2016/07/04 のログ
ご案内:「北方帝国シェンヤン「八卦山」」にタマモさんが現れました。
タマモ > 目の前で、道士であった者が崩れ落ちるように倒れた。
少女はただ腕を組み、それを見詰めていただけ。
…決着は一瞬で着いた、力ある言葉による、たった一言で。

「………やはり、劣りはしておらぬか」

それなりに力を持っていた、と思われている倒れた相手を見下ろす。
ぴくりとも動かない、すでに事切れていた。
やはり、先日に会った相手が珍しいものだったのだろう。
そんな事を考えながら、ゆっくりと手が伸びていく。

タマモ > 劣ってはいない、そうは言っているも、実際にそれを実感出来る機会は少ない。
だからこそ、まだまだ力は必要であるのだと考える。
高まって損をする力なんてものはありはしない。

「ふふ…まぁ、こうしている間は、得られる事に事足りぬのぅ」

貪る。その道士の体を、力と記憶と姿を得る為に。
引き千切り、喰らい付き、人間であった面影はすぐに失われていった。
残ったものは辺りを染める赤い絨毯と、噎せ返るような血の臭い。
最後の一欠を口に含み、ごくりと飲み込んだ。

タマモ > …さて、どうだろう。
そろそろ、またどこか近辺の村とかでも襲ってやろうか。
そんな事を考えながら、血に濡れる指先を一舐めする。
さすがに見える国の中は辛いだろうが、周りには近付けるのはなんとなく分かっていた。

「弱いと思えば襲ってくる、返されても仕方が無い…そうじゃろう?」

誰に言うでもない、ぽつりと呟く。
すっと手を払うように薙げば、着物を濡らす赤が振り払われ地面に散った。
そこには、足元だけを赤く濡らす、汚れ一つ無い姿があるだけとなるだろう。

タマモ > それもまた、次の瞬間には姿を消していた。
この地は良く馴染む、まだまだ楽しめそうだ。
続く限りはたっぷりと…
予想も立たぬ刻を見て、今日も何かを求めるように飛び去った。

ご案内:「北方帝国シェンヤン「八卦山」」からタマモさんが去りました。
ご案内:「富裕地区のどこかにある拷問部屋」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
ご案内:「富裕地区のどこかにある拷問部屋」にヴァイルさんが現れました。
チェシャ=ベルベット > 【続き】

ヴァイルに唇を塞がれようとすれば僅かに躊躇するものの
我慢などできそうもなく、受け入れて唾液を絡ませ合う。
ずっとお預けを食らっていたものをようやく与えてもらったかのように
激しく口内を貪り、ざらりとした猫の舌でヴァイルの舌を舐めては吸う。

二本目の指が自分の内側に潜り込み、大きく割広げるようにすれば
外気の冷たさにひくりと腰を震わせる。
まだ序の口だというのにすっかりそこは柔らかく、蕩けるようにうごめいていた。

ヴァイルの指先がちょうど魔物のいる臓器の入り口にかかれば、
中に潜む魔物が驚いてうごめいているのがちょうど皮膚越しにわかるだろう。
芋虫に似たまるまるとした体をゆすり、ヴァイルの指先を確かめるように伸ばした触手と短い手足でつついてみる。
だがそういう無邪気なやりとりが母体であるチェシャには激しい官能となって脳髄を焼く。
自分の中でいいように異物が暴れ回り、入り口が割広げられればいっそう顔をだらしなく歪め、
すがりついたヴァイルの太ももに自分の屹立した雄をこすりつけべたべたと脚絆を先走りで汚した。

ヴァイル > 目を細め、高ぶった雄茎に自分の脚でぐりぐりと押し付け返しながら、
口腔内の舌の表や裏までを確かめるように、舌で撫で回す。
腸内へと食いこんだ指先にチェシャの肉ではない感触が返ってくれば、瞬きを一つして唇を離し、舌を引き抜く。

「なかなか可愛らしいな」

指の腹で魔物と思しきものをぽんぽんと撫で、ぐにぐにと挟む。
焼いてやるのは簡単だが、もう少し勿体ぶってもいいかもしれない。

「なんならずっと飼ってやれば愛着も湧くんじゃないか?
 それとも、出して欲しいか?」

相手の太腿を撫でて問うて見る。

チェシャ=ベルベット > 唇が離れれば無意識に惜しむように舌を伸ばして喘ぐ。
垂れたよだれの銀糸がぽたりと二人の間に落ちた。

「かう、なんて……っやだ♥やだって……こんな、きもちわるい……っ
 ひぅ、いいからっ、あ、はやく……♥」

顔をいやいやと振り、だが素直に出して欲しいと自分から口には出せない。
ヴァイルに対して借りを作ることが嫌なのか、はたまたこの異形の快楽を失ってしまうのが嫌なのか。
はやく、という言葉の先を紡ごうとしてぱくぱくと口を開くもその先の言葉が音となりはしない。

