2017/12/02 のログ
トルル > 限界を超えて深く飲み込まれる人外の快感。
驚いたマルティナがトルルの頭をつかめば、ケミカルピンクの頭髪はしっとりとした感触を返す。
掴まれたほうのトルルも抵抗は見せず、いや、射精の予兆を感じれば自ずから頭を腹へと押し付け、より深く呑み込もうとする。
ペニスの根元には上下から押し付けられる歯の感触もあるが、なぜかグミめいて柔らかくなっている。

「ふううううっ♥ うふっ、ふ、だひて、出ひてぇ♥ おねーひゃん………んぐううううっ♥」

ぐりぐりと頭をねじり、舌骨に当たる部位をさかんに震わせ、腹も大きく拡縮させ、射精を促す。
マルティナのペニスは胃にまで到達し、腹腔内に広く開いた空間にどぽどぽと音を立てて精液が噴き落とされて行く。
薄いワンピースの下で、トルルの腹はみるみる膨れ、胃下垂の様相を呈していく。
気管を塞がれ、舌に精液の味も感じられず、それどころか顎が破壊され常人ならば地獄めいた苦痛を感じているはず。
……にもかかわらず、トルルはなおも盛んに肉棒をしゃぶりながら、ニッと口角を上げて笑みを作ってみせる。

「おほっ♥ ほっ、ご、お゛っ♥ せーえきっ、いっぱい、いっぱいぃ……♥ 濃くて、おいひい……まら、まだでりゅ……♥
 だひてっ、出ひてぇっ……出なくなりゅまれ……最後までぇ……♥」

限界まで広がった唇の下からべろりと舌が伸び、マルティナの睾丸を捕らえる。
そしてさらに口を拡げ、睾丸までも熱い口腔内へと呑み込んでしまった。れろれろ、と舌先が激しく精巣を揺さぶる。
増しゆく口腔内の圧力に耐えるように、なおも抱きしめる腕に力が篭り、離すまいとする。
頭蓋や舌の蠢きだけでなく、食道や胃臓までもがぐにぐにと悶え、ペニスに絡みつき、さらなる射精をうながす。
まさしく人外、いやスライムめいた粘っこく深いフェラチオだ。

マルティナ > 数秒持続するマルティナの射精。
ポンプのように尿道からトルルの体内に精液を送り込み、喜悦の声をあげる。

「おほおおっ♥飲んでぇザーメンもっとぉ♥」

口内どころか喉の奥までを犯し、強引に頭を掴んでいるというのにトルルから苦痛の気配はない。
そして一度射精し僅かに思考力の戻ったマルティナも、人間相手とは感触が違うところが多々あった事にようやく気づいてくる。

「くはぁぁぁ……♥あ、貴女、まともな人間では、ありませんね……?
ど、どうせ淫魔かなにかの仲間なんでしょう!?」

経験上こういうアプローチをしてくる人外は大抵が淫魔であった。
体質が体質だけに淫魔の類を引き寄せやすいのは仕方があるまい。
なので、まさか今回の相手がスライムだとは未だに思い至らず。

「ふああ出したばっかりなのにっ、も、もう勃起、ギンギンに……♥
淫魔の毒のせい、ですね……?ひ、卑怯者、こんな淫毒に頼るなんて……!」

またもや自己弁護。
淫魔の毒にあてられたのだから仕方がないという体裁だ。

「いいでしょう、そ、そんなに欲しいなら、気が済むまで……♥
っぎ!?そ、そこぉ!?タマタマぁ……♥」

すぐに硬さを取り戻した肉棒を、今度は睾丸と一緒に飲み込まれてしまった。
敏感な睾丸を口内で直接転がされては堪らない。
思わず距離を取ろうとしたが、こちらもがっちりと掴まれていて簡単には抜け出せそうになかった。
抜け出せないのなら仕方がないと僅かな抵抗も諦め、やはり満足するまで出すしかないとトルルを見据える。

