2017/04/19 のログ
■ヴィクトール > 長い時間の我慢を経て与えられる報酬は死。
まさに女が希望を得た瞬間に踏み潰す、醜悪な装置に釣り上げられる少女は、壊れた悲鳴を上げながら窒息していき、はしたなくピースをしながら舌を突き出し、暴れている。
そのさまをみている観客は、ざまぁねぇだの、変態の極みだのと言いたい放題だ。
肉便器以下の玩具として弄ばれて、使い潰された挙句に殺される。
惨めな最後といった演出を与え、被虐の快楽を窒息の快楽とまぜこぜにして覚え込ませようとしつつ…ギリギリのところで縄を切っていく。
何度も死に近づけば、錯覚でそれすらも快楽に成りかねないが。
「さぁて、締めに…ケツの掃除してやるよ」
道具を片付けさせると、再び石畳の上へうつ伏せに転がし、尻を突き出させる。
赤い花を開かせそうなほどひっくり返されたアナルは、白色が絡み、卑猥に男達の視野に晒された。
そこへ次の道具を近づけていく。
グラスを洗う円柱状のブラシ部分がいくつもついたそれは、取っ手側のレバーでウネウネと好きなように曲がる。
引く着く尻穴にそれを押し当てると、一気に押し込んでしまう。
ぞりぞりぞりっとザラザラのブラシが痒みに包まれた粘膜を削り、穂先についた薬液が粘膜を新しく代謝させていく。
「気持ちいいだろ? ケツの穴を便器みたいにごしごしされるのはよ」
じゅぶ、ごしゅっ と音を立ててピストンさせる度に、粘膜を削り取る。
赤色すら滲みそうなそれは、炎症で弱った部分を破壊し、更に敏感な粘膜を生成させていく。
S字結腸のところまで届かせるように、右に左にとうねり、曲がりくねりながら侵入する動きは、腸の中を全て掃除するかのように入り込み、ずぼぼっと卑猥な音を響かせながら抜かれる。
■リーシャ > すでに少女は何度も死を経験しているし、そのたびに辛うじて息を吹き返している。
一度は快楽による死も経験しているだけあって、体が死に順応していた。
その結果が、致死の刺激で絶頂してしまう癖と妙に打たれ強い体だった。
こうして散々に甚振られても、しかしまだ生きている。
ぐったりと、意識は無い物の肉穴は確かに開いて、はくはくと。
そんな少女をうつぶせに転がすと、男はざりざりとした円筒型のブラシを一気に肉穴に差し込んだ。
鮮烈な刺激に一瞬で目が覚め、少女は俎上の鯉のように跳ね、喘ぎをこぼす。
「んいっ、ぁ、ぉおおっ♪おにゃかっ、ぞりゅぞりゅってっ、これ、だめ、だめぇっ♪
ぼくの、おにゃかっ、だめに、にゃる、ひひゅ、ぅ、ぁあぁああっ♪」
腸壁はただでさえ敏感だったものが、より過敏に改造され、戻らないように定着させられて。
ずりゅずりゅとこすられるたびに爛れた粘膜が剥がれ、新しい粘膜が生まれ変わって。
S字結腸まで徹底的に快楽を教え込まれると、引き抜かれると同時に最後の排泄が始まる。
代謝で壊れた腸壁と腸分泌液、そしてわずかに残っていた宿便の混ざった粘液がぼとぼとと吐き出されて、最後にはぬらぬらとした真っ赤な粘膜が残る。
その全てが陰核よりも敏感で、擦り潰されれば絶頂してしまう強烈な性感帯なのは言わずもがなだ。
少女は潰れた蛙の様に俯せで潰れながら、腰をがくがくと戦慄かせつつ。
「は、ひゅっ……お、しりぃ、ジンジンするよぅ……♪
ふ、ぁぅ……うぅ、みんなに、いっぱい恥ずかしいの見られちゃった……♪」
うっとりと思い返しながら悦に浸る少女は、観客の誰もが理解しきれない被虐欲求の果てにいた。
疲れ切った体をごろりと回すと、仰向けになって男を見る。その視線は柔らかで。
「ん……ほら、ボクの身柄は君のものだよ、好きにしてくれて構わない。
ただ、その……これからも、ヴィクトールさえ良ければ、虐めてほしい、な。
お尻、馬鹿になるまで虐められて……いっぱい粗相する、変態雌猫でよければ、だけど」
頬を朱に染めながら呟くと、後は男に身を委ねる。
男が持って帰るならば忠誠を誓うし、あるいは捨て置くならば再び闘技場の奴隷になる。
