2017/11/11 のログ
ご案内:「貧民地区 路地裏(過激描写注意)」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 【待ち合わせ待機中です】
ご案内:「貧民地区 路地裏(過激描写注意)」にクロエさんが現れました。
クロエ > 「しょんなこと、にゃ、ぁ、ぁあっ――♪
 んふっ、ん、んぅうっ……おにゃ、かっ、とけ、りゅっ♪」

発情の度合いはさらに高まり、呼吸も荒く不規則なものへと変わって。
少女の体は、まさしく腐り落ちる寸前の、売れ切った果実と同質の物、
これ以上発情が重なれば狂い壊れてしまい、今味わえば蕩け乱れる。
取り返しのつかなくなる寸前の、ぎりぎりの一線を踏みながら。

「ふぎゅっ♪んぃ、ぅうっ♪あ、たまっ、ちかちか、してっ♪
 くひっ、ん、んんぅうっ♪奥、奥ぅっ♪じゅぶじゅぶってっ、つぶしゃれっ♪
 お、ぉぉおぉっ♪い、くのっ、いっぱい、いっぱいぃいいっ♪」

禁欲を貫いていた体は、欲求不満も甚だしい。
彼女の肉棒で抉られれば、それだけで理性が霧散する。
彼女の汗から感じる雌の匂いと、肉棒から沸き立つ雄の匂い。
その両方が何より愛しくなってしまい、彼女を求めるように腰をくねらせた。
性への欲求が肥大化して、ぐつぐつと煮詰められて、そして漸く溢れ出る。
肉棒が膨らみ、射精の予兆が始まると、少女はきゅ、きゅ、と肉穴を締め付け、搾り取らんとする。
最早彼女に使われて、精液を全身で搾り取る事しか考えられない。そのためにのみ、ここにいる。
調教の果てに植え付けられた、歪み切った性癖を満たさんとしながら、獣のような交わりは続いていた。

セイン=ディバン > 「あらあら、強情。ご同輩のアドバイスは、素直に聞いておくものよ?
 あぁ、それにしても。アナタの身体は。素晴らしいわねぇ……」

懸命に、切れ切れの言葉で抵抗する相手。少女は溜息を吐く。
これは、言葉で説得してもムダだな、と。と、なれば。
少なくとも目の前で発狂されるよりは、怨まれてもいいから楽にしてやるほうがいいだろう。
そうだそうだそうに違いない。と、自身を納得させる理由を補強しつつ。少女の陵辱は強まっていく。

「いや、これ……。本当に、良すぎるわねぇ……!
 んひぃ……。腰、動いてるわよ? あぁ、たまらない……!
 ……んふっ。あなた、ここ弱いんでしょ? もうわかってるわよ?
 じゃ、あ~……。ここに射精したら、どうなっちゃうのかなぁ? っと……。

 んくっ!! ~~~~~~ッッ♪」

先ほどまでのか弱い言葉での抵抗もどこへやら。
相手の乱れた様子、そして言葉に少女も興奮していく。
腰を振る、というよりは、ぶつける、抉るという様子の犯し方。
目の前で腰を艶かしく動かし、肉棒を締め付けるその姿に少女は笑い。
そうして、先ほどから執拗に攻めていた、相手の中のしこり。
そこを一際強く突いたかと思えば、僅かに腰を引き。
ちょうど、そこにかかるように位置を調整し。大量の白濁を注ぎ込む。
おおよそ一般的な成人男性の射精量を軽く上回る、どころか。
屈強な精力自慢の男性数人分にも匹敵する量、熱さ、濃さ、粘つき。
まさしく、子を孕ませるのに特化した、白き汚液を、相手のうねる腸内に、注ぐ、注ぐ。
その間、少女は実に愉快そうに、蕩けた顔で笑いながら、相手の顔をべろべろと舐め回す。まるで、マーキングするかのように。

クロエ > 「ご、どー、はい?あなた、も、呪われて……?
 ほ、褒められ、ても、嬉しくないぃっ……♪」

彼女の言葉に乗せられてしまいながら、少女は自ら穴を差し出す。
抵抗など言葉だけで、それ以上の意味はなさない。望まれた強姦とでもいうべきか。
結局終われば彼女に感謝することになって、恨むなどはあり得ない。
だが、騎士としての誇りを守るには、自分から折れるわけにいかなくて。
彼女に犯されるならばそれでよい、自分は、彼女に助けられた被害者でいられる。
それが少女に出来る最大限の譲歩であり、なけなしの矜持そのものだった。

「くひっ、う、ぁぅっ♪こつ、こつってっ、奥っ♪抉られるの、気持ち、よくてっ♪
 もっと、もっと欲しい、のっ♪んぃ、ひ、ぁぅっ♪ごりゅごりゅ、虐めてっ、いっぱいぃっ♪
 んぃ、ひゅっ、せー、えきっ、くだひゃっ――ひぅっ、ぅううっ♪熱いのっ、おにゃか、やけちゃっ――♪」

幾度も幾度も突きこまれて、その度に多量の蜜を秘所から零して。
潰れたアクメボタンに振りかけられる精液は、少女の理性を焼き尽くす。
精液を受け止めたら否が応でも反応してしまう体は、彼女の遺伝子を嘗め尽くすかのように粘膜をうねらせた。
酩酊した中で、過去に刻まれた後催眠がちらつき、彼女の雌として屈すること以外が考えられなくなって。
自身の顔を舐める彼女に、蕩け切った笑みを浮かべながら舌を出し、口づけを望むように誘う。
それは、一度スイッチが入れば雄を徹底的に搾り取らんとする、毒婦の誕生ともいえる瞬間だった。

セイン=ディバン > 「そ~いうこと。私も発情系と、あぁ、あとは。本当は私、オッサンなのよ。
 こんな肉体になってるのも呪いなの。……嬉しくない、って声じゃないわねー」

くつくつと笑いながら、少女は軽く自己の呪いについて説明する。
本当はもっともっと呪われているのだが。そこはまぁ、割愛だ。
相手の声色を聞けば、少女としては、まぁまぁ。納得というか。
小賢しくも頭の回る少女。恐らく、相手は随分発情しているのだろう。
あるいは、もとからこういう性質か? などと推理を重ねていく。

