2018/09/25 のログ
ご案内:「ナイツ家」にクリス・ナイツさんが現れました。
ご案内:「ナイツ家」にリスティさんが現れました。
リスティ > 「私はクリスがそうなれるように全力でサポートするわね。でもね、今でも自慢の騎士なのよ」

やる気を見せてくれる少年に笑みを向けてサポートを約束し。
今でも自慢の騎士だとそっと囁いて。

「大胆になりすぎても困るけど……少しは積極的になってもいいのよ」

慣れていこうとする少年の手に手を重ねて微笑み。
ただ積極的になりすぎると、今度は自分が困ってしまうのでほどほどにと告げて。

「二人でクリスの部屋にいるのって…凄く緊張するわ…・・ん」

勉強とはいえ彼氏と二人きり、自分で言っておきながら緊張をしてしまい。
顔が近づいてくれば拒まずに待ち、瞳を閉じてそっと唇を重ねていく。

クリス・ナイツ > 「えっ!そう、かなぁ……?ふふふ、リスティがいればきっとなれると思うよ」

今でも自慢の騎士と囁かれれば、くすぐったそうに頬をぽりぽりと掻きながら、にへへと笑みを浮かべる。

「はい、前回はその……ちょっと調子に乗りすぎちゃいましたからね……あはは」

度が過ぎれば困ると言われれば、前回の事を思い出し、申し訳なさそうな苦笑いに変わる。
重ねられた手はキュッと軽く結んだ。

「リスティも緊張するんですね…?
あ……ふふ、少し大胆ですね…んっ」

手を重ねたまま、触れるだけの口づけを交わす。

「はぁ……ふふ。このまま絡ませたいけど、歯止めが効かなくなっちゃいそうです」

顔を話すと顔を赤くして困ったようにそう笑う。

リスティ > 「そうよ。武勲やそう言うのがなくても私にとっては自慢よ。クリスを一人前に魔法を使えるようにしてあげるわ」

くすぐったそうにして笑みを浮かべる少年の姿が可愛く。
自分は魔法を使い教えるぐらいしかできないが、それは任せてと。

「あ、あの時は……見つからないか凄くドキドキしたのよ…」

少年の言葉に前回の事を思い出せば顔を真っ赤にしてしまい。
求められるのは嬉しいが、次は場所を少し考えようと自分を戒め。
恥ずかしくはあるがこうして手を重ねていれば安心できる。

「あ、当り前よ。だってクリスの家に来てるのよ。
少しだけね……」

もしかすると先ほどの執事風な男性が来るかもしれない。
そんなことを考えながらも口づけを交わし、手を重ね握る力が強まり。

「…この先は我慢しないと駄目ね。そうしないと初日に首になっちゃうわ」

唇が離れると赤くなった顔を見つめ。
もし求められると断れない自覚はあり、そうねと困った笑みを見せて。

クリス・ナイツ > 「初日にクビは流石に笑えないかな……?
でもその時は別の場所で教えてもらうのもいいね。さてと……そろそろ実践の練習とかしてみたいな」

座学に我慢ができなくなったのか、そろそろ魔法の練習を実際にやってみたくなって席を立つ。

「どうですか?先生?やってみていいかな?」

ワクワクしながら小さいナイフを手に持ちながら尋ねる。
恐らく回復魔法の練習を兼ねて、てきとうな手の甲などを傷つけて魔法の練習をするつもりなのだろう。

リスティ > 「そうなると私もギルドにも顔を出せなくなるから、すごく困るわ…。
その時は私の宿か…図書館辺りがいいかしら?クリスって実はせっかち?」

座学を進めたとはいえ使えるかはまだ未知数。
それでも実際に練習をしたいという姿にはどうしようかと考え。

「そうね……一度やってみるのも経験ね。
ただし……試すのは私にね?」

ナイフを手に訪ねる少年に一度やってもらい問題点を見るのもいいと考え。
ただ、自分にかけるのでは真剣みにかけるかもしれない、そう考えて自分の手の甲を向け。
ここを切って試してみてと告げて。

