2020/09/22 のログ
■エミネ > ベッドの上で、エミネは薄っすらと目を開く。
目玉だけを動かして見渡せば、どうにも王国風の部屋にいるらしい。
十中八九ルリアの部屋だ、と、横を見れば、椅子に腰かけている憎い女。
「……!」
エミネは飛び起き、同時にシェンヤン語で何かを唱える。道術、陰陽術。すると、しゅるしゅると組織が伸び失った片腕が再生する。
ウロボロス、再生の象徴、元々蛇とはそういうもの。神獣としての力と陰陽術を組み合わせれば、例え首を刎ねられても再生できるだろう。
体に比べ少しだけ薄い色の腕が完成すると、エミネはそのまま殴りかかった。
■ルリア > 「あーら、元気そうでよかったわぁ」
一度負けて裸に剥かれたというのに、未だ闘志が萎えていない事にむしろ喜びを覚える。
だが殴りかかってくる拳を、ルリアは身じろぎせず魔力の防壁で押し留めた。
「本当に生えるのねぇ。試しに治さずに放っておいたけど、想像以上の回復力だわぁ」
治癒の魔術に優れるルリアにかかれば切り飛ばした腕もくっつける事は出来たが、エミネが言っていた事を確認する意味もありあえて放置しておいた。
だが予想以上の回復力には、素直に驚きを示して。
「さて、一暴れして気は済んだかしらぁ?なにも本気で逃げ出せるとは思ってないでしょう?」
椅子にふんぞり返ったまま、エミネの抵抗を歯牙にもかけぬ態度を見せて。
「気が済んだのなら、湯浴みにいくわよぉ?エミネちゃんも汚れたままじゃ嫌でしょう」
先程まで敵対していた事を全く感じさせない呑気な口調で、気軽にエミネに話しかけている。
既に決着はついて、これもただの余興とでもいいたげな態度だ。
■エミネ > 「……クソッ!」
防壁に押し留められ、エミネは拳をおさめる。
生えたばかりの手の指先を動かし、ちゃんと再生したか確認し。
「逃げ出すわよ。アンタが目を離した隙にね」
ふん、と鼻を鳴らし、前を隠すようなこともせず健康的な小麦色の肌を堂々と晒しながらルリアの前に立つ。
豊満な胸が揺れ、汗が流れ落ちる。
「とっとと連れていきなさいよ?ちょうど浴びたかったところだわ」
睨みつけながら、ふてぶてしく言い放つ。
■ルリア > 「あらあら、ずっとここにいてもいいのよぉ?」
裸体で凄むエミネを見ながら、くすくすと笑い立ち上がるルリア。
勇ましい獲物は本当に好ましい。
だが今はともかく、さっさと汗を流すとしよう。
お楽しみはそれからだ。
「そんなカリカリしないで、ほらこの子達が怯えちゃうじゃない?」
そう言うと、外で控えていた侍女を呼び寄せ部屋へと招き入れる。
だがメイド服を来たその侍女は10歳前後の子どもにしか見えない。
「その子に首輪をつけてもらったら行くわよぉ」
侍女が手に持ったリード付きの金属製首輪を、恐る恐るエミネの首に取り付けようとしていた。
■エミネ > 部屋に入ってきた侍女を、エミネは睨みつける。
こんな主人を持つ割には一緒に楽しむ風でもなく、ビクビクしている。
奴隷だろうか?
