2016/03/19 のログ
ヴィクトール > このまま外に引きずり出して犯してくれとでも言うのかと思っていたが、予想外に素直にドレスを選ぶと驚きが僅かに浮かぶ。
ふらふらする少女の体を支え、ドレスへ袖を通そうとすれば、必要に応じて手を出して手助けしていく。

「……ははっ、ドレスにひっかっかったか」

下着なしの状態で、ドレスの布地に甘ったるい悲鳴が響く。
楽しげに笑いながらも差し出された手を取れば、それこそ紳士な男を装う様に少女の手を引いてエスコートを始めた。
ドアを開き、綺羅びやかなロビーが見える廊下を歩く。部屋は二階にあったのもあって、外界の様子がよく見える。
それは下から覗きこんだら、スカート部分の中身も見られていしまうことになるが…。
もっと酷い恰好に歪められ、虚ろになった奴隷を連れている醜く太った男性。
ぱっと見た感じは紳士そうで優しい雰囲気を感じる初老の男性の隣には、少女と変わらぬ年頃の娘が瞳から光を失い、人形のように抱き寄せられていた。
綺麗な世界だというのに、何処もかしこも欲望で腐っている。
そんな異常な世界を見せながらカーブの有る階段をゆっくりと降らせていけば、ホールへとたどり着く。
この少女は心こそ粉々に壊れてはいない分、少し異質な雰囲気を感じさせられるのだろう。
自慢の奴隷を連れた男達や、見物客の視線が一度、一気に少女へと集中していく。

「ほら、みてるぜ?」

視線が集まっていると少女に囁き、悪戯に腰をぶつけて鈴の音を鳴らそうとした。
乱暴そうな男に、壊れた様子のない綺麗な少女。
何かを期待する視線が少女に幾重にも突き刺さる。

アリス・リチェル > 「……っ!」
今まで散々恥ずかしい所を見せてきたのに、からかわれると少し怒ったように顔を赤くして。
これをつけていると自分は服を脱いだり着たりするたびにこうなってしまうのか
……でも裸の事の方が多いかもなどと考えをめぐらせつつ、手を引かれて歩くと。
「ん……」
それは歩くだけでも微妙に擦れて刺激され。

「きゃ……」
煌びやかなホテルの部屋から外に出て早々、下着を身につけていない……
それどころかクリからエッチなアクセサリーをぶら下げたスカートの中が見られそうになって気にするが
周囲の人々を見るとどうやら同じ穴の貉という人種のようであまり心配する必要はなさそうで
だけど内心「あたしが一番可愛い」などとすれ違う奴隷たちにライバル意識を燃やしつつ。

実際そうだからか、あるいはそれ以外に他者を惹きつけるものがあったのか……視線が一斉に集まるのを感じ。
「きゃっ!」
いきなり腰をぶつけられ、クリの鈴が揺れ、音を立てつつクリを刺激し。
そんな彼をキッと睨みつけると。
「こんな所で何をさせる気なの……!?あたしは貴方の物になんかならないんだからっ!」
急に反抗的な態度でそう口にするけれど。
それは周囲の人間にそう見せつけるように、そういうシチュでいじめてほしいという合図のようなものだった。

ヴィクトール > 着替えをする度に擦れて少女を刺激し続ける、止むことのない快楽の連鎖がこれから始まるのだと、小さな出来事が大きな変化を教えていく。
同じ穴のムジナといえばそうだが、モノとして扱うか人として扱うかという点では大きく異る。
少女が自分が一番と自負しているが、人らしさが残っている分、青い目の鮮やかさも揺れる金髪の柔らかさも引き立って見える。
何より幼くも気の強そうな少女というのは、そこらの男達の嗜虐心を誘い、彼がいなければ揉みくちゃにされて壊されていることだろう。
そんな気配も彼は何となく察するのだが、この荒くれ者という門番が居る以上は見ているだけだ。

「おいおい…随分な物言いだな?」

まるで出会った頃のような口調に、軽いノリに呆れた声で語る。
この場にいて理性を保つ少女の存在はやはり目を引いて、一層視線が集中していく。
まずはそのプライドで作った仮初のメッキをビキビキと引剥してやろうと、悪戯に脇腹を突っついて鈴の音を改めて誘う。