「んふっ……いいわぁ、アナタ。とってもエッチで、とっても魅力的……。
 あらあら、おねだりも上手なのね……。これは、拾い物かしらね~……」

いよいよ蕩けた相手の声、表情、そしてなによりも、身体の反応に少女は儲け物、と考えつつ。相手の要求に応え、精液を注ぐ。
どくどくと。どぷどぷと。時間にして二分以上。注ぎっぱなしのまま、相手の顔を唾液塗れにし、求められたまま口付けをも。
ようやっと射精が終われば、少女は相手を犯していた肉槍を引き抜く。
が、それはなんということか。萎えるどころか、硬さと大きさ、太さを増しており。
引き抜く際に、ぎゅぽんっ、などと卑猥な音を鳴らす始末であった。
少女は、その猛ったままの肉槍を相手の顔の前に差し出すと、舌で唇を舐めながら、相手を見下ろす。

「んふ♪ 舐めて綺麗にして?
 ……あぁ、そうだ。いつまでもアナタ、じゃ味気ないわね。
 私、セイン=ディバン。アナタの名前、教えて?」

笑いながら、少女は腰を突き出し。相手の張りのある唇へと、禍々しいペニスの先端を押し当てる。
先ほどまで相手を犯していた肉の杭からは、腸液や精液の匂いや暖かさが伝わることだろう。

クロエ > 「お、おじさん、なのっ?ん、ぅうっ♪でも、かわ、いい、のにっ――♪
 う、ぁぅっ、な、なれて、ないから、や、だっ……はずか、しっ……」

耳まで真っ赤にしながら、少女はもじもじと身をゆする。
絶頂はだいぶ収まってきたが、精液を注がれる暖かさは緩い快楽を与えてくれて。
充足感を得てしまったが故に、自分からも身を摺り寄せる様にして、彼女の体を望んでしまって。
淫魔の子宮を植え付けられ、その上で禁欲を続けていたのだから、常人ならばまず狂っている程度の発情。
ならば、こうして人が変わってしまったかのように蕩けるのも仕方がなく。

「ん、ふぅ……貴女の舌、甘くてっ……ん、ちゅっ……熱いの。
 ん、はふぅ……ん、んんっ……もっと、ちょー、だい……?」

二分以上の射精で、下腹部は何となく重いくらいには膨れている。
量にしてどのくらいかはわからないが、油断すれば漏らしてしまいそうな質量を感じる。
すっかり腰が抜けてしまって崩れおちると、ぺたりと座ったその顔の先に、彼女の竿が突き付けられる。
むわりと立ち上る、懲役と精液の混ざった匂いは、本来ならば顔を背ける様なものの筈なのに、じゅんと唾液があふれ出て。

「……ん、わかった。――ボクは、クロエ。好きに呼んで。
 あ、むっ……んふっ、んんぅうっ♪ん、ちゅっ……んぐっ♪」

迷いなどなく口を開き、彼女の物を咥えこむ。
目一杯まで口を開けてどうにか入るとでも言わんばかりの強直を、半分ほどまで飲み込みながら汚れを舐め取って。
汗と精液と腸液の混ざった味は、美味しいとは言えないものの、強烈な媚薬染みて少女の情欲に火をともす。
味としては美味しくないのに、本能が、精神が求めている。故に、多幸感は一入で、夢中の奉仕が続けられて。
物足りなければ、ねじ込んで。そう言わんばかりの上目遣いを見せながら、無意識に腰を揺らしながら、口を犯される行為に酔っていた。

セイン=ディバン > 「あはは、今の見た目だと同い年くらいだけどね?
 本当は30。あら、照れる姿も一層可愛らしいわよ?」

少し落ち着いたか、と。相手の様子を観察し、判断する少女。
その間も、少女は軽口などを忘れない。これは性分のようなものだ。
擦り寄られれば、その身体をやさしく抱きしめる。自身もそうだからわかる。
発情の呪いとは、三文演劇に出てくるような、エロティックで都合の良い物ではない。
時に冥界の炎よりも、身を苛む、最悪の呪いなのだ。

「んっ、ちゅ……ぇ……。
 んふふふふ、アナタの口の中も。甘くて、瑞々しくて。
 虜になっちゃいそうだわ」

重ねるキスは情熱的であり。知らぬ者が見たら、少女二人の禁断の恋、とかに見えるのだろうが。
今のこの状況はそんなロマンチックなものではない。
お互いがお互いの発情を治める為。あるいは、少女にとっては役得も大きいが。
淫靡で淫らな、原始的交わりの光景なのだから。

「あぁ、えぇ。可愛らしくて……でも、凛とした名前。
 じゃあ、クロちゃん、ね。ふふふ♪
 おっ、ほ、おぉぉぉぉぉ……♪ だ、大胆……♪」

相手の名前を聞き、愛称を付ける。最近のこの少女は、知り合った人物にあだ名のようなものを付けるのが好きらしい。
そして、相手が一気に少女のペニスを頬張れば、少女もまた、蕩けた声を出す。
まさか一気に咥えられるとは思っていなかったのだろう。腰が引け、膝が震え始める。
丁寧に舐めとられる感覚のなか、上目遣いで見られ、無言のおねだりをされる。
少女はそれを汲み取り、相手の頭を両手で掴むと、乱暴に腰を振りはじめた。
相手の口内のサイズと、少女のペニスのサイズ差を考えれば、無茶な行為とも言えた。

クロエ > 「そう、なんだ……ん、想像できない、かも。
 ――そう言うの、ずるい。ん、く……んぅ」

精液の摂取により淫魔の本分を成したからか、頭の中がすっきりとする。
思考がクリアになり、もやもやとしていた桃色の靄が晴れたような気分だ。
お陰で先より幾分か理性的になったが、燃え上がった火照りは簡単には消えない。
彼女に抱きしめられると、心臓が跳ねて心が落ち着く。同じ字が付くのに随分な差だ。
穏やかな気分で、しかし淫靡な表情で、少女は身をしなだれかからせて。

「はふ、ぅ……虜になっても、良い、よ?その分、ボクを虜にしても、いいから。
 ずっと、辛くて、熱くて、だけどやっと、少しだけ楽になった。ありがと、ね……?」

犯してくれることを望んでいたが、相手が彼女ではなくより凶悪なものだったらどうなっていたか。
奴隷として売られていたか、それともどこかに連れ込まれて畜生のように扱われていたか。
そんな妄想すら浮かんでしまうほどに欲求不満ではあるのだが、実際そうならなかった安堵も大きい。
彼女とならば、悩みを共有しながらお互いの火照りを解消できる。そんな気がして、嬉しくなって。

「ん、ありがと。セインは……うん、元がおじさん、って言うの、少しわかった。
 くろ、ちゃん?ん、それじゃ……せっちゃん、かな?あだ名、つけるの初めてかも。
 はむ、ん……んぐっ――んぉ、ぉ、んむぅううっ……むぉ、ご、おぐっ……♪」

