「んひぃ♥マルティナケツマンコ絞めつけてる、キュンキュン締まってる♥」

絞めつけられたアナルから激しく腰を振って。

「マルティナの変態キンタマさんは♥虐められるの大好きだもんね♥いっぱいいっぱい虐めてあげる♥」

腰を振りながらマルティナの睾丸を強く握った。

マルティナ > 「ぎひえええええええ!!!
同時になんてぇ……♥」

敏感な睾丸、いくら性感帯にされたとはいえ痛みはそのままだ。
脳天を貫くような痛みに悲鳴をあげながら、同時に強烈な快感を得て痛みに叫びながら射精してしまう。
拡張された影響もあり、その射精量はすさまじい。
叩きつける、というような勢いで大量の精液を飛ばす。
そして痛みの余りに思い切り締め付けた肛門で、今度はケツイキも立て続けにしてしまう。

「おごおおおおっほおおおおお……!!
おっお尻もぉっ……♥ひぐぅぅぅ♥」

メリア > 悲鳴を上げてもその根元にあるのは快楽。
それが分かっているから手加減無しで睾丸を搾り上げた。
むせ返る様な射精の匂い。
その匂いがたまらなく興奮を引き起こした。

「私も、ケツマンコに射精♥ケツマンコに種付け♥ぴゅっぴゆっする♥マルティのケツマンコ♥好き♥好き♥うほおおおおおおお♥でりゅうううううう♥」

マルティナのアナルに大量の射精をすればすぐにペニスを引き抜いて。

「じゃあ、マルティナの変態キンタマ、ご褒美をあげちゃいますね♥」

マルティナの睾丸を一切手加減無しで思いっきり蹴りあげた。

マルティナ > 「~~~~~~~~~~ッッッ……!!!!」

ぶら下がった陰嚢を一切の容赦なく蹴り上げられる感触。
吐き気を催す程の、ひたすら強烈な痛みに言葉は出ない。
しかし失神しそうな痛みに一瞬遅れて得られるのは、痛みを上書きするほどの圧倒的な快感。

「~~~~~ッ♥♥♥」

痛みで涙や鼻水で顔面をどろどろに汚しながら、無言で勢いの良い射精を続ける。
手加減のないメリアの蹴りは際限のない射精を引き起こしていた。
半ば白目を剥き、口から泡を噴きながら痛みで朦朧とした頭で射精の快感に耽る。

メリア > 蹴りあげただけで射精を繰り返し汚い顔で絶頂するマルティナ。

やはり天性のマゾヒストだ。
そのまま床に仰向けに転がして足を開かせて睾丸を踏みつける。

「でっかいキンタマ蹴られてそんな汚い顔を晒して…そんなに気持ち良かったのですか?はしたない変態娘、さあ、次はどんな風にされたいのですか?ちゃんと願いしなさい」

踏みつけた睾丸をぐりぐりと踏みにじりながら涎と涙にまみれたマルティナの顔に小便をした。

マルティナ > 「ま、まぞにゃんかりゃ、にゃひぃ……♥」

ろれつが回らないなりにマゾ否定をしようとするが、痛みに悶えながら絶頂を繰り返している最中では説得力は皆無であろう。
痛みの余韻で尚も射精を断続的に繰り返しながら、仰向けにされると顔めがけて放尿されてしまった。

「んぶぶぶっ、んくっ……、しゅ、しゅこひだけ、やしゅまへて……♥」

蓄えた精液を大分放出したのだろう。
魔力を使い現在急速に精液の再生産が行われている。
そして消費した魔力を補充するため、陰嚢に刻まれた文様が発動してぼんやりと光りを放ち始めていた。
こうして周囲から魔力が完全に枯渇するまで、マルティナはほぼ無尽蔵に射精できてしまうので休憩はほぼ無意味といえる。
今も休ませて、と口にしながらも全く萎える気配はない。

「あうぅぅ、しょんにゃあ、まだれんれんたりにゃいのぉ……♥」

既に尋常ではない快感を得たつもりでいたが、すっかり快感のスイッチが入ってしまった体は更に更にと求めていた。

「お、おくち……、おくちで、して……♥」

激しい快感は既に堪能した。
次はもう少しソフトに、純粋な快感を得たい。
仰向けにされ、睾丸を踏まれながら、そんなおねだりをした。

メリア > 「はいはい、じゃあちょっとだけお休みですね」

睾丸から足をどけて優しく睾丸を撫でる。
いつもならすぐに勃起してまたも止めることを知っているのでそれまで少しの間待って。

「ん~マルティナのキンタマとちんぽはすぐに欲張りさんになりますからね」

子供をあやすような先ほどとは全く違う優しい声で囁き。
マルティナの勃起したペニスを見ると上にまたがって69の体制になってマルティナの口に自分のペニスを入れる。

「じゃあ私のチンポもお口でご奉仕♥いっぱい出してくださいね」

マルティナの巨大なペニスを両手で握って先端を咥えてから扱き始めた。

マルティナ > 「ふわぁい……♥じゅぷっ、んちゅ……」

化物じみた自分のペニスと比べれば格段に小さいが、人間基準で見れば十分な大きさのペニスを頬張ると愛撫というよりも甘えるようにちゅぱちゅぱと吸い始めるマルティナ。
まずは亀頭を中心に、少しずつ深く飲み込んで、全体を口の中で味合うように。
それほど強くはなく、口全体で包み込むような優しい奉仕である。
そうして奉仕をしながらも、自らが扱かれ咥えられると下半身ははしたなく、もっと催促するように腰を跳ねてしまっている。

メリア > 「マルティナのデカチンポ…好き♥」

屋敷にもこれほどの巨根はなかなかいない。
自分の小さな口では到底咥えることはできない、だから両手で抱きしめるように扱いて奉仕する。

「ん♥んちゅ、んぐ、ぷはぁ♥」

むせ返るような精液の匂い、すでに何度も射精しているペニスからこびりついた精液を舐めとりながら先端を口に含んで奉仕を続けた。

マルティナ > 堪え性のない下半身は我慢をやめればすぐにも精液をぶちまけてしまいそうなぐらい昂ぶっていた。
しかしメリアの小さな口と体での愛撫をもっと味わいたいし、折角だから一緒に達したい。
そこで味わうような緩い奉仕から、動きを切り替える。
口をすぼめ、口内にこすりつけ舌先でペニスの表面をこそぐような射精を促すためのフェラチオだ。