ともあれ、少女がすっかり男を気に入ったことだけは、何より確かなことだった。
■ヴィクトール > これだけ死の瀬戸際を感じても、怯えることもなく快楽に蕩けている様子は、間近でみる男からすれば異様な光景である。
ドマゾ程度に語っている口調も、これはかなりの色狂いだなと、改めて理解しつつ呆れた笑みを浮かべた。
「既にセックス用の肉穴になって馬鹿になってんだろ? 今更ってやつだ……おら、もっと馬鹿にしてやるから、馬鹿面晒しやがれっ」
仰向けにした身体、腹部に手を添えて押さえ込みながら強引にピストンを繰り返す。
敏感な粘膜をさらに敏感にさせて狂わせ、最早糞を日常で放り出すだけでも喘いでしまいそうだと思うほどに。
結腸部分まで届いたブラシが、そこの門すら刳り尽くすと、引き抜かれていき、赤茶色の汚れがついたそれを彼女の傍へと転がす。
お前の腹の中身だと言わんばかりにみさせようとしつつ、残った糞をぶちまける少女をニヤニヤとした笑みが見下ろしていた。
「そうだな、そこらの客がリーシャをみたら犯しにきそうなぐらいみちまってる」
最早、マトモに街すら歩けないほど恥を晒したと言えよう。
仰向けに転がる彼女の表情、不意に見せる柔らか笑みに訝しむように首を傾げれば、さらなるオネダリが響く。
それは壊してくれと強請るものに近く、手を引いて欲しいと強請る捨て猫のようにも甘い。
恥じらいながらのつぶやきに、ぐいっと首根っこを捕まれば、まるでトロフィーのように掲げた。
「こいつは俺のもんだ、みてる分には好きにして構わねぇが…ここを降りてから手ぇだしたら、ぶち殺すから覚悟しておけやっ!」
外に連れ出された後の、一瞬のチャンスを狙う雑魚がよらぬよう、ちょっとした露払いを宣言すれば、そのまま腕の中へと抱き寄せた。
賞品を貰ってくぞと、彼女を指し示すように顎をしゃくり、係りの者に伝える。
「俺の下で好きに仕事してろ。カタギに迷惑掛けなきゃ、好きに戦って、負けて犯されて、俺に所に戻ってきて食われて、何しようが構わねぇよ」
幸い、組織としては遊撃という飛び込み仕事を投げられる立場だ。
言葉通り、好きに仕事を受けて金を得るぐらいは出来るだろう。
手元にはおくが縛らない、彼女が最初に望んだ通りの答えを囁くと、ボロボロの身体を抱きしめたまま壇上から降りていく。
針を抜き、綺麗に洗い清め、抱きまくらにして眠りながら今宵の幕を下ろすだろう。
■リーシャ > 「あぅ……それは嬉しいような、嬉しくないような……
ただ犯されるだけは、あまり心が躍らないからなぁ」
出来れば己を落とす覚悟で来てほしい。そうでなければ、ただの欲望の捌け口なのだ。
門をこじ開けられて結腸すら支配されて、泥濘を吐き出し切った後は、気遣いのようにわずかに清める。
捨て猫のような声にも答えてもらえた様で、ぶらんとぶら下がった少女は、そのまま商品として彼に引き取られることになった。
彼の仕事を手伝いながら、時に勝ち、時に負け、時に堕落する生活。なんと甘美なことだろうか。
彼の言葉には素直に頷くと、浮遊感を楽しみながら。
「うん。そもそも、ボクは犯罪とかしないし。そんなことしなくても稼げるからね。
それじゃ、ボクの雇い主ってことで。よろしくね、ヴィクトール♪」
仕事をするときは対等、彼に貪られる時は奴隷。そんな関係を望みながら、一緒に壇上から去っていく。
その後針を抜き取られる時は、テンションが高ぶってないから涙目で、当分下着を身に着けられないくらいで。
ともあれ、彼に抱きしめられて眠る夜は、居場所を見つけたかのように心地よかったのだとか――。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からリーシャさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からヴィクトールさんが去りました。