腹の中で魔物が指にもみくちゃにされれば、やがて何かをねだるように
人差し指と中指の先を小さな虫の口でちゅうちゅうと吸い上げ始める。
人の精を養分の代わりとする魔物が、指を性器だと勘違いしているのかもしれない。

そしてそれはチェシャにもなんとなく伝わった。魔物の体液が脳に都合の良い判断をさせはじめれば
ひくついた口元がだんだんとおかしな笑みを形作り、
太ももをなで上げるヴァイルの手を己の胸に導いて背中から床へと寝そべった。

細く白い足を惜しげも無く広げ、よく自分の恥ずかしいところがみえるようにと腰を高く持ち上げた。
憎い相手の前で淫靡な表情を作っていることにもはやプライドもなく、
腹の中の愛しい魔物のためにしなければならないことをしているように

「は、はやくぅ……っ出してよぉ……♥え、えへ……あはっ♥」

奇妙に歪んだ笑みを向けて自分のひくついた孔を自ら広げて見せる。
出して、の意味が虫を腹の外へ出すという意味で言っているのではないと
ヴァイルには明白にわかるだろう。

ヴァイル > 「わかっている、わかっている。
 これもチェシャの策の一つだよな……?
 そうして愚かなおれはそれにまんまと引っかかってしまうわけだ」

子供をあやすような口調でそう言って、
股座に顔を近づけて、拡げた孔の奥がよく見えるように覗きこむ。

指を引き抜いて、相手の両足に手をかける。
正面に座り込み、下を下ろし、冷たい欲情に熱り立ったそれを露わにする。
唇を歪ませ、引きつったような凶暴な笑みを見せる。

「そら、啼け、獣の真似をしろ!」

よく温まった肉の洞に、ずん、と乱暴に己の杭で抉らせる。

チェシャ=ベルベット > ヴァイルの皮肉めいた言葉にも正気を失った顔でうんうんと頷き
待ちきれないように相手の腕を掴んで引っ張る。
相手がもしかしたら寸前であっさりと身を引いて逃げてしまうかもしれないという心配、
あるいは逃がすことなどしないようにか痛いほど強い力だった。

自分にのしかかる酷薄な笑みを浮かべたヴァイルに白痴の笑みで迎え入れ、
孔へと相手の猛りが穿たれれば背筋をそらして喜色を帯びた悲鳴を上げた。

「あ、あぁあああああ!うっぐ、……っひぎゅぅっ……!!」

凶暴なものが己の中に突っ込まれれば中にいた先客の魔物がびっくりして腹ごしにぼこりと蠢いた。
性器の裏側から乱暴に性感帯を押しつぶされれば、壊れた蛇口のようにチェシャの陽根から精液が飛び散った。

「えぁ……っ♥あっ、いやら、っあぅっ♥イッてる♥イッてるのにぃ♥
 にゃぅっ!あひっ♥あきゅぅ……っ♥」

ヴァイルの手首を掴んで爪を立て、なんとか絶頂から逃れようと腰をずり上げるが
対して中の魔物がせっかく来た獲物を逃すまいと触手と手足でヴァイルの陽根に絡みつき、先端をちろちろと舐め始める。
その動きが余計にチェシャの頭を狂わせ、むせび泣きながら腰を激しく使った。

ヴァイル > 「は……これは。
 面白い玩具じゃないか」

突き入れた奥で、ささやかに舐められて背筋を小さく震わせる。
宿主を喜ばせるのみならずそれを犯す男にも奉仕してくれるとは、なかなか気が利いている。

「なんだもう果てたのか。ならもっと先を覗いてみるか?」

目を白黒させて絶頂の快楽に翻弄されるチェシャを強く抱き返し、脚を絡める。
満足には程遠い様子で、反り返った先端で粘膜をひっかき、
棲んでいる魔物を押しつぶすような勢いで秘門の奥を執拗にノックする。

