2018/01/02 のログ
■ダークマター > 獲物を追い求めて、ゆっくりと動き出す。
獲物を捕まえるための粘液の罠を所々に仕掛けて、じっくりゆっくりと待ち焦がれるように身体を動かしてぶるぶると震えて。
■ダークマター > 今日は獲物はいないだろうか…いや。
人間から奪ったわずかな知識を総動員して、もう少し粘る事にした粘液物質。
ご案内:「路地裏(過激描写注意)」にスケアクロウさんが現れました。
■スケアクロウ > この時間帯は暗闇が支配しており、昼間と比較すると衛兵は数える程。そして、彼らの目を避けるのにはうってつけの時間だ。巡回する彼らが持つ松明の明かりを避けながら、今日の寝床を探そうと人気の少ない路地裏へと足を運ぶ。しかし、路地裏へ足を踏み入れた途端、衛兵よりも嫌な予感が背筋をぞくりと走り、身震いする。
『うっわぁ…なんか来ちゃいけないとこに来ちゃった気がするなぁ…』
呑気そうな言葉とは裏腹に周囲を警戒しながら、じり、じりと足を進める。黒いローブのフードの袖からは小さな甲虫のようなものが数匹羽音を立てながら飛び立ち、蛍のように淡く光るとうっすらと路地の床や壁を照らして。そうすれば、あちこちに黒い不気味な物体が蠢いているのが見える。
「スライムっぽいが…なんでこんな所に…?」
触りはしないもののしゃがみ込んで自分の一番近くで蠢いているスライムのようなものを怪訝そうな顔で覗き込んでみる。
■ダークマター > 男が屈みこんでスライムを覗き込めば、そのスライムもまたずずっと少しずつ近寄りながら動いていく。
そしてその間にも周囲の隙間からゆっくりと囲むようにスライム達は包囲網を敷いて行く。
そして…男が気づかなければ、背後から飛びかかるように襲いかかってくるだろうか。奇襲が成功すれば次々と飛びかかって行く…が見切られればあっさり躱せるだろう。
■スケアクロウ > スライムがウゾウゾと近寄って来るのを見ると、露骨に嫌悪感を抱いた顔を見せながら立ち上がって後ずさりする。蛍のような虫が照らす光を広げながら、周囲を見回すと壁や床一面にそのスライムが蠢いており、吐き気すら催しそうで。
「うえッ、スライムだらけじゃねぇか、ッ!」
気持ち悪いところは勘弁と言わんばかりに立ち去ろうとする。しかし、後ろにいたスライムが背中に飛びかかってきたのだろう。とんでもない数に圧倒されて動揺していたせいで逃げることができず、背中に張り付いてしまう。なんとも言われぬ気持ち悪い感触にそれを引きはがそうとするが、次々にスライムがとびかかってくる。それを往なすように身体から蜂のような虫を出しながらスライムに群がるがそれすらも吸収されてしまうかもしれない。二本のナイフを構えると、飛びかかってくるスライムを切り裂いていくが、スライムが体中に張り付いていき。焦った顔でそれを引きはがそうとする。
「ちょッ、嘘だろッ!勘弁しろって!オジサン喰っても美味くないからッ!離せ、ッ」
■ダークマター > スライムにとって相手の性別など大差無い。
女でも男でも、大事なのは体温と水分と魔力。そして安全かどうかだ。
スライムは切られても核を切られない限りは死なない。分裂してどんどんとへばりつき、そして男の下半身を包み込むようにくっついて融合して行く。
やがて下半身を包み込めば、衣類の隙間から肌へ入り込んで行く。
■スケアクロウ > スライムにナイフは利かず、それどころか数を増してゆく。相性の悪い相手に万事休す、逃げるが勝ちと言わんばかりに路地の外に出ようとするがすでにスライムは下半身を覆い尽くしている。びったりと纏わりつく不快感と合わせて襲い来る恐怖に冷や汗を浮かべながら、険しい表情でそれを引きはがそうと爪を立てる。
「マズったな…ッ。こりゃあ、万事休すってやつか…」
策がない訳ではない。自分の大量の魔力を相手に逆流させれば一瞬でも魔力が過剰になって中毒を起こす可能性がある。静かに自分の生命を燃やしながら、自分の中の魔力を増幅させてゆく。しかし、そんなのも相手は待ってくれないだろう。衣類の隙間からそれが入り込み、不快な感触が肌を撫でると身震いする。
「ひっ…、変なトコ触んなよ。…クソっ、…今に見てろよ…一泡吹かせてやるからなッ」
■ダークマター > スライム達はヒルのように狭い所へ入り込んで行く習性がある。
スライム達が目をつけたのはまず菊座。
そこへ殺到するように潜り込み、穴を広げて入り込む。
そして次は竿の先端、尿道。
そこへ針金のように細くなりながらツププと潜り込んで行く。
魔力によるオーバーロードは確かに有効だ…がこのままでは魔力を吸われて耐性をつけられてしまいかねず。