あだ名を交換する微笑ましい瞬間と、その後に行われる淫猥な奉仕。
そのどちらもが二人の関係の真実で、嘘偽りは存在していない。
ぐぶ、じゅぶ、と唾液の音を響かせながら、頭に彼女の手が当たる感触。
抑えられると同時に心が沸き立ち、奥をつかれると涙と共に蜜がこぼれた。
喉奥を抉られる感覚。調教された体は、喉奥をこじ開けられても吐瀉するまでの反射を起こさない。
喉の痙攣すら肉棒に快楽を与えるものとして躾けられており、涙をこぼしながら潮吹く姿は、マゾ雌の理想そのものだった。
全てを飲み込み、鼻先を彼女の下腹部につけると、ふるふると震えながら圧迫感と快楽に酔う。
ちゅ、ちゅ、と吸い付くのは、注がれるのを望む所作。それが精液か、あるいは彼女の小水かは、最早気にする余裕もなかった。

セイン=ディバン > 「ふふ。もしも呪いが解けたら、姿を見せに行くわよ。
 あははははっ。女を口説くときは、本音で褒める、ってのが主義なの」

相手同様、少女もまた、ある程度思考能力を取り戻す。
そして、これもまた相手同様。身体の火照りまではそう易々とは治まらない。
取り戻した思考能力で考えれば、相手には大変失礼、かつ乱暴なことをしてしまったな、とも思うのだが。
困ったことに、相手の表情や仕草にはまだ心をときめかせられてしまうし。
どうせなら、この甘い毒に塗れた時間を味わいたいとも考えてしまっている。

「あら、それは魅力的な言葉だわ?
 ……いいのよ。私も、楽になれたし。お互い様。だからお礼なんて言わないで?
 私だってアナタの身体を貪ってるんだし。褒められた人間じゃないもの」

甘く、優しく。そして、底の無い沼へと誘われるかのような言葉。
溺れてしまいたい、とも思うが。少女はそれに躊躇いを見せる。
少女は、決して善人ではない。感謝、尊敬、共感。そういったものとは無縁だった。
だからこそ、感謝されたりすると逆に困惑するし、照れてしまう。

「あらそう? ふふ、身体はフタナリロリでも、根っこはオッサンのままだものね。
 せ、せっちゃん? なんか、照れるわ……。でもまぁ、クロちゃんが呼びたいなら。それでいいわよ。
 ……ん、う、ううぅぅぅぅ……。あぁ、もう、また、イっちゃう……♪
 んくうぅぅぅっ♪ は、ひああぁあっぁぁぁぁ♪」

もしも。もしもこの目の前の相手が、少しでも苦しむなら。その場で行為を辞めるつもりだった。
だが、少女の予想に反し。相手は見事な反応を見せてくる。
喉奥まで届いたであろうに、嘔吐はおろか、咽ることすらしない。
それどころか、ちら、と視線を下に向ければ、愛液を零し始めている。
ぞくぞくと。沈んだはずの、黒い支配欲が。少女の中を駆け上がった。
このまま、この子を陵辱し、陵辱し、陵辱し陵辱し陵辱し陵辱し──!
あるいは、壊しきったとして。この子は、それすらも受け入れるのではないか?
そんな錯覚は、少女に急速な射精欲をもたらし。二度目の射精は、あっけなく。まるで漏らすかのように行われてしまった。
勢い、量衰えぬ二度目の射精を、喉奥へと直接行う。粘つく熱い欲望の液を注ぎながら、少女は腰引けたまま、蕩けてしまうが。

その絶頂が、あまりに急で。あまりにも快楽が強かったからだろうか。少女自身も予想していなかったことが起きた。
射精を終えた直後、なんと、少女のペニスは、そのまま小水を漏らしてしまったのだ。
射精にも負けぬ勢いの排泄行為。ちょろちょろ、なんて可愛らしいものではない。
溜めに溜めた小便を、漏れそうだ! と焦りながらもトイレへと駆け込み。ギリギリ間に合った! という様子で排出する。
そんな時のような勢いで。少女の、本当の意味での汚液が、相手の口内を襲う。
止めなくては、かわいそうだ。謝らないと。怒られる、嫌われる?
そんな風に頭の中を思考がぐるぐるぐるぐるするものの。射精の余韻、そして、排泄の快楽に少女は抗えず。ただただ少女の口内を汚す、汚す。

クロエ > 「ん、想像できないけど、うん、会ってみたくは、あるかも。
 ……褒め殺しって、こういう気分になるんだね。勉強になった」

苦笑しながら、しかし情欲に突き動かされる。
彼女を抱きたい、というよりは抱かれたい衝動の方が大きいが。
実際、迷惑や失礼とは思っていないから、求める様に上目遣いで。

「ん……でも、大丈夫、かな?ボクは、恋人とかいないけど、せっちゃんは、どう?
 いるなら、その、ボクを虜にしてもいいけど、虜になっちゃダメ、なんて……♪」

少女からすれb、相手の善悪は関係ない。
ただこの火照りを沈めてくれればよいし、代わりに相手を満足させてあげたい。
だからただここで彼女の物を受け入れて、身をゆだねて、一夜を共にするのだ。
感謝も勝手に生まれた感情だから、偽り隠すことはしない。

「ん、想像できないから、今のせっちゃんしかわからないけど、可愛くて、エッチな子って感じ?
 ……言ってから、ブーメランなの気づいたけど、うん。普段のボクは、こんなのじゃない、よ?
 ん、む……んふぅ♪――んちゅっ、ん、んぅうっ♪んぐっ……む、ぅんんっ♪」

彼女の肉棒に喉の奥まで満たされるのは、なんと快い事か。
快楽に満たされて、若干の苦しさすらも上塗りされて、はじけて広がって。
彼女の欲望を促進する様に、無意識に淫魔の魔力が作用して、彼女へと注ぎこまれる。
抑える術を訓練していないのだから仕方なく、精液を搾り取るにはそれが一番効率良いのだ。
精液が喉を焼く感覚に悦楽を感じながら、先と同じく飲み込んで。
次いで注ぎ込まれる小水には、少しだけ驚きながらも受け入れる。
むしろ彼女が腰を引かないように腕を回して抱きしめて、がっちりと強い膂力で捕まえて。
こく、こく、と一滴残らず飲み込むと、肉便器になれ、という暗示も満たされた様子で、幸せそうに恍惚としていた。

セイン=ディバン > 「正直、私も自分の元の顔、忘れつつあるのよね……。
 褒められるのは、あんまり経験が無い? 女は褒められて綺麗になるんだから。もっともっと褒められなさい?
 ってか、アナタ仕事は何してるの? もしも同僚の男から褒められてないなら、それは男共の怠慢よ?」