「そんなにっ、欲張って……!こ、後悔、しないで下さいよ、飲みきれないぐらい、出しちゃいますから……♥」

トルルの求めるまま、体内を使ったフェラチオを味わいながらすぐに二度目の射精。
二度目だというのに量はむしろ増えているかもしれない。
どくどくと、容赦のない量をトルルの体内に送り込んでいく。

トルル > 「んむうううっ、ん、れるるるっ♪ はぷっ……おいひ……おいひい♥ たまたま、味、濃いぃぃぃ……♥」

ねっとりと湿った舌で執拗に睾丸を舐り上げ、巨大な性器全体に染み付いたふたなりの味覚に陶酔するトルル。
そうやって精子の根源を突き回しているうちに再び胃腑の内に濁流を感じれば、またニコリと怪しく微笑む。
今度は顔だけでなく胸やお尻までも激しく振り乱し、全身をオナホにせんとばかりに愛撫に用いる。

「ごふ……お゛ぉぉ……♥ お゛ぼっ♥ ご、ぉおおおおお、おんっ♥ お゛んっ♥」

喉はおろか肺までも潰され、腹を限界以上に満たされ、死にかけのケモノめいた嗚咽が漏れる。
声は苦しげだが、やはり抵抗の素振りはなく積極的に身体をゆすり、視線にも生気と痴情の色が満ちている。
どぷ、どぷん、と2人の周囲の空気さえも震わせるような音を立てて、トルルの内臓に精液が産み落とされていく。
トルルの腹はもはや胃下垂の域を越え妊婦めいて膨張しきった輪郭を作っている。
傍目には、とうに人体の限界を越えている。それでもまだ積極的に責めを繰り出していたトルルだったが……。

「ぐ、ぶ、っご、ぼ、お゛おおおおおおお゛お゛お゛お゛………ご、ごぐっ、っっっっぐううううう!!」

突如白目を剥き、一転して苦しい形相を浮かべるトルル。快感とは別の雰囲気の戦慄が上体を駆け抜ける。
迫真の嗚咽から数呼吸も時を経ずして、トルルの肢体がひときわ大きく震えると……彼女の肉体が壊れた。
ばちん、と桶の水をぶちまけるような音とともに、ぎりぎり人の姿を保っていた輪郭が弾ける。
髪も頭も、喉も肩も、四肢さえもその区別をなくし、砕け、溶け、1つの肉塊へと瞬時に変化していく。
しかしその劇的な変化に、出血などは伴わない。トルルの肉体は半透明のジェル状の粘体へと色を変えていく。
……マルティナのペニスを未だ咥え込んだまま、トルルはスライム状生物へと変化したのだ。

「………あは、ははは。やっぱりダメだったよ。人間の形のままじゃ、このフェラ、無理があったねぇ」

口と呼べる部位を失ったにも関わらず、ぶにぶにとした半透明のジェル塊は、今までと同じ可愛らしい声で喋る。
粘体の身体全体が震え、声を発しているのだ。当然、その振動はマルティナの身体やペニスにも伝わる。

「んー、ボクはまともな人間じゃないのは、当たり。でも淫魔でもないし、毒みたいなのも使ってないよぉ?
 さっきみたいなフェラテクには自信があるからー、それで精液びゅーしちゃうのは仕方ないよー?」

なおもマルティナの下半身に絡みつき、ペニスや睾丸を深々と咥えながら、粘体は楽しげに身体を震わせる。
半透明の身体の中には、大量に噴かれた白濁液が玉になって浮かんでいるが、その量は見るからに減っていっている。
吸収されているのだ。

「ねーねー、もっと出せるー? 2回で射精、おわりー?」

マルティナ > 「はひぃぃぃ出るぅ♥飲めっ飲めぇ飲んでぇ……♥」

嬉しそうに男根を咥えるトルルに、お望みのものを叩き込んであげるマルティナ。
一度目の射精の後一瞬理性が回復したものの、今はそれも吹き飛んでしまっている。
淫毒に侵された、と思いこんでいる体で増量された精液を吐き出しているのだが喜悦のみを示していたトルルの様子がおかしい。

