2022/06/25 のログ
ワルシュミスタ > いい加減夜も更けた時間、普段なら余人行きかうであろう四つ辻。
 その一つ、比較的細い方・・・つまりは少し住民の格が落ちるのであろう方の道路の真ん真ん中に、最近少し噂の立ち始めた黒檀の扉1つ。
 曰く、どこかに現れる黒い扉に入ってしまうとこことは違うところへ連れていかれる・・・程度のものではあるが、見たという目撃談がまるでない事から都市伝説の一つと片付けられているモノ。
 普通のヒトには見えない様に魔法かけてあるのだから当然ではあるものの、その条件たる「淫らな欲望」たたえているはずの者も多いと聞いたから、わざわざ自分の魔法で作ったうえに噂まで流させるという手間までかけた暇人・・・もとい色んな意味でスキモノの女は扉の中で今日もクッキー摘みながら待ちぼうけ。

「・・・おかしいですわね。さっき見た時はそんなに人里からは離れていないようでしたのに、どなたもいらっしゃらないなんて・・・」

 ただ一度扉開け様子見ただけでここがどこかも知ろうとしなかった女に分かるはずもないが、こんな所に住んでいるような貴人達はそもそもこんな夜更けに外出などしないだろう。
 用があるなら呼びつけるし、出かけるならもっと早くに動いていたはず・・・つまりは人はいるものの、出歩く物好きなどいないという事。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 人通り少ない四つ辻」にリネアさんが現れました。
リネア > 「…あうっ」

突然外に転移させられていつものことかと周りを見渡す。
さっきまで父とセックスをしていて眠っていたが取りついた精霊が転移させたのだろう。
目の前には黒檀の扉、明らかに不自然だが精霊が転移させたということはこの中に何かがあるのだろう。

「…わかった、そういうことなんだね」

独り言を言って迷うことなく扉を開けて中に入ろうとする。

ワルシュミスタ >  もくもくもくもく、さくさくさくさく。
 見た目によらずか見た目通りか大食漢の女は、すでに待ち人ノルマのクッキー3缶を空にする勢いで食べ進めており。ちなみに今日の
クッキーはイチゴチップ入りの少し贅沢な物。どこかで何かやって泡銭得たらしく、さっさと全額食べ物に変えてしまい現在絶賛消費中。
 そんな風にハムスターもかくやと言う食べ進めっぷりで、皿に山盛りだったはずのクッキーを半分にしてしまった食欲魔人・・・もとい魔族は、不意になったドアベルに

「あら?ようやくいらっしゃいましたの、ようこそ・・・」

 10畳くらいの石造りの部屋の中奥にある大きなベッドの前に置かれている一組のテーブルと椅子。その片方に座っているちょっと遠近法が狂いそうな大きさの女はにっこり微笑みながら、す・・・と立って移動しもう一脚の椅子引いて来客出迎え。

リネア > 「…こんばんは」

見たこともないような大きな女性。
石造りの部屋にベット、テーブルと椅子。
出迎えられているのならば椅子に座って。

「大きなお姉さん…かわいそうには見えないけど…寂しかったの?」

こんな部屋で一人でクッキーを食べているだけなら寂しかったのだろう。
だから自分が呼ばれたんだと勝手に思いつつクッキーを見つめる。
いいクッキー、美味しそうだと思い。

「美味しそうだね、いただいてもいいかな?それと…大きいお姉さんも幸せになりたい?」

人の者を勝手に食べてはいけない、だから食べていいかと聞いて、椅子の上にはさっきまで犯されていた父の精液がこぼれる。

ワルシュミスタ > 「?ええ、こんばんわですわ・・・いえ別に寂しいとかは無いのですけど?」
 別に暇な時間の潰し方として運動は嫌だし、読書や研究はいつもやってるし、そもそも色事の前にそれらは合わないだろうから、残る唯一の楽しみ・・・食事を選んでいただけで、かわいそう認定されてしまった女は。
 そんなこと一切気にせずにまずはえも・・・訪問客の到来を心から喜んで。

「それはともかくとして・・・ええ、どうぞどうぞ。缶の見た目だけで選んだにしては、当たりでしてよこのクッキー。
幸せに・・・?なりたくないと言えば大噓つきになりますけど・・・誰かを犠牲にしての幸せとやらは御免ですわねえ・・・」