本質は男なのに、随分と女性的な物言いの少女。正直なところを言えば。
この身体になって以来、随分と性格が女性的になっている。
とはいえ、求められるようにされれば、少女の中のオスもまた、目を覚ますのだが。

「あ~……。えっと、妻もいるし、恋人も何人か? アハハ、私、愛多き冒険者なのよ。うん。
 あら、それは困るわ。だって、もう虜になってるわけだし?」

尋ねられたことに、実に答えづらそうに返答する少女。
とはいえ、浮気性もまた少女の本質。故に……。
ただ一夜の関係とはいえ、少女は相手を本気で求める。
叶うのならば、今夜のみならず、縁を繋げていきたいと願うのだろう。

「どっちかというと、イイ女に弱いヘボ冒険者。
 あら、そうなの? ちょっと信じられないかな~。って、ウソウソ。
 呪いのせいだ、ってのはわかってるわよ。でもまぁ、素質はありそうだけど? フフフッ。
 んっ……。ふ、ぁ……。
 あ、あ、ぁ……。

 あぁ、その。ごめんなさい。クロエ、ごめんなさい、その。
 そんな、違うの。そんなつもりじゃ……」

喉奥までを犯し。直接精を注ぐ。その背徳感、そして心地よさ。
相手を苦しませている、ということを考えることすら出来ない。
その快楽の渦に飲み込まれ、陶酔仕切った様子を見せていた少女だが。
続く放尿までも飲み干されれば、少女は狼狽するしかなかった。
腰をホールドされ、飲まれる小水。当然、少女はそんなことを望んでいなかった。
射精と放尿を終え、腰を引いた少女は、恍惚としている相手を見下ろしながらも、うろたえ、謝罪する。あぁ、だが。
その相手の表情を見たからなのか、あるいは燃え盛る黒い感情のせいか。
少女の男性器は、未だ萎えず。それどころか、更に反り返ってすらいた。
今やその幹は、少女の腹部に当たるほどの角度。まだだ、もっと犯させろ。尻穴、口、喉。次だ、次を味あわせろ、と自己主張を続けている。

クロエ > 「ん、戻りたいんだろうけど、今のままでも素敵だよ?
 んぅ……そう言うのは、その、恥ずかしいし、やっぱり慣れないってば。
 あ、えっと……一応騎士、なのかな。だから、魔族に負けたり、貴族に嵌められたり、ね。
 同僚は褒めなんてしないよ。女なのに自分より強い、なんてなったら、大抵目の上のたんこぶだし」

少女の同僚は、平民上がりか貴族の騎士だが、そのどちらもにとって少女の存在は損だ。
平民上がりの者たちからすれば少女は貴族の騎士で、貴族たちからすれば、女のくせに騎士なのだ。
どちらにせよ、相手のプライドを傷つけてしまい、謂れのない復讐を受ける。
ましてやそれが、なまじ腕が立つ上に不正を許さない者であれば、この国の中では異分子である。
正しい事をしているにも拘らず、少女こそがコバエの様に鬱陶しいと思われてしまう。
それがこの国の現状であり、歪みの本質。故に、少女はその被害者ということになる。

「それは、奥さん大切にしなくて大丈夫?その、ボクは君の過程が円満なら、構わないけどさ。
 ……まぁ、君が自制しつつ付き合ってくれるなら、ボクは受け入れるよ、うん」

答えづらそうな彼女を見て、良心の呵責はあるのか、などと考える。
そう言う所を見ると、やはり悪人ではないのだろうと断ずる。善人でもない様な気はするけれど。
少女としても今後の絆は望む所で、彼女に支障がないなら問題ないのかなと考えていて。

「んぅ、そうなの?いい女に弱い方が素敵だって、本には書いてあったけど。
 うぐ……普段はちゃんと我慢してるもん。だから、その……こんなになっちゃったわけだけど。
 ――けふ、ぅ、ん……えへへ、良いよ。だって、離れないように捕まえたのはボクだもの。
 せっちゃんは、ボクの為に離れようとしてできなかった、そうでしょ?」

優しく微笑み、目の前にそそり立つ強直を見る。
屹立は先ほどよりも固く強く、ぞくりと背筋が甘く泡立つ。
一度息を吐いて気持ちを整理すると、覚悟を決めてから。

「……ん、口もお尻もしたから、次は、中に入れたいよね。
 その……ボクの子宮、魔族に改造されちゃってるから、君の赤ちゃん、出来ちゃうかも。
 避妊の魔法とかあったら、その、使ってもらってもいい?ボクは、その、はじいちゃうから」

それとも子供が欲しいなら、と思ってしまうのは、想像以上に彼女にほだされているからか。
蕩け切った股座を開くと、湯気立ちそうな秘所を見せつけ、そしてとろりと蕩けた笑みで、彼女のことを見上げよう。

セイン=ディバン > 「……ありがと。複雑だけど、うん。嬉しいわ。
 騎士、ね。……あぁ、なるほど。そういう……。
 うん。やっぱり私、騎士は嫌いだわ。アナタみたいな真っ直ぐな子は別だけど。
 アナタを妬み、嵌める。そんなヤツ等は、例外なく死ねばいい。
 斬られ、抉られ、潰され、地面に転がって腐ればいい。
 ……私は、アナタの味方。アナタに害成す者は、私にとっても敵。ここに誓うわ」

語られた相手の身分。それを聞いただけで、少女は多くを察した。
女騎士。腕利きなら尚更のこと、不甲斐ない男に妬まれ、怨まれる。
少女の中に、ふつふつと怒りが湧きあがってくる。
少女にとって、女性という生き物は、大切なものだ。陵辱こそしても、虐げることは許されない。

「一応、浮気は容認されてるし……。円満かどうかは、微妙かもだけど。
 あら嬉しい。……そう、ね。そういう関係は、ありよね」

嵐のように荒れ狂った怒りは、相手の優しい声によって掻き消える。
今すぐにでも、この相手を嵌めたヤツ等を探し出し、死よりも凄惨な目に遭わせたかった。
だが、その感情は今この場においては余分であった。故に、その怒りを、一度封印することにした。

「時と場合によるわよ、それは。まぁ、私はこう見えても腕が良いから。罠にもかからないけどね?
 さっきも言ったけど。我慢のしすぎは、呪いに対しては逆効果よ? 適度に発散しなさいね。
 ……う、ん。あぁ、クロがそう言ってくれるなら、うん……。
 幾分、救われるわ。……とは言っても、なんだけど」