「アンタみたいなのに仕えてる割には臆病ね」
そう言うと、視線を侍女に向け。
「ほら、とっとと付けなさい。別に意地悪はしないから」
粗相をさせてしまえばこの子がどうなるかわからない。
エミネは意外に良心的に考え、大人しく首輪を付けられることにした。
侍女が慎重に首に輪をまわす。
「…屈辱だわ」
己に取り付けられた首輪をぐいぐいと引っ張りながら、吐き捨てるように言った。
■ルリア > 「あーら、よく似合ってるわねぇ。やっぱりずっと飼われない?」
首輪をつけたエミネを露骨に挑発して笑いながら、リードを侍女に引かせて。
そのまま何も羽織らせたりせずドアから部屋の外へと出た。
その場に居合わせた年若い侍女たちが一斉にエミネとルリアに注目する。
「ふふ、気にせず仕事を続けなさぁい。今日はこの子を可愛がるから。ああ、でも湯浴みから戻る前に犬と猫を部屋に待機させておいて」
主人の気まぐれに巻き込まれずほっとした様子を見せる侍女たち。
頭を下げてルリア達を見送ると、それぞれの仕事に戻っていく。
そしてルリア達は、幼い侍女を先頭にエミネのリードを引かせ。
ルリアとエミネは隣あってその後をついていく。
「どう?可愛い子ばかりだったでしょう?ここは奴隷の育成場みたいなところで、あの子達もいずれは、ふふふ……」
ぺろりと唇を舐めて意味深な含み笑い。
そして無遠慮に隣のエミネの裸体を検分し。
「それにしても、オイシそうな体よねぇ。戦士なんてやってるのもったいなくなぁい?ペットになるなら、ずぅっとかわいがってあげるわよぉ?」
歩くたびに揺れるエミネの巨乳。
今度は見るだけでなく、その手を伸ばして鷲掴みにしようとし。
■エミネ > 「…私の国の貴族にもよくいるわ。檻の中なら大丈夫だと毒蛇飼って、油断したところである日噛まれてあの世に行くようなのが」
侍女に引かれるがままに、部屋を出る。
通路にいた侍女たち、通路そのもの、天井、床、ドア、通気口。エミネは目線だけで周囲を見る。
侍女たちのちらちらした視線にも、ルリアの舐めるような視線にも、反応せずに淡々と歩みを進め。
「ふん、アナタが風呂に行くって言ったのにもう我慢できないのかしら?」
ついにはその乳房をルリアに鷲掴みにされても、拒みもせず。
■ルリア > 「だってぇ、こんなオイシそうな体が目の前にあるんだもの。つまみ食いしたくなって当然じゃないかしらぁ?」
すれ違う侍女達に見せつけるように、大胆にエミネの乳房を揉みしだくルリア。
手に吸い付く柔らかな感触に目を細める。
「ふふふ、そうやってすまし顔しているのも、とってもそそっちゃう。いつまでそうしていられるのかしらねぇ?」
裸で幼女に引かれながら強がれるのは大したものだ。
しかしいくら凄んでみようと既に掌の上。
そして抵抗が無いのをいい事に、乳房を揉みながら更に乳首も指先で弄ぶ。
「どこが感じるのかも、これからじっくり教えてもらわないとねぇ」
そうこうしている間に先頭を行く侍女は足を止める。
案内された先は石造りの浴室となっていて。
公衆浴場よりは遥かに小さいものの、ルリア専用の浴室としては贅沢にスペースを費やした広さとなっていた。
侍女にガウンを脱がさせながら、備え付けられた椅子に腰掛ける。
「二人きり、っていうのもいいけど。貴女たち、いらっしゃい」
ルリアがそう声をかけると、六名の侍女が浴室へと入ってきた。
いずれも10歳前後で、第二次性徴が始まるかどうかといった程度の幼い少女ばかりだ。
先程案内してきた侍女はその中におらず、外で控えている。
当然のように、皆裸となっていた。
「ほら、エミネも座りなさい。世話はこの子たちが全部してくれるから」
■エミネ > 「…ッ」
ルリアの指先が乳肉に食い込むたび、エミネは表情をゆがめる。
胸で感じる手のひらの暖かさと繊細な指先の動き。
ついには硬くなった乳首を指でつままれ、呼吸が少しずつ乱れていく。