「んっふぅ凄いですよこれぇ……♥さっきより、おぉ♥たくさん出てるかも……♪」

最初は大して気にしなかった、というよりも射精の最中でそれどころではなかった。
しかし射精が終わり、精液を出し切って気分もすっきり、で終わりではなかった。
精液を飲み込みすぎたのかトルルは苦悶の形相をして、そして弾けた。

「な、なに!?どうして……、えっ……?」

あまりの事態に呆然とするマルティナ。
驚きと恐怖の余り、むき出しの陰嚢は縮み上がっている。
まさか死んでしまったのかと思ったのも束の間、再びトルルの変わらぬ声が響く。
淫魔だと勝手に思い込んでいたのは誤りで、違う存在だという告白。
精液の飲ませ過ぎで殺してしまったのではないと僅かに安堵したが、事態はやはり異常である。
今度は少女の姿ではなく、不定の粘体になったトルルが尚も喋る。

「い、いえ、もう、これは流石に……」

正直を言えばまだまだ出し足りないのだが、人の形ですらない存在には流石に欲情はしない。
と思っていたのだが咥えられている肉棒は素直であった。
敏感な部分を粘体に飲み込まれながら、その感触と振動に反応してこうしている間にもむくむくと勃起してしまっていた。

トルル > 「流石に……なぁに?」

異形の肉塊と化したトルルの姿に引いたような声色が聞こえるが、まぁトルルには慣れたこと。
そして、そんな反応を返しながらも、三度むくむくと膨張を始めるマルティナの男性器には、ぶにぶにと楽しげに震えて応える。

「おねーさんの精液、どっぷんどっぷん出てきて、ボクのお腹膨れちゃったよ。でっかいちんぽにお似合いだね!
 味もこってりしてて、舌触りもべっとりしてて、すっごいボク好み♪ ボクの身体にすぐ馴染んじゃうの!」

ケミカルピンクの半透明の粘体の中で、人型だったころの腹部を限界まで膨らませてた大量の精液が、どんどん嵩を減らしていく。
トルルの粘体そのものの見かけの体積は変わらないため、精液がそのまま粘体を構成する組織に変わってることが見て取れるだろう。

「……んー、おちんちんまた膨れてきたけど、もう出ないの? ほんとに?
 ねーおねーさん、ほんとにもうザーメンでないか、確かめちゃうよー? こうしてー……」

狼狽するマルティナとは裏腹に、粘体に変化したトルルの口調はなおもおっとりとマイペース。
そんなピンクのスライムがぶるりと1つ身体を震わせると……突如、マルティナのペニスに異様な感触が走る。
ペニスの尿道の中を、熱く粘っこい粘液が意思を持って遡ってくるのだ。
螺旋状に触手をくねらせ、尿道粘膜を磨くように擦りながら、鈴口から骨盤内へと押し入ってくる。

「おねーさんのちんぽの中、探してあげる♪ せーえきの最後の一滴まで、ぢゅーぢゅーってすすってあげるー♥」

抵抗なくば、トルルの粘体はマルティナの尿道を拡張しながら、前立腺、そしてその先の膀胱まで届いてしまうだろう。

マルティナ > 「え、ええっ!?うそ、そんな中にぃ、なんてぇ……♥」

尿道の中を逆流する感触。
まともな感性をしていたら恐れるのかもしれないが、マルティナはあっさりと快感に飲まれてしまう。
驚きはしたものの、異常な快感を受け入れて喘ぐ。

「ああすごい♥ちんぽの中っ、ふおっ♥こ、これ、頭もちんぽもおかしくなるぅ……♥」

膀胱に向かって侵入されながら、尿道を擦られる感触で達しそうになりビクビクと肉棒が震える。
しかし肝心の尿道が塞がれていて射精には至らず、切なく震えるだけであった。
陰嚢も、今度は恐怖ではなく射精の前兆で縮み上がっている。

