2017/07/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 路地裏(過激描写注意)」にクロエさんが現れました。
■クロエ > 夏の夜、薄暗い路地裏を進む少女は、気だるげな雰囲気をまとっていた。
紅潮した頬と潤んだ瞳は熱病を思わせるが、血色はむしろ良すぎるほどで。
ふわりと漂う甘い匂いは、男女関係なく嗅いだ者を発情させそうなほどに濃い。
「ん、ぅうっ……んぁっ、ふ、ぅうっ♪……なんで、ボクがこんな目にっ――♪」
漏れ出る声は甘く、少女の状態を如実に示している。
騎士の訓練を終えた後の事。少女は、貴族騎士達の呼び出しを受けた。
その先で見せつけられたのは、自身を凌辱する記録が封じられた水晶体。
貴族達曰く、とある店で見つけた品だと言うが、少女にとっては悪夢そのもので。
どうにかして水晶体を受け取りたい少女に課せられた課題は、単純で淫猥なものだった。
一つ、この週末の間、プラグ付きの下着を身に着けたままで日常を過ごすこと。
一つ、下着を自分で外すことは許されないが、他者に外してもらうことは許される。
一つ、外してもらった下着は、必ずおねだりの後に付け直してもらうこと。
この三つを破れば、貴族騎士達の元に知れ渡るように呪いをかけられた少女は、むしろ人から離れるように路地裏へ。
どうにかして自分の寝床に帰り、二晩を過ごすか。それだけを考えながら、ふらつく足を動かして。
ご案内:「王都マグメール 路地裏(過激描写注意)」にルヴィエラさんが現れました。
■ルヴィエラ > (――少女が、路地裏へ脚を踏み入れてから僅かばかりの時間が経った頃
完全に、周囲の人気が失せたと一瞬感じたならば、其の直後にもう一つだけ
ただ単純に人気が失せただけではない、違和感に襲われるだろうか
見た目は普通の、何の変哲も無い路地裏に過ぎない視界の、其の端で
黒い蛇が一匹、まるで少女の事を見詰めているかのように、じっと鎌首を擡げている
発情と欲情に襲われながら、如何にか歩みを進める其の姿を眺めている其れが
彼女が、其の傍を通り過ぎる刹那。)
――――……相変わらず、難儀な業を背負っているねぇ?
(響く声音は、きっと、彼女には聞き覚えが在るだろう
何時かに、彼女をさらい、かどわかし、そして、其の存在を変えてしまった、魔族の声
声の方向を振り返れば、きっと黒い蛇が、ちろりと其の長い舌を覗かせる、か
まるで、全て見ていたのだとでも言いたげな、そんな佇まいで)。
■クロエ > 路地裏の中、人通りなどほとんどないそこは、かつてサボり癖のある騎士達がカードに興じていた場所だ。
見回りの騎士ですらほとんど気づかないようなそこは、しかし今の少女にとっては救いの道。
ここを抜けて少し歩けば、少女の宿が見えてくる――が、少女の足がふと止まる。
一瞬視界の端をうごめいたものに目を奪われたのだ。黒い一匹の蛇に。
不愉快な表情を隠しもせずに舌打ちすると、予想通りの声音に。
「……何の用?ボクを笑いに来たとかそんな感じ?」
面倒な奴がやってきた、とでも言わんばかりの、苦虫をかんだような表情。
少女にとっては恨みをぶつけたい相手であり、今は契約上逆らえない主でもある。
淫魔の子宮による発情期によって高ぶり火照る体は、騎士達の命じた所業を受け入れてしまう程に気怠い。
全て見ていた、とでも言いたそうな蛇には、右手に氷の剣を生み出して。
「――とりあえず、用が無いならここに来ないことだよ。
王都の中に入り込むなら、君は明確にボクの敵だ。歯向かえなくても強引に、抵抗するよ?」
騎士としての職務は、契約による束縛を受けてなお強く。
何なら無茶をしてでも切ると、言外に告げながら対峙する。
■ルヴィエラ > (伺えるのは、明確な敵意。 其れはそうだろう、何せあんな事をしたのだから
けれど、彼女が言った様に笑いはしない、相変わらず穏やかな声音の儘
ゆっくりと、傍にあった木箱の影へと一度隠れ、次には其の上へと上って姿を見せては
――生み出される氷の剣、明確な攻撃意思を見せる姿に、ふむ、と小さく声が毀れ。)
……落ち着きたまえ、確かにキミにとっては許しがたい怨敵かも知れないがね。
一応、私はこの王国にとっては決して敵とは言えない存在になって居るのだよ?