「じゅぶぶっ、ぶぶぅ、んっ、んぐ……」

時折浅く引き抜き、下品な音もわざと立てる。
そうして耳からも興奮を引き出そうとする。

メリア > 「ん!もう♥マルティナは欲張りさんですわ♥」

マルティナの吸い上げるようなフェラにすぐにでも出してしまいそうになる。
下品な音を立てて自分のペニスを吸い上げる様に興奮して

「んん、ぢぅるるるる、じゅば、んん…でりゅ、マルティナの欲張りお口にせーえきいっぱい出ちゃう!」

マルティナの口内に大量の射精をした。

マルティナ > 口の中に精液を感じると、すぐには飲み込まずに口の中へためていく。
それと同時に自らも我慢をやめ、思う存分射精を果たし、相変わらずの大量射精をぶちまける。
飲み込まずにいて収まりきらなかった分はこぼしてしまったが、メリアの精液を可能な限り頬張ったまま、暫く射精の快感に酔いしれるマルティナ。
そして射精が終わると、体勢を変えてメリアの顔に向き直りキスを催促するように口を突き出す。
ザーメン交換キスをしたいのだ。
催促する顔は、頬がぱんぱんに張った少々滑稽なものだが。

メリア > 大量射精を精一杯口に含むが収まり切れなかった精液は自分の体を汚し白濁まみれになる。
ペニスを引き抜いてふと振り返ると限界まで自分の精液を限界まで口に含んだマルティナが口を突きだしていた。

もう、本当にマルティナは変態さん。

喋ることができないので心の中でそうつぶやくとマルティナを上から抱きしめてキスをする。

お互いの精液のむせ返るような匂いを感じながらお互いの精液と唾液が混じったものを流し込む。
舌の粘液まで精液まみれの口内を舌が這いずるように舐めまわして。

「んん…マルティナ…ザーメン美味しい♥んちゅ…れろ、んにゅ」

マルティナ > 「んっぶぅ……、んじゅっ、びちゅ……♥」

唾液とザーメンをお互いに飲ませながら舌を絡み合わせる。
直接的な性感はないはずだが、すごく気持ちがいい。
舌でお互いのザーメンを混ぜて、撹拌して、お互いの口からザーメンがなくなった頃には唾液まみれのキスとなり。

「ぷふっ……、ふああ……、んにゅぅ~メリアさーん……♪」

とろんとした目で擦り寄り、体を丸めてメリアに甘えるマルティナ。
そして恥ずかしそうに視線を合わせ。

「あ、あのぅ、まだおねがいしたいことがあるんですけど、いいですか……?」

メリア > お互いの精液を飲み干して唾液が糸を引くほど舌を絡め合わせたキスを続ける。

「マルティナ…キス、気持ちいい」

激しくはないが濃厚なキス、マルティナの頭をやさしく撫でた。
するとマルティナがまた可愛らしくおねだりをする。

「もう、マルティナは甘えん坊さん♥はいはい、何ですか?」

ぎゅっと抱きしめて優しく耳打ちした。

マルティナ > 優しく受け入れてくれるメリアにもっと甘えたくなってしまう。
しかし肝心のおねだりは中々言い出せず、暫くもごもごと口ごもっている。
それでも暫くしてから、ようやく決心して言いたい事を口に出し始める。

「うぅ……、あ、あの……。おっぱいを、吸わせて下さい……」

言い淀みながら、絞り出した言葉はそれであった。
マルティナの中では散々痴態を晒す事よりも恥ずかしいことのようである。

メリア > しばらく口ごもっていたマルティナからようやく発せられた言葉に一瞬キョトンとしていまう。

「…もう、マルティナは本当に甘えん坊さん」

自分の小さな胸をマルティナの口元に寄せて、頭をぎゅっと抱きしめて。

「こんなロリおっぱいでいいなら好きなだけちゅっちゅしていいでちゅよーマルティナのお願いなら何でも聞いてあげますからね」

まるで子供をあやすかのように優しく甘えさせた。

マルティナ > 「ふわぁ……!メリアさんっ!メリアさーん!」

許可を貰えると両手で体にしがみつき、隆起が殆どないメリアの胸に夢中で吸い付く。
それも性技などはなく、ただ純粋に甘えるだけだ。

「んっ、ちゅっちゅっちゅ……、んふーっ、ちゅっちゅ……」

こうして幼児退行するように甘えていると凄く落ち着く。
余計な事は何も忘れてただ安心感の中でまどろんでいく。
しかし節操のない下半身は少女の柔肌や乳首の感触に反応してしまい、心とは別に隆々と勃起してしまっていた。

メリア > 「いっぱい甘えましょうねー辛いことなんてぜーんぶ忘れていいんですよー」

初めて自分で働く、そのストレスを解放させようと好きなように甘えさせる。
しかしそれでもマルティナ本来の精欲は隠しきれなかったのだろう。
勃起したペニスは自分の太ももに押し付けられた。
するとマルティナのペニスを両の太腿に挟みこんで扱き始める。

「はいはい、チンポもいっぱい甘えていいでしゅからね、マルティナ、いい子いい子」

口と頭を撫でる手は優しく、ペニスを扱く太腿は激しく扱く。

マルティナ > 「ちゅっちゅ、んっ、くっ……、ちゅぅぅぅ……」

安堵しながらふとももコキをされれば、我慢も出来ずあっさりと射精してしまう。
しかしそれで萎える事もなく、メリアにすがって胸を吸い、いきりたつペニスは連続で処理されるままとなる。
直接的な快感と穏やかな安心感を得ながら、いつしか眠りに落ちていくマルティナ。
眠ってしまってからもメリアの事は離そうとはせず、しっかりと抱きついたまま。

メリア > 「おや、眠ってしまいましたか」

何度も射精する地に眠ってしまったマルティナを抱きしめる。

「戻り集ったらいつでも戻ってきていいんですよ…屋敷はあなたの家なのですから」

抱きしめて離さないマルティナを自分も抱きしめて眠りについた。

ご案内:「港湾都市ダイラス 港付近(過激描写注意)」からメリアさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 港付近(過激描写注意)」からマルティナさんが去りました。
ご案内:「貧民地区 薄暗い路地(過激描写注意)」にクロエさんが現れました。
クロエ > 貧民地区の片隅にある路地は、いつも薄暗くて湿っぽい。
ともすれば何かが潜んでいそうな区画に、少女は足を踏み入れていた。
目的は、王都の街中で最近目撃されているらしい魔物の調査と捜索。
少女としても、生理的にあまり立ち寄りたくない場所ではあるが―ー。

「まぁ、治安維持のため、だよねぇ……」

われた石畳が外されている先、ぬかるんだ泥に靴を沈めながら、少女は徐々に奥へと向かう。
昨日も調べた袋小路だが、昼に訪れたら何か変化があるかもしれないから。
泥が靴から離れて、にちゃ、と粘着質な音を立てる。後で洗わなきゃ、と内心嘆息して。
どこか不快な臭いのする汚泥を超えると、路地の隅などを調べ始めた。

ご案内:「貧民地区 薄暗い路地(過激描写注意)」にガリアさんが現れました。
ガリア > (王都のど真ん中に魔物が現れる事は、相当な事が無い限り在り得ない
だが、人目に付かない端の方に、そう言った物が何時の間にか潜んでいる事は在り得る事だ。
可能性の低い事案に、正規の騎士が駆りだされる事は殆ど無い、が
だからこそそう言った「扱い辛い案件」に充てられるのは、己の様な無所属の騎士なのだろう
かつかつと、足音響かせて歩くのは、周囲に己の存在を誇示する為
魔物ならば引き寄せられれば良い、そうでなくば避ければ良い
無用な争いは面倒なのだし。)

―――……っと?