 椅子に滴り落ちるのは気にしないが、ある意味大好物の精の匂いが少女からしているのを感じると、無知な少女に変な事を教え込んで強姦とかした男性いるのではないかと変な気をまわして内心で『呪い送って差し上げましょうかしら』とか考えてたり。

リネア > 「そっか、寂しくも無いんだ、よかった…ありがとう、いただきます」

クッキーを一口。
イチゴのチップがいいアクセントになっている美味しいクッキーだ。
可愛そうでもないし寂しくもない、それならそれでいいことなのだが。
目の前の女性の言葉には首を横に振って。

「リネアとセックスするとね…いいことが起きるの、だからお父様も、お母様もお家のみんなも毎日リネアとセックスする、みんな幸せ…リネアも幸せ」

さっきまで父とセックスしていた性の匂いが体臭としてむせ返るように。
本心ではまだやり足りない、もっとしたい。

「そうだ…お名前言ってなかった、リネアって言うの」

思い出したかのように唐突に自己紹介をして。

ワルシュミスタ > 「はい、と言うよりあなた様が来てくださいましたし、寧ろ嬉しいですわね♪」
 女に危害加えようとしていないのならどんなヒトでもウェルカムなのが信条な女魔族は、クッキー手に取って美味しそうに食べ始める少女に目細めて笑いかけ。
 性交するといい事が起きる・・・普通ではありえない。祝福か呪いか・・・はたまた何者かの加護かと思わず研究者の一面見せそうになるが、それより気になっていることが一つ。

「そうですの・・・ではさっきまで随分と激しいのをしてましたのねえ・・・」

 そう。少女から漂うのは精の匂いのみならず、男性の体臭・・・問題はその相手が誰かという事だ。
 女の常識としては家族だろうと愛してしまったならば口説きもするし、性交だってある意味当然の帰結なのだが、少女の様子見るにあまり丁寧には扱われていないように見えて、その特性のみを利用されていたりはしないかと要らぬ気を揉んでおり。

「あら・・・いえいえわたくしこそ・・・ご丁寧に有難うございます、リネア。
わたくしはワルシュミスタ・・・魔族ですわ。さて・・・それはそうとして、早速で悪いのですけれどリネアには1つ選んで戴かなくてはならない事がありますの・・・よろしくて?」

 生まれは一応貴族たる自分が至らなかったのを素直に詫びてから、名と出自を相手に伝え。
 そして迫る選択は・・・

  1:する事をしてから記憶を失って戻る。
  2;同じくする事してからそのまま戻る。ただし聖職者や・・・いわゆる魔族を目の敵にしてそうな者に自分と会った事を言わないで   
  おく。これは約束なので破っても呪いとかはかからないが、何らかの悪い事が起きるかもしれない。
  3:何もせず、記憶だけ失って戻る

「・・・と、まあこんな所なのですけどどうします?どれを選んでもわたくしからは何も言いませんわ。リネアの好きなようになさいまし・・・」

 そう言いながら、どこからともなく取り出したガウン・・・女の物なのでサイズ差はいかんともしがたいが・・・をそっと肩にかけようとして。

リネア > 「リネアも嬉しい、大きくて綺麗なお姉さんだから」

口元が僅かに緩んで何か心配されているような口ぶりに慌てて首を横に。

「お父様、セックスは激しいけど嫌じゃないよ…乱暴なことはされてない…けど偶には乱暴にしてほしいかな、優しいだけだと飽きちゃうかもしれないし」

内心の悩みをぽつりとつぶやく。

「それにリネアとセックスするようになってからお家、お金持ちになった、精霊さんのおかげ…食べるものもない小さなころに比べたらとっても幸せ」

クッキーを食べ終わるとワルシュミスタから3択を迫られてしばし悩んでから。

「…2かな、お名前忘れるの嫌、魔族さんでもなんでも幸せになってほしい、じゃあする?ワルシュミスタお姉さん」

ガウンを肩にかけてもらい期待するような眼でワルシュミスタを下から見上げる。

ワルシュミスタ > 「うふふ、有難うございますわ。・・・そうですの?まあそれなら宜しいのですけど・・・」
 どうやら自分の気の回し過ぎだったと知ると、好意伝えるように微笑みかけ・・・たつもりなのだが、そういう事なら気兼ねなく出来ると知ったせいかどことなく肉食獣めいた笑いに見えるだろうか。

