2020/05/03 のログ
エレイ > 「──へいらっしゃい。マッサージをご所望ですかな?」

男は立ち上がり、笑顔で客を迎え入れ。カーテンはまた、閉じられて──

ご案内:「九頭龍の水浴び場 マッサージ室」からエレイさんが去りました。
ご案内:「とある王女の邸」にアダン・フェリサさんが現れました。
ご案内:「とある王女の邸」からアダン・フェリサさんが去りました。
ご案内:「とある王女の邸」にアダン・フェリサさんが現れました。
ご案内:「とある王女の邸」にシェリルさんが現れました。
アダン・フェリサ > 数日前、王城のアダンの執務室。
アダンは一人、執務机の前に座り書類を眺めていた。いや、正確に言えば一人ではない。
執務室の机の下に隠れるようにして、そしてアダンの座る椅子の前にしゃがみこんでいる人影があった。
それは王族の一人である王女シェリルであった。今や、シェリルは王城でさえアダンの好きなようにもてあそばれている。肉便器として扱われている。
アダンは巨大な肉棒を彼女の口にくわえ込ませて奉仕をさせていた。ひどく卑猥な水音が執務室に響いていく。
シェリルにしゃがみこませて脚を大きく広げさせて下着を露出させ、着ている服のスカート丈がひどく短いためにしゃがめば尻肉がでてしまう。
その尻肉にはアダンの手形がくっきりと刻まれていて、これまでどのような扱いを受けてきたか誰が見ても理解できるだろう。

「……そろそろ孕ませるか」

彼女の口内を犯しながら、アダンは独りごちる。しかし、明確に彼女にも聞こえる言葉でつぶやいた。
孕ませる、などというひどく不穏な言葉を。

「おい、明日から私はしばらくお前の邸に滞在する。しっかり肉便器にふさわしい格好で出迎えろ」

とても王女に対しての言葉遣いとは思えないような口調で、アダンはシェリルに告げた。
ふさわしい服装というのはいつもさせているような卑猥なものである。それを強要し、明日訪れるアダンを出迎えろというのである。

「よし、出すぞ。全部飲み込めッ!」

シェリルの頭を掴み、肉棒を根本までねじ込むとそのまま大量の精液を射精し、それを飲めと命じていく。
孕ませる、と言った上でしばらくシェリルの邸に滞在するなど宣言したアダンは、その日はシェリルに奉仕をさせて解放するのであった。

――そして今日。
アダンは宣言通りシェリルの邸を訪れていた。
彼女の邸の敷地内に入り、我が物顔で邸の入り口まで歩いていく。

「おい、来たぞ肉便器。開けるがいい」

扉の前に立ち、そのように告げて。

シェリル > 王族の姫と貴族の役人。
表向きの立場だけで見れば、どちらが上でどちらが下かは語るまでもない。そして、実際の立場は肉便器とその主人。
王城に居てさえも、主人の性欲処理にその肉体を捧げなければいけない。その立場と状況に素直に殉じているかといえば、敵意が垣間見える表情が違うと示し。情欲に濡れた瞳と、濡れた股間が自分の置かれた状況に興奮し、感じているマゾであると主人に示す。
乱暴な扱いを受け、性欲処理に奉仕させられている。そんな状況に悦ぶ被虐の資質。
机の下に隠れるようにしながら、口での奉仕をし。わざと卑猥な音を響かせながら、上目遣いに主人の反応を窺いながら肉棒へと吸いつき、舐めしゃぶり、身につけた奉仕の技術を披露する。

「…………」

孕ませるとの言葉を耳にしても、表情を揺るがせる事は無く。特に言葉を返す事は無かったが、奉仕の手つきが一瞬の間とはいえ止まったのは、内面に動揺があったという事だろう。
そうして、続いて投げかけられた言葉にはさすがに向けるまなざしがきつくなり。

「……んっ…く……ぶっ…ぅ…ッ!」

頭を掴まれ、喉奥まで肉棒を捻じ込まれて咽そうになり。涙目になりながらも、言われた通りに爆ぜるように迸る白濁の奔流を飲み込み、胃の中へと迎え入れていく。
そして、数日後。


我が物顔で敷地内に立ち入った挙句に、堂々と肉便器呼ばわりして開けろと命じてくるアダンの姿。
それを認めて苛立ちを感じると同時にこんな男に肉便器扱いされているという被虐的な興奮が、子宮を蕩かすように熱く疼かせる。
結界を敷いてある敷地内は外から内部を窺うのは困難。邸に努める従者の類も自動人形などで、口を滑らすような人間は皆無。それらを知っているからこその、堂々とした肉便器呼ばわりか。そうでなくても、肉便器と呼びそうだとその人間性を考えれば、思えてくる。
そんな事を考えながら意志を向ければ、扉は重々しくもひとりでに開いて客人を迎え入れる。
そして、開いた扉の中には黒衣のドレス姿。ホルターネックで背中は大胆に開き、裾も大胆なスリットで動けばちらちらと肌が際どいところまで垣間見える。
一見すれば、まともそうでいて大胆に露出が激しい下品に転ぶ一歩手前の艶やかな装い。