あくまでも優しく語り掛ける相手に、少女は申し訳なさそうに言う。
いくら相手が許しても。少女自身の罪悪感、というものがある。
だが、続いて相手に誘われれば。

「……その、それ、は。
 ……あぁ、うん。残念なんだけど」

見せ付けられるようにされた秘所。それだけでも判ってしまう。
むわり、と。メスの魅力に溢れ、少女を誘う淫らな穴。
途端、少女の中の黒い欲望と、抑えたはずの怒りは混じり。
少女は、相手の身体を乱暴に立ち上がらせると、壁へと手をつけさせる。
相手の背を撫でながら、少女は、そのクレパスへと肉茎をぴとり、と密着させる。

「えぇ、残念だけど。避妊系魔法は使えないの……。
 だから……。たっぷりと注いであげるから。
 私の子供、孕んで頂戴ね?」

相手が後ろを振り返れば見えるだろうか。先ほどまでの表情とはまったく違う。
狂気と支配欲に歪んだ、歪な笑顔のまま。少女は、その猛る男根を、一気に相手の膣内へと突き入れる。一息で、奥の奥までを貫くほどの一撃だ。

クロエ > 「ん、戻れるといいね。手伝えることがあるなら、言ってね?
 ……ん、怒ってくれてありがとう。それだけで、その、救われるかも。
 最近は、ボクが間違ってるのかなって、考えちゃうことも多かったから。
 ボクも、君の味方になる。せっちゃんが困った時に、剣を振るえる子になるよ」

少女自身も手心を加えたり、悪事を見逃せばここまでになる事はなかった。
それでも、少女の描く騎士の理想像が、そのような不正を許すものではなかったから。
だから、理想の通りにふるまって、夢の通りを貫いて、そしてひたすらに嬲られて。
今では、下手をすればそこいらにいる奴隷よりも苛烈な攻めに晒されて、雌として躾けられている。
そんな身の上で、しかし笑みを絶やすことはなく、剣を握ることもやめない。
騎士であり続ける事。それこそが少女の唯一にして、最大の矜持に他ならなかった。

「容認されてるんだ。奥さん優しい人なんだね……ボクなら多分、絶対に許せない。
 今もこういう体じゃなければ、きっと理解すらできなかったと思うから。
 だけど……うん、せっちゃんと出会えてよかったと、思ってるよ?」

優しい声は、男達を慈しむものではなく、単に彼女の興味を自身に引き付けたいから。
だから、その優しさは彼女にしか向けられることはない。だからとろりと微笑んで。

「腕のいい冒険者……そかそか、それなら安心かな?
 それは何となく察していたのだけど、その……誰とも知れない人に体を預けるのは、ね?
 だからどうしても踏ん切り突かなくて……うぅ、お陰でこんなになっちゃったのだけども。
 ……ん、気にしなくていいよ?その……こ、こういうと、あれかもだけど……おいし、かったし」

味が、というよりも精神的な充足だが、そう表現するより外ならない。
だから彼女にそっとふれて、気にしない様にと告げた。
そんなことより、とさそうことも忘れずに。

「……あ、もしかして……?」

残念ながら、その言葉には苦笑しながら。
あとの言葉は想定通り、ならば。

「……あ、はは、それじゃ、その……うん。
 わかった、ボク、せっちゃんの子供、貰うね?」

かつては母になるのに覚悟を、と考えていたが、もうこの体ではそうは言えない。
望まぬ子を孕むくらいならば、ただの子袋として扱われるなら、最初位は、望む相手の子が欲しい。
だから、許しを出し、そして背面からの一撃を受け入れた。
子宮を一気に押し上げて、子宮口を押しつぶすような一撃は、少女を一瞬で絶頂へと導く。
その時に言葉も出ないほど、一撃の快楽は深かった。

セイン=ディバン > 「うん、ありがとう。もしも手助けが必要な時は、遠慮なく助けてもらうわ。
 ……ふ、ん。まぁ、最終的にはキミ自身の問題なんだけどさ。
 でも、ハッキリ言っておくぜ、クロちゃん。キミは間違ってない。
 女だというだけでキミが虐げられるなら。そんな世界の方が間違ってるさ」

少女は、相手の全てを把握しているわけではない。だが、ある程度推し量ることは出来た。
恐らくだが、この子は真っ直ぐに過ぎたのだろう、と。そう考える。
それは、少女が嫌うような騎士の道ではなく。いや、むしろ好ましく思う物。
現実にそんなものありっこない。それでも憧れてしまう、本当の騎士道なのだろう、と。
少女は相手の歩んできた道に思いを馳せ、相手の頭をよしよし、と撫でる。
途中から感情が昂ぶり、言葉使いがもどってしまっているが。反動で、ちょっと頭痛がする。呪いは、些細なことすら見逃さず、少女の身体を蝕むのだ。

「優しいけど、おっかないわよ。最近特に。
 あはは。クロちゃんの旦那さんになる人は、それこそ。
 清廉潔白なナイト様じゃないと、ってことね。
 ……そうね、出会いはちょっとアレだったけど。私もクロちゃんと出会えて嬉しいわよ?」

どこまでも苛烈で、真っ直ぐな少女。こうして乱れあうような場でなく。
戦場で出会ったのであれば。味方ならば、この上なく頼りになり。
敵であれば、思わず手心を加えたくなってしまうのだろう。
少女の中で、この相手の存在が膨れ上がっていくのを、少女自身自覚する。
それは、呪われた者同士ということもあるし。それ以外の、何か、大きな感情の動きもあった。

「ヘマもするし、ただ働きになることもある。でも死なない、ってのが自慢なの。
 それもわかるけど。だったら、私にこうしてレイプされるのはオッケーなの?
 ……オフッ。ちょ、タンマ。クロ、それ反則……」

しばしの雑談の中、突然の大胆な一言に、少女が呻き、顔を隠して震える。耳まで真っ赤、である。

「えぇ。絶対孕んじゃうほど、注いであげる。
 まぁ、それとは別に、たっぷり感じて?
 私のチンポで、クロのマンコをドロドロのグチュグチュにしてあげるから……っ!」

お互いがお互いに。そんな気軽にその行為をしていいのか、というほどに。
実に軽い言葉だけで、二人の間で、許可が成立し。
少女の化物級のペニスは、いよいよ、相手の肉体。女性の中でも特別に大事な部分の蹂躙を開始した。

