2017/04/12 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にリーシャさんが現れました。
リーシャ > この闘技場の奴隷になってから、もう何日目かもわからない夜。
昼間はロビーの展示物として、夜は淫猥なショーの登場人物たる闘奴としての日々がなお続いている。

そして今宵も普段と同じように、日没と共に仕舞われ、簡単な清掃と食事をして、粗末な武器と衣装で壇上へ。
右手には鈍ら刀を、左手には魔法具の腕輪を、そして体にはぴっちりとしたボディスーツのような黒色の衣装を纏っている。
肌に吸い付く素材のそれは、局部の割れ目も胸元の頂すら克明に示してしまうもので、臍から腹部の淫紋の辺りだけが菱形に切り抜かれ、露出している。
それは、淫紋を見せつける意図と、何物にも阻害されることなく魔力を注ぎ込める利便性を兼ね備えたデザインだった。

今夜の少女は、淫具を仕込まれたり、無茶な暗示をかけられたりせず、比較的無事な状態で開始の合図を待っている。
その分、対戦相手が強かったり、衣装に仕込みがあったり、腕輪に何らかの魔法が込められているのかもしれないが、少女には知る術などない。
少なくとも、今の少女にとっては、この待遇こそ僥倖と言えるもの。千載一遇の機会だった。
――無論、ここに集まった観客達も、この大会の主催者も、その全てが少女の希望が砕かれる瞬間を待ち望んでいることは自明だ。
しかし、それでも少女は、それを理解しながら剣を取るしかなかった。それ以外に抜け出す術はないのだから。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にヴィクトールさんが現れました。
ヴィクトール > 観客達がまだかまだかと相手を待ちわびる中、司会の男が声を張り上げた。
長らく顔を見せなかった堕天鳥が舞い戻った!と。
振り回す大剣は首を断つ断頭の一閃、武闘台を跳躍する姿は羽ばたく大鴉の如く獲物を狙う、だの、仰々しい声で対戦カードを盛り上げる。
そう言われている本人は、よくもまぁ言葉が出るもんだと呆れたように笑うのだが。
そして、リングネームが呼ばれる、堕天鳥の剣士(アンドラス・ソードマン)と。
長い廊下を抜け、姿を現すと一足飛びで壇上へと上がるのだが、随分と扇情的な格好と粗末な装備を握らされた少女を見れば、怪訝そうな様子でその様子を見やりながら目を細め、それから一人、嗚呼と呟いて納得した。

(「稼げるちゃ稼げるな、そりゃ」)

力で蹂躙され、壊れいく少女を見たい。
そんな観客達がいっぱいになった闘技場の収益は大きい、そして払い戻しも。
但し、少女にはろくな報酬はないのだろうが…。
別段、女を犯すことは嫌いではないし、してきたこともある。
ただ一つ、一番好きなのは…自身を示してからの事だ。

「よぉ、俺としちゃハンデ着けられた女じゃ興奮しねぇんだよ」

そういうと、予備として腰から下げているショートソードを抜くと、彼女の足元へ放る。
刀ほど長くはないが、黒塗りの刀身は片刃、切っ先な両刃と刀に近い形状をしていた。
それから背中の大剣を引き抜くと、ブンッ!と風切の音を響かせ、まっすぐに構える。

「ガチで来い、どっちが負けても恨みっこなしだ」

本気で挑んだ少女を力で伏せて食らう。
獣のような血が欲望に満たされる一瞬を求め、金色の瞳がニヤリと笑いながら語る。

リーシャ > 観客のコールの中、司会が相手の二つ名を呼ぶ。
堕天鳥の剣士――その噂を聞いた事が無い物の、観客の熱狂からその強さを理解する。

(――へぇ、こんだけ皆が盛り上がるってことは……勝ち目薄そうだなぁ)

観客が珍しく、少女への野次以外で大声を張り上げている。
それはそのまま、彼の戦いぶりに対する人気と評価に等しいのだろう。
やがて、一人の男が壇上に現れる。その背には大剣、威風は堂々だ。

「……へぇ、ここにも風情を分かる人がいるんだね」

放り投げられた剣は西洋風の長剣――だが、造りは良く良く見ると刀剣に似た構造の代物。
握れば不思議と、少女の手にしっくりくる。重心の位置も万全――自分の為に誂えたのかと錯覚するほどだ。
鞘から鈍ら刀を抜くと、壇の外へと投げ捨てる。代わりに受け取った黒い剣を差し込む。
本来の刀程の制度は期待できないが、居合抜きを放つには十二分。これ以上の贅沢は言えまい。