「精霊、なのですか・・・なるほど・・・」

 いわゆる四大元素のそれとは違うようだ、機会があったら色々調べてみたいなとか研究者再びになりかけたが慌てて打ち消し、選択終えたリネアに着せたガウンの襟から胸に向かって手伸ばしつつ。

「先ほど激しいのがお好きとか言ってましたわねえ・・・あいにくわたくしにはリネアを犯せる男根はないのですけど、まずはコレから・・・試してみます?」

 そう言って、身長差生かしてリネアの目の前に太さこそ普通だが長さが20cmはありそうな赤く、唾液に濡れた舌見せつけ。

リネア > 「うん…優しいのも、激しいのも好きだよ」

長い舌を眼前に見せつけられてそれに目を奪われて。

「…お父様と同じぐらい大きい、お姉さんの舌で犯されちゃうんだ」

舌先にキスをしてからワルシュミスタの手を引いて。

「けどね、ベットの上でしてほしいな…お姉さん、抱っこ」

手を広げて抱っこしてほしいと強請る。
すっかり心を許したのか警戒する様子もなく甘えるような笑みすら浮かべて。

「お姉さん…幸せになろうね♡」

ワルシュミスタ > 「どっちも・・・なるほど、でしたらまずはこちらで優しく・・・
後で激しくしましょうかしらねぇ・・・」

 もう一つある隠し玉・・・と言うか、魔力の量以外で唯一の魔族らしい能力・・・は、後々のお楽しみにしておいて、ベッドに行きたいと強請るリネアを意外な怪力でお姫様抱っこしてその舌先で可愛らしい顔をぺろぺろと嘗め回す。
 そんなつもりはなかったが、先の性交の余韻拭い去っているようにも見えるだろうか。
 ベッドに着くと、ゆっくりとリネアの体横たえてからガウンに手かけて脱がせようとかしつつ。

「リネアに何も悪い事が起きないのでしたら、わたくし、その『幸せ』喜んでもらい受けますわよ♪それでは・・・んふ」

 優しくする、との言違える気はなくまずはと一度舌仕舞って軽い口づけから始めようと。

リネア > 「わっ…お姉さん、くすぐったい」

お姫様抱っこされて顔を舐められれば嫌な顔一つせずに微笑む。
その後ベットの上で抵抗もせず脱がされて全裸になる。
体は傷一つなくきれいな肌を晒し、その股間だけは精液で濡れたまま。

「うん、悪いことなんて起きない…お姉さんもリネアも気持ちよくなっていいこと起きる…だからいっぱいしようね」

触れるようなキスをしてからそっと抱きしめようと。

ワルシュミスタ > リネアが抱きつこうとするならそういえば自分は脱いでませんでしたわと、
しっかり布地使ってはいるが体にフィットし過ぎてその意味ほとんど成していないドレス慌てて脱ぎ捨ててから、力入れ過ぎないように注意しながらこちらからもギュっと抱きつき返し。

「この舌が便利なのは・・・こういう事も出来るからなんですのよ♪」

 再び舌伸ばしたかと思うと抱き合った二人の体の間にそれを滑り込ませ、唾液をたっぷり塗された肉の塊に互いの胸の先端や谷間、少し下に降りてリネアの薄い腹筋と女の少し肉のついた腹を這い回らせる。媚薬効果とかそういうのは無いのだが、唾液を染み込ませるかのようにリネアの脇腹や背中までに動き回らせ。
 そんな風に一通りリネアの体に新たな女の臭い付けてから女の体自体が下にずれていき、下腹部・・・というより秘所の入り口付近でぴたりと止まり。そこで改めて先人の残滓・・・少女の父の精を目にして『随分とまあ遠慮のない事ですわねえ・・・』と嫉妬交じりで見つめてからこれも拭い去ろうとばかりに熱い舌先でそれを掬い取っては飲み込み。
 リネアにとっては先ほどまで父に愛されていた場所を、遠慮のない女の舌で嘗め回されているように感じられるだろうか。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 人通り少ない四つ辻」からリネアさんが去りました。
ワルシュミスタ > (後日継続いたします)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 人通り少ない四つ辻」からワルシュミスタさんが去りました。