「あ、あうぅ……♥だ、だめ、これっ、どうなっちゃうのぉ♥ああ怖いのに気持ちよくてっ、くあっ……♥」

尿道からの侵入を受けながら、今度ははっきりと絶頂した。
しかし射精は塞がれたままだ。

トルル > 「ふふっ、怖がらないで、おねーさん♪ ボクはおねーさんを食べたり殺したりしないよぉ。
 痛くないでしょ? 気持ちいいでしょ? ボクって、そういう身体だから~」

怖い、という言葉を漏らすマルティナに、トルルは厭らしくも優しげな声で諭す。イマイチ真実に聞こえない口調かもしれない。
とはいえ、尿道を徐々に確実に拡張しているにもかかわらず、苦痛は感じられないだろう。
前立腺の中にどくどくと粘体が流入し、性感神経の密集体であるその臓器をごりごりと容赦なく膨れさせていく。
膀胱の出口を塞ぐ括約筋をも容易くこじ開け、さらに奥に潜り込む。
先程排尿しきったばかりで内容物は少ないだろうが、膀胱壁に残った尿をチロチロと触手の先端が舐めあげる感触が走る。

「……あはっ♥ おしっこの部屋だぁ……舌先にチリチリして、おいしいよっ! 前立腺もすっごい濃いザーメンの匂い!
 でもぉ……やっぱり精液は出ないね。どうしたんだろうね、気持ちいいのにねー?」

意地悪な口調で、トルルはマルティナの骨盤内の味わいを語る。
本当は、粘体の先で詰まる3発目の射精の圧を感じている。尿道はおろか前立腺さえもみっちり満たし、漏らさないだけ。
コリコリ、と骨盤を通してマルティナの耳にも伝わるような音を立て、さらに粘体の触手が遡る。前立腺から、膀胱でない方向へ。
射精用の精液を貯める精嚢へ。すでにパンパンに膨れた1対の臓器を、さらに重く粘った質量が蹂躙していく。

「……フフッ♥ 次のしゃせーは、たーーーーーーーっぷり貯めて貯めて、限界まで貯めきってから、出そうね♪
 射精のための管も袋も、ぜーんぶ太くしてあげるから。おねーさんのザーメン射出レベル、上げてあげるー♪」

言うと、トルルは楽しげな全身のわななきを止め、マルティナの腹に潜り込んだ粘体の操作に集中する。
ずる、ずる、にち、にち。生々しい音を立てながら、小指ほどの太さの触手が、更に更に奥へと潜り込む。精嚢からさらに奥へ。
精子以外通ったことがないであろう精索をも拡張し、膀胱の傍を通り、腹腔を下り……。
やがて、睾丸の中にさえもチロチロと舐るような感触が走るであろう。とうとう、精巣にまで触手が到達する。
繊細な組織を傷つけないように、べとべととした先端で揉みしだくような感触が、両の精巣の中で踊る。
作成中の精子さえも無理やり奮い立たせ、引きずり出そうとするような、人外の愛撫。マルティナはどう感じるだろうか。

マルティナ > 確かにトルルの言うように圧迫感はあれど苦痛はない。
とはいえそれだけでは未知の愛撫に対して恐怖を抱かない、という事になる訳ではない。
しかし圧迫感も忘れさせるような圧倒的な快感の前ではそれらの感情は押し流されてしまう。
尿道内を散々蹂躙され、いよいよ粘体は膀胱に到達。
普通では有り得ない部位を侵されているのにそれが気持ちいい。

「ぐぅぅぅ……!そんなっ、さっきから出そうなのにぃ……!」

恐怖を塗りつぶす快感に体は何度も射精したがっているのだが、それは強引にせき止められてしまっている。
何度も虚しく肉棒と陰嚢が震える。

「ひぅっ!?う、うそ今度は、タマタマにぃ……!?」

快感で塗りつぶされている上に痛みがないとはいえ、今度の侵入には流石に恐怖を禁じ得ない。
更にトルルの残酷な宣告、ここまで恥知らずに改造された体を尚も開発しようというのか。

