2017/05/21 のログ
モーリッツ > そんな異常な按摩屋に本日も客がやってくる。
メニューを吟味し行われる行為が、今日も記録されていくのだろう―――。

ご案内:「按摩屋(過激描写注意)」からモーリッツさんが去りました。
ご案内:「按摩屋(過激描写注意)」にモーリッツさんが現れました。
モーリッツ > 【継続ロールです】
ご案内:「按摩屋(過激描写注意)」にエレクトラさんが現れました。
モーリッツ > 選ばれた器具はそれぞれがノーマルとは言い難いもの。
偏りを感じると自然、笑みが浮かんでしまう。
じゃあ後で確認をさせて貰おうと、選ばれた道具を分けておき。

自然な様子で下着姿となった相手に、改めてちんぽを突き付けた。
鼻を鳴らす行動を手伝うように、ぬちゅ、ぬちょ、と鼻孔にカウパー塗れの亀頭を擦り付け。
離れた際には透明な糸がねっとりと垂れ落ちた。

「ほっほ、シスターはこの爺のちんぽ、気に入ってくれたようじゃの。どうかのぅ、ちゃあんと雌を孕ませられると思うかぇ。
 あぁ、それにしても素晴らしいデカパイじゃあ…さぁて、それじゃあまずはちんぽを舐めて濡らしてくれるかのぅ。」

綻んだ顔を見て、返す言葉の調子は日常会話そのもの。内容は明らかに常軌を逸しているのだが。
このデカパイを使わせて貰うでな、と準備を終えた後の行為を示唆しながら、両手でそのたっぷりとしたおっぱいを掬い上げ。
脈打つちんぽを、ぬろん、と顔に擦り付けた。

エレクトラ > 下着姿で鼻先に塗りたくられたカウパー、亀頭が離れていくとねっとりとした糸が引き、プチンと切れて唇まで垂れ落ち、ペロッと舌で唇を舐めずって口にする。

「初めて見るので何と答えたらよろしいのでしょうか。
 どうでしょう、御爺様次第だと思われます。
 隠さず仰られる御爺様を悪いとは思いませんが、あっ、あまりにそうはっきりとおっしゃられますと、はっ、恥ずかしいのですよ、元々気にしていますし。」

綻んだ様子に交わされる会話、傍から聞いていると常軌を逸しているのだが、此処ではごく普通の事であり、素直に返す。
胸の話になると恥ずかしさで頬を染めてぼそぼそと返すが、下から掬う様に持ち上げられる事には抵抗せず、手のひらにずっしりとした重さを伝える。
軽く揉んだだけで柔らかく歪むが、適度な弾力も返して揉み心地の良さを伝え、肌はしっとりと吸い付くような感触を返して。
熱く脈打つちんぽが頬に触れるとどこか愛しげに頬擦りし、優しく両手で包んで。

「こっ、この様な感じでよろしいのでしょうか?」

告げられるままに両手で包んだちんぽの鈴口にチュッと口付け、ぺろぺろっと棒アイスのように舐め始める。
亀頭やカリに沿って舐めていたかと思うと陰茎を唇で食み、舌で舐めながら唇で擦りつつ、どうでしょうかと上目遣いに見上げて。

モーリッツ > 「いやはや、すまんのぅ。思った通りに言ってくれりゃあえぇんだ。
 ほれ、爺のおちんぽ、弄ってみた気分は?匂いは、味は如何かのぅ。
 シスターはちんぽに興味津々だと思ったんだが。」

頬擦りする様子を見やり、カウパーだらけになった顔を揶揄る様。
両手はもっちりとしたデカパイを弄り、くにゅ、と乳首を手で握り込むようにして前へと引っ張る。
始まる奉仕の動きに腰を震わせ、ほぉ、と喉を鳴らし。

「中々、扱いに慣れてるじゃあないかぇ?
 後は先っぽをかぽっと銜えて…カリ首に唇引っかけて、ちゅぽちゅぽっと。
 ふぅ、ふ…頬がへこむくらいじゅるじゅる吸うのが作法だからのぅ。」