「もっとだ……! もっと己を解き放てッ!」

抱いた腕、背に爪を立てて吠え猛る。
牙を剥いた口、熱の孕んだ息がチェシャの顔へと浴びせられる。

チェシャ=ベルベット > 残虐な様相をむき出しにして自分の体を貪るヴァイルに
僅かに残ったチェシャの理性が恐怖した。

「ひっぎぃいい…っやだぁっくるし、……っこわれりゅっやだぁ!
 しんじゃうっ、ひんじゃうっ……いぐっあ、っきゅうっ!」

快楽と恐怖をにじませた顔がくしゃりとつぶれて、情けなく鼻水と涙をこぼす。
強く抱きすくめられた体が強張り、腹の中を破かれんばかりの荒さで突き上げられ
魔物がぎゅうと臓腑の奥に押し付けられ不満の鳴き声をぎちぎちと上げる。
窮屈そうにまるまるとした体を折りたたみ、激しく動く肉棒を両脚でしがみつくと先端の孔へ虫の口を差し込もうとする。

恐怖に瀕すればことさら動物的本能が刺激されるのか、
それでもチェシャはヴァイルを突き飛ばそうとすることはなく余計に強く絡みつきヴァイル自身をねっとりと締めあげる。
誰にも根付くことのない子種がぼたぼたと腹の上で撒き散らされた。

「あ……っあぐっ、もっ……ゆるしてっ♥ごめっにゃさっ♥
 いぐのやだっ、……ひんじゃぅ……っゆるしてぇ……」

あまりに激しすぎる性交が、いよいよチェシャを追い詰め掠れた喘ぎ声が息切れにかわる。
抱き殺されるかもしれない恐怖と、常に落ちることがない絶頂の浮遊感がチェシャの意識を途切れさせはじめ、ヴァイルの背に回していた手が相手の髪をかきむしった。

ヴァイル > 「なかなかいいぞ……!」

獣になれと宣うヴァイル自身もまた獣じみた形相となり、
怯え震えるチェシャの頬を舌でべろりと舐め上げる。
暴れる四肢が辺りに転がっている器物や塵芥を散らした。
どれだけチェシャが哀願しても、腰の動きを緩めることはない。
腹が衣服越しに。白い汚濁を染み込ませながらチェシャの性器を擦り上げる。

チェシャの意識が明滅しかかったころ、
その首筋に顔を埋めて、名状しがたき低い唸り声を響かせる。
チェシャの煮えたぎる肉壷に抱きしめられ、さらに魔物に刺激を加えられ
いきりたったものが脈打ち、蓄えていた精を一気に中へとぶちまけた。

チェシャ=ベルベット > また血を吸われるのではないかと慄いて、
首元に迫るヴァイルの顔に抗うように頭を振った。
だが一向に待っても冷たい牙が皮膚を裂くことがなく代わりに中を荒らし回った男根が
ようやく猛った熱を吐き出せば絶命したかのような悲鳴を喉からほとばしらせた。

「あぎぃいいいっ?!に゛ゃっあぁあああ♥」

目を見開き背筋を床から浮かせたまま、偽物の女の腹で熱い精液を受け止める。
ようやく待ち焦がれた餌が注がれたことに魔物が喜んで暴れまわった。
その刺激でまたも、絶頂に達するがもはやチェシャの性器は
ほとんど精を垂れ流したままで勢いもなく薄いものがただ濡れるばかりだった。

熱い精液がみるみるうちに魔物と腹の内側で飲み干されればもはや相手の体にしがみつくこともままならず、どっと床に倒れ伏す。
焦点の合わぬ瞳がぼんやりと宙を見上げ、かろうじて肺が動いていることで生きているらしいことを知らせた。
びくびくと陸に打ち上げられた魚のように四肢を痙攣させ、余韻に打ち震える。

無意識に片手が己の膨らんだ腹をなでた。
女が愛しい我が子を愛でるようにする仕草にそっくりで、魔物もようやくおとなしくなったようだった。

ヴァイル > 呻くような声。
さしものヴァイルも疲労したか、息が荒い。
チェシャとその腹の魔物がおとなしくなったのを見て取り、
やがて緩慢な動作で得物を孔から湿った音を立てながら引き抜く。

「生きていたか。運がいいな」

薄笑い。
垣間見せた野獣じみた気配は失せ、もとの静謐な相貌に戻っていた。
一応最初は助けてやろうとしていた気がするが、
とりあえず暴れる魔物に苦しむことはなくなったのだからいいだろう。