と、不意に手のひらが離れ、目の前には浴室。
侍女に引かれ、エミネも中に入る。
「……ロリコンの趣味はないのだけど」
入ってきた少女達を横目に見ながら、エミネも腰掛ける。
そして、目の前を見ればルリアの妖艶な一糸まとわぬ裸体。
思わず、息をのんでしまう。
■ルリア > ルリアを三名の侍女が取り囲む。
彼女らは自らの身体に石鹸をこすりつけると、道具を使う事なくその身でルリアの体を洗いはじめた。
まずは腕を二人がかりで挟み、残りの一人は背中に胸とお腹をこすり付けている。
幼く柔らかな肌が泡で滑る感覚はスポンジやブラシを使っては味わえないものだ。
「あーら、それじゃあ熟女の方がよかったかしらぁ?でもまあ、趣味を広げるのも人生が充実して楽しくなるわよぉ」
エミネの視線を感じるとふっと笑うが、今は追求はしないでおいてあげた。
そして残りの三人も同様に、エミネの体を己の身を使って洗おうとしている。
「さぁて、せっかく裸の付き合いなんだし、どんな子が好みか言っちゃいなさいよぉ」
戦い、捕らえた相手に対し友達感覚で馴れ馴れしいルリア。
エミネが素直に応じるとも思ってないので、これも挑発の一環だが。
そして、そうこうしている内に侍女達に体をどんどん洗われていっている。
今は全身泡まみれになりながら、足に少女がしがみつき体を上下に揺すっているところだ。
■エミネ > 恍惚とした表情で、三人の少女がエミネの身体に己の身体を擦り付ける。
すべすべとした肌が石鹸でぬめり、身体に密着してくるのは正直気持ちがいいが、外見の幼さが嫌悪感を呼ぶ。
幸い、石鹸には特に何も含まれていないように見える。ただの石鹸だろうか?
「何が趣味よ…まだ熟女のほうがいいわよ」
極端な年上趣味はないが、こんな幼い趣味もない。
エミネは洗われるがままだが、視線はルリアから外さず。
なるべく、少女達のことは見たくない。
「どんな女が好みか?まずはこんな首輪付けない女ね。
それと、顔が良い女。私は面食いなのよ」
ある程度本心のままにエミネは言う。挑発されているのはわかっている。
満遍なく身体がこすられ、ようやく汗も落ちた。
■ルリア > 「それならエミネが首輪を好きになれば解決ねぇ」
悪態を受け流し、幼女達の奉仕に身を委ねるルリア。
とりあえず顔が良いという点は問題はなさそうだ。
「ほーら、足の裏もきれいに洗って」
一通り体を洗い終えると、二人の侍女が床に寝転がった。
そのお腹を、ルリアの足が踏みつける。
そのままごしごしと勢いよく足を滑らせ泡を立てていく。
侍女達は苦悶の声をあげながらも、熱っぽく潤んだ瞳からは確かに快感を得ている事は伺えて。
最後に下腹部をぐいっと押し込んで、ルリアは足をどけた。
残った侍女がお湯をかけて石鹸を洗い流す。
踏まれた二人は、荒い息を吐きながら恍惚の表情で痙攣していた。
「エミネも遠慮なく使ってあげるのよぉ?ああ、お尻や背中を使いたかったらそっちでもいいけど」
エミネを担当する侍女も、同じように寝転がり。
エミネに使われるのを待っている。
■エミネ > 「……虐待の趣味も無いわよ」
地面に寝ころび、ルリアに踏みつけにされている侍女達を見て、
エミネは嫌悪感をあらわにする。
こんなので快感を感じるなんて、普段どんな扱いをされているのだか…。
エミネは己の身体についた泡を片手でかき集めると、それを片足の指にぐしぐしと絡め洗う。
「使う気は無いわ。起きていい」
侍女たちに言いながら、もう片方の足も自分で洗うと、残りの侍女から湯の入った桶をひったくり、自分で洗い流す。
「で、次はどうするつもり?」
健康的な小麦色の肌は洗われたことでピカピカと光沢をもち、エミネの色気をさらに上げている。
身体の毛は、股の毛も含めて、綺麗に剃られていた。
■ルリア > 「あーら、残念。じゃあそっちの子達は後でお仕置きねぇ」
