2020/03/13 のログ
ネメシス > 「そうね、でもこの調子だと焦らなくても
すぐに生まれてしまいそうだけど?」

指を包まれれば、もう片方の手でフォルネの頬を撫でる。
あどけない表情と、膨らんだ腹のギャップがネメシスの劣情を刺激する。

「隣ねえ…何か具体的にしたいことあるのかしら?
私の隣に立つのなら、ある程度の役割は求めるわよ?
そうね、今度村の徴発に参加してもらおうかしら。」

笑みを浮かべたまま首をかしげる。
フォルネからの愛情は感じるが、彼女が何を望んでいるのか
いまいち把握できていなかった。
相棒的な立ち位置を望むのなら、親衛隊として今後は戦場にどうこうしてもらうこともやぶさかでない。
何せ、騎士団は強者が不足しているのだから。

フォルネ > 「まぁ…これが私ですから。それにその方がたくさんネメシスさんの赤ちゃんを産めますもの」

にこにことご褒美を貰った子供のように笑って撫でられるフォルネ。
既に何人もの子を産んだ母としての表情を知る者がいればその対比が目立ってしまうだろう。

「そういえばまだネメシスさんに私の実力を見せていませんでしたね…
 望むところです♪」

フォルネにとって相手の
──それが彼女の信じる神であろうと、彼女の愛する相手であっても──
望むことを叶えることこそ喜びであり、むしろそうすることこそ自分の望むもの、として生きてきていた。
そのため、先のようにペットになれ、でも、相棒として支えろ、でも妻になって貞操を捧げろ、でもフォルネは自身の愛した相手の言うことであれば嬉々として聞くだろう──それが人道に反するものであったとしても。

ネメシス > 「この前もずいぶんと産んでくれてたじゃない。
そのうち3桁くらいになりそうね。」

フォルネの腹と頬を触れては、楽しそうに笑い返す。
屋敷も施設も拡大していく予定なので問題はないのだが、
いずれ子供たちを全て把握することができなくなる日も近そうで。

「貴女の実力と私への献身ぶりはわかってるつもりだけど…、
そんなに子供を産んでどうするの?
その、私を喜ばせるだけではないわよね?」

ペットでも恋人でも妻でも相棒でもなってくれるらしいフォルネをじっと眺める。
ちなみに、貞操を捧げろとは要求しない。
お互いその辺は気にしないのがネメシスのスタンス。
正し、そろそろ彼女の深いところを聞き出してもいいような気がした。

フォルネ > 「そんなに増えたら…ふふ、幸せですね」

想像したのか嬉しそうに笑いかける。
何の違和感も持たずにそれを受け入れることで乗り気であるかのようにも思われるかもしれない。

「ネメシスさんにならそうですね…話してもいいかもしれません」

問いかけられ、それまでの緩みきった表情を引き締める。

これだけ交わり、気持ちを寄せている相手であれば問題はないだろうと判断して話すことにフォルネは決めた。

ネメシス > 「なあに? そんなに私の子を産みたいの?」

今度は触れる代わりに、頬への口づけをする。
やわらかいフォルネの体はどこを触っても心地よい。

「ええ、聞かせて頂戴。」

フォルネの頭を撫でながら、口を開くのを待つことに。

フォルネ > 「大好きな人の子でしたら、何人でも♪」

お返しとばかりに頬にキスしてはにかんで見つめて。
嬉しそうに抱きしめながら何度も口付けをしていき。

「まず…私が普通の人じゃないことは多分気付いていると思いますが…
私、半分神様なんです」

撫でられて緩みそうになる表情を必死に抑えながらゆっくりと口を開き。
まずは隠していた部分から話した方が早いだろうと判断すると、自分が半人であることを明かした。

ネメシス > 「あまり大好きって言ってるとまた
無理難題言うわよ?」

頬に触れる感触が心地よく、また大好きと言われて口角が吊り上がる。
たいていのことなら受け入れてくれそうなフォルネにすっかり甘えている。

「神様なの…その答えは考えてなかったわ。
巫女か依り代だとは思っていだけど。
それで?」

続きを促しながらも、表情が緩みそうなになっていることを見逃さず、
頬を摘まんでは軽く伸ばして見せる。

フォルネの告白に僅かに沈黙するも、多少は予期していたようで。
ネメシスの信奉する神とは別であることはわかっているが、それを咎めはしない。
この国周辺だけでも複数の神が存在することは既に把握していた。

フォルネ > 「応えられることなら、ふふっ♪」

つんつんと突っつきながらそう言って笑顔を向ける。
本気で大抵のことなら受け入れようとするフォルネにとってはどこか嬉しさも感じてしまうくらいで。

「とは言っても半分、ですから本当の神様には敵いませんけどね。
 でも、そんな私が妊娠してその子たちが産まれたら…ふふっ、もう分かるでしょう?」

必死に耐えていた頬を本人に弄ばれては耐えられるはずもなく。にへら、と緩んだ笑みを見せてしまう。

もう表情を取り繕うのを諦めたフォルネはそのまま説明を続ける。
フォルネも神聖都市を見たりしたことで他の神がいることは確認しており、自分の膨らんだお腹を撫でて上目遣いで問いかけてみせた。

ネメシス > 「う~~ん、随分と強気に出たわね。」

頬を指でつつかれ、凹ませたまま。
口を尖らせ唸っている。
何せ何を言っても大抵は適ってしまう。

「半分とは言え神なんでしょう?
完全に人間な私よりもすごいのね。

…で、私に種を植え付けてもらって
自分の眷属を増やそうとしてるわけ?
いいけど、その際は広げた領土はうちの物にするわよ?」

緩んだ表情のまま、重たそうな内容が続く。
フォルネは生まれた子供たちで神聖都市でも新たに作ろうと
しているのだろうか。
そうなれば、バルバロ騎士団で取り込むのも悪くない。
フォルネが受け入れるかどうかであるが。