「やだやだやだぁ!?ザーメン射出レベル上げちゃだめぇ……!」

涙目で抵抗の声をあげるが、内部からの愛撫を受けて男性器は何度も射精したそうに震えている。
いくら拒絶しようとしても敏感すぎる体は快感を受け入れてしまっているのだ。
このままではトルルの宣告通り、限界まで溜めきった射精が拡張された精管を通って出てきてしまうだろう。

「あひぃ……!ひ、広がっちゃうぅ!私のザーメン射出レベル上がっちゃうよぉ……!
何で、嫌なのにこんなに気持ち、いいのぉ……♥」

トルル > 「えーなんでー? 射精はぶっとく大量に出せたほうが気持ちいいに決まってるでしょぉ?
 おねーさんのちんぽは、こんなに長くて、太くて、味も良くて、すっごいステキなんだからー。
 射精もおしっこも、とびっきり極太で大量で、出す方も出される方もとびっきり幸せになれるよーなちんぽにしなきゃ!」

よく分からない持論を唱えながら、トルルの責めは止まらない。
30cm以上に及ぶ海綿体内尿道、腫れきった前立腺、尿臭満ちる膀胱、熱く煮え立つ精嚢、未開の精索と精巣までも。
そのことごとくを、意思を持って蠢く異形の粘体が埋め尽くし、ずるずると這いずり、のたうち、責め苛む。
精巣の組織内にもトルルの細分化した突端が浸透し、くち、くち、と小さな音を立てながら揉みしだく。
元々大きかった陰嚢のサイズはさらに一回り膨らみ、外から見ても不気味にその輪郭を蠢かせている。

「はぁい、準備かんりょー♪ おねーさん、ふたなりドスケベザーメンチャージ満タンだねっ!
 じゃーあ、全部ボクの中にだしちゃおっ♪ ボクの全身、くっさーい精液で真っ白に染めていいからねー!
 ………ほっ、と」

ひとつ気合を入れる声につづいて、トルルの粘体の全身がぞわっと震える。それと同時に、マルティナの体内で劇的な変化が起こる。
尿道、前立腺、精嚢、精索を満たしていた粘体が一斉に、ずる、と音を立てて拡がったのだ。
径を2倍以上に膨れさせ、ストロー状の空洞を作る。これまでにない強い力で、男性器を構成するあらゆる臓器を拡張。
こうなっては、精嚢に溜まった数回分の射精待ち精液はおろか、前立腺分泌液と混ざる前の精子原液すらも留めおけない。
精巣から精子そのものが引きずり出され、脈動する管を伝って、トルルのケミカルピンクの粘体へと噴かれていくだろう。

マルティナはこの「抜精」とでも言うべき強制射精に耐えられるだろうか。
そして、拡げられた尿道や前立腺はもとに戻るのだろうか……?

マルティナ > 拡張され尿も精液もこれまで以上に大量放出する姿を想像し、ほんの僅かだが惹かれてしまった。
恥ずかしい姿に変えられてしまって嫌なはずなのに。

「い、いやぁ……、ちんぽそんなにしちゃ、だめなのにぃ……」

拡張を受け入れてしまいそうな自らの考えに抵抗しようと尚も声を上げるが、その声は弱々しい。
こうしている間にも粘体の愛撫と拡張は続いている。
今では陰嚢さえ見て分かる程膨らんでいて、ただでさえ巨大なのにパンパンに広がり更に拡張されようとしているようである。

「準備完了って、う、嘘……。おごぉっ!?」

結局抵抗らしい抵抗もできず、無情にもトルルの宣告が下る。
そして今まで男性器の中に詰められていた物がなくなっていく。
こうなるともう意志では止め置けない。
塞がれてから何発も空打ちしてきた射精を、ここでまとめて噴き出してしまう事になる。