刺激されたちんぽからは、びゅぷ、びゅぷ、と先走りが迸り。
濃いカウパーの味を口へと伝えながら、此方好みの奉仕の作法を教え込む。

エレクトラ > 頬擦りをすると掛けられる言葉、魔道具の効果がそれを深く刻み込んでいく、ちんぽに興味津々だと。

「こう言ってよろしいのか分かりませんが、とても可愛らしく思えます。
 御爺様のおちんぽは手の中で熱く震え、匂いも味も悪くはないです。
 興味津々と言いますか、とても気にはなります。」

頬擦りし、顔全体に広がるカウパー、にこっと微笑む顔はカウパーでてらてらと淫らに輝き、揶揄された事はその通りだと認めて。
ブラ事何度も弄られる乳房、だんだんとブラがずれ始め、ついにはぶるんと弾けるかのようにブラから飛び出し、桜色の乳首を目の前に晒す。
満足そうに笑み、乳首を握り込むように前に引っ張られ、乳首の擦れる感覚に思わず甘い声を上げ、少しずつ手の中で固く尖っていく。

「おっ、御爺様が初めてです。
 この様にでしょうか?」

肉茎を唇で擦っていると迸る先走り、とろりと口元に垂れてくると舌先で舐め取り味わって。
濃いカウパーの味に一段と目元を蕩かせ、言われるままに咥え込む。
ちゅぽちゅぽと何度も唇でカリ首を擦るように上下させ、出来る限り口内に収めると頬をへこませ思い切り吸い上げ下品な音をたてながら、迸る先走りを吸い上げていく。
必死になっているのか、豊満な乳房で睾丸や太腿を擦っている事にも気が付かず、教え込まれる事を奉仕の作法だと、たどたどしくも努力して。

モーリッツ > 「おぉ、出てきた出てきた。素晴らしいデカパイじゃぞぉ。恥ずかしがることなぞ、なぁんにもない。
 本来乳は、こうやって男に弄ばれるためにあるんだからのぅ。自分でもこうやって乳首シコシコしてないのかぇ?」

淫らな内容だけれども、まるで日常会話の様な空気でお話を続け。
ぬち、と一度自分のちんぽを手で扱き、べっとりとカウパーを掬い上げるとそれを塗り付ける様にして乳首を乳輪ごと扱き。
てらてらと淫らに光り、雄の匂いを漂わせるデカパイを作り上げ。

「ほっほ。そうかそうか、悪くないか。ならちゃあんと、今日でちんぽの味も匂いも形も、覚えていきなされ。
 ふ、ほっ…そう、そう、上手じゃぞぉ。お、おぉ、おぉお……!」

根が素直なのか、情欲を貯めていたのか判らぬが、部屋の魔法の効果もあって此方の言い分に素直に従い奉仕に耽る相手は中々にエロい。
此方からも腰を揺らし、口の中をじゅぽぐぽと犯す度にデカパイを腰や腿で押し潰し。
引きつった様な声を上げると、そのまま口の中に粘りついた音を立てて精液を吐き出した。
黄ばんで重たく、粘りついた精液がびゅくびゅくと迸るその最中に。ちんぽをくぽっと引き抜くと、そのまま顔や胸に向けてもたっぷりと絞り出して体を汚し。

「はぁ、はぁ…さぁさ、ちんぽのお掃除までがお作法じゃあ。」

等と、口元にどろどろのちんぽを差し出し。普通の営みでは成さぬ事まで教え込む。

エレクトラ > 「御爺様の言葉は嬉しくもありますが、それ以上に恥ずかしいのですよ、服を着ていても人の目を引きますし。
 御爺様にそう言われますと、大きな方が良いのかもしれませんが、複雑です。
 そっ、そんな事した事ありません、やぁんっ、駄目ぇっ。」

淫らな空間で淫らな会話は日常会話で、恥ずかしさで頬を染めながら素直に答えていく。
ちんぽを扱いてべっとりとカウパー塗れになった手のひら、塗り付けるように乳輪ごと乳首を扱かれ引っ張られると甘い声を零して。
何度も乳首を捏ねられ、乳輪を掻かれ、引っ張られと弄ばれているといつしか固く尖るばかりか、カウパーでてらてらと淫らに煌き、雌の象徴でありながら雄の匂いを漂わせる淫らな乳房となっていて。

