2020/05/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にリシェさんが現れました。
リシェ > 「くふ、は…っ、は……ぁ、ぅぁ…」

(かれこれ何日程。この地下に囚われているだろう。

何もかも、磨り減って気絶するまで、何度も、何度も、日がな一日犯されたり。
例え気絶している間でも、疲れを知らない魔導機械に、延々、責め立てられていたり。
…魔力がどうとか、言っていた筈なのに。それと関係なく、ただ兵士達の愉しみに、使われたり。

正直、長い事、こんな事ばかりしてきた、生き方の中でも。
この数日間は特に、酷使され続けている、気がする。
今も、きっと、行使と行使の合間、ささやかな休憩時間。
運良く、冷たい石床の上ではなく。兵士達が使っていた、絨毯の上で、横になれたものの。
どろどろ、どこもかしこも、男達の精と、自らの体液と、その他訳の分からない粘液に、濡れた身体が。気持ち悪く。
短いであろう休憩時間、眠りに落ちるのも、難しそうだった。)

リシェ > (その間も。周りはこの数日、何一つ、変わっていない。
相変わらず、大勢の女が、娘が、少女が、牝が。時には少年なども。
よく分からない、何かの目的の為に、使われている。

前から後ろから、上から下から、貫ける限り貫かれて、与え得る限りの快楽を詰め込まれ、正気を失っている者。
未だに理性が残っている分、ひっきりなしに、泣き喚くものの。
それがますます、兵士や…その他、城の男達を喜ばせて。更に手酷く、嬲られる者。
もう、現状を受け容れるしかなくて。従順に、自分から、男達へと奉仕して。少しでもマシに扱われようとする者。

…幾日も経って。それでも、強引に暴れたり、逃げようとしては。殴られ、犯され、悲鳴を上げる者も居るのは。
毎日毎日、新しい者達が、送り込まれてきているから…だろう。

少女は、それ等の中、どの部類に、属するのか。自問自答。
気持ち良いのが、辛くて。気持ち良いのが、苦しくて。けれど、気持ち良いとも思うから。
多分…諦めて、受け容れている。そんな弱者。)

「………、そう、思うと。……少しだけ、情けないと………、ぁ…」

(現状に。溜息をつく間も。自嘲を浮かべる暇も。きっと無い。
接続と吸収、姦淫と飽和、それ等の合間に放置される、休憩時間は。決して長くはなく。
…こちらに近付き、少女を引っ張り起こそうとする、誰か。
それは、さて、何者なのだろう…?)

リシェ > (それは、最初の時とは、また違う、人物達。
…魔術士?技師?そんな風にも見える、彼等に。両腕を掴まれ、運ばれるのは…)

「………天使、さま…?」

(快楽で蕩けきった、まるで、薬浸けのような、意識が。幻を見たのではないか。
そんな風にしか、思えなかった。
銀色の巨体。鎧のような。生物のような。
その背に宿す翼も、有機的な物ではなく、幾重もの刃を貼り重ねたような、金属質。

それは、魔導機械と呼ばれる物の、一種であり。かつて、この国を脅かした、大きな事件の。影響を受けた物。
けれど。当時、この城以外の世界を、知らなかった少女にとっては。知る由も無い事柄でしかなく…。)

『まだ、鉱石は届かない?』
『物を、者で、代替出来るか。良い実験になるでしょう。』
『それでは。上手く行くなら、ミレー達も利用して。…多ければ多い程、容量を満たすのも、早くなる。』

(彼等が、何を言っているのかも。やはり、良く分からない。
この数日で、少しだけ、理解出来てきたのは…自分達が犯されているのが。
こういった、機械達の為だという、事。)

「   っ、ぁ  」

(そして。機械仕掛けの、天使の模造品、更にその偽物、の中へ。
精に穢れた、少女の身体が、放り込まれた。
声すら残せず、飲み込まれて、その先は。…どうなるのか。まだ、分からない。)

ご案内:「王都マグメール 王城」からリシェさんが去りました。