「ぎぃぃぃぃ!?いっっひぁぁぁぁぁっ♥♥♥」

拡張された男性器の中を、一気に精液が駆け抜ける。
最初は悲鳴のようだったが、通常の射精を超えるその感触にマルティナの脳裏は一瞬で快楽に染まりすぐに嬌声へと変わった。

「ふおおあああぁ♥ひゅぐぉい……♥おっほぉぉぉ出るぅしゃせーぎもぢぃぃぃ……♥」

トルルの目論見通り、溜まりに溜まった精液を噴き出すマルティナ。
拡張も効果は抜群、一度に吐き出される精液の量は前回までのものを確実に凌駕している。

トルル > 「ふふっ、もう遅ぉーい♪ 世のため人のため、そしてボクのため、おねーさんのちんぽ、中から強くしちゃうよー?」

楽しげな声を全身で奏でながら、トルルは骨盤内に撃ち込んだ粘体触手を器用に拡張していく。
その仕草、その声色はまるで気に入った玩具で遊んでいる子供のよう。

「はい、びゅー♥ びゅー♥ びゅー♥ びゅー♥ うんうん、上手じょうず♪ おねーさん、極太射精じょーずだよっ♪
 とっても気持ちいいねー。お腹の力いっぱい使って、お尻へこへこ震わせて、どんどんびゅーびゅーしようね!」

狂乱の嬌声を上げ、強制的に解放された射精感にのたうち回る少女の身体を、逃さないように包み込むトルル。
ペニスの内外だけでなく全身を舐め回し、にじみ出る脂汗さえもその粘体に吸収していく。
いつ食べてもふたなりの人間は全身余すこと無く美味だが、この女性は今までに賞味したどの女性よりも味に溢れ、栄養豊富だ。
コリコリ、と不安になる音を立てながら精巣をほじり、出来たての精子さえも吸収していく。
文字通りマルティナの男性器を空っぽに掃除しながら、徐々に徐々に、粘体の管を抜き取っていく。
精巣から、精索、精嚢、前立腺……入ってきたのとは逆の順序で、マルティナの骨盤内から圧が抜けていく。
拡げられた管や臓器のサイズがもとに戻るかどうかは、マルティナの身体のつくり次第。

「………はい、おわりー! おねーさん、無事ちんぽの中身、サイズ拡張成功だよっ♪」

ごぎゅっ、と大量の液体を嚥下するような生々しい音を立てて、粘体触手がペニスの尿道を駆け上り、引き抜かれた。
すでに尿道からアクセスできるあらゆる体液を吸い取り尽くした後なので、抜き去った後からは何らの残滓も漏れ出ないであろう。
トルル的にはマルティナの「ザーメン射精レベルアップ」は大成功と確信し、なんとも得意げな声だ。
遭遇時よりもさらに2まわり膨らんだ半透明の球体のボディ、その中には人の頭ほどもあるサイズの白濁球が浮かぶ。
マルティナの腹から抜き取った精液である。さすがにこの量、瞬時には吸収しきれないようだ。

「……ふぅ、楽しかったー。それにお腹いっぱい♪ それじゃボク、満足したから帰るねー。
 また逢ったら、おねーさん、どんだけ射精が太く気持ちよくなったか教えてねー。ばいばーい♪」

まるで、遊び尽くした玩具をぽいと手放すように。粘体は力強く跳ね、マルティナの身体を解放した。
肉片の1欠片さえも、大量に抜き取った精液の1滴さえも体表に残さず。
そのまま、ベチンベチンとけたたましい水音を立てながら高く飛び、倉庫の屋根へ登り、消え去った。
絶頂の余韻覚めやらぬマルティナを置き去りにして……。

マルティナ > 快感に負けて夢中で腰を打ち付け、宣言されたように最後の一滴までも飲み干されてしまったかのようだ。
侵入していた粘体の全てを引き抜かれた際にはもう何も出てこなかった。