「ファイ、おぼうぇていきまふ。」

根が素直以上に、秘めた情欲を増幅した魔法の効果のせいだろう、言われるまま、未熟ながらにひたむきに奉仕に耽る。
下品な音をたてて吸っている口内を腰を揺らしてちんぽに犯され、上顎や頬等様々にカウパーを塗りたくられて雄の香りを味を教え込まれる。
豊満な乳房は腰や腿等で押し潰され、さまざまに形を歪めながら、吸い付き感触の良さを伝え、重たげに揺れ弾んで。
口内に粘ついた音をたてて放たれる精、重く粘つく精は飲み下しにくく、喉奥に張り付いては味を残す。
放つ途中で口から抜かれると顔や髪、胸にもぶちまけられ、男の物とばかりに匂い付けをされて全身を性に汚されるが、どこか心地良さそうな表情を浮かべ受け入れている。

「こっ、こんな感じでしょうか?」

口元に差し出されたどろどろのちんぽ、鈴口にチュッと口付け、尿道内に残った精を吸い出す。
肉茎に垂れている分は丁寧に舌で舐め取り、唇で擦って仕上げていく。
精でドロドロだったちんぽが唾液塗れに変り、欠片も精が残ってないのを確認するとどうでしょうかと微笑んで訊ねて。

モーリッツ > 「ふぉっふぉ。そりゃあこれだけ立派なものを持っていればのぅ。
 きっと男共は皆、こうやっておっぱいを弄り違っておるぞぉ。シスターも自分で妄想したことはあるんじゃあないのかぇ。」

歳を感じさせぬ射精量を見せつけ、どろどろに汚した相手の胸元に一度ちんぽを押し付ける。
両手で寄せ上げ、谷間を作るとにゅぽ、にゅぽ、と粘着質な音を立てて谷間を犯し、ぶちゅぶちゅとおっぱいの内側も精液塗れに。
乳首を摘み、左右へと引っ張ると、ぬらぁ、と精液の糸を垂らしながら谷間が開かれて。
ちんぽをお掃除されている間も、そうやって乳首を引っ張り、にちゃ、にちゅ、と谷間を幾度も開け閉めをして卑猥な光景を楽しんだ。

「おぉ、おぉ、上手じゃぞぉ…♪
 ふぅ、すっきりじゃ。ありがとうなぁ、シスター。」

綺麗に舐め舐めされた後、お礼を告げてちんぽでほっぺをすりすり。尚もまだ、ちんぽはまだがっちがちの勃起を見せていたけれど。

「では、次は道具の確認といくかのぅ。
 ほりゃシスター。パンツを脱いで、そこのテーブルに上がってくれんか。
 ちょいとシスターの体で使い心地を試させて貰うでな。トイレで踏ん張る姿勢でなぁ。」
 

エレクトラ > 「だから、御爺様、あまりその様に仰らないでください。
 そのような事を考えた事等ありません。」

浴びせられる歳からすれば大量の精、精でドロドロになった乳房をさらに嬲る様にちんぽを押し付けながらの言葉、真っ赤になってやはり真面目に答える。
寄せあげられ、さらに強調される谷間、にちゃねちゃにゅぽと粘着質で淫らな音をたてながら犯され、精を塗りたくられる事をも嬉しげに受け入れ、おっぱい全体が精液塗れになって。
固く尖る乳首を抓まれると甘い鳴き声を上げ、谷間を左右に開いて精液の糸が伸びる淫猥な様子を見せつけられ、恥ずかしさに頬を染めて。
唇と舌で丁寧にちんぽ掃除をしている間も乳首を引っ張られると動きが止まり、熱く甘い吐息と声を零し、なんとか掃除を終える頃には全身が艶やか紅潮して。