「――まぁ、今の体調で出来る全力を、君にぶつけるとするかな。
 でも、良いの?ボクが勝ってしまったら、君の面目丸潰れだけど。
 それに、そこに立つだけでも、結構な額使ったんじゃない?ショーの主役だし」

強がる声は、しかし半ば虚勢だ。地下での生活で筋力はすっかり落ちている。
そして目の前、大剣を構えた男の気迫は、肌がぞわりと泡立つほど。剣士としての腕前が、敗色濃厚と告げている。
それでも、武人として、彼には礼を尽くすべき。刀を腰に構え、呼気を整え、前を見据える。
久方ぶりに発揮する神速の居合。その準備となる溜めだ。重心を低く、瞬発の為に脱力を。
やがて、開始の合図があれば、少女は疾駆し、一瞬で肉薄するだろう。奴隷だったなどとは思えぬ速度で。

ヴィクトール > 本人としては金稼ぎに罪人崩れの闘士の首をはね、魔物を向けられれば、全身の力を込めた一閃を叩き込んで潰したりと、普段通り戦っていたつもり、なのだとか。
少女の敗北の色は濃く、彼が少女を嬲る様が直ぐに見れると誰もが思っただろう。
剣を放るまでは。

「ん? ここらだとこんな事をする奴は酔狂っていうんだっけか。珍しいだろうな」

剣を手に取りながらつぶやかれた言葉に、からからと笑いながら答える。
剣を手にして構えるのではなく、鞘に収める様に異様さを覚え、眉がピクリとあがる。
何か意図がありそうだとは思いつつ、構えたままに開始の合図を待つ。

「おう、遠慮なく来やがれ。 んなこたぁ何も考えてねぇよ」

賭け金は確かに高めだった、負ければマネーファイトなんてろくな額も出ないだろう。
それでも、こうして剣を構える男は笑う余裕があるのも、彼女との差があるからではない。
俺としちゃ…そう呟きながら、瞳の金色は肉食獣の様に彼女を見据えた。

「負けることなんざ考えてねぇよ」

力に対する絶対的な自信でその言葉に答えると、魔力のこもった声は、二人に力を発揮させる。
彼には力と闘士を、そして獣のような血の疼きを。
少女には、彼の声が凶暴な獣の雄叫びの如く聞こえるよう威圧感を。
開始の鐘と共に、俊敏な動きで肉薄しようとすれば、にやっと口角が上がっていく。

「それぐらい出来て何 肉奴隷になんざ身を落としてやがるっ!」

強者同士の戦いは一瞬で着くと言うが、正にそれか。
大剣の剣脊を彼女に向けるようにして石畳の上へ突き刺すと、刃の軌道に入るようにして攻撃を阻害しようとする。
そしてすぐさま、反対の腕を後ろへ引き、弧を描くようにして振り抜く。
脇腹を狙った豪腕のフックで、少女の舗装腹部を打ち付けて、カウンターでの決着を狙う。
読み違えれば腕が危ういが、身体を切り裂かれるよりはマシだ。

リーシャ > 刹那、疾風が壇上を駆け抜けた。
観客の誰しもが少女の姿を見失い、あれだけの歓声が静寂に変わる。
恐らく、録画用の魔法具を除いて少女を捉えられたのは、男と観客の内の手練れの一部ぐらいだろう。
迷いなく真っ直ぐに。そもそも猫のミレー族は俊敏で、そこに散々体に覚えさせた重心移動と体術が加わる。
静から動へ。誰もが理解の追いつかぬ内にけりを付ける、正々堂々真正面からの不意打ちを狙う。

だが、当然の様に男は剣を突き刺した。少女に、でも、己に、でもなく、足元の石床に。
少女の進路に刃を向け、駆け抜ければそのままぶつかる様に意図した配置。戦い慣れている、と少女は舌を巻く。
それでも、少女は減速せずに、尚加速して剣に迫る。宛ら弾丸の如くだ。

「嵌められなきゃ、こんなことにはなってない、ってのっ――!」

元々は護衛をしていた貴族の借金を返す為に、強引に連れ込まれたのが始まりだ。
それからの日々で執拗に教え込まれた快楽は、元々淫蕩だった少女を更に変質させている。
奴隷として甚振られたい。徹底的に凌辱されて、襤褸切れの様に使い潰されたい。そんな衝動すら抱く始末だ。
それでも少女が正気なのは、本質が奴隷気質だからなのかもしれない。

