2017/07/29 のログ
ご案内:「◆王城「地下大祝宴会場」(過激描写注意)」にクロエさんが現れました。
クロエ > 国を挙げてのお祭りも、そろそろ終わりが迫るころ。
地下の祝宴会場でも一際大きな場所を貸し切り、とある催し物が開かれていた。
主催者達の目的は一つ、祭りの熱狂に乗じて気に入らない存在を徹底的に凌辱すること。
ただそれだけの目的で貸切られた部屋は、媚薬の香が焚かれて、甘い空気に満ちている。

会場の最奥、丁寧に磨かれた石の台座に寝かされているのは、一人の少女だ。
その全身は、南方で採れると言う樹液を加工して作られた、ぴっちりと肌に吸い付く黒の服に覆われており、股座と胸元には金属質の光沢――所謂ジッパーがつけられている。
両腕は、恐らく魔法具であろう枷で腰の後ろに纏められており、両足は肩よりも上に持ち上げられた状態で、首の後ろで戒められている。
首元には暗い紫色の宝石が埋め込まれた首輪を巻かれ、目元にはしっかりと目隠しが縛り付けられていた。

「ん、ぅ……ん、くぅ……――ん、ふぅ……」

くぐもった声が響く。その原因は、口元に当てられた、皮の袋のような物体だ。
呼吸する度に膨張と収縮を繰り返す袋。その中に仕込まれているのは強い媚薬効果を持つ薬草を火で炙ったもの。
成分が逃げることなく、全て肺に吸い込まれ、体内へと浸透し、少女の下腹部に熱を灯す。
どうやら現状は下準備、とでも言う様子で、少女の頭上――台座の奥の壁面には、少女が今までに受けた苛烈な調教の記録が映され、詳細なプロフィールと共に晒されている。
悪辣な貴族達による宴は、少女を凌辱するという意思を持つならば、誰しもが滑り込める悪徳の坩堝と化していた。

クロエ > やがて徐に、貴族が合図を告げれば、そこから退廃的な宴が始まる。
少女は贄として責めを受け、意識を失えばその間は、僅かな安息が訪れる。
貴族達の不興を買った少女の受難は、まだ始まったばかりで――。

ご案内:「◆王城「地下大祝宴会場」(過激描写注意)」からクロエさんが去りました。