自らの衣服を直し、付着したチェシャの分泌液を指で乱雑に拭う。
唇を舐めて、弱々しい姿のチェシャを冷たく見下ろしていたが、
それにも飽きると屈みこんで腕を引っ張り、背負って立ち上がる。

「落ち着いたな? 行くか」

返事を待たず、拷問部屋の外へと足を向ける。
チェシャを攫った連中と出くわすかもしれないが、
よほどの使い手でないかぎりは荷物を背負っていようが片手であしらえるだろう。

チェシャ=ベルベット > 自分を手荒く犯した相手に黙って担がれる。
自分とさほど体格の違わない相手がゆうゆうと自分をおぶっている、
その背中と細く白い首筋。

未だに濁った意識の奥底で、目の前の相手が主人の障害になりうるものであること、
自分の気に入らない人物であること、なによりチェシャの一番見られたくない面を情けない形で晒してしまったことが
くすぶりじりじりと疲れきった思考と体を突き動かし始める。

ヴァイルの肩に回した手を今、その首に絡めて思い切り締め上げることも
あるいはそれできっと死ぬはずもないだろう魔物なのだから今蓄えた精からの魔力で
小指一本ほどの銀の魔法糸を繰り、それで切り刻んで殺してしまいたいという衝動。

濁った金緑の目が僅かに剣呑な光を帯び、その両腕に力がこもる――




が、結局チェシャはヴァイルに向かって抵抗しなかった。
疲れきっている状態でやりあっても勝ち目は薄いし、
また腹の魔物が暴れれば恥も外聞もなく相手にすがって犯してくれろと泣き叫ぶハメになるのだ。
今はただ、どうにかして自分の体を元に戻すほうが先であり、ヴァイルを殺すのは次にせねばならなかった。

一戦終えてしまえば男の性として嫌に冷静な思考が戻り、ひどくチェシャは自己嫌悪した。
ぐっと下唇を噛み締め、泣きたくなるのをこらえながら鼻をすする。

「行くって、どこに……」

このまま主人の屋敷に戻るのは嫌だった。獣じみた醜態を晒すのは恥だ。

幸いにしていまだ拷問部屋の異変に気づくものはいなかったらしい。
だれとも出会わずにこのままこの地を去ることができそうだ。
すっかり夕暮れ時を迎え始めた空が、地下の階段を登ってゆけば見えるだろう。

ヴァイル > 「さぁな。
 少なくともおまえの主人の元には連れていけないよ」

冷たい返事。
地下から脱出し、夕焼け空の下を歩く。

「少し歩いてこの地区を抜ければおれがたまに世話になっている宿屋がある。
 おれはそこに向かうつもりだ」

往来に裸で放り出してほしいならそうしてやるけど、と嘯く。

このミレーは強い。強いが、どうしようもなく愚かだ。
こんな危険なことをせずとも才能の活かし方はいくらでもあるだろうに、と思う。
どうにも、掛け違ったままのボタンを見せつけられているようで居心地が悪い。

「なんか食いたいものある?」

無論そんな説教など相手は聞き入れもしないだろうから、
代わりにそんな提案をした。
どうせ何を口にしたってこいつには無碍にされるのだろうが。

チェシャ=ベルベット > どうしてそこまで自分に構うのか、と喉から出かかった言葉を飲み込んだ。
仮にも嫌われている相手になんの得もなく、連れだしてゆくヴァイルの真意がチェシャにはよく飲み込めなかった。
ただ憎んでも憎みきれず、邪険にしてもひょうひょうとした様子の相手にひどい居心地の悪さを感じて
思わず捕まっていた肩をつねってしまった。

とうにヴァイルはわかりきっているがこのチェシャはひどく愚かだった。

「……さかな……お前が前にくれたにぼしでもいい。
 あと、温かいミルク……」

ぼそぼそと拗ねたような言葉で問いかけに答える。
悔し紛れのように相手に自分の体重を預けると、冷たい首筋に頬をくっつけて

「疲れたから寝る……着いたら起こせ」

ふんぞり返るような言い草で、そのまま瞼を閉じた。
やがてヴァイルの背に揺られながら寝息が聞こえてくるだろう。
猫の尻尾の先が、少しだけ揺れに合わせて動いていた。

ヴァイル > 「痛いだろ」

つねられて咎める声が楽しげに跳ねる。
少しぐらいは賢さを学んでほしいとは思わないでもないが、
自分の思うままにならず、頑なで、幼く、愚かであるからこそ気に入ったのだ。
それ以上の恒久的な何かは、ヴァイルにとっては求められないものであった。