(ふと、路地の隅を通りがかった先、見かけたのは覚えの在る背中
こんな所で何を、と考えて、彼女もまた己と似た様な立場である事を思い返せば
なるほど、同じ任務かと、其の儘通り過ぎようとした――のだが。)

―――……! クロエ!

(――其の足元、彼女が踏み越えた足場の辺りで、蠢く影
踏みつけたぬかるみが、急激に蠢き盛り上がって、彼女を背後から飲み込もうとする
思わず、声を掛けながら走るが――距離が在る、恐らく己では間に合わない
あの類は魔法生物か――何れにしても、ろくな物では無いだろう
もし、娘が対処出来なければ。 無数の触手と粘液に蠢く魔物の胎内へと、囚われてしまうやも知れず)。

クロエ > まず確認するのは、石畳の状態。方陣などが描かれていればまずそれが原因だからだ。
腰の剣を鞘ごと外し、その先端を以て何度か突きながら、罠等の存在を確認。その後、そっと石畳に足を置く。
重量感知式の罠も仕掛けられてはいない様子。これならば、と少女はぬかるんだ泥濘の奥にたどり着く。
次いで袋小路の壁面や隅なども一通り確認するが、どうやら異常はない様子。前に感じた気配は勘違いかと溜息を一つ。

「……とすると、やっぱり別の場所に移動しちゃった、とか?」

そうなると、自分一人での捜索はなかなか厳しい。町全体をカバーする事などはできないのだ。
上司に相談ともなると面倒だなぁ、と内心独り言ちながら、泥濘からもう片方の足を抜こうとした瞬間――。

「ん、誰かな……って、ぇえっ!?」

己が名を呼ぶ声に、若干強引に身を捩って振り替える。
眼前にどろりと現れたのは、少女一人を飲み込んで余りある様な軟体だ。
降り注ぐ粘液と、それを目隠しにしたかのように振り下ろされる無数の触手。
対する少女は、意識するよりも早く右手に握られていた剣を振りぬくが――。

「……っ!?ボクのばかっ……!」

先程、罠を調べる為に外した剣は、瀟洒な装飾の鞘に包まれたまま。
それでは当然、触手を切断する事など出来ず、泥濘の塊が目の前を覆って。
そして、ぐちょりと路地の石畳を撃つ泥濘の音が響いた。

ガリア > ――――チッ、クソ…!

(――タイミングの悪さ、と言うのは誰にでもある。
己にも、信じられない位間が悪かったせいで危機に陥った事が幾度かある
彼女にとっては、きっと今がそうだったのだろう、反射的に振りぬいた剣には鞘がついたまま。
其の一撃で抵抗の機会を失ったが故に、迫る魔物の胎内へと其の身が一息で飲み込まれてしまうなら
遅れて漸く距離を詰めたと同時、其の軟体の胴部分へと向けて、己が渾身の拳を叩き込む、が――)

――――……ックソ、効いてネェ…!

(ぐにゃり、まるで泥の中に手を突っ込んだかの様な、手応えの無い感触。
まるでイソギンチャクか、「内向きの」ローパーの様な印象を覚える胴体から拳を引き抜けば
掌はべっとりと何かの粘液に塗れて、一寸露骨に嫌な表情を浮かべた。

――そして、其の胎内で、蠢く無数の職種が、先ず手始めに娘の腕から剣を奪い取り、触手の底に沈めるだろう
滝の様に溢れ出る粘液が、娘の身体を胸元部分まで浸からせれば、次に無数の触手が
娘が纏う退魔のローブを剥がし、無防備を晒させ様とする。
ローブに触れた傍から焼けて行く触手は、けれど数本の犠牲など構わずとばかり。
四肢を拘束し、装備をはがして、騎士ではなく、無力なる一人の娘へと追い詰めては
其の肌を、這い回る触手の蠢きで嬲り始めるだろう、か。

時折、鈍い衝撃音の様なものが外から響くのは、外に居る騎士が、全力で蹴りを放っている音。
けれど其の衝撃は娘には届かずに、全て魔物側が吸収しているのだろう
そして、次第に娘の肌へと、或いは粘膜へと染み渡って行く魔物の粘液が
まるで、娘の中に潜む雌の本能を引き摺り出すかのように――身体を、発情へと寄せて行く、か)。

クロエ > 魔力感知式の罠を警戒して、鞘を外さなかったのが仇となる。
それは、まるで自分の行動を読まれていたのではないかと思えるほどの、折の悪さだった。
名を呼ばれたから生まれた唯一の機会は、悲しいことに無為で終わる。
泥の隙間から最後に見えたのは、己と同じような立場の騎士の姿。
それも一瞬で、大量の泥濘と触手による圧迫で、少女の意識は一瞬途切れた――。

そして、魔物の体内では、まず少女の武装を外すことが試みられる。
頼みの魔剣は、使い手の意識が無い為に泥の中に飲まれて、触手で雁字搦めにされる。
本来は石畳があったはずの場所に、しかしあるのは柔らかな半固形状の肉塊。
それが少女の体を支えると、胸元辺りまでが魔物の粘液でべっとりと浸されていく。
同時に無数の触手が体に蔓延ると、人海戦術で少女の鎧を剥ぎ取り、一糸纏わぬ姿に変える。
そのまま、手を、足を、触手で絡め捕られてしまうと、細い触手の束が肌をなぞり、粘液を擦り込まんとする。

「ん、ふぁ……んぅっ……」

昏倒している少女は、未だ目を覚ます気配はない。
切っ掛けになりそうな打音は、全てが魔物の体に吸収されて、少女の耳には届かなかった。
その内に、粘液による発情で体が火照り始めると、下腹部に刻まれ、隠されていた淫紋がぼんやりと浮かび上がる。
それこそ少女の発情度合いを示しているようで、色濃くなればなるほどに、少女は蕩けて乱れてしまう。
魔法生物であろう魔物にそれを理解する知性があるかはわからないが、生温かな粘液の中、少女は確かに発情の色を深めていく。

ガリア > ――――っそ、中で動いてる気配がネェな…!