――嗚呼、けれどそうだね、確かに、表向きは、だったねぇ。
(王都への侵入、ではない。 堂々とした入国なのだと、そんな風に告げたなら
――刹那、黒蛇から影が盛り上がり、一瞬で人のカタチを為して、其処に男の姿が現れるだろう
もし、彼女が其れに合わせて剣を振るうならば、其れを止めはしない
けれど――『此方側』へと現界し、少女の前に姿を表した其の時点で
彼女の中に刻まれた淫魔の属性が、敵対する事を引き止めるだろうか
――子宮が、どくりと脈打つようにして収縮し、身勝手にひとつ、排卵を催す
さて、それに少女の剣先が、鋭さを保っていられるだろうか)。
■クロエ > 少女にとって、個人的な復讐は剣を執る理由に値しない。
この刃は既に王国に捧げたもの、勝手に抜くのは許されない。
無論、目の前の存在がこの王国の敵であることを前提として、今の青い切っ先があるのだが。
「……落ち着いてるよ。個人的な復讐のためじゃない。
王都に、君のような厄介な存在が紛れ込んでいるのは由々しいことだ。
それを事前に摘んでおくのは、ボク達騎士の本来の役目さ――そうしない人が多いけど」
堂々とした入国、という点では疑わない。今はその位幾らでも出来る世の中だ。
身分証の偽造だろうと、貴族達による都合のいい魔族の侵入手引きだろうと。
男が顕現すると同時に、少女の子宮が疼きを上げる。主たる男を求めるかのように。
しかしそれを強引に収めるのは、精神修養で培った鋼の意志。眩暈しそうな程の疼きだが、切っ先はどうにか留める。
「……出合頭に手を出すのも好ましくない。ボクは平穏な日常を過ごしたいだけなんだけど……!」
ぷくん、と子宮に卵が入る感覚。甘い汗をかきながら、しかし少女はまだ、健気に立っていた。
■ルヴィエラ > ―――そう、まぁ、私の立場や存在について語るのは、話が長くなるから割愛しよう。
ただ、確かにキミの言う事も一理は在る、存在するだけで脅威であるならば排除する、当然の判断だ。
特に騎士ならば、其の精神が高潔で在るならば尚更、私の存在は許せないだろうね。
(――まだ、覇気を保てている時点で、彼女の其の精神力が垣間見えると言う物
尚の事、其の身体は半分が己の眷属と化している、相性だけではなく主従による隷属すら働いている中で
こうして、向かい合って居られるだけでも感嘆に値するのだ、故に微笑む、愉しげに
再び、卵巣が蠢いて排卵を催す、今度は、左右同時に、二つ
まるで弄ぶ様に、子宮を掌握されている実感を与えてやりながら――ふと、片掌を向けては
ゆうらり、ゆうらりと、此方へ誘うように。)
―――……だが、私が現れようが現れまいが、既に平和とは無縁だろう?
現に、そんな物を付ける事を強制されている訳だしね。
それに…以前も言ったが、別に私はキミを貶めるばかりが目的ではないのだよ。
(――淫魔の子宮として、創り変えてしまった其の器官は
けれど元より、他の誰かの手によって、今と大して変わらぬほどに貶められていた筈だ
己の為した事は、果たして彼女にどんな不利益(マイナス)を与えただろう、と問いながら
――言葉にて、命じるのだろう。 『剣を収めよ』と)。
■クロエ > 「……分かってても余裕な当たり、ボクをどうとでも出来るって感じだよね。
明らかに無理だってわかっていても、ボクだってこの生き様を変えることはできない。
折れた時にはきっと、壊れてしまうのが見えているし――全く、ふざけんなって思うんだけどね」
こうして剣を向けるだけでも、強烈な不快感が胸の内をかき回す。
主に剣を向ける――明らかな背信行為を契約が見逃すわけがないのだ。
刻印はペナルティとして、少女のあらゆる耐性を限りなく零に引き下げる。
瞬間、二つの排卵が同時に起きて、子宮の中には三つの卵が揺蕩って。
「ふ、ぐぅううっ――♪んぃっ、ひっ、ぃぅううっ♪く、はぁっ……。
そんなこと言われても、仕方ない、じゃないかっ……♪腐ってるのは、ボクじゃないっ。
この国の、根っこのほうだっ……だから、少しでも、よくしなきゃ、ダメなんだからっ――んぃいいっ♪」
ちゅぶん、と三つめが卵管を潜り抜け、足が崩れそうになる。
ぼたぼたと股座から蜜をこぼしながら、多量の汗を拭きだしながら。
剣を納めろ。その命令には躊躇するが、不快感が吐瀉にまで発展しそうになると、不承不承に剣を掻き消した。
以前は不覚を取ったが故に闇に飲まれていたが、本来は少女の身を守る魔剣。
空間の隙間――それも少女以外には開けない場所に隠すくらいはお手の物なのである。