「う、うぅ……、私のが、こんなに……」

顔を上げればトルルの姿。
その内部には大量の白濁液が浮かんでいた。
あれが何かは考えるまでもない。
快感に負けてしまった後悔と恥辱に打ちひしがれるマルティナ。
トルルの方はといえば、実に満足げのようだ。
散々体を弄んだらもう気が済んだのか、あっさりと立ち去ろうとしている。

「ああっ、ま、待ってください!拡がっちゃったおちんぽの中治して……!」

そもそもトルル本人に治せるものなのかも分からないが、結局マルティナの弱々しい懇願は届く事はなかった。



その後、拡張された男性器はといえば何日経っても治癒する事はなくトルルの目論見通りザーメン射精レベルアップは成功したのであった。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場(過激描写注意)」からトルルさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場(過激描写注意)」からマルティナさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場(過激描写注意)」にライムウェルさんが現れました。
ライムウェル > 魔法の力により強い日差しの降り注ぐ水游場。
その一角にある天幕の前に長蛇の列が出来ていた。

その天幕の中は広く、天井も高い。
中を半分に間仕切りする様にカーテンが垂れ下がり、そのカーテンの前に腰の高さ程度の台座が設置されている。

「皆さま!ようこそお集まり頂きました!
 それでは握手会、始めたいと思います。奮って、奮ってご参加下さいませ…!!」

その台座の前に立つのは一人の女性。
例の如く声をかけ、催し物に参加頂いた人材だ。
報われない男達に是非、愛の手を…!と懇願し、結果、始まる事となったこの握手会。
水着という慣れぬ服装に何処か羞恥を覚えている男も多いが、それでも皆が期待に満ち満ちた顔で並び、順番を待っている。

女性はと言えば、是非愛想よく手を握ってあげてください。
サプライズもありますので、お楽しみに!
という、説明にもなっていない説明を述べたのみ。
何故か下肢から下は垂れ下がるカーテンの向こう側に突き出した姿勢を取る様に、という厳命だけはあったが。

ライムウェル > 台座が丁度、腹を支える位置にあるので姿勢自体は辛くは無いだろう。
ついでに胸を強調するような姿勢になるから男性へのサービスにも良いのです、という建前もあり。

モギリの様に、渡される整理券を一枚一枚確認しては、にこやかに列の整理を進める興行師。
その反応を見てがっかりした客もいるようだが、それでも女性と握手出来ればそれなりに満足なのか笑顔も浮かんでいた。
中には、頑張ってください、等と意図不明な応援の言葉をかける輩もいたけれど。

そして列が進む中、渡された整理券を確認すると”当たり”を示す特定の番号が記されている事に気付き。

「…おめでとうございます!お客様、当選です!握手した後、此方へとどうぞ。」

その瞬間、わぁ!っと喝采が上がる。
声をかけられた男も力の限りなガッツポーズを見せ、ありがとう!ありがとう!と感涙を見せながら握手。
女性に取っては何が何だか分からないだろう。けれども実に実に、幸せそうな顔を男はしているのだ。

そして男がそのまま案内されるのは、天幕の裏手。カーテンで隠された、女性の下肢が突き出しているのがモロ見えの区画。
―――所謂、壁尻という光景である。
薄手のカーテン故か向こう側に並ぶ男達と女性の姿が薄っすらと浮かび上がり。
次は俺こそが!と息巻いている男の声も聞こえていた。

そう。これは握手会。
当たりのある、握手会。

当たりの整理券を引いた男は、そのまま後ろに回って握手会の間、悪戯し放題という実に頭の悪い企画だった。

ライムウェル > 盛り上がりを見せる握手会は、まだまだ続く。
カーテンで遮られた向こう側の人数が増えるに従い、不穏な空気も増していくのだが、はてさて―――

ご案内:「ル・リエーの水遊場(過激描写注意)」からライムウェルさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 安宿のトイレ(過激描写注意)」にマルティナさんが現れました。