「あっ……はあぁぁあぁぁぁぁぁ~……♪
 やっぱり、セックスは生でするのが一番よねぇ……♪
 じゃあ、いくわよ? 気を失ったりしないでね……♪」

ずぐっ、と。一息に子宮まで到達するその挿入。まだ幼いと形容してもいい相手の肉壷を抉じ開け、支配した余韻に浸る少女だったが。
すぐさま、先ほどアナルセックスをしたとき以上の激しい腰の動きでもって相手の中を貫いていく。
相手が絶頂しているのには気付いているが、もはやこうなってしまえば少女は止まらない。
ほんの二度、三度程度の射精では、少女のペニスは萎えることなど無い。
このまま、自身の体力の尽きるまでを、相手の膣に、子宮に、こびり付くまで、いやさ着床するまで注ぐつもりなのだろう。
先ほどまでの優しい様子は消えうせ、そこに現れたのは、幼い女の子をムリヤリに犯す、一匹の醜いケダモノであった。

クロエ > 「ん、これでも腕には自信があるし、並の魔物なら問題なく討てるよ?
 ……んぅ、その、これ以上は、だめ。せっちゃんに甘えちゃいそうになる。
 そうしたら、その……今迄みたいに、我慢とかできなくなっちゃうから、うぅ」

この人はどうして、こんなにも欲しい言葉をくれるのか。
一言しゃべられる度に、騎士としてではなく一人の少女として扱われてる感覚になる。
剣など握っていない、ただ彼女と仲睦まじいだけの少女にされてしまったような。
正道でありすぎたがゆえに堕とされた少女は、確かに彼女に――否、彼女の中の彼に救われる。
その代償が彼女の頭痛だとは、知りもしない。知っていれば、きっと撫でていただろうに。

「ん、怖いのは、きっとせっちゃんのことだいすきだからじゃないかな。
 じゃなきゃ無関心になっちゃうし……あぅ、べ、別に清廉潔白じゃなくていいよ?
 その、ボクや、将来生まれるボクの子供に、ちゃんと愛情を向けてくれればいい。
 昔の、夢見る少女の頃程、ボクも綺麗じゃないから多くは望めないかなって」

あはは、と苦笑しながら、少しばかり影を見せる。
何せ少女は、もう昔には戻れない程に汚れて、快楽を知って、調教されている。
凌辱を受ければ雄に媚びてしまい、雌としての本分を果たしてしまうように。
今後も山賊や盗賊を狩る度に、負けたら終わりだという焦燥感と緊張を得ながら剣を振るうのだ。
だから、もう多くは望まない。騎士であることを貫く代わりに増えた諦観が、彼女の前に明かされる。

「そか。死なないのは大事。死んだら悲しむ人がいるし、未来に出来たこともできない。
 ……それは、その……ボクが、望んでないから、良いの。望んで、ない、から。
 ごめん、ボク嘘つきだよね。こんなにも、こんなにも、せっちゃんを欲しいって思ってるのに」

建前と本音に挟まれた少女は、どうすればいいかわからない。
ただ、彼女のことが欲しいのは本当で、矜持がなければ好意の丈を口にすらしてる。
そうしないのは、彼女に操を立てない為。自分を守り、彼女に負担をかけない為で。
しかしそれも、後の続く彼女の言葉に打ち消されると、今度は少女が顔を真っ赤にする版で。

「……うぇっ、そ、それは、その……わ、かった。
 その、そしたら、名前一緒に考えてね?ボクが、ちゃんと育てるから。
 ……あと、多分、生まれるまでそんな時間かからないかも。そういう、体だから」

孕むことに特化した子宮は、そこまで時間をかけずに、彼女との子を育むだろう。
なにせ、淫魔に改造される前の本来の子宮は、魔物や人の子を量産するために改造された孕み袋なのだから。
その前は穢れない子袋だったが、そんなのは当の昔に、治らない刻印を刻まれている。
そんな、少女の事情の一端を垣間見せると、あとはただ、交わるだけの時間が始まる。

「く、ぅううっ♪んぃっ、ぁ、ぉおぉぉおっ♪お、ぅうっ♪おにゃ、か、ぁ、ぁあっ♪
 し、きゅっ♪い、くっ♪いぐっ――ん、ぅう、ひぐぅっ♪せっちゃっ、はげ、しっ♪い、ぁあっ♪」

少女の短い産道は強直で目一杯にこじ開けられ、後ろから子宮を貫かれる。
最早逃げ場などなく、懐妊するまでは終わらない責め苦が少女を絶頂へと幾度も導く。
その度に少しずつ、ため込まれていた発情が緩和されて、正気と理性が戻ってくる。
その中でも与えられ続ける快楽は、彼女へと心酔するに十二分なもので。
二度、三度の射精を受ければ、そのうちに子宮が燃え上がる様な熱を帯び、子を孕んだことを告げる。
下腹部の刻印も瞬くと、父親たる彼女の名が、古代の魔族が用いる文字で、確かに追加されていく。
それは、子を産めば消えるものだが、確かに誰かの者にされた証。凌辱者の支配欲を満たす為に作られた機能の一つだった。

セイン=ディバン > 「あぁ、それは助かるわね。私、ソロで仕事してばかりだから。前衛をやれるパートナーって、貴重なのよ。
 ……え~? ここまでしておいて? 良いじゃない、たまには。
 時には甘えたりしないと、それもまた毒よ? それに。フフッ。
 我慢できなくなったクロも、見てみたいしね?」

少女としては、別段、気を使ったりしているわけでもない。
冒険者、シーフ、スカウト、レンジャー。騎士とは違い、正道にない仕事をしてきた少女だが。それでも。善人ではない少女でも。
譲れない領分という物があり。その内の一つが、女性を蔑ろにしない、という点なのだ。
とはいえ、自分勝手に貪ることもあるので。その辺りの線引きは非常に自己中心的なのだが。

「だといいんだけどね~。いや、そう信じたいんだけどね~。
 あら、そうなの? ……そう。そうね。……そう。
 それは……すごく、大事な、ことね」

相手の言葉。そこに、少女が強い反応を示す。表情を暗くし、どこか、大人びたような様子に。
その理由こそ、少女が、過去。自分の親に売り飛ばされそうになったからこそ。
子供に愛を注ぐ。それをされなかった少女にとって、相手の言葉は、重く、そして、素晴らしい物である、と。実感しているのだ。

「綺麗じゃない、って。それを言ったら私だって同じようなものだし。
 ……あ~あ~あ~。もう。クロはちょっと色々と考えすぎね。
 いいじゃない。本音をさらけ出したりしても。
 少なくとも、私は。アナタに求められれば嬉しいわ。
 その……そうね。俺は。今、君を愛している、と言っても過言じゃない」

懊悩、苦悩、困惑。それらに包まれた相手の様子を見て。少女は、どうしたものか、と悩む。
少なくとも、少女の経験上。この手の、悩むタイプの人間には言葉をいくら重ねても効果が薄い。
ならば、単純に行くか。そう考えた少女は、実に恥ずかしい事を口にして。
あとは、行為で持って解きほぐそうとするのであった。