ずっとこのまま、こういうくだらない日常も悪くはない、という考えが浮かびかける。
日常の安息とは幻に過ぎず、やがては破局へ向かうべきものであったとしても。
背中に心地よい重みを感じながら、宿へと向かう。
あまりに些細な、つかの間の安息を享受するために……

ご案内:「富裕地区のどこかにある拷問部屋」からヴァイルさんが去りました。
ご案内:「富裕地区のどこかにある拷問部屋」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。
ご案内:「とある酒場」にジブリールさんが現れました。
ご案内:「とある酒場」にマルティナさんが現れました。
マルティナ > 「こ、こんなところで言えま……、うぅ……」

周囲を気にして声は小さく、更に単純に恥ずかしさから声が出なくて言葉は尻すぼみになってしまう。
改めて、ジブリールの耳元に口を寄せて今度は更に小さく、だがしっかりと。

「二人きりなら、奴隷でもペットでもなりますけど、ここでは皆さん見ています、ので……」

そう囁き周囲に目を向ける。
向けるのだが、何故か思った程注目されていなかった。
別段騒いでいる訳ではないが自分はこんな格好だし、別の意味でだがやはり目立つ格好のジブリールと二人で密着していればもっと見られていると思ったのだ。
認識に作用する魔法が使われている事など知らないので、これには少々困惑気味。
だが特別注目されていないと分かったところで恥ずかしさには変わりはなく、興奮と困惑の混じった表情をジブリールへと向ける。

ジブリール > 「あら、事情を察しているとはいえ、その格好で言えないのはちょっと説得力ないわね?」

軽蔑や好奇ではなく、慈しむような視線を向けながら、しかし其の言葉は意地悪だった。
耳元に寄せられる顔、囁かれる言葉にはふむふむ、と頷いてから、そっと手を伸ばし肉棒をつかむ。
勃起してるそれは探るまでもなく、握れば其のまま扱き始めた。
それは前、彼女との交わりの際に何となく得た感覚。
強いられることの喜びを知っているような、そんな彼女の様子をもう一度確かめるように、丁寧に竿を扱き上げながら。

「大丈夫よ。マルティナのしたいこと全部叶えてあげる。――だから、ほら、言ってみなさい?其の口から本音が漏れるまで、一度もイかせずに、扱き続けてあげるから、ね?」

優しく微笑むと、手に先走りを絡みつかせながら、丁寧に根元から先端までを扱き上げていく。

マルティナ > 無防備に殆ど剥き出しになっている肉棒を掴まれるが、それに抵抗する事ができない。
能力の差もあるのだが潜在的に望んでいるために精神的に抗うことができないのだ。
だが潜在的にはどうであれ、今のマルティナの言葉はまだ素直にはならず。

「そんなっ、とこ、されたら……、んくぅ…!す、すぐ、でちゃいます……!」

この期に及んでまだ周囲を気にしているのだが、非常に快感に弱いマルティナはすぐにも手コキで陥落してしまうであろう。
自分から求めだすのは時間の問題でそれは分かりきっている事なのだが、やはり羞恥心も強く素直に口に出せずにいる。
決定的なところで射精に至らないまま、大量の先走りを垂らし続ける。

ジブリール > 「すぐなんてダメよ。許さないわ――だって、私の可愛い可愛い、ペットなのよね?」

ずりゅ、ずりゅ、と最大限手のひらを使って肉棒を、亀頭を、擦り上げていく。
素直にならないならば其の分だけ、お預けの時間が長くなる。
そんな意地悪を課しながら、精液がでそうになる度に根本を締めあげて、徐々に余裕をそぎ落としていく。

「ん、それじゃ意地悪な条件を付け足してあげようかしら――小さな声での宣言は認めないことにするわね?」

それは、彼女の心の底を大声で叫ばせるということ。
認識阻害の呪文故に誰も気づくことはないが、それを知らない彼女は何処まで追いつめられてくれるだろうか。
後で怒られてもいいや、などと思いつつ、肉棒を徹底的に焦らして、彼女の可愛らしい表情を楽しむことにする。

マルティナ > 「お、お願いです……。んぅ…、二人きりなら、ペットでもお便所にでも何でもなりますから……、ここでは…」

ペット扱い自体は問題ない。
だがそれは彼女と二人きりの時。
外ではマルティナも友人同士のつもりでいたので、これは予期せぬ不意打ちである。
そして更に追い打ちをかけるかのような残酷な宣言に青ざめ。