「御爺様に喜んでいただけて嬉しいです。
 こちらこそありがとうございました。」

舐め掃除を終え、ちんぽが綺麗になると告げられる礼、お互い様ですと深々と頭を下げ、上げた所で頬を撫でるちんぽにまた嬉しげに頬擦りをする。
いまだ固く滾る状態だが、普段を知らなければ満足しているのだから、別におかしな事ではないのだと勝手に納得していて。

「はい、道具の確認ですね、分かりました。
 あの、御爺様、脱ぐのはよろしいのですが、テーブルの上に上がるというの宜しい事ではないので、あちらの椅子(?)では駄目でしょうか?」

言葉のままに純白フリルのパンティーを脱ぎ、どうせ脱げているのだからとブラも外して一糸纏わぬ生まれたままの姿になり告げる。
テーブルと言われ辺りを見回して気が付くのは、分娩台、ただそうとは知らず、少し変わった椅子なのだと認識すると指差して訊ねる。

モーリッツ > このような状況であるというのに、セクハラめいた発言には照れを見せる。
だからこそ、この魔法の効果は素晴らしいのだ。清楚なシスターが無頓着に性欲を受け入れる様は実に受けが良さそうだと内心ほくそ笑み。
今も、お礼の様にちんぽを擦り付けてお互いににこにこと炉端会議の様な雰囲気を漂わせていた。

「ほ?あぁ、あちらの方が楽かのぅ。」

その意味を知ってか知らずか、分娩台めいた椅子を指し示す相手を見て少々考える素振りを見せ。
ならばと相手を招き、座るようにと促した。
M字に大きく開き、足を固定させる器具のついたそれは明らかに普通の椅子では無く。
その器具へと、精液で身を汚した相手を固定し、秘する部分すら丸見えになる格好にしていく。

まず取り出したのは、剃刀。
どれどれ、と陰毛の具合を確かめようと股間に指を這わせ、肉ビラの周りや尻穴の周囲に至るまでをじっくりと目と指でチェックを始め。

エレクトラ > 魔法の効果で意識の改変がされているが、羞恥心の欠如までには至らず、羞恥によるテレは見せて。
清楚なシスターが性教育を受け入れながらも時に見せる羞恥、それが良いアクセントとなるのか卑猥さをより引き出していて。
今もまた、全身が精塗れの全裸で羞恥心で頬を染め、ちんぽに頬擦りをしていながら、炉端会議のような日常の雰囲気が漂っていて。

「楽と言いますよりも、テーブルの上に乗るのがいけないのですよ」

敬虔なシスターだからだろう、食物などを食べたりするテーブルは神聖な物だからと説明し、指差したものが分娩台だったためか、少し考えた後で受け入れられると良かったと微笑んで。
招かれ座るように促され、足や腕などを固定する器具が付いている、椅子というにはおかしな物にも拘らず、素直に座って。
固定される足、M字開脚の体勢を取らされ、淫蜜が滲む秘する部分を自ら丸見せにする格好で固定される。

取り出されたのは剃刀、陰毛の具合を確かめるように股間に指を這わされ、やっぱりと羞恥で赤く染まって。
じっくりと見つめチェックされる肉ビラの周りや尻孔の周囲、髪と同じ色の蒼銀の叢は薄く、指で梳かれると淫蜜や精で粘つきはするが、乾いた状態であればサラサラで、剃られると成熟した身体に未熟な股間の淫猥さが想像できるか。

モーリッツ > 倫理観やら何やらが酷く曖昧になる空間で、より恥ずかしい格好を取る形となる今現在。
じっくりと股間のチェックを終えると、溢れる蜜をしっかりと陰毛に眩しにちゃにちゃと卑猥な音を立て。
剃刀を押し当てると、ゾリ、ショリ、と音を立て控えめな茂みを削り取っていく。

「ふむぅ…切れ味は問題なさそうだの。シスターも、ちゃあんと此処の手入れはしているみたいだのぉ…感心感心。」

特に生えている訳でもないのに、尻穴の周りや肉ビラの周囲にも剃刀を走らせ、丹念に処理を施して。
終えるころにはもうすっかりと、つるつるおまんこの出来上がり。
最後のチェックとばかりに肉ビラに指を引っ掻け、にゅぱ、と割り広げると膣の奥をも覗き込み。