「そう、ねぇ。ん~……。名前、ね。考えとくわ。
 養育費が必要なら言って? こう見えても結構稼いでるの。
 あ~。うん。もう、その辺は大丈夫。なんかもう、色々慣れてるから」

恥ずかしがる相手。可愛い。現実的に必要なことを口にする相手。可愛い。
どこまでいっても、この相手は騎士である前に、可愛い可愛い女の子だ、と。
少女はそう強く思い。そして、その想いが、行為へと昇華されていく。

「くぁ、あぁっ……! イイ、イイわ、クロ……。
 そんなにイきまくって……、すっごく可愛い……!
 あ、はっ……私も、イってるのに、腰、止まらない……!!」

いよいよ、二匹の獣の声が高鳴り。路地裏へと響いていく。
少女の腰の動きは、前後から上下へと。揺さぶる動きは、突き、貫くようなものになり。
少女自身、動きながら、何度も何度も絶頂をし、更に動き、また達し、注ぎ。
本来できぬはずの、オスの連続絶頂。それすらも、呪われ、開発された少女にとっては可能であり。
もはや相手が子を孕んだということに気付かぬまま、少女は更に腰を激しく動かしていく。
注がれた精液は腰を動かすたびに溢れるが、すぐさま次の射精が行われ、相手の子宮、子袋に精が補充されていく。
四度目、五度目。まだ少女の動きは止まらない。そのまま少女は、もっともっと激しく愛する為に、相手の身体に抱きつく。
運悪く、腕を回したのは相手の腹部であり。腸に注いだ精液により、ぽこっ、と膨らんだ部分。
そこに抱きついてしまえば、相手のアナルからは、精液が漏れてしまうだろうか。少女は、それもお構い無しだ。
六度、七度、八度九度。射精は回数を増していく。そして、その度に少女のペニスは、硬さ、角度、太さ、大きさを増大させ。
精液の量も、それに比例して増えていく一方だ。

クロエ > 「んー、それだと、せっちゃんは後衛?なら、前は任せて。
 せっちゃんはのんびりついてくるだけでも、お仕事終わるようにしてあげる。
 ……せっちゃんのせいで、ボクはダメダメな子になっちゃう……その、ちょっとだけぎゅってしてて」

一生懸命甘えようとしても、そのくらいのリクエストしか出てこない。
騎士を目指して生家を飛び出した少女は、基本的に甘え慣れていないのだ。
促されてようやく手を伸ばすあたり、加減は全く分からない。
全うで、正しくて、しかしそれゆえにひどく不器用な少女は、きゅ、と身を小さくうずめた。

「ん、きっとそうだよ。そう思っていれば、せっちゃんも相手を気遣ってあげられるし。
 ……ん、ごめん。なんかちょっと思い出させちゃったみたいだし。
 ただ、ボクが産んだ子には、笑顔でいてほしいから、さ?だから、愛してくれる人がいい」

彼女の表情を見ながら、謝意と本心を口にする。
そこには自分の幸せではなく子の幸せが願われていて、それだけで完結している。
結局、少女は自分が幸せになろうという気はなくて、周りが幸せならそれでいいと思っている。
間違っているといわれればそれまでで、正しいと認められればうなずく様な、そんな自己への諦観が見え隠れしていた。

「んぅ……だって、考えちゃうんだもん。ずっとずっと、ぐるぐるするんだ。
 ……せっちゃんは、すごいね。そういうの、見習いたいかもしれない」

初めて自分の中の悩みを、思いを、蟠っていた全てを言葉にした気がする。
それほどまでに、初対面の筈の彼女の存在が大きくなって、少女の中に確固たる位置を作って。
どうしよう、と思いながらも好きという思いは止まらない。恋は落ちるものなのだから。

「ん、お金は平気。騎士のお給料ほとんど貯金してるから。
 お金はいいから、たまに会いに来てちゃんと撫でてあげて、遊んであげてほしい。
 それだけしか望まないよ。ボク自身は、おざなりでもいいからさ」

にこりと笑むその表情は、わずかに寂しさの混じったもの。
彼女を極力縛らないようにするにはどうしたらいいか、という考えが見て取れる。
無論、彼女はそれに気づくだろうし、怒られもするんだろう。でもそういわずにはいられない
それが不器用な少女の精いっぱいの意思表示なのだから。

「んひゅっ、んぅ、ぁ、ぁあっ♪も、おにゃか、いっぱい、らよ、っぉおっ♪
 ひひゃっ、い、ぁ、ぁあっ、おにゃか、おされたら、でちゃ、ぁ、ぁあぁあっ♪」

徹底的に行われる、孕ませるための性行為。
十回近い射精を受ければ、子宮はパンパンに膨れており、下腹部に薄く形が浮かぶほど。
その状態で腹部を圧迫されると、栓されていない尻穴から、先ほど注がれた分が零れ落ちていく。
それは湿った粘着質な音を立てて零れ落ちて、聞く者には粗相を想像させるもの。
しかし実際は、すでに腹の中身はきれいにされており、白濁だけが零れ落ちていく。
そうして、何度目かわからない射精を受け入れながら、少女もまた、淫魔の本性と鍛えられた体力で彼女の攻めを耐えきってしまう。
お互いに貪欲すぎるという点では、だれよりも相性がいいのかもしれない。そんな自惚れを抱くほどに、彼女のことを好いていた。

セイン=ディバン > 「どっちかと言うと中衛なんだけどね。あら頼もしい。
 じゃあその代わり、鍵開けと鑑定は任せておいて♪
 ……う、ん。いいわよ。ほら、ぎゅ~っ」

少女の能力を評するなら、器用貧乏そのもの。一人である程度のことは出来るが、ある程度以上はできないのだ。
そして、相手からの実に可愛らしいリクエストを聞けば。少女は、素直にその願いを叶えてあげる。
優しく、しかし、少しだけ力を込めて、相手の身体を抱きしめる。

「……何気に、クロは大人なことを言うわねー……。
 うん? あぁ、気にしないで? もう終わったこと。もう捨てたことだから。
 ……そうね。それは、とても素晴らしいことなんだけど……」

気遣うような言葉には、手を振り、あっけらかんとした様子で応える。
実際、本心からそう思っているのだから、ある意味問題は無い。
少女にとって、生家、そして冒険者になるまでのことは、無かったことになっているのだ。
そうして、少女は気付く。目の前の相手の、ある種の自己犠牲精神に。
それはある意味では、とても素晴らしい心構えなのだが。
それでも、少女は、少しそれを認められずにいた。