(――幾ら蹴っても殴っても、効いている気配が無い。
生憎、格闘戦専門である己が刃物を携帯していないという事も間が悪い。
僅か思案し、一度距離を取ってから粘体へと向けて体当たりを仕掛けるが
まるでゴムの様に一度、ぐにゃりと歪んだその体躯が、次の瞬間己が身体を跳ね飛ばして、廃屋の壁へと叩き付けた。

そして、其の衝撃で揺れた魔物の胎内にて、粘液の分泌量が増えて行く。
尻孔へ、膣孔へ、そして其の唇へと次第に触手が押し付けられ、開いてしまえば
其処から粘膜へと向けて、直に体液が噴出して、胎内からも娘を侵食して行く。
肌から吸収するよりも遥かに強烈な発情誘引は、気絶している娘を、其の無意識下で致命的なまでに昂ぶらせ
次第に其の身体へ――孕む為の、雌としての準備を強いるのだろう。)

―――……いや、ンな完璧な生物が居てたまるか…どっかに穴があんだろこー言うのは…!

(割れた瓦礫から起き上がり、今度は全身が粘液塗れとなって居るのを諦めながら
僅かに考える、考えて、考えて――ふと、魔物の上部、娘を飲み込んだ口に当たる部分の存在を思いつく。
ならば、と、しがみ付き、己が背丈の倍近くまで肥大した其の魔物の胴体を、よじ登って行けば、最上部の口部分を目指して

――そして、其の間に。 不意に、膣孔へと押しこまれていた触手が
まるで娘を目覚めさせるように、ずるりと奥へ捻じ込まれて――子宮を、重く叩くだろう。
そして、子宮孔へと触手の先端を密着させた儘に噴き上げる粘液で、子宮を一息に満たしては

魔物に、そう言った意図が合ったのかどうかは知らぬ。
けれど、確かの其の行為は、淫魔の其れへと変えられた娘の中の子宮を
目覚めさせる引き金と為る、か)。

クロエ > 本来であれば、少女はこの様な軟体の魔法生物に滅法強い。
得物が刃物であることもそうだが、何より氷結の魔剣によって固める事が出来るのだ。
今回も普通に遭遇していれば、容易く調伏していたはず。しかし現実は無情だった。
切り札の刃は取り落とし、溺れそうな程に零れる粘液が全身に浸透していく。
体表だけでなく、触手で割り開かれた穴という穴へ。異様な程に甘い匂いと味の、媚薬の塊が入り込む。
どぷ、とぷ、と注がれ続けるほどに、少女の下腹部に刻まれた紋章が色濃く変わり、肌が桜に色づいて。

「んぷっ、ん……ん、ぷふぁ……ぅ、ぁぅ……?」

嚥下の刺激で僅かに目覚めるが、それは夢から覚めて直ぐの放心に等しい。
夢現のままで身じろいで、しかし触手の戒めは解けずに体が僅かに揺れるのみ。
そして、触手がより奥を目指す動きを見せると、一瞬縮まったような錯覚を受けてから。

「ほぐっ!?んぃ、ぁ、ひぁ、ぁ、ぃいいっ♪
 にゃに、これっ――う、ごけなっ……んぎぃいっ♪」

どちゅん、と触手が高速で伸びて、子宮を思い切り打ち叩く。
めりめりと体内で肉の塊が膨れる音がして、やがてその先端から熱い粘液が噴き出した。
粘液というのも生易しい重く質量をもった液体が、子宮を中から膨らませつつ、強烈な催淫作用で粘膜を焼く。
同時に、強すぎる快楽で覚醒するのは、少女の意識と淫魔の子宮。少女に根差した悪夢の根源。
下腹部の紋章は完全に浮き上がり、その下にある子宮は魔物の触手に、さながら子種を欲するように吸い付いた。
その間も拘束から逃れるべく身を捩るが、暴れた仕置きとでもいうかのように子宮を押しつぶされると、暴力的な快楽に呆けてしまう。
そんなやり取りが数回繰り返されると、その内に少女の体は抵抗をやめて、蜜を垂らしながら震える様になって。
出されれば確実に孕んでしまう。そう運命づけられた子宮が低俗な魔物に屈する瞬間は、刻一刻と迫っていた。

ガリア > (――果たして、この魔物がどの様な生物なのかを知る由は無い
自然界に存在する魔物とは如何も異なる気はするが、今は判断する術もなく
魔物の胎内で、声が聞こえた。 俺は娘の目覚めた声であると気づくのは直ぐだ。
溺れる様な声音が、悶え苦しむような其れへと直ぐに変わり、時間が無い事を知らしめる
全身を防御反応なのか、粘液で包み込んだ魔物を上るのに苦労しながらも、其の頭上部分
きっちりと閉ざされては居るけれど、間違い無く其処に存在する「口」へと狙いを定めれば。)

――――……このイソギンチャク野郎…!

(右腕を、一瞬硬質化させる――獣化の、部分解放。
鋭く尖った爪先を、口部分へと渾身の力込めて突き刺せば
ぐぼんっ…! と、音立てて腕が魔物の胎内へと押し入り、娘の片腕を掴むだろう。
一度掴めば、後は決して離さない。 引き摺り出すべく、其の腕を思い切り引っ張り上げる、が

――抗うかのように絡みつく触手が、娘を放すまいとするだろうか。
口部分へと押しこまれていた触手が、抵抗へと参加する様に引き抜かれて腕に絡みつき
菊孔を押し開いていた触手が、ずぐりと深くへねじ込まれては、腸内奥深くへと粘液を撒き散らす。
片腕では無理だと、もう片方の腕をも口から突っ込んで、娘の脇を抱えるようにしながら引きずり出そうとすれば
きっと、無抵抗に震える其の身体は、ゆっくりと引っ張り出されて行くだろうけれど。)

――――……っ……しつこい野郎だな…ッ…!