フォルネ > 「べ、別に無理難題を言ってほしいとかではありませんよ…?」

本気にさせてしまったかな、と慌てて。
もちろん言われれば出来る限り応えるものの、本気で無理難題を言われたいわけではないのだから。

「ふふー、凄いんですよー♪
 まあ私は神様の力を借りてるだけですが…

 言い方に悪意があります…間違ってはないですけど
 領土は故郷だけ貰えれば他の場所はネメシスさんに差し上げますよ?」

にこにこと笑顔のまま重大な秘密を露わにしていく。
フォルネが望むのは信奉する神への信仰が消えることであるため領土にはさほどの興味はなく故郷に帰れるのならそれで良かった。

ネメシス > 「私も無理難題を言いたいわけじゃないけど、
虐めたくなるのよねえ~。」

慌てた表情も見ていて楽しい。
今のところは見ているだけで満足するだろう。

「う~~ん、凄すぎてなんとも…。
私みたいなのが他にもいるだなんて。
世界は広いのねえ。」

自らの神が介入しているのなら、ほかの神が介入しても不思議ではない。
頭では理解できるも、目の前に突然現れればどうしても実感はわかなくて。

「別に悪意はないわよ、口が悪いだけ。
まあ、他ならぬフォルネのことですし、協力はするわ。
で、故郷を手に入れたらどうするの?
うちから離れちゃう?
あと、今は故郷はだれかほかの人が治めているの?」

具体的な国盗りの話になれば、ネメシスの表情が硬くなる。
故郷奪還そのものには乗り気である。
その結果、フォルネが離れることになろうとも、可愛い相手の為なら喜んで受け入れるだろう。

フォルネ > 「あぅ…そ、そんなこと言われたら期待しちゃいます」

真っ赤になりながらもじもじとしてそう呟き。
恥ずかしそうにしながらも言葉通りに期待を抱いてしまっていて。

「私からすればネメシスさんも凄すぎて世界は広いなって思いますよ…?」

フォルネからすればあくまでも自分の信仰が届いただけであり、当然のことであると思っている。
そんなフォルネからすれば数多の団員を率いるカリスマ性を持ったネメシスの方が特別な存在ではあった。

「まぁ…ありがとうございます♪
 そうですね…悩みますけど、ネメシスさんについて行くかもしれませんが…まだ分からないですね。

 故郷は確かその地域を治めていた領主が治めているはずですが…旨味もない土地なので棄てられているかもしれません」

フォルネの故郷は雪山の更にその新奥であり、そんな土地を好き好んで支配したがる領主はいないと考えるものの、逃げてきてから時間が経っているためフォルネにも分からないのが現状であった。

ネメシス > 「そうね、さっきのペットか家畜を実際にやってみましょうか。
今度、大通りを裸で散歩させるわね。」

早速、ネメシスの無理難題が飛び出す。
流石に他の連中に触れさせることはしないが、
公衆の目の前で見せつけるように犯す程度は容易くするのだった。

「そうかしら? フォルネに比べるとただの人間よ?」

行く行くは神の座を目指すことになるだろうが、ネメシスは能力を持った人間程度である。
半身が神であるフォルネに比べると小物になる。

「まあ、フォルネがどちらの結論を選んだにしても私は止めはしないわ。
どちらにせようちの騎士団が支配することになるでしょうし。
ちなみに、その土地はマグメールの中にあるのかしら?
あと、領主の特徴はわかる?」

具体的な作戦は後日調査を挟んでからとなるが、フォルネがその気ならば
比較的早い段階で奪還作戦を考えてもいいかもしれない。
バルバロ本隊から援軍を引っ張ってくればそれ位は可能である。
上手くいけば北の地にバルバロ騎士団の旗が翻ることになるだろう。

フォルネ > 「ふぇ…!?
 ね、ネメシスさんが傍にいてくださるなら…?」

飛び出してくる無理難題に驚愕の声をあげ。
自分がペットのように扱われることを想像してしまうのをなんとか止め、ネメシス以外に襲われたくないとでも言いたげに問いかけてみる。

「ただの人間にしては凄い気も……」

ネメシスによる容赦のない孕ませを思い出して首を傾げるフォルネ。
自分よりもよっぽど人らしくないな、と思いつつも口には出さずに秘めた。



「ネメシスさんがいるなら心強いです…♪
あは、残念ながらいわゆる外国、なんですよね。特徴ですか…その。お恥ずかしいことなんですが、腹いせに領主を氷漬けにしてから逃げてきたので分かんないんですよね…あはは」

フォルネとしてはマグメールでの暮らしも存外に悪くなくそこまで急いでもいないということに加え外国にあるためまだ本格的に故郷に帰ることは考えてはいなかった。

ネメシス > 「当然、傍に居るわよ?
私の目の前で他の相手に触らせるわけないじゃない。」

フォルネの顔から何が言いたいのか読み解けたネメシス。
頭の上に手を乗せ、子供をあやす様に笑みを見せる。

「ただの人間だけど、ちょっと特殊だからね。

そう、それなら当分先になっちゃうわね。
まずはマグメール内をある程度抑えてからでないと流石に遠方に長期間出かけるのはまずいわ。」

飛び地的な場所を作りたくないネメシスは、この瞬間直近での奪還は不可能と理解する。

「それなら、その時が来るまでもっと子供を産ませようかしら。

お風呂を上がったら街に繰り出しましょう?」

ご案内:「ダイラスのホテル」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「ダイラスのホテル」からフォルネさんが去りました。