「そんな……!むっ、むりです、こんな、こんな大勢……!」

宣言された直後だがあくまでも周囲に漏れない程度の囁き声。
そもそもそんな声ですらここでおねだりなど恥ずかしすぎるのに、周りに聞こえるような声でなど到底言えるわけがない。
少なくとも今のマルティナはそう思っていた。

ジブリール > 「……ん、だぁめ。二人きりの時は当然そうだけど、私は今この場で、甘くとろけるマルティナが見たいの。ごめんなさいね?私、お友達の可愛い姿は全部見ておきたい性分なんだもの」

だから、諦めて?――と微笑みながら、丁寧に焦らす。
剥きあげた亀頭に唾液を垂らすと、空いたもう片方の手で亀頭を徹底的にこすり上げる。
射精をさせずに、性的な快楽で頭の中を蕩けさせるための最善手とも言える強烈な快楽を叩き込みながら、何度も何度も執拗に焦らしつつ

「私はこれを何日続けても良いのよ?出したい出したいって思ったまま、ここでずっと焦らされてみる?マルティナとこうして遊んでいられるなら、十年でも百年でも、平気だもの」

不死の魔女と、それでも戯れるのかしら。
そんな絶望を囁きながら、再び射精寸前まで扱き上げて、ギリギリを見計らい根本を握る。
何度目かわからない寸止め――それは、マルティナが折れるまで続けられることになる。

マルティナ > こんな状態では声を出さずとも周囲にばれてしまいそうなものだが、既に快感が大半を占めるマルティナの脳裏ではそこまで冷静な分析はできていない。
とにかくこんなところで恥ずかしいお願いをしてはいけない、それだけを強く想い折れることが分かりきっている我慢を続けている。

「んふっ……♡くぅ、くひっ……♡」

口を抑えても艶っぽい声は漏れでてしまっていて、先走りだけでなく愛液も腰を濡らし火照った肌からは汗も噴き出している。
完全に欲情した状態で、もう殆ど陥落しているのだが頑固にも決定的な一言は口に出さない。

ジブリール > 「強情ねぇ……ふふ、それじゃもう少し意地悪してしまおうかしら――♪」

そっと空中に指を走らせると、細身の触手が空間の裂け目から現れる。
それは、少女のアトリエとこの場をつなぐ小さなもんを開く魔法。
向こう側からやってきた細い触手は、ゆっくりと足に絡まりついて、その先端を尻穴に沈めていく。
そのまま奥まで進んでいくと、結腸口の付近で止まり、そこからゆっくりと蛇がとぐろを巻くようにして、腸壁を押し開いていく
徐々に徐々に、架空の便意を与えるようにして奥を膨らましていくと、触手の側面から微細な針が生まれ出て、ちく、ちく、と媚薬を塗りこんでいく。

「さて、それじゃ……我慢の限界まで行こうかしらね。マルティナ、壊れる前に言うのよ?」

それだけ言うと、尻穴をほじくり返しながら肉棒を攻め立て始める。
それでも折れなければ陰核にも胸元にも触手を増やして、性感帯全てを徹底的に焦らし嬲っていくのである。

マルティナ > 快感に弱すぎる体質だが、友人の前という事もありマルティナにしてはよく耐えた。
だが陥落は時間の問題というところで駄目押しをされてしまうと、もはや耐えられるはずもなく。

「ぎひぃぃ…♡も、もうむりぃ…♡い、いかせてください……!」

尻穴をほじられ、口を押さえる事も放棄すると思わずそう口に出してしまった。
今度は囁くような声ではない。
近くにいれば耳を塞いでいない限り確実に届くだけの音量だ。
物欲しげに尻穴をひくつかせ、もはや触れずとも放っておくだけで肉棒は射精してしまいそうな有様。

ジブリール > 「ふふ、あら、それだけ?本当にマルティナがしたいのはそれだけなの?ここでイきたいだけなら、精液は出させずに女の子としてイかせてあげるわね?」

乳首に巻き付いた触手を絞りながら、ゆったりと微笑む。
尻穴をほじくる触手もその回転の激しさをまして、子宮裏をゴリゴリと削りながら、揺さぶることでポルチオの快楽を意識させる。
肉棒はじらしながら、射精はさせないようにとどめて、胸と子宮と尻穴の三点で彼女の体を絶頂に高みに誘って。
それでもなお、先走り以外は一滴も出せないように肉棒の根本を拘束してしまうと、その耳元に顔を寄せて。