(――息が、荒い。 其れが、雄も雌も須らく発情させる粘液のせいだとは知らない。
娘の身体を、其の上半身まで引っ張り出せたなら、後は、思い切り口から引っこ抜いた。
背後へと跳躍し、直ぐに魔物から距離をとる、が――長く延びる触手の内二本が、娘の膣孔と菊孔へ刺さったまま。
そして、其の根元部分から、まるで迫り来る何かを予感させるように、娘の身体目掛けて膨らみが押し寄せるのを眼にしては

咄嗟の判断で、膣孔の方へと繫がる触手を、爪で突き刺し掻き千切った。
けれど、其の代わり、繋がった儘の菊孔へと迫るものが、娘の括約筋を押し開いて、腸内へと殺到し――

生物へと、強制的に排卵を齎す作用の粘液を、有りっ丈撒き散らすだろうか)。

クロエ > 魔物の体内で、内臓を直接打擲されて、しかしそれが気持ちよくて。
少女の理性は急激にひび割れて、踏みにじられる。虚勢の剥がれる音がする。
魔物は少女を完全に屈服させようと、その子宮に種を蒔かんと試みる。
今まで堪えていた精神も、化物を懐妊したとなれば元に戻れるとは思えない。
ぐり、ごりゅ、と子宮口を何度も舐られ、こじ開けられて、がくがくと強制的な随喜に震えながら。

「んぎっ、ぃ、ぁ、や、だっ、出さない、でっ、や、ぁ、ぁあっ――!」

悲鳴にも似た叫びが少女から漏れた瞬間に、目の前に光が戻る。
先程己を呼んだ彼が、魔物を引き裂いたのだろう。同時に捕まれるのは腕だ。
そのままぐいと引き上げられると、鈍い痛みが間接に走る。しかしそれを漏らしはしない。
ず、ずず、と他の腕足を引っ張られ、そして逆に引き上げられ、肩が軋んで、そして。

「ん、ぎ、ぃぃいいっ!?」

ごきん、と肩の外れる音と共に、触手が引き千切れて上半身が表に出る。
強烈な寒気に肌が総毛立ち、しかし寒さを感じない程に体が火照りを上げている。
最後、下半身を引き抜かれると、両穴にさしこまれた触手がずるりと露になった。
その根元には二つの膨らみ。片方は魔物の精液、もう片方は強力な排卵誘発剤。
少女(なえどこ)を奪われるという危機に抵抗した分だけ遅れた射精が、死に瀕した今再び行われようとしている。
その内の一本――秘所につながる一本は彼の爪に断ち切られるが、尻に差し込まれた管はその役割を全うし。

「ふぎっ、ぃ、ぁ、ぁ、ぁあっ、ひ、ぁぅ、ぁぁあっ♪ひゃめ、そんな、そそ、ぐ、にゃ、ぁ、ぁあっ♪
 ぁ、ぃ、ひっ、ぃぁ、ぁ、ぁあっ、あつ、ぃ、ぃいぃっ……うあ、ぁ、ぁあっ、おにゃ、か、ぁ、ぁあ゛っ♪」

どぷ、どぷ、と注がれる液体。その量は確実な懐妊を望んでいたからか、腹を膨らますほどに大量で。
酒瓶にして二本近い量を腹の中に注ぎこまれると、ついで子宮が焼け付くかの様な熱を帯びる。
自由になる片腕を腹部に押し当て、子宮を守るように手を当てる。しかしそれも、意味を成すわけではない。
正しく悶絶とも言える強制発情と排卵で、少女の子宮は焼けた鉄串を押し付けられたかのような錯覚を覚えるほどに疼き、蕩けきってしまうのだった。

ガリア > (どさり、と、娘の身体を抱えた儘で、地面へと着地する。
先刻掌に感じた嫌な感触は、十中八九娘の肩が外れたものだろう
触手の内の片方は引き千切ったが、もう片方は繋がった儘で脈動している
響き渡る娘の悲鳴と共に、勢い良く注ぎ込まれているのだろう魔物の体液が
きっと、娘の子宮を狂わせるには十分過ぎるほどに腸粘膜へと吸収されてしまえば。
遅れて、其の触手を踏みつけるようにして、腸内から抜き放ってやったとて、もう遅い。
体液が漏れぬようにか、腸壁へと粘性の体液がへばりつき、栓をして一時的に漏れ出す事を防いでいれば
其の吸収を、止める手立ては無く。)

………っ……肩…戻す…ぞ…!

(娘へと――寧ろ、今だからこそ、其の腕を掴み、捻る。
最早清浄とはいえぬ其の脳裏の中に、もう一度だけ痛みが走り抜けるだろうが
快楽と綯い交ぜに為った今ならば、戻したとて直ぐには動かせないにせよ、きっと正気の時よりはマシな筈だ。
ごきんっ…と、再び嫌な感触を掌へと感じて腕を解放する頃に、再び魔物へと視線を向ければ
其処には、傷を負ったことで、ローブの退魔性に耐えられなくなったか
娘の装備品を、ぽいぽいと吐き出しながら小さく萎んで、元の泥溜まりに戻って行く姿が在ったけれど。)

―――……っ…ふ……クソ…最悪だ…。
……おい…おい、クロエ…!

(娘の名を、呼ぶ。
其の声音が妙な焦燥を帯びている事に――気付く余裕は在るだろうか。
其の身体を腕の中へと抱き締めてやりながら、膣孔へと挿さった儘の触手の残骸を引き抜けば
それは、普通ならば娘を介抱し、救護する為の行為の筈、だ。

―――けれど、不意に其の身体が、抱え上げられる。
正面から抱き合う形で、其の身体を抱き締めれば、ぎゅうと、押し付ける腰。
其処に、膣孔に、触手の代わりに押し当てられるのは、雄の楔
強靭なる雄の、発情期に見せるかの凶悪で長大な其の威容が、一息に、娘の子宮孔へと突き立てられれば

粘液による発情と、魔族に近しい種であるが故に、娘の体質に煽られた相乗効果で
獣としての本能を煽られた騎士が、理性を駆逐されかかっている瞳で、娘の瞳を覗き込んで

――早く、逃げろ、と。
そう、小さく搾り出すように、囁いた)。

クロエ > 鈍い衝撃、そして、強烈な焦熱。
それ以外は何も感じられない程に、少女の発情は深化していた。
腸壁にこびり付いた粘液が栓となり、体液を吐き出そうにも腸奥の真っ赤な粘膜をてらてらと見せつけるだけで。
完全に覚醒してしまった子宮は、最早雄の精液を受けなければ治まらず、精を受ければ孕む事は確定している。
本来ならば忌避しなければいけない懐妊を、生き延びる為に望まなければいけない。
それこそ、少女にとっては進むも退くも地獄しかない。もはや少女の尊厳は襤褸布の様なものだった。

「――ん、ぎっ!?」

ごりゅん、と外れた肩が戻る。外れ癖のついてしまった方は、戦士としては弱みに他ならない。
痛みと快楽で混線する感覚。腕に自由が戻ると、そちらの手も自然と腹部を抱える様に動く。
魔剣と銀のドレスを吐き出した魔物は活動を停止した様子だが、そんなことを気にしている余裕はない。
遠くから声が聞こえる。己の名を呼ぶような、どこか優しい気がする声。熱が引いていれば、分かった声が。
最早一人ではどうにもできない疼きを含め、全てを抱きしめられるような感覚。
押し当てられる熱の滾りに、股座の蜜が滴り落ちて、甘い雌の匂いを齎して。
逃げろ――そんな彼の声に、しかし少女はうっとりと硬骨の笑みをこぼす。
なにせ、やっと、ようやく、犯してもらえる――雄に組み伏せられて、性の捌け口にしてもらえる。
過去に植え付けられた後ろ暗い暗示が、今この場で萌芽し、少女の心を絡め取った。