「……うん。判るわよ。ただまぁ、私はそういう状況のとき、立ち止まっていられない性分なの。
 行動して、何かを変えたくて。最後に、それで死んだとしても笑って死ぬ。
 冒険者だもの。止まったまま死ぬのはゴメンなのよ」

悩み、考え、歩みが止まってしまう。その気持ちもわかる。
少女にだって、そういう経験くらいはある。だけれども。
少女は、そのまま立ち止まることを由としなかった。
結果の如何は問わず。行動し続ける。それは、少女の矜持のようなもので。

「はぁ。我欲が無いわねぇ……。貯金って。
 そりゃあ。それくらいは構わないけど……。
 ……もうっ。おざなりにもないがしろにもしないわよ。
 もっとクロは私に甘えなさいな。私の方が年上なんだから」

この子は、子供の頃素直とか、イイ子、とか言われ続けたタイプの子なのかな。
そんな感想が、少女の頭をよぎる。少女は相手の言葉に、ぺしり、とデコピンで答え。胸を張る。
慎ましい胸ではあるが。そこは無視。どうやら、まだまだ甘えが足りない、と言いたいらしいが。
こればかりは、すぐには解決はしないよなぁ、とも。少女も理解はしている。

「あはっ♪ すご、すごいっ♪ これだけしても、壊れないなんて……♪
 クロ、アナタ、本当に最高よ……♪ 本当に、私のパートナーとして飼っちゃいたい……♪
 あぁ、お尻からザーメン溢れさせちゃって……。これは、栓をしないと、かしらね……♪」

少女の荒々しく、暴力的とすら言える攻め。だが、それを相手は受け止め、のみならず、それにより快楽を得ているようで。
少女の中で、この相手との関係を一夜で終えるのは、やはり勿体無い、という想いがどんどん膨れ上がっていく。
なんとかして味わい続けたい。いや、言い換えれば、束縛したいとすら考え始めている。
そんな中で腸へと注いだ精液が溢れるのを見れば、少女は大量に精を注ぎ終えた肉棒をヴァギナから引き抜き。
今度は、再度アナルへと突き入れる。
当然、狙いは最初に挿入したときに触れた、腸内にあるしこりだ。
相手の両腕をひっぱり、まさしく犬のような格好のまま、何度も何度も、そこめがけてペニスを突き動かす。

「あはっ♪ 気持ちいい? クロ♪
 オマンコは、もう妊娠できるくらい注いだだろうから。
 今度はクロが大好きなアナルをほじって、悦ばせてあげる♪」

路地裏中に響くように、肉打つ音を奏でる少女。孕ませる目的から、相手を堕とすことへとシフトし。
一突きごとに、堕ちろ。物になれ。お前は俺のものだ。そんな意志を叩き付ける。

クロエ > 「ん、任せる。儲けとかは別にいいから、たまにこうして甘えさせてほしい。
 たぶん、ボクに足りないのはそういう力を抜く部分なんだって言うのは、よくわかったから」

ぎゅ、と抱き着いて、抱きしめられて。温盛を感じながらつぶやく。
一番足りていなかったのは、こうして本音を話せる相手の存在なのだろう。
だから、こうしている時間が何よりも幸せで、落ち着く気がした。

「ん、そっかな?ボクはそうあってほしいなーってだけなのだけど。
 わかった。ごめんって一言だけちゃんと言ったから、あとは気にしない。
 ……ん、やっぱりそうだよね。ボクがおかしいのもなんとなくわかってる」

普通は自分の幸せを第一に考えるものなのだろう。
そういう面でも理解されないから、少女は敵が多いのだ。
目の前の彼女は、受け止めてくれるか、それとも気味悪がるか。
きっと前者だから、と信じたくて、身をすくめて。

「……ん、そ、っか。ボクは、それをするのにも時間がかかるみたいだ。
 だから今も周りを、自分を変えられずにいる。わかっているのに、ね。
 冒険者は変化もたくさんあるだろうから、そういう意味でもせっちゃんには合ってるのかも」

頑張ってみる、という意味で笑みをこぼすと、ふぅ、と一つ息を吐く。
彼女と自分の生き方がまるで正逆だと勘づいたから、わずかな憂いが溜息になる。
とはいえそれも、彼女との交わりを思えば雪のように解けて消えて。

「ん、だって、使う先ないし、必要な分はちゃんと出してるから。
 ……んぅ、ごめんね、めんどくさい子で。でも、嬉しい」

彼女の印象通り、少女は褒められ続けて育った箱入り娘だ。
ただ、褒められると同時に家が厳しかったから、褒められるべきだという強迫観念になってしまっているのが問題点。
優秀であるべき、誠実であるべき、全うであるべき、騎士であるべき。その全てが、少女を支える台座であり、少女を縛る鎖なのだ。
だからこうして何も考えずに甘えられる時間は、少量であっても大切だった。

「んぅ、ぁ、ぅ、ぅんっ♪せっちゃっ、ぼくのおにゃか、やぶけひゃ――ひおぉおおっ♪
 か、飼われたら、ぼく、きしじゃなく、なっちゃ――ひにゃ、ぁ、ぁああぁあっ♪」

飼われたいと思ってしまった。だから、反応も寄り蕩けてしまう。
ただでさえ、肉便器として生きる事を強いる様な呪いがかかった体だ。
油断して思いを抱いてしまえば、それは強烈に促進される。
彼女のものになる。それが、より強固な願いとして形作られてしまうと、蕩け方も一層激しくなって。
腸奥のしこりを抉られ続けると、少女の絶頂は連続し、連鎖し、目の前が真っ白に染まって。

「しょこっ、りゃめっ♪ら、めっ♪ぼくっ、おち、りゅっ、だめに、にゃ、ぁ、ぁあぁあああっ♪
 おち、ちゃ、ぅうっ……せ、っちゃ――ひひゃ、ぁ、ぁあっ♪ぎもぢい、で、ひゅっ♪まっちろ、れひゅっ♪
 ひひゃ、う、ぁ、ぁあっ、せっちゃ、せっちゃ――はひ、ぃ、ぁ、ぁあぁああああぁあっ♪」

彼女の意図通り、少女は一撃突かれるほどに、徐々に徐々に堕ちていく。
今囁かれれば頷いてしまうほど。そうすれば少女の中に組み込まれた術式が、彼女を主と認めるだろう。
無論、それで二人の表面上の関係性は変わらないが、呪的な束縛は必ず生まれる。
少女が完全に堕ちるかどうかは、彼女の願い次第。そして分水嶺はもうすぐ目の前。果たして少女の運命は――。