「素直に欲望を全部吐き出すまで、精液は一滴も出せないから……後はわかってるわよね?もう、ここまで恥ずかしいこと言っちゃったんだから、全部吐き出したって一緒よ?」

だから、大丈夫、受け入れるから、と優しい声で囁くと、後はただ待つばかりだった。
それこそ、母親が娘のお使いも見守るかのように。

マルティナ > 「きゅひぃ……♡あっあっあっ……♡」

すっかり快感で火照った体を、多重に性感帯を責められては耐えられるはずもない。
嬌声をあげながら仰け反るマルティナ。
確かに先ほど口に出した通りイかされてしまったが、最も執拗に責められていた部分はまだ満足しないまま。
ここまでされてはもう耐える事など不可能であった。

「はい…、チンポ…、チンポからザーメンびゅるびゅる射精して……、そ、それをジブリールさんに…。ジブリールさんに、全部飲んでもらいたいです……♡あふぅジブリールさんが私のザーメン、飲んでくれるって想像しただけで……♡」

溜まりに溜まった欲望を、素直にジブリールへとぶつける。
もはや理性のタガが外れたマルティナは、相手の事を慮る事なくただただ欲望を口にするのみで。

「の、のめなかった、分は、頭からぶっかけて……、そ、その帽子に貯めて被ってもらいたいです…♡私のザーメンでジブリールさんを全部、マーキングです♡」

ジブリール > 「……ふふ、私を目一杯汚したいのね?それなら、少しだけ仕掛けをしておこうかしらね?」

彼女の腹部に手を当てると、そっと指でなぞるように呪印を刻む。
それはそのまま、少女を象徴するライラック色の紋章として浮かぶ。
今この場限りの、回数限定の淫紋――代わりに効果は強力なそれを三画刻みこむと。

「まず一つ目は、私に掛けた精液の量の半分を、マルティナのお腹の中に戻してあげる♪――精液そのままと、ウンチになっちゃうのどっちが良いかしら?」

そっと聞きながらお腹を優しく撫で上げて、そして。

「二つ目は、人に見られていないと排泄できないって言う命令をあげる。これで最低でも私の目の前じゃないと粗相できないわよ?――そして三つ目は……そうね、今この瞬間だけ、私を友達じゃなくて肉便器だって思っていいわよ?」

それは許可のようで、その実強制である。
つまり、ここからは彼女が少女を攻める番だ、そんな攻守の交代宣言である。
それだけ告げると、そっと椅子から降りて、彼女の前に座り込む。
蒸れた雄の臭いがする肉棒に口をつけると、あむ、と喉奥まで飲み込んで。
同時に根本の戒めを解くと、後は彼女が自らの欲望に忠実に、遠慮呵責なく攻めてくれるのを望むだけになる。

マルティナ > 未だに人目を気にする思いはあるのだが、今の快感の前にはもうどうなってもいいやと投げ捨ててしまった。
ジブリールの言葉に頷きながら、問いかけに答える。

「そんなの、どっちも恥ずかしすぎて……、あぁどっちがいいかなんて決められません…♡両方…、両方がいいです!ケツ穴射精した後うんち漏らしちゃうところジブリールさんに見てもらいますぅ♡」

快感のたがが外れると、わざと卑猥な言葉を選びながらそんな欲張りな嘆願を。

「あはぁ…♡肉便器なら、何されちゃっても文句言えませんよ…?い、いいんですね……♡」

こうなってしまうと先ほどまでの抵抗がなんだったのか。
凄まじく乗り気になってしまっていた。

ジブリール > 「……ふふ、それなら、両方、ね?――大丈夫、お漏らし平気なようにだけしとくから」

空間を捻じ曲げて、自分と彼女の周囲をアトリエと重ねる。
これで吐き出された汚濁は、以前使ったものと同じ魔女のアトリエへと流れこんでいくことになる。
浄化の術式も当然セット済み――これで無限に汚濁を飲み込める器は完成。
後は、彼女の肉棒に吸い付いた少女が、彼女の言葉に頷くだけで。

「ん、むっ……えぇ、マルティナだけ恥ずかしいのは、ね?――私がマルティナに好きなことをした分、私に好きなことをするのは当然の権利だもの♪」

それだけ言うと、再び肉棒を咥え込み、自身の魔力をすべてアミュレットに込めてしまう。
こうして普通の少女――と言うには年齢だけ酷く上な、しかし非力な存在になった少女は、彼女の冒険者としての膂力に負けて犯されるのを、ただ今か今かとまっていた。