「――だい、じょ、ぶ……ボク、を、犯して――おね、がい……も、我慢、出来ない、か、らっ……!」

彼の最後の理性を不意にするように、少女は彼の滾りを受け入れる事を望む。
それで孕んだとしても、魔物よりも自分を案じてくれる彼の方が――などと軋む理性で思いながら。

ガリア > (――もし、正気でさえあれば。
己と彼女の、どちらかさえ正気で在れたなら、何か別の方法が在ったかも知れない。
けれど、正常な理性を獣の本能が蝕み、マトモに物を考えられなくなって居る今
娘が己を見上げながら呟いた、まるで免罪符の様な其の一言は――他の選択肢を、自ら、費やしたようなもの、か。

――ぐらり、理性が擦り切れる音が、聞こえる様な。
熱塊が更に膨らみを増し、ぎちりと粘膜の襞を引き伸ばすかの如く押し開いては。
熱塊の先端が抜け落ちる寸前まで、大きく腰を退き、雁首で伸び切った粘膜を掻き乱しては
次の瞬間、ゆっくりと娘の身体を抱えて立ち上がり

――どちゅんっ…と、容赦の欠片も無い強烈な突き上げで、触手に半ば抉じ開けられていた子宮孔を
完全な屈服を求めて、力強く抉じ開けては、押し潰される子宮から、注がれた粘液を搾り出す様に根元までを押し込んで。)

――――……後で殴れ。

(ひとこと、そう、呟いたのがきっと最後。
一歩、歩みを進めるごとに娘の身体を上下に揺さぶり、腰を打ち付けて子宮を抉る
魔物の体液によって極限を強いられている子宮を、苛め抜くかの如くに揺さぶり、抉り、掻き回しながら
先刻己が魔物によって吹き飛ばされた先の、廃屋の扉を押し開けては、古びたクロスが敷かれたままのテーブルへと、娘の身体をゆっくりと寝かせ、組み敷いて。)

―――……孕ませる…ぜ…。 ……イイ声で啼けよ…クロエ…ッ…!!

(――ばちゅんっ…と、娘の尻肉を叩く結合の音が、室内へと響く。
押し上げた子宮の裏側で、子宮を灼き続ける粘液の滞留を、攪拌させるみたいな衝撃が撃ち込まれれば
きっと、もう止める者は誰も居ない。 受胎へと向けた、紛う事なき種付けが始まるんだろう)。

クロエ > あの怪物に飲まれなければ、きっと少女は彼の腕に抱かれてはいなかった。
或いは少女の子宮が淫魔の物に変えられていなければ、彼の理性は持ったかもしれない。
そんな、幾百幾千の分岐の果てに、少女が得られた今がこれだ。彼に抱かれる、現実だ。
悪い気がしないのは、魔物と比較しているからか。それとも案じてくれた彼への信頼故か。
だがその答えを出すには、少々正気が足りないらしい。貪りたい、それだけが内に満ちる。
自身の体が軽々と持ち上がり、強烈な圧迫感と熱量が遠のく。
それが名残惜しくて、寂しくて、彼に縋るように身を寄せた。
快楽に声を零しつつ、それでもどうにか残ったなけなしの理性が、彼の言葉に反応する。

「――んぃっ、ひ、ぐぅ♪う、ぁ、ぁあっ……覚えて、たら、ね?」

最後、理性を手放す前に作れた言葉はそれだけだった。
刹那、どちゅん、と子宮を押し上げられる強烈な刺激。同時に、目の前を白く染める快楽が体を抜ける。
圧迫で零れた粘液の代わりに、彼の滾りが入り込む。それはもはや、子宮すらも使った苛烈な交わり。
持ち上げらえたまま連れ込まれた廃屋の、年季の入ったクロスがかかったテーブルに押し付けられながら、再び中を穿つような一撃が飛ぶ。

「くひっ、ぃ、んんっ♪がんば、るっ、からっ♪ボクっ、頑張って、ママに、なる、からっ――ひぁっ♪
 はひっ、はげ、しっ、んく、んぅうっ♪……く、ふぁっ、ぁ、ぁあっ、奥、もっとっ、もっとぉっ♪」

甘く蕩けた言葉と共に、熱い蜜壺を意識する。締め付け、絡みつき、精液を一滴でも多く搾り取るかのように。
蜜を湛えた粘膜は、魔族達に作り替えられた極上の名器として、彼の雄を果てさせんと襞の一つすら操って。
そっと彼に抱き付かんと腕を伸ばし、あわよくば顔を胸板に埋めんとする。それは、彼の匂いを、ぬくもりを味わいながら、覚える為の所作。
きっと正気に戻った時に後悔はするのだろうけど、どこか満ち足りた思いを抱きながら、彼の雌として甘く鳴き、思いのままに囀っていた。

ガリア > (――きっと、雄は悔いるだろう。 助ける事も出来ず、あまつさえ最終的に「襲ったのは自分」なのだから。
其れでも、今この瞬間に、この娘を孕ませんとする雄の本能は紛れもない本物
唯一示せる事が在るとすれば――少なくとも、娘が、孕ませ貪るに値する、己が欲する雌であると伝える事だけ。

――小さく、笑ったのは、娘が響かせた言葉にだろう。
娘が縋りつくように身を寄せたがるなら、其の背中を抱き寄せて、確りと密着出来る様に。
其の頭上へと、髪糸へと顔を埋める様にして腰を奮い続ける雄が
次第により深く、より強く子宮底を抉るようになり、娘の身体を、覚え始めるんだろう。
自らの熱塊を、娘の膣肉で扱き立てて快楽を貪り、同時に膣肉に潜む性感帯を、ひとつ残らず掻き毟りながら与える悦楽。
スポットを何度も往復のたびに押し潰し、膀胱にすら酷い刺激を齎しては
往復のたびに雁首を引っ掛け、強烈に摩擦する子宮孔を、表から裏から責め立てる。
貫いて抉り抜く子宮底には、鈴口が何度も口付けを果たして、滲む先走りを塗りつけてやり

そして、其の先走りが次第に濁りを増し、熱塊の脈動と共に予兆めいて飛沫く様すら、粘膜へと感じ取らせ。)

―――……っ……、……嗚呼、良い親に為ると良いさ…ッ!
欲しい時に叫べ、クロエ…! 孕みたくて、如何しようも無いって時に飲ませてやる…!
零すなよ、全部奥で受け止めろ…!