「エリスがどれだけ淫乱か、そろそろ認識させようかと思ってよ? …で、俺の物にならないってんなら、何をされたって濡れねぇよな?」

興奮しないはずなのだからと言葉を添えて、ニヤリと笑う。
ここにいるのは気の強く、欲望を否定する少女ということなのだから、その否定を頑なにする言葉を重ねる。
この場で調教のショーでもやるのだろうかと男達も冊子がついたのかどうなのか分からないが、まるでディナーショーでも見るような雰囲気で手近な席に腰を下ろし、側にいたウェイトレスに酒やらお茶をオーダーしている。
ただ見られるだけでなく、完全な見世物となると、モノ扱いの冷たく嗜虐性に満ちた視線の筵へと放り込まれることになるだろう。

「じゃあ…濡れないならあれだな、小刻みにジャンプしてみろよ? それだけだぜ」

小さく跳躍を繰り返すだけ、それを命じるが下着のないスカートの下ははずみでさらされるかも知れない。
挙句、鈴の音は鳴りっぱなしになるだろう。
間接的に羞恥を煽る命令を下せば、どうすると言わんばかりにニヤついた笑みで彼女を見下ろした。

アリス・リチェル > 「なっ……!あ、貴方なんかに何をされても濡れるわけないじゃない!」
そう強気に言い返すけれど、表情は引きつって……でもこれは演技じゃなく本当にちょっと困っていた。
だってすでにちょっと濡れ始めているのだから、すぐにドロドロになったら茶番もいい所だろうと。

「や……な、何よこの人達……!」
そして自分を取り囲む好色な視線に、期待と興奮、不安と嫌悪をそれぞれ感じ。
見られるのは好きだけどなんだかこの人たちは本当に怖いし気持ち悪い……と彼に寄り添いたい気持ちになるけれど今はそうするわけには行かず。

「な……なんでそんなことしなきゃいけないの!?嫌よっ!」
命令に最初は反抗する素振りを見せるけれど。
「……でもそれで終わりって言うならやってあげる、それでさっさと終わりにしましょ」
そう言ってその場でぴょんっと軽く跳ねると、ちりんっと音が鳴り。
周囲からはどうなっているかは見えないけれど……ろくでもない考えのもの同士なんとなく予測はつくだろう。
「ん……んっ!!」
跳ねるたびに鈴の音と、服に突起が擦れる刺激に、そしてその様子を視姦される興奮に震えながら。
「きゃっ……」
刺激のせいかそれともわざとか、何度目かの着地の際脚をもつれさせ、前のめりに転びそうになり。
スカートが捲れ後ろから裸のお尻が覗き……ひょっとしたらすでに濡れた股間やクリにぶら下がる鈴まで見えてしまったかもしれない。

ヴィクトール > 「ほぉ、言ったな? なぁそこのお客さん達もきいたよな?」

そんな少女の股座事情なぞ知る由もなく、ニヤリとしたまま一同へと振り返った。
えぇ聞こえましたと、きこえたなと、各々異口同音といった様子で返事を返してくる。
もう言い逃れは出来ないと、証言者達へと背中を向けると、再び少女を見やる。

「何って観客だぜ? エリスがどんだけ厭らしいかみてくれるってよ」

欲望を骨の髄まで楽しんで娘を食い殺す、ある意味獣といえるような輩の視線は、外での散歩と違って突き刺さりながらも舐め回されるような、色の混じった視線だろう。
そんな中、強気に答えてから跳躍を繰り返すと、鈴の音名が鳴り響き、おや?といった様子で周りの観客は気づき出す。
大体は席に座って少女の様子をじわじわと楽しむ輩が多いが、最初から見物だけに来た男達は遠慮無く少女の近くでしゃがみこんだ。
視点を下げて、スカートが翻る一瞬を待ちわびるようにじぃっと欲望の眼差しを股座の辺りへ向けていく。
前のめりになった瞬間、後ろから見ていた男達からざわめきが立つ。
なにか付いているだの、既に濡れてないか?だのと、確定しては言わないが、なにかおかしいというのは確実にバレてしまう。
少女としてはハプニングを装って晒したほうが興奮度合いがますのかなと思えば、跳躍の合間に一度だけいじわるをする。
足をくじかぬ程度に、足首に魔力の枷を一瞬だけ掛けてしまい、今度は尻餅をつくように誘いをかけたのだ。
割れ目も飾りも全て、開かれた股座から覗けるであろう恰好。
もしも晒されれば、少女に言い逃れの術はなくなるはずだ。

ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」からアリス・リチェルさんが去りました。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」からヴィクトールさんが去りました。