マルティナ > 「そ、それじゃあ、肉便器にたっぷりザーメン出しちゃいますからね……」

息も荒く、ジブリールの頭を掴むと自分の巨根を咥えさせる。
そして肉便器相手に遠慮はいらないとばかりに、一気に腰を突き入れて容赦なくジブリールの喉を犯していく。
我慢をやめればすぐにでも出てしまいそうだが、暫くは彼女の感触を楽しむつもりだ。

「くふぅ……。どうですか私のチンポは?っていっても、口が塞がってて答えられませんよね」

いつでも出せると思うと少しは余裕も生まれる。
ここまでして誰も見咎めないのに気づくと、何か仕掛けがされているのだとなんとなくだが理解してきた。
何せ相手は魔女であるので何でもありでもおかしくはないのだ。
そして憂慮が一つなくなると、口というよりもただの穴を犯すように、無慈悲に腰を叩きつけながら返事が出来ないと分かっていてそんな声をかけるのだった。

ジブリール > 「んぐっ、ん、むっ――んふっ、ん、ぅううっ♪」

口を目一杯こじ開けるように肉棒が入り込む。
ごりゅ、ぐりゅ、と亀頭が喉奥をこじ開けて、鼻先が彼女の恥骨とぶつかった。
口から喉までを肉棒のために使われるという屈辱は、しかし少女の中で快楽に変わる。
舌に当たる塩味とえぐ味の混ざったものは、彼女の精液と先走りと汗の混ざった濃密なフェロモンの塊で。
頭の奥まで響くそれを目いっぱいに擦り付けられながら、口を掘削され続ける。
奥を抉るたびにげぶ、ごぶっ、と水っぽいげっぷが漏れる。
それは何度も嘔吐反射を繰り返した結果、彼女が今までに食べたものや飲んだものがこみ上げ、せり上がりつつあることを示していた。
このまま少女の胃の腑の中身がからになるまで攻め立てるか、それとも目一杯注ぐかは、完全に彼女の気分次第だった。

マルティナ > 「なんだか苦しそうですね?いいんですよお願いがあるなら言ってくれれば」

肉棒を深く咥えた状態で喋れないし、途中で引き抜いてあげるつもりもないのにそんな事を言いながら、彼女の状態を慮ることなくそろそろ射精も我慢できなくなってきた。
彼女の頭を更にがっちりと掴み、喉の最奥へと亀頭を突き入れる。

「んっ……、それじゃあ、残さず飲むんですよ。……はひっ♪あはぁ……♡」

そしてそのまま便器に排泄する程度の気軽さで、これまで我慢してきた精液を解き放った。
ただでさえ常人を遥かに超える射精量だが、散々焦らされていた分普段以上の量である。
おそらくは飲みきれず大量にこぼしてしまうだろうが、そんな事は気にしない。

ジブリール > 「んぶっ、んぐっ-ーげ、ごっ……おぶっ――♪」

少女の表情も、青ざめているものの恍惚としていて。
この苦しさが愛しい、そんなマゾヒズムを露わにしながら、喉の最奥をえぐられる。
気道を塞がれると同時に、一際強烈な嘔吐反射でごぶっ、と吐瀉物がせり上がる。
それを精液で押し流されるという無茶は、しかし心地よくて。
当然飲みきれず、溢れた分が口の端と鼻から漏れでていく。
ぼたぼた、と落ちていくそれは、しかし木の床には当たらずに消えて。
酸欠に意識がぐらつくと、ぴしゃぴしゃ、と水音を立てながら小水を漏らし始める。
自身のアトリエに流れていく小水はひどく熱くて、肉棒を根本までくわえ込んだまま絶頂に痙攣を繰り返していた。

マルティナ > 「んぅ……。この便器、具合はいいですけどちょっとこぼしすぎですね」

到底飲みきれない事など分かっていたのだが、分かっている上で容赦なく責め立てる。
とりあえず射精をした後もすぐには引き抜かず、暫くそのまま咥えさせたままで。

「自分で便器になるって言ったんだから、ちゃんと便器のお仕事しないといけませんよね?」

またもや答えられないのにそんな問いかけをする。
問いかけというよりもただいたぶっているだけなのだが。
何はともあれまだ1回射精しただけで物足りない。
射精後も一度も引き抜かず咥えさせたまま、彼女の口内を堪能しながら再び勃起しつつあるのだった。