■スケアクロウ > 群がったスライムが進んだ先は菊座で、排泄にしか使わない器官に潜り込まれ、奥へと進まれると腹を圧迫するような不快感が下半身を支配する。スライムが腸内で動いているのが分かると、体内の蟲がざわめくのが分かる。恐らく蟲が異物に対して危険信号を出しているのだろう。顔を歪め、苦しそうに呻きながら、魔力を練り続けているとスライムは尿道にまで入り込み。敏感な場所をスライムが張っていくのがわかる。今まで経験したことのない感覚が全身を駆け巡り、それが快感なのか痛みなのか脳内が麻痺してしまいそうだった。
「ッ、うァッ!…はっ、はッ…ハァッ!…お゛、ァッ!」
膝が笑い、立っているのも漸くといったところ。生命の危険を感じてか、それとも耐え難い快感のせいか、下衣を突き上げるように竿は怒張し始める。魔力を増幅される前に自分の魔力を吸われると策は失敗に終わってしまうだろう。苦悶の表情のまま目をつむって、意識を集中させ。
■ダークマター > 古来より男性の魔力が最も宿ってるのは精液だと言われている。
そのため魔力を溜めている間に射精に導けばスライムは精液を取り込み大きくレベルアップできる事だろう。
そのために、腸内に入ったスライムは前立腺をグリグリと押し上げて、竿を包むスライムはぬるぬるとして竿を圧迫しながら扱き、そして尿道の中から精嚢までをクチュクチュとかき回して、まさに全方位から攻め立てる。
そして尿道のスライムが僅かに広がると、前立腺の動きに合わせて一気に這い出ていき、誘い水のように射精を誘発していこうと。
■スケアクロウ > 腸内のスライムの動きが活発になると同時に下半身がズンと重くなるのがわかる。恐らく其処が自分の前立腺なのだろう。このスライムは人を溶かすスライムといよりは体液を吸うタイプのスライムなのだろう。それならばイかなければ問題無い。
「ンッ、そこはッ…うっ、ぐ…あ…ァッ」
イかなければ、そう考えた自分が甘かった。緩急を付けながら竿を扱く動きだけなら耐えられることができたのだが、精嚢までスライムの毒牙に掛かってしまうとどうすることもできず。スライムが精嚢をかき回したせいで、脳が勘違いを起こしているのだろう精嚢の中で餌となる精液を量産しているのだ。スライムもイかせ方を熟知しているのだろう、尿道のスライムが前立腺の責めに合わせて勢いよく尿道の外に出ていくと強制的に精液が迸り、黒いスライムの中に精液の白がふよふよと浮かぶ。
「…ダ、メだッ!イクッ、イくッ!お゛あッ、が…ぁっ…」
スライムの一連の動きで何度も何度も強制的に射精させられ、獣のようなうめき声をあげる。失神しそうな快楽に惚けた表情へと変わってゆき、ついには膝をついてしまう。増幅魔力すらもすべて吸い出されてゆくのがわかるが、策を練るような冷静さすらも快楽に支配されはじめており。
■ダークマター > コキュコキュと精液を吸い出し、黒い体に白い液体が混ざっては直ぐに消えて行く。
そして得た魔力を使って増殖・分裂を繰り返し、腸内を精嚢内にスライムを溜め込んで行く。
こうなっては悪循環の始まり。
快楽で支配されてスライムに餌と隠れ家を与え、それどころか自慰や性交によって次々とスライムのテリトリーを増やしてしまうことになるだろう。
■スケアクロウ > まるで壊れた蛇口のように鈴口から精液が溢れ、魔力もかなりの量を吸い取られてしまったようだった。体内でざわめいていた蟲も動きは殆どなく、数も相当数少なくなってしまったようだ。スライムは手に負えない数に増えてしまい、精液が出なくなると再び精嚢を弄り始める。
「あ、ひっ…だ、めっ…も、う…ッ、出なッ、……イぐッ、イグぅっ…」
魔力不足と数え切れないほどの射精、疲労困憊してしまった身体が路地の冷たい床に仰向けに倒れる。それでもまだなお射精しているのか、水っぽくなった薄い精液を出しながら、身体を痙攣させている。もうほとんど意識は無く、その表情は惚け、瞳も生気がなく焦点が合っておらず。舌をだらしなく出しながら、犬のように早い呼吸を繰り返している。
蟲の他に身体の中にスライムも飼ってしまうことになるとは、と頭の片隅で路地に足を踏み入れたこと、僅かにでも油断してしまったことを後悔しながら―――
■ダークマター > やがてスライムは男の体内に全て収まると、快楽と刺激で男を弄び、成長を促して行く。
魔力と知識を学んだスライムはより効率的に、より強力に進化して成長して行く事だろう。
ご案内:「路地裏(過激描写注意)」からダークマターさんが去りました。
ご案内:「路地裏(過激描写注意)」からスケアクロウさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場(過激描写注意)」にライムウェルさんが現れました。
■ライムウェル > 魔法の力により強い日差しの降り注ぐ水游場。
その一角にある天幕の前に長蛇の列が出来ていた。
その天幕の中は広く、天井も高い。
中を半分に間仕切りする様にカーテンが垂れ下がり、そのカーテンの前に腰の高さ程度の台座が設置されている。
「皆さま!ようこそお集まり頂きました!