ルリアの宣告に小さく悲鳴を上げる侍女達。
しかし口答えする事もないのは調教が行き届いている。
「あらぁ、やる気満々ねぇ?ま、そういう事なら上がりましょうか」
侍女たちに挽回の機会も与えず、浴室を出るルリア。
タオルで体を拭かれると再びガウンを纏う。
「それじゃあ部屋に戻りましょうか?だけどぉ、今度は四つん這いで歩いてねぇ」
エミネには服を渡される事はなく、両手にミトンと膝当てがつけられ。
先程の案内をした侍女が戻ってくると再びエミネのリードを持つ。
「ふふふ、ミレーにはやっぱりこれがお似合いよねぇ」
■エミネ > お仕置き、と聞いて、エミネの顔が曇る。
可哀想だが、エミネも自分のことで精いっぱいだ。
逃げる機会があっても、助ける余裕なんて無いだろう。
浴室を出ると、エミネも一緒に体を拭かれるも、当然だが服は渡されることはなく、かわりに付けられたのはミトンと膝当て。
「……普通に歩いたらどうなるのかしら?」
ルリアに言い渡された指示に心の中でふつふつと、怒りが湧く。
エミネは、堂々と二本の足で歩き、リードを持つ侍女すら追い越した。
「あの部屋に戻るんでしょ?道はちゃんと覚えてるわよ」
一歩一歩、堂々と、進んでみる。
■ルリア > 「あらあらぁ?活きが良いのは結構だけどぉ、ちょっと調子にノリすぎねぇ」
勝手に先に行こうとするエミネ。
そのリードをルリアが侍女から奪うと、力ずくでぐいっと後ろに引っ張り。
「残念ねぇ。これでこの子もお仕置きしないといけなくなっちゃったわぁ」
リードを持っていた侍女は涙目で立ち尽くしていた。
しかしルリアは当然慈悲をかけるつもりはない。
侍女は捨て置いてエミネに向き直る。
「本当はもっと優しくエスコートするつもりだったけど、仕方ないわねぇ」
リードから首輪に魔力を通すと、金属製のはずの首輪は徐々に絞まっていきエミネの喉を締め上げていく。
「命令よ。さっさと這いつくばりなさい。そうしたら首輪を戻してあげるわ」
ルリアの冷たい声が従属を命じている。
■エミネ > 後ろに引っ張られ、足を止める。振り向けば、ルリアがリードを握っていて。
「飼い主気取るならリードぐらい自分で持ちなさいよ。そうやって」
すると、首輪に魔力が通るのを感じる。首に感じる圧迫感。
段々と、径が狭くなっているのだ。
別にここで死んでやるのもいいだろう。だが、ここで諦めなければこの女に復讐する機会もあるかもしれない。
臥薪嘗胆、シェンヤンの古い諺にもある。
「…わかったわよ。首輪は戻さなくていいわ。その代わりあの子達のお仕置きをナシにしてちょうだい」
膝をつき、手をつき、恥辱に耐え静かに歩き始める。
■ルリア > 「それはダメねぇ。取引出来る立場だと思ってるのかしらぁ?」
エミネが膝をつけば、首輪を元に戻して彼女の提案を拒否。
「ここにはここのルールがあるの。守れなかったからあの子達にはお仕置き。それだけの事よぉ?」
そしてリードを持つと、今度はルリアを先頭にして部屋へと向かい。
お仕置きの決まった侍女は怯えながらその後をついてくる。
「お仕置きは後でエミネの前でしてあげるから、せいぜい楽しみにしておくのねぇ」
子供だから容赦する、というような情をルリアは持ち合わせていない。
仕事を果たせなかったのなら、相応の罰を与える事に何の呵責もない。
「まあ、それが嫌ならこの子たちの仕事を奪うような真似は辞めておく事ね。ほら、ついたわよ」
四つん這いのエミネは更に目を引く姿で。
道中ひそひそ声と共に見送られここまで来た。
「さぁて、ここからその負けん気がどうなるのか。ふふふ、見させてもらおうかしらねぇ」
扉の前で立ち止まるルリア。
エミネを見下しながら、いやらしく微笑む。
■ルリア > 【中断】
ご案内:「ルリアの館」からルリアさんが去りました。
ご案内:「ルリアの館」からエミネさんが去りました。