走馬燈に似た回想の合間にも、大剣が目前に迫る。
その直ぐ脇を駆け抜けるように、少女は体を半身に逸らし、速度はそのままに突き抜ける。
貧乳でなければ胸を強かに打ち付けていそうな、間一髪を抜けると、そのまま刃を振るうべく腕を振るい――。

「か、ひゅっ――あ、ぐぅううっ!?」

読み切ったかのような軌道で迫る拳が、交叉法の要領で少女の脇腹を打ち抜いた。代わりに放った刃が届いたかはわからない。
男の膂力に自分の加速度が上乗せされた一撃は強烈すぎる衝撃と共に、湿った肉を打つ様な大音声を響かせた。
与えられた打撃の強さを示すかのように少女の衣装が千々に破れ飛び、吹き飛ぶ最中に一瞬遅れて脇腹が凹み、壁に叩き付けられる。
ごぅ、と風を巻き込む衝突音と共に骨の軋む音がして、全身を激痛が駆け抜け、口からは赤い筋が零れ落ちる。
男も少女も強者であるが故に、殆どの人が知覚すら出来ずに、戦いは幕を閉じる。
痛みに呻く少女――しかしその股座は、僅かに蜜に濡れていた。これほどの男に屈辱を与えられるなら――そう思うだけで背筋が震える。
だから、円形の端、場外の壁面に身を預けたまま、少女は無意識に願う。勝者と敗者、戦いを経て決着したのだから、容赦などしてくれるな、と。

ヴィクトール > 静寂から、鈍く弾けるような殴打の音。
常人にはその二つしか感じられないような、一瞬の攻防。
望んでこうなったわけではない、それだけが聞ければ十分だった。
猫のように俊敏な少女が、一瞬で距離を詰めたところで、拳に柔らかく靭やかな肉の感触が伝わる。
枯れ葉のように吹き飛んだ少女が、血反吐を吐いて呻くのを見やりつつ、大剣を引き抜くと…忘れられていた歓声が蘇った。

「たまんねぇな…いい動きだったぜ」

背中の鞘に戻しつつ少女のもとへと向かうと、転がっていた剣を拾い、鞘に戻していく。
壁に寄りかかったままの少女の首根っこを掴むと、そのまま引きずるようにして壇上の中央へと連れて行った。
少し乱暴気味に石畳に転がすと、仰向けにしながら殴った箇所を確かめる。
内臓が破裂してたら死んでしまう、大丈夫そうならそのままだが、駄目なら審判に金を放って治癒師を呼ばせ、手当してからだろう。
少女が貪られるのは。

「名前ぐらい教えてもらおうか、俺はヴィクトールだ」

名を問い、名を伝えながら肩を掴んで持ち上げると、腕の中に抱き寄せながら細身を楽しみ始める。
首筋に噛み付くように強いキスを浴びせ、赤い鬱血の跡を残しつつ、起伏の緩やかな双丘をグネグネと揉みしだく。
その合間も強めにぐりっと先端を捻り上げ、左右交互にひねれば、股座へ。
ぴったりとした服装の上、ひし形のスリットから掌を滑り込ませて直接陰裂をなぞると、指に絡む蜜にニヤリと笑いながら肉芽を押しつぶすようにして弾き続ける。

「濡れてんじゃねぇか、肉便器が嫌だってわりにゃ、いい塩梅なのはなんだろうな?」

くつくつと笑いながら親指で肉芽を擦り潰しながら、中指を膣内へ埋没させる。
子宮口の窪みを爪先で抉るように弾きながら、指をうねらせていき、無遠慮に掻き回す。
その合間も首筋にかぶりつき続けるさまは、捕食のように勝手で乱暴。
少女の太ももには、杭のように太く長い分身がそり立つ感触を、服越しに伝えるだろう。

リーシャ > 唖然としていたら既に終わっていた、と言うのが観客達の総意だろうか。
その中で、どうにか動きを目で追えた者達は、自らが壇上に登らなかった幸運に冷や汗をかいたかもしれない。
水を打ったような静寂から先ず我に返ったのは、司会だった。そこはやはりプロなのだろう。
男の勝利宣言を高らかに告げると、観客達にとってはメインディッシュである凌辱の実況へと意識を切り替えていた。