アダン・フェリサ > アダンの声が響くとともに、扉はひとりでに開き始める。
既に何度も足を踏み入れては、ここの主を散々辱めてきたのである。この邸の仕掛けにも慣れたものであった。
この邸の従者や使用人たちも自動人形などばかりでアダンの行為を阻害するものなどいない。
とはいえたとえ邸の外であろうともアダンは彼女を肉便器呼ばわりし、好きなように犯している。
どこであろうと場所は関係ないのである。

「さて、今回はしっかり孕ませてやるとしよう。たっぷりと種付けしてやろうではないか。嬉しいだろう、マゾの肉便器なのだからな。
 しかし、たしかに随分と下品な、男を誘うような服装にはしているが……足りないのではないか?」

扉の先に現れたシェリルの姿を見て、アダンは下卑た笑みを浮かべる。
黒いドレス姿だが、背中は大きく開いており、裾もかなり深いスリットが入っていて動けば際どいところまでも見えてしまうようなもの。
確かに言われたとおりに露出が激しく、下品とも言えるような服装である。
それを見ながらアダンは当然のようにシェリルに「孕ませる」「種付け」をするなどと宣言する。
とはいえ、今までも何度も行われてきた行為である。これまでは孕んでいないのだから、とも思うかもしれない。
アダンは彼女に近づくと、深いスリットの入った裾を捲くりあげて下着を露出させる。

「どうせまた調教されることを想像して濡らしてでもいたのだろう。お前がどうしようもないマゾ雌だというのは嫌というほどわかっておるから、な!」

そして、片方の手を彼女の背後に伸ばし、勢いよく尻を叩き上げていく。
ドレスの裾は捲くりあげられたままドレスに巻きつけてしまい、ほぼ下着がみえてしまうような下品な有様になる。

「さて、しっかり準備させてやらんとな」

アダンはそう言うと、彼女の裾をさらに捲くりあげ、自身が刻んだ淫紋を指で撫でる。
そしてそのまま、その指で淫紋をなぞれば、指輪が光り輝き始め何かの魔術が発動する。
それは、子宮を強制的に危険日にしてしまうもの。孕みやすくしてしまうものである。
避妊の術式などがあればそれも解呪出来てしまうもの。散々シェリルを犯してきたアダンだからこそできるもので。

「ではお前の部屋にいくとしようか。これからの生活のことも教えてやらんとな」

アダンはそういい、再び彼女の尻を叩き上げた後に掴み、彼女の部屋へと案内させようとする。

シェリル > 「嬉しいわね。種付けなら、いつもしているのだから。孕ませるというくらいだから、いつもと違う事をしてくれるのでしょう?」

下卑た笑みを隠す事もせずに、ずけずけとした物言いをしてくる態度。不快そうに眉をひそめて、足りないとの台詞にどこがとばかりに、わざとらしく腕を組めば垣間見える胸の谷間が深くなり。豊かな胸元がより強調され、男を誘う女の色香を醸し出す。

「…………ひゃん!」

無造作に近づいてきたかと思えば、裾をまくって下着を露出させてくる。その仕草に、反射的に裾を押さえにかかったところを、勢いよく尻を叩かれて小さく悲鳴じみた声をあげ。反射的に背筋を反らす。
露出した下着はドレスにあわせた黒の色合いが、白い肌と対比を為して映え。レースを多用され、生地の半ば以上が透けているデザインは実用性よりも、男の目を愉しませ興奮を誘う事を重視した物。そして、よくよく見れば、その股間部分に広がる染みがアダンの台詞通りに既にはしたなくも濡らしている事を示す。
これまでに、幾度となく繰り返された調教の記憶がこれから味わうことになるであろう快楽への期待となり。開発された被虐性が、格下の男の下卑た欲望に屈服させられる事に倒錯的な興奮を抱く。

「んっ……ぅ…」

淫紋を指先でなぞられ、指輪が光れば子宮に感じる異変。具体的何がとは理解せずとも、ここまでの言動から何をなされたかを察してゾクリと身を震わせ。

「これからの生活って、どうするつもり?」

尻を叩かれて、びくりと背筋を震わせ。告げられた言葉に、どんな生活をさせるつもりなのかと期待と不安が入り混じった瞳を向ける。従順とは言えず、どこか反抗的なようでいて結局は従っている。
実際、本気で抗い反抗すればアダンの身は危険である。それを肉便器扱いされてもなお従う所まで堕としたとも言えるし、堕ちるほどに被虐の素質があったとも言える。
今も、掴まれた尻肉は適度な弾力でもって、掴む指先を押し返し。歩くに合わせてうねる肉の動きは瑞々しい肌の滑りとなって指先を愛撫する。
言われるがままに、己の部屋へと案内していく。案内された部屋は、落ち着いた内装の寝室であり。大きなベッドのほかには特に目立つ物も無い。