それでは握手会、始めたいと思います。奮って、奮ってご参加下さいませ…!!」
その台座の前に立つのは一人の女性。
例の如く声をかけ、催し物に参加頂いた人材だ。
報われない男達に是非、愛の手を…!と懇願し、結果、始まる事となったこの握手会。
水着という慣れぬ服装に何処か羞恥を覚えている男も多いが、それでも皆が期待に満ち満ちた顔で並び、順番を待っている。
女性にはと言えば、
”是非愛想よく手を握ってあげてください。
サプライズもありますので、お楽しみに!”
という、説明にもなっていない説明を述べたのみ。
何故か下肢から下は垂れ下がるカーテンの向こう側に突き出した姿勢を取る様に、という厳命だけはあったが。
■ライムウェル > 台座が丁度、腹を支える位置にあるので姿勢自体は辛くは無いだろう。
ついでに胸を強調するような姿勢になるから男性へのサービスにも良いのです、という建前もあり。
モギリの様に、渡される整理券を一枚一枚確認しては、にこやかに列の整理を進める興行師。
その反応を見てがっかりした客もいるようだが、それでも女性と握手出来ればそれなりに満足なのか笑顔も浮かんでいた。
中には、頑張ってください、等と意図不明な応援の言葉をかける輩もいたけれど。
そして列が進む中、渡された整理券を確認すると”当たり”を示す特定の番号が記されている事に気付き。
「…おめでとうございます!お客様、当選です!握手した後、此方へとどうぞ。」
その瞬間、わぁ!っと喝采が上がる。
声をかけられた男も力の限りなガッツポーズを見せ、ありがとう!ありがとう!と感涙を見せながら握手。
女性に取っては何が何だか分からないだろう。けれども実に実に、幸せそうな顔を男はしているのだ。
そして男がそのまま案内されるのは、天幕の裏手。カーテンで隠された、女性の下肢が突き出しているのがモロ見えの区画。
―――所謂、壁尻という光景である。
薄手のカーテン故か向こう側に並ぶ男達と女性の姿が薄っすらと浮かび上がり。
次は俺こそが!と息巻いている男の声も聞こえていた。
そう。これは握手会。
当たりのある、握手会。
当たりの整理券を引いた男は、そのまま後ろに回って握手会の間、悪戯し放題という実に頭の悪い企画だった。
■ライムウェル > 盛り上がりを見せる握手会は、まだまだ続く。
カーテンで遮られた向こう側の人数が増えるに従い、不穏な空気も増していくのだが、はてさて―――
ご案内:「ル・リエーの水遊場(過激描写注意)」からライムウェルさんが去りました。
ご案内:「路地裏(過激描写注意)」にクロエさんが現れました。
■クロエ > 年明けの初仕事は、魔物の出没情報に関する調査だった。
何でも、王都の路地裏で謎の化け物を見たという話が、何件か上がっているらしい。
しかし、貴族達は新年の挨拶回りに忙しいらしく、対処の手は上がらずじまい。
結果、少女は貧乏くじを引かされたかのように、路地を見回る羽目になる。
いつも通りの装備を纏い、剣を右手に踏む石畳は、冷え切って硬質な音を立てる。
「……さて、その魔物とやらはどこにいるのかな?」
誤報であればいいのだけれど、とつぶやきながら、少女はまた一つ路地を曲がった。
■クロエ > 曲がった先は、薄暗い袋小路だ。
常に湿っぽく、饐えた臭いがして、ネズミが駆ける音が聞こえる様な場所。
少なくとも、この場に長居していたいと思う様な者は中々居ないことだろう。
とは言え、見回りの手を抜くのは少女の矜持に反するから、と足を踏み入れる。
「――とりあえず異常はなし、だね……」
以前魔物を見かけたという証言はあったが、常にこの場所にいるわけではないらしい。
何らかの移動手段でも持っているのかしら、と頭の中で推論を組み立てながら、踵を返した。