(――娘が甘い声で誘わなければ、まるで陵辱しているかの如き言の葉。
けれど、其の言葉とは裏腹に、其の結合の激しさとは裏腹に、娘の額へと一度、乱雑ながらも口付けが押し付けられ
射精衝動が込み上げるまでの間、自らだけではなく、雌を僅かでも狂わせんとして、子宮を掻き回し
円を描いて粘膜を擦り回しては、子宮へと、強制的に齎される発情とは異なる、甘い疼きを与えようとするんだろう。
どくり、どくりと脈動する熱塊の根元から、ゆっくりと競り上がってくる、熱と、気配と。
其れが先刻の触手の如く、子宮にトドメを与えようとする精の塊。
裏筋を盛り上がらせ、きっと、僅かな切欠さえあれば一気に噴出して雌に結末を与える其れが

――娘の心と身体が、共に屈服し、望んでしまう瞬間に、与えられる、筈で)。

クロエ > もしも彼が悔いるなら、その時はちゃんと側に居よう。その方が、きっと良い。
そんな確信めいた予感を抱きながら、彼の逞しさと強さを味わう。
完全に密着した体勢。互いの心音すら聞こえるほどの距離が嬉しい。
彼の熱を、匂いを、味わいながらの交わりは獣そのものと言ってもよい。
子宮底にまで感じる強烈な刺突。子宮が淫魔の物でなければ、壊れていたかもしれない程の衝撃。
中の肉を抉られる度に全身に快楽が走り、それが喜びに変わって少女を包む。
子宮口は既にぽっかりと広がった肉の輪と化しており、擦られる度に目の前を星が散る。
それでいて行為が終わればしっかりと精を飲み込むべく締まるのだから、淫魔の体とは恐ろしい。

「くひっ、んっ♪はひっ、ぁ、ぁあっ♪ぅ、んっ♪な、るっ!なる、からっ――ん、ぃいっ♪
 ひぐっ、ぅ、ぁ、ぁあっ  は、ぅんっ♪ボクの、奥にっ――ボクを、こわ、してっ、君の雌に、してぇっ……♪」

蕩けた理性が彼を望み、屈服する事を受け入れる。
強烈すぎる刺激に意識すら捩れるが、それでもなお、口の端をかみ切る事で強引に気絶を避ける。
それは、彼との交わりの一切を、全て受け入れるため。見逃さず、聞き逃さず、感じ逃さない為。
彼の子種を欲する旨を、甘ったるい声で告げながら中を締め付ける。後は、体が勝手に彼の子種を受け入れてくれる。
そうなるように作り替えられた体が、今この一瞬だけは少しだけ愛しい。
薬液と魔力による強烈な発情と、彼に与えられる甘く緩やかな疼き。
徐々に後者が強くなり、彼への感情が高まる。ぞくりと震える背筋。それが今は心地よい。
徐々に迫ってくる射精の気配、熱い滾りの膨らみを感じながら。

「――き、てっ、ボクの、中にっ……!」

少女の終わりを自ら選び、母の初めを得るべく言葉を紡ぐ。
それは、今までで初めて味わう、何より満ち足りた屈服だった。

ガリア > (ぐつり、ぐつり、煮えたぎるように陰嚢が熱を帯び、熱塊が張り詰めて其の時を予感させる。
壊してしまいそうな獣の交わりは、正気でさえあれば雌の身体を慮る事も在った筈だ。
けれど、このありとあらゆる不運と状況が折り重なった今に措いて
己が獣で、娘の身体が淫魔の其れであった事は、唯一の幸い、だったのかも知れない。
娘が口端を自ら切った事には気付かず、只管に没頭する交尾染みた行為。
欲しい、と明確に告げてくれる娘へと応える為に、一層テーブルへと閉じ込めるように身を預け
己を、そして娘を追い詰める為に、其れこそ終わりの際の激しさにて、腰を大きく振り乱そう。
そして、其の果てに、胸元で響く娘の声。 自らの終わりを定めた、其の声に。
一際強く熱塊を叩き付け、子宮底へと鈴口を深々と押し込んだなら。)

――――……俺の…雌に、なれ…クロエ…ッ…!!

(――搾り出すような、其の声音を返すと共に。
強烈に収縮する陰嚢から遡り、砲身を迸って砲弾の如くに噴出する、精の灼熱。
魔物の体液を手始めに押し流し、駆逐して、子宮へと一気に充満するだろう熱が
子宮孔を塞ぐ熱塊自身に栓をされて、溢れる事を許されずに娘の胎を膨らませて行くだろう
強靭なる人狼の精種が、魔を孕む宿命を背負った娘の子宮に満ちれば、如何なるか。
どくり…どくり…と怒涛の如くに注ぎ込まれる途方もない濁流が、子宮へと渦巻く其の間
娘の額へ、そっと口付けを幾度も触れさせては。

堪能させるんだろう、屈服によって齎された、甘い悦を。
身体だけでなく、其の心をも染め上げて行く様な、絶頂の爆ぜりを。
子宮では収まる事無く、卵管にすら押し寄せるだろう種の勢いが
娘の中、産み落とされる命の欠片を、蹂躙してしまうまでは、きっと、直ぐ)。

クロエ > 二人の境界線すら溶け合いそうな熱の快楽。熱い交わりも佳境を迎える。
彼の射精を受ければ、きっとこの体は落ち着く。それは狂気の終わりを意味する
どこまでも折りの悪い少女の、しかしそれでも幸福だったのは、彼を受け入れらっれた事。
これに尽きるだろう。何せ、淫魔でなければ成し遂げられなかったことなのだから。
強烈すぎる快楽は、さながら暴風雨の様で。少女の意識を根こそぎ揺さぶり、ともすれば刈り取ろうとする。
さらに追い詰める様に腰を振り、突き込んでくる彼。その衝撃を受けながら、足の爪先がピンと張る。
絶頂の予備動作とも言えるそれとともに、少女の声が甘く揺らいだ。

「は、ひっ――めすに、なり、ま、すぅっ――♪」

こうして、初めて自ら口にする屈服の言葉。
同時に下腹部の文様が煌めき、彼を確かに主と認めて。
どくりと吐き出される熱は一瞬で少女の子宮を満たし、それ以上になお注がれて。
下腹部が徐々に膨れていくのを感じながら、甘い快楽に沈んでいく。
精液を注ぎ込まれるという、暖かく蕩けるような絶頂。それは、淫魔だからこそ味わえるもの。
途方もない充足感を味わいながら、ひくひくと震えつつ甘い絶頂に打ち震え、そしてくたりと弛緩する。
その体内では、確かに吐き出された一つの卵に彼の精が群がって、つぷん、と受精。それは精液の海を揺蕩って、確かに着床、懐妊までたどり着く。