クリス・ナイツ > 「そうなんだ……もしかしてどういう経緯でクビになったとかわかっちゃう感じですか……?」

ギルドに顔を出せなくなって事はどういうことだろうと興味がわきそんなことを聞いてしまう。

「はい、実践は大事だと思います!
え……で、でも傷できちゃいますし…僕の身体で大丈夫ですよ!」

やはりというか人、ましては恋人の甲を傷つけるのは抵抗がるのか、ナイフを手に持ったまま狼狽えてしまう。

「もしも傷が残ったら大変ですから……ここはやっぱり僕が……」

決心は決まらず、いやいやと首を振りながら嫌がる。

リスティ > 「それは分からないと思うけど……その日に首になって、相手は貴族。だからメンツのほうでかしら?」

貴族の仕事を一日で首、きっと不要な勘繰りもありそうだと説明して。

「実演するなら怪我をさせるわけだし。自分でやると失敗してもって考えちゃうのよ。
だからこういう練習は他人でするのが一番なの」

他人でする理由を説明するが抵抗を見せる少年。
必要なことだからと手を差し出してナイフを受け取ろうとする。

「クリスなら綺麗に治してくれるって信じてるから。それとも自信がないの?」

首を振り嫌がる姿、その姿に酷い提案をしたと罪悪感が湧くが、心を鬼として、

クリス・ナイツ > 「確かに理屈はわかりますけど……
正直上手くいく自信はあんまりないかな」

今まで魔法で上手くいった試しはない。
綺麗に治せるかというプレッシャーも感じる。

「……。はい、わかりました。
ですが僕から傷つけるのは、そのごめんなさい」

決心がついたのか、机の上にナイフを置く。
見てられないという感じで身体を反らし、顔を背ける。

リスティ > 「もう…それならもう少し座学をね?」

かえってプレッシャーをかけてしまったかと少年の様子で見てしまい。
それでも今更にやめましょうとも言い難く。

「そこで、任せてください、って言って傷をつけるよりはいいわよ。
少しだけ待ってね?」

ナイフを机の上に置き、身体を逸らして顔を背ける少年に申し訳なさそうに話しかけ。
ナイフを手に取り、手の甲に本当に浅く傷をつければ薄く血が滲み。

「それじゃ…やってみましょうか?」

傷の走る手を机に置き、静かに少年に囁き告げて。

クリス・ナイツ > 「まあ、躊躇なくナイフで切り裂くような人は確かにサイコパスですね…」

そりゃそうだと思う。
笑顔で人の身体を傷つける。想像しただけで怖い。

「は、はい……うっ……」

痛々しそうに流血する綺麗な線。
目を逸しそうになるが、頑張って直視する。

「では、やって……みます……」

手の甲の上に触れない用に重ね、目を閉じて力を込める。

「はー……ふー……」

しばらく念じるように力を込めるが何もおきない。
どうやら力だけ手に込められているだけで、魔力自体を上手く扱うことが出来ていないような感じだろう。

リスティ > 「そんな人もいるわね。でもクリスはそうじゃないってわかってるから」

少年がそうでないからこそ、自分で試そうと言える。
もしそんな趣味なら怖くて言えるはずがないと告げて。

「怖がらないで。騎士の任務だともっと大けがもあるのよ」

目をそらしそうにする姿に、少しだけ強い口調で告げ。
頑張って直視する姿に、騎士として任務に向かえばと。

「座学を思い出して。出来るから…ね?」

目を閉じて力を込める様子を見つめ、どうなのかと見守り。
何も起きない様子に魔力を感じはするがうまく扱えていない事を感じ取り。

「…少しだけサポートするわね」

手の甲に重ねられた手に手を重ねて、そっと魔力を流し。
少年がうまく扱えない魔力をサポートして回復の魔法を発動させ傷を癒していく。

クリス・ナイツ > 「は、はい!下手したら死人も出たりとか……。
もっと覚悟を決めないと!」

自分はまだ直面した事はないが、恐らく死んでしまう人も出てくるだろう。
ビシッと覚悟を決める。

「ん……。暖かな魔力を感じます……」

リスティの手から魔力が流れてくるのを感じる。
自分の魔力ではないが、なんとか発動させることができるかもしれない。

「座学……を思い出して……。ヒール!」

少々効力が弱い気もするが、淡い光が手を包み、徐々に傷を癒やしていく。

リスティ > 「そういう事よ。それに…私に何かあったらクリスに助けてほしいから」

死人が出るかもしれない、そのことと向き合い覚悟を決めた様子に頷いて見せて。

