2017/12/22 のログ
ご案内:「富裕地区の外れにある広場」にエウレリアさんが現れました。
■エウレリア > 獣じみた悲鳴が灰色の空に高く、長く、響き渡った。
そんな叫びを上げたのは、綺羅びやかな決闘衣に身を包んだ異国の貴族と思しき褐色肌の優男。
そして、彼に無様な悲鳴を上げさせたのは、緋色のドレスに金色のライトプレートを纏う若き女剣士。
大きく開いた襟ぐりは、ぱんっと張りつめた豊乳の谷間を扇情的に覗かせて、魔術によって形成された風のパニエに膨らむフリルスカートは、折れてしまいそうな程に華奢な細腰と合わせて女らしいシルエットを強調する。
決闘の最中、結える事なく背に流した長く波打つ金色の髪束。
切れ長の双眸にすっと通った冷涼なる鼻筋、笑みの円弧も艶やかな薄い桜唇。
それら全てが芸術的なまでのバランスで配置され、エルフもかくやという美しい容貌を形作っていた。
しかし、その瞳。
ルビーのめいて色鮮やかな紅瞳が、娘の美貌を濃厚な狂気で塗りつぶしていた。
「―――あらぁ、いかがなさったのです? つい先程まではあんなに威勢がよろしかったのに、蹴飛ばされた仔犬みたいに可愛らしい声を上げてしまって……ふふふふ。でも、これではもう、無理ですわね? こんな風に穴だらけで萎えてしまっては、わたくしのおまんこに入れるよりも………ほら、こうして挿れられるのがお似合いでしてよ?」
この期に及んで流麗鋭利な細身の曲刀を取り落としていないことこそ立派だが、血だらけにした股間を押さえ、へっぴり腰の内股をガクガクと震わせる貴族男の有様は滑稽そのもの。
そんな彼を背後から抱きすくめるかに細腕を回した女剣士は、するすると獲物に這い寄る蛇の如き繊手―――籠手を外した剥き出しの白指にてつぷりと男根に開いた血穴を抉る。
再び上がった痛苦の絶叫がついに男をうずくまらせて、恥も外聞も捨てた嗚咽と共に降参の言葉が零された。
■エウレリア > 股間を押さえて蹲り、ビクッ、ビクッと尻を震わせる貴族男を傲岸怜悧に見下ろしながら、狂気を纏った女剣士は指先を濡らす鮮血を艶やかな紅舌にてペロリと舐めた。
「――――まぁ、もう終いですの? わたくし、まだ満足出来ていないのですけれど……おまんこぐちょ濡れで放り出されてしまっては、流石に少し、困惑してしまいますわ。」
ふわふわと揺蕩う緋色のスカート。
その下肢の付け根と思しき場所を繊手でそっと押さえる所作に、周囲で一部始終を見守っていた貴族たちがゴクリと生唾を呑み込んだ。
しかし、手慰みの如く無造作に、ピュンピゥンッと振るった鋭利な銀閃が刀身濡らす鮮血を散り飛ばし、ヂィィンッと鍔鳴りも華々しく鞘に収まる様を見て、彼らは口に仕掛けた誘いの言葉を凍りつかせた。
「んふ……でも、今は挿れられる方よりも挿れたい気分ですわ。おちんぽ、さっきからギッチギチですもの。」
涙目の敗者が治療を受け、審判役が決闘の後始末のために声を張り上げる中、小さく呟く女剣士は他人事の様に背を向けた。
拍車の音も涼やかに、歩む歩調が貴族の人垣を自然に割る。
"紅瞳の決闘士"
その二つ名が纏う、陰惨な噂の数々が真実であった事を見せつけられた観衆は、身分の上下に関わらず女剣士の狂瞳を避けて視線を逸らす。
そんな彼ら彼女らを歩む傍ら流し見る紅瞳は、己の滾りを発散するに相応しい肉の供物を物色している。
とは言えそれも、主の帰りを黙して待つ馬車にたどり着くまでの僅かの間。
館に戻れば美しいメイドや従者達が、率先して女貴族の昂ぶりを受け止めに来るのだから。
短時間の物色は「たまには他所のお肉も食べてみたいわ。」なんて自分勝手で気まぐれな思考による戯れじみた物に過ぎぬのだ。
■エウレリア > 『お早いお戻りで。』
「えぇ、期待はずれの早漏でしたわ。」
黒尽くめの御者の恭しい声音に、視線も向けぬ素っ気無さにて返答を戻しつつ、ドレスの裾を翻し、馬車に乗り込む女剣士。
「――――出して。」
短い声音に応じ、滑るようなスムーズさで馬車が走り出す。
その車内、はしたなくもスカートをたくし上げた女貴族は、扇情的な下着の上端から飛び出す剛直の幹を自らの白手で慰めながら
「あぁ……メイドを一人二人連れてくるべきでしたわ。わたくしってば本当に迂闊……ぅんんっ、は、ぁ……はぁ……、あぅんぅ……っ。」
ふたなりペニスだけでなく、濡れた下着の内側にも指を差し入れ、甘い声音を響かせ始めるのだった。
ご案内:「富裕地区の外れにある広場」からエウレリアさんが去りました。