ガリア > (嵐の様な律動が、艶かしい結合の淫音が、静まる。
室内へと静寂が生まれ、けれど微かに其の中で、脈動し噴出する吐精の音と
荒く繰り返される二人分の呼吸音が、穏やかに、木霊するんだろう。
熱塊の脈動が収まるまでは永い、娘の子宮を散々に灼き尽くし、膨らませるほどに注いで
そうして漸く其の暴虐が鎮まる頃になって、弛緩した娘の身体を、ゆっくりと抱える。
テーブルへ寝かせていた其の体躯を、互いの位置を入れ替える形で、己が胸板へと凭れさせ
今度は己がテーブルへと腰掛けて、娘の身体を、改めて抱き直したなら。
着床と懐妊を果たした其の子宮を労わり、愛でるかのように、ゆらりと腰を穏やかに揺らして。)

――――――――…………、……………。

(――己から、言葉を発する事は出来なかった。
理性を浸食するような発情は、緩やかに落ち着きを見せ始めているが
其れでも未だ、熱塊は娘の胎を深々と貫いたままで、其の存在を主張しているだろう。
抱き締めていた腕の力が僅かに緩み、其の腰元を、或いは背中を、そっと撫ぜる。
――娘も同じ様に、少しづつでも、落ち着きを取り戻し始めるのだろうか。
其の様子を伺いながら、ふと、娘の其の、一度外れた肩へと顔を寄せれば
ゆったりと、痛むだろう其の患部を、舌で舐め上げて唾液を塗して。
己が持つ治癒の力を分け与え、痛めたろう関節組織を、じわじわと修復してやろう、か)。

クロエ > 射精が長引くほどに、少女は落ち着きを取り戻す。
それは、雄の精液こそがこの体調に対する何よりも強い特効薬だと示すかのように。
乱れ切った呼吸音が響く部屋の中。ぐったりと彼の腕の中で震える少女がいる。
漸く、と言ってもいい、思考能力の回復。同時に今までの全てが思い出されて。
一瞬で表情がころころ変わり、そして最後は一つ嘆息してから。

「……あ、はは、しちゃった、ねぇ。うん……ボク、おかーさん、だ」

彼の楔を体内で味わいながら、苦笑を浮かべる。
緩む力には身を寄せる事で対応し、彼に重みを預けてしなだれかかる。
肩を舐めてくれる様子を眺めながら、そのくすぐったさと、汗の味を知られる恥ずかしさに悶々としながら。

「――その、責任とかは、考えなくていいよ?ボクが、お願いしたことだから」

彼は自分の望みを叶えてくれただけ。あくまでそのスタンスを貫くように、明言して。
後は只、彼が与えてくれるぬくもりを素直に受け入れ、味わいながら彼の言葉を待つことにする。

ガリア > (――毒、ではない魔物の体液の効果は、己が力では癒せない。
けれど、精を飲み乾すたびに次第、娘の呼吸が穏やかさを取り戻して行くなら
或いは本能的な、直感的な部分で、今は其れこそが正解なのだと理解した。
腕の中、胸板へと零すようにして、娘が先に言葉を響かせるなら。
舞い上げた片掌が、其の後頭部を柔く撫でようとしながら。)

…………だな…、……悪かった、最悪だな…。

(紡ぐ、謝罪の言葉。 いかな理由とて、娘を抱き、犯し、孕ませた事実に変わりは無い。
其れを、娘自信が受け入れてくれている事が、何よりの救いだとしても、だ。
肩を舐め、そして、唾液の治癒効果が在る程度染み込んだろう辺りで、再び顔を上げれば
娘の顔を見下ろし、其の瞳を覗き込みながら――せめて逃げずに、向き合うかに。)

………そう言うこっちゃない。 ……嗚呼、いや、なんつーか…、……御前は良いのか、とか。
後は…、……あんな抱き方は、最悪だぜ…。

(――自分の意志で、抱くと決めて娘を組み敷くならば良い。
けれど、特に発情期の如く、欲と衝動だけが娘を襲う動機だったのが
何よりも自分に対して赦し難いことなのだ、と。 ……小さな、吐息と共に。
ただ、其れが娘の評価を貶める意味合いではない事、其れを何とか伝えようとしながら
――こつりと、娘の額に、己の額を当てては。)

……孕ませたのは…、……間違い無く俺が望んだ事さ。
だから、責任とかそう言う話じゃなく…、……俺の子供なら、喜んで、だ。

(――そう、己の事は如何でも良いのだ。
ただ、彼女を奪い尽してしまった事が、何よりも悔いるべき事なのだから。
だから、己の上手く言葉に出来ない感情を、代わりに表す為に。
そっと顔を傾け、娘の唇へと寄せれば――柔く口付けを重ねて、奪って
まずは、其れこそが礼儀であるとばかりに、緩やかに舌先を絡め様、か)。

クロエ > 彼の一舐め毎に、肩の傷が癒されていく。
それでも体の火照りはいまだ冷め切らないが、大分落ち着いたから気にしない。
今はこれが正解で、二人が理性的ならば不正解で。しかしこれなら、過ちも悪くはない。

「……ん、いやいや、ボクの方こそ、誘っちゃったし」

犯したのが彼でよかった。今では心の底からそう思う。
あの魔物の子供を孕んでいたら、今頃ショックで心が砕けていたかもしれない。
そうなれば、立ち直れずに故郷で療養するとかそんな選択肢しか見えなかった。
それに比べれば、こうして大切にしてくれる相手に抱かれた方が、数千倍、数万倍良い。
――否、そもそも比較することそのものが間違っている。
覗き込まれる瞳。それに目を合わせると、にっと笑って見せて。

「良くはないけど、もう過ぎた事だからしょうがないかなって。
 今更お腹の中の子供を無かったことにはできないし、君に助けてもらったのは事実だし」

自分もまた、己の意思で抱かれたのだからと首を振る。
彼が自分を許せないなら、少女が彼を許すのだ。
そうすれば、大丈夫かなと思ってみたりなんかして。

「……そう、ならいいな。お父さんも望んだんだよってこの子に言える。
 ただ、その、本当に責任取ってくれるとなると、君、貴族令嬢をお嫁さんにするわけだけど」

そこらへんって大丈夫?などと首を傾げつつ、彼の口づけを受け入れる。
ひょんなことから交わってしまったが、こうして身を寄せると大切に思われているのが分かるから。
ちゅ、と先ほどまでの好意に比べれば随分と子供じみた口づけを交わすと。

「ふふ……うん、ボクを案じて、ボクの名を呼んでくれる人で、良かったよ」

それだけは確かな実感だから、素直な言葉を口にして、後はされるがままに、舌を絡めて目をつむる。