「それが魔力を扱う感じよ。忘れないでね?」

少々強引ではあるが、これで魔力の流れを感じ取れれば扱えるようになる。
今は自分の魔力であるが、感覚さえ掴めば少年だけでも扱えるのだと囁き。

「ん……最初はそんなものだから……上手にできてるわ」

少年の手からの魔法に手が淡い光に包まれ。
ゆっくりではあるが傷が治り癒えていく、最初だからこれでも十分だと笑みを見せる。

クリス・ナイツ > 「これが魔法……
でも僕の魔力だけでできるのかなぁ……」

傷がある程度癒やす終わると、手を離し額の汗を拭うように腕で拭う。

「ふっ……!」

もう一度補助なしで何もない場所で力を込めるが、全く何も起きる気配がない。

「はふぅ……」

気の抜けたような声を吐き出す。
どうやら致命的に魔力を引き出すのが下手なのか魔法が発動しない。

リスティ > 「そう、これが魔法よ。最初は誰だってうまくできないから心配しないの。
私がちゃんと使えるようにしてあげるわ」

まだ少しあとは残ってはいるが数日もすれば消えるもの。
額の汗を拭うようにする少年に大丈夫と言い切り。

「クリス、力を込めるの意味が多分違うわよ。
さっき私が補助をした時を思い出してみて?」

何も起きない事に、力の込め方を間違っていると指摘をして。
さっきの感覚を思い出す様にアドバイス。

「あとは魔力の量も増やさないとかしら……」

まだまだ教えることは多いと顎に指をあてて考え。
大変そうだが、少年の力になれる喜びがるだけに楽しそうにして見せて。

クリス・ナイツ > 「んん……。ダメみたいだ。」

しばらく唸るように力を込めていたが、
疲れてしまったのか、ベッドの上にボフンと倒れ込む。

「ふふ、リスティさん、何だか楽しそうですね?」

倒れ込んだまま少し上体を起こし、微笑みながら語りかける。

「ダメな教え子でごめんなさい。
これじゃあご褒美はもらえないですよね」

困ったような笑みを浮かべる。
ご褒美がもらえないより、ダメな自分のが嫌になる。

リスティ > 「今日はまだ初日よ。本当ならもっと座学をしてから挑戦するものなのに」

唸り試しているが魔法が使えない少年。
やがて疲れてしまったのかベッドの上に倒れこんでしまえば、傍に歩み寄りベッドに腰を掛けて優しく頭を撫で。

「そう?それはきっと…これからクリスに色々と教えてあげれるからかしら」

上体を起こす少年を見下ろして微笑を返し。

「一日目で出来たら私はお役御免よ?
まだ始まったばかりだから駄目なんてわからないから落ち込まないの。
クリス、明日からも頑張れるのなら……クリスが欲しいご褒美を上げてもいいわよ?」

困った笑みを浮かべる少年の姿、魔法が自分で使えなかった事に落ち込んでいるのがよくわかり。
初日で仕方のない事ではあるが、落ち込んだ姿は見たくなくてそう囁く。

クリス・ナイツ > 「うん、でもやっぱりジッと勉強するのは合わないのかも……」

頭を優しく撫でられれば、くすぐったそうに目を細める。

「色々……う、うん魔法の事ですよねうん。」

色々と聞いて、少し含みのあると感じてしまい、すこしどもってしまう。

「だけど、やっぱり……良い所見せたいじゃないですか。」

少し口を尖らせる。
まあ、実力以上のことは出来ないから仕方ないのだが。

「ご褒美……いいんですか?」

本当にいいのかと、上体を起こし確認してしまう。
できる範囲ならと言っていた。どんなことまでなら大丈夫なのだろうか。

リスティ > 「クリス君は先ず机に向かう時間を増やすところからかしら…」

優しく撫でれば目を細める姿、彼氏に対して失礼ではあるが小動物に見えてしまい。
思いのほかこらえ性がなく、根本からと考えて…。

「魔法の事よ。だってその講師なんだから。他にも教えてほしい事があるのかしら?」

こう言う仕事に関しては大真面目。
魔法以外も覚えたいのであれば内容次第では教えようと考え。

「いきなりは誰だって無理なの。それが出来るのは勇者かしら…。
それに……ずっとそばにいるんだから、これから良い所はたくさん見せてくれるでしょ?」

口をとがらせる姿に笑みを零しながら返し。
これからがあるからと期待を告げて。

「今日は初日にしては頑張ったもの。もちろんよ」

確認をする少年に笑顔を見せて頷き。
どんなご褒美を言うのだろうと少年を見詰めて、先を促す様にして。