2016/05/18 のログ
ご案内:「王都貧民地区 裏路地」にエターナさんが現れました。
ご案内:「王都貧民地区 裏路地」にマルティナさんが現れました。
エターナ > びくり、と少女の身が震えた。マルティナの言葉が図星だったからだ。
その時の感覚を思い出して震える。吐きそうになる…吐くモノなど胃の中に何も入っていなかったが。
そして突きつけられる、マルティナからの最後通告。
焦りに、汗が額に浮かび。このままでは餓えに対する最後の希望すらなくしてしまうと瞳が揺らいだ。
そして、少女が出した結論は…。

「それ…以外…それ以外なら、なんでも、します、からぁっ…!」

などという、物乞う立場の分際で我儘とも取れる言葉だった。
だがその瞳は涙に濡れ、震える体は本当にそうした行為を嫌悪していることが見て取れただろう。
そんなことをすれば、もっと激しく泣き喚くのだろうということが容易に想像できる。
そんなしぐさだった。

マルティナ > 「それ以外、ですか……」

行きずりの浮浪者を犯して適当にノルマを稼ぐつもりであったが、思いの外抵抗されてあてが外れたなあという様子。
しかし見たところ何が出来そうな感じでもないのだが、一体何をするつもりであったのか。
もう大して期待出来そうにないし引き上げてしまってもいいのだが、ちょっとした好奇心から質問を投げかけてみる。

「それ以外となると、食料を得るに足りうる何が出来るのです?内容次第では恵んであげてもいいですけど」