一方の少女は、けたたましい声を僅かに遠くで聞きながら、こみ上げる嘔吐感を飲み込むように堪える。
あの一瞬で振るった刀は届かなかったが、反作用で僅かながらも体を後ろにずらしている。剣士としての勘の賜物だ。
結果として完全な直撃を避けたからか、内臓が破裂する程の致命的な損傷は負っていなかった。

首根っこをつかまれると、そのまま引きずられるように壇上へ。
殴った場所には赤黒く拳の跡が刻まれ、内出血の様相がわずかに見える。
しかし、それ以上にしなやかな筋肉と女性的な柔らかさ、白く滑々とした肌が男の目に留まるだろう。

「げほっ……死ぬかと、思った。ボクはリーシャ――好きに呼んでよ」

負けたならば往生際良く、素直に名を述べ、体を預ける。
身動ぎすれば石畳に肌が擦れ、少女の情欲を誘う痛痒を生み出して。
胸元の薄肉を揉まれれば、頂きには僅かに乳液が滲み、密着した黒色の服を色濃くした。
捻り上げられる痛みには体が勝手に反応してしまい、痛みで感じられる体だとばらしてしまうことだろう。
最後に手が伸びるのは股座。わずかに滑る感触を伝えてしまうと、男の言葉には珍しく顔を赤くしながら。

「だって、その……負けた後は、ここで朝になるまで犯されたり、したから、体が慣らされちゃって……
 ずっと縛られているのは嫌、なのに、負けて酷い事されるとお腹が疼いて、気を失うまで弄られるのが、普通になっちゃって。
 ――だ、だから、その……負けちゃったし、死にそうになっちゃって高ぶってるし……だ、から、えっと……」

どこか逡巡するように口を開閉し、視線をそらして、言いにくそうにもごもごと言葉を舌で転がして。
最後、少女は意を決したかのように男に視線を合わせると、周囲の客には聞こえないように顔を寄せて。

「……嫌だけど、嫌じゃないから、肉便器にして、ほしい、かも。容赦とか、しなくて、いいから。
 ボクが許してって言っても、やめないで、無惨に、負けたってわかるように、酷い事、いっぱいしてほしい。
 ……だめ、かな?ボクの理性はダメって言うんだけど、本能と体が、言う事聞いて、くれないんだもん」

今の心境と体調と、そして欲望を吐露する。
それは、先ほどの短い一瞬で、少女が男への尊敬と好意を抱いた何よりの証拠だった。

ヴィクトール > (「調子のいい奴らだな、相変わらず」)

司会の仕切り直しに、呆れたように笑いつつ彼女の様子を確かめる。
内臓が壊れることも、骨がへし折れることもなかったが内出血は激しい様だ。
赤黒い部分を見やり、やりすぎたかと少し思えば苦笑いをしつつ、身体を抱え上げた。

「わりぃ、やり過ぎたぜ。アレぐらいぶん殴らねぇとこっちが殺されるかと思ってよ。じゃあリーシャ、負けた牝らしく食われてろ」

くつくつと笑いながら答えれば、名を覚えていく。
好きに呼べと言われずとも遠慮なく呼び捨てにし、身を差し出すように命じた。
小さな乳房からは陵辱の結果か、薄っすらと母乳らしきものがにじみ、濡れていく布地ににやりと笑いながらも絞るようにもみ続ける。
強めにひねれば、痛みと震える姿に嗜虐心が沸き立ち、欲に満ちた熱の吐息を零す。

「そら大変だな……ん?」

辿々しく告白をする少女に、なんだろうかと軽く首をかしげるも、こちらを見やる少女の本性が耳に届く。
敗北し、惨めに貪られ、潰され、壊されたい。
その言葉にケラケラと思わず笑ってしまい、抱えていた身体を石畳に下ろすと、手を引き抜きながら爪先で肉芽を弾いていく。
妻と同じだなと思いつつも、大剣を引き抜くと、彼女の傍にザンッ!とつきたて、軽く尻を蹴りながらそちらへと歩かせる。

「なら肉便器らしく、自分で服を脱げ。便器が服なんざ纏うもんじゃねぇだろ? それと…脱いだらそいつに手ぇついて、ケツ突き出しながらマンコを指で広げな」

敗者として剥ぎ取られるよりも、自ら恥を晒す事を命じれば、こちらもズボンの下から肉棒を引っ張り出す。
赤子の腕でも括り付けたかのような太さと長さ、女を組み敷くための鉄杭とでもいうべきか。
それが薄らと先走りの汁を滲ませつつ、脈を打つ。