2016/07/03 のログ
ヴァイル > 「女のような声を上げる……」

静かにしろとでも言わんばかりに唇を強引に塞ぎ、舌を差し入れてこね混ぜるように嬲り、吸う。
暫くの間、そうやってチェシャの唇を占領し続けながら、
腰の動きに合わせるように、指が動き、より深い場所を探る。
このまま指で魔物を掻き出せたりしないものだろうかと考えながら。

まるで熱いチーズの中に指を突っ込んだかのようだ。
融けてしまいそうな錯覚を覚えながらも、新たなる反応を求め、
二本目の指が孔の入り口を撫で、ぐいと侵入する。
人差し指と中指が内壁をひっかき、押し広げ、外気を導く。

チェシャ=ベルベット > 【一時中断】
ご案内:「富裕地区のどこかにある拷問部屋」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。
ご案内:「天秤の迷宮」にロレンスさんが現れました。
ロレンス > 何かのスイッチとなる魔法陣を踏むか、若しくは彼の屋敷に忍び込もうとするか。
理由はどうあれ、ここには何かの原因を経て招かれることになる。
戯れに作った迷宮は、元々は牛頭鬼が住んでいたのだが、新たな住処に移り、主のない迷宮だ。
そこで迷い込んだ女を試すための迷宮を作り……今に至る。
薄暗い洞窟、魔方陣が描かれたスタート地点には鉄の扉が道を塞いでいる。
壁にかかった蝋燭の灯だけが便りの様子を、別室にて水晶越しに映像を眺めていた。

「さて……誰が迷い込むかだな」

魔法陣の転移門は至る所にしかけた。
王都、森、港町等など…気付かず門を踏めば誰でもここに現れる可能性がある。
哀れな被害者…若しくは力を得る機会を持つ者を、薄ら笑みを浮かべて待ち焦がれた。

ご案内:「天秤の迷宮」からロレンスさんが去りました。