「ひっひっひ。綺麗なおまんこになったぞぃ、シスター。これからも手入れを怠らん様になぁ。」

茂みの無くなった恥丘を指の腹で撫でた後、次なる道具へと手を伸ばし。
卑猥な行為はどうやらまだまだ、続くようで――――。

ご案内:「按摩屋(過激描写注意)」からモーリッツさんが去りました。
ご案内:「按摩屋(過激描写注意)」からエレクトラさんが去りました。
ご案内:「マグメール 王城 外周区画(過激描写注意)」にクロエさんが現れました。
クロエ > マグメールの中枢、王城の外周区画。少女は庭園調の芝生に敷かれた石畳を踏む。
宵の口、王城で行われているのは、夏の施策を決める為の、貴族達による会合だ。
春の終わりが近づいているともなれば、雨期への備え、干ばつへの対策等、話し合う事は尽きない様子。
無論、彼らの会合の議題はそれだけではなく、貴族の後ろ暗い面も色々、話し合っているらしいが――。

「まぁ、騎士の本職は弾劾じゃなくて、護衛だものねぇ」

今夜の少女の役割は、王城に集っている貴族達を守る護衛だ。
既に忍び込もうとした者を数人捕らえて、縛り上げて騎士の詰め所に放り込んでいる。
日頃の会合よりは賊が随分と多いが、何を狙っているかはわからない。
貴族を狙う暗殺者か、それとも会合の中身を素っ破抜く斥候か。
あるいは魔族による牽制などの可能性もある。狙われる理由は両手じゃ足りない。

「……とはいえ、面倒事はごめんなのだけどなぁ」

ひょんなことから巡り巡ってきた仕事は、しかし上司の面目を考えれば、断ることなど出来るわけもない。
件の上司は今頃、髭を撫でつけながら趣味の刀剣磨きでもしているのだろうが――。

「さて、ここまでは大丈夫。次は――」

振り向いた先、王城の裏、影の色濃い庭園へと少女は足を踏み入れる。

クロエ > 暗がりに足を踏み入れた瞬間、危うい気配を感じて腰の剣に手をかける。
騒ぎにならぬようにするなら、と抜き放つのは氷剣――ヴォーパルソード。
氷と水の力を秘めた刃で、晩春の蒸し暑さを冷やしながら、隠れた気配――黒尽くめの賊目掛けて、一閃。
刃に氷を纏わせた不殺の一撃を叩き込むと、相手は芝生の上に崩れ落ちた。

「っと、これで何人目だっけ……?」

昏倒した相手の両手首を手早く戒めると、門の魔法石を取り出す。
今回の護衛用に貸し出されたそれは、詰め所地下の牢屋に繋がる一方通行の代物だ。
術式の展開を確認すると、そのまま賊を転送。完全に掻き消えたのを確認すると。

「……今の所は手練れがいないからどうにかなってるけども、流石にちょっと疲れたなぁ」

嘆息しながら、再び哨戒任務に移行。今度は右手に剣を携えたまま、庭園の石畳を進んでいく。

クロエ > 「さて、そろそろ終わりの刻限だけど……」

やがて王城が俄かににぎやかになれば、会合を終えた貴族達が後の宴席に移動しようと部屋から出てくる。
その様子を認めると、少女は腰の鞘に剣を収めて、彼らの元へと駆けていく。
結局、この夜の内に捕縛した賊は十人程度居たものの、皆一様に取り調べの隙などを見計らって逃げ去ったという。
単に実力が上手だったのか、それとも貴族や騎士の一部が賄賂を受け取って釈放したのかはわからない。
ただ一つ言えることは、少女が何者かの陰謀を挫き、確かに魔の手を阻んだこと。
その結果が評価されるのか、それとも厄介者として目を付けられるのかは分からない。
少女にできることは、ただ実直に、騎士の正義を全うすること。それだけだった――。

ご案内:「マグメール 王城 外周区画(過激描写注意)」からクロエさんが去りました。