2020/02/26 のログ
ご案内:「無名遺跡の一画」にネメシスさんが現れました。
ネメシス > 「困ったことになったわね。」

腕を組み、ぼやくネメシス。
声は籠り、周囲は土くれである。

「なんでこんなことになったのやら。」

茶色の髪の先を弄り、ため息を吐く。

事の発端は冒険者ギルドで遺跡調査の依頼を受けたことによる。
新人冒険者ティシフォネとして登録をしているネメシスは意気揚々と無名遺跡を探索し。

何時のころからか仕掛けられていた落とし穴に引っかかり、今に至る。

「槍とか仕掛けられてないのが良かったけど、結構高いのよねえ。」

額に手を宛て、天井を見上げる。
背伸びをした程度では到底届かない高さ。

「どうしようかしら。 どうにかできないこともないんだけど。」

最悪、悪戦苦闘すれば自力での脱出も出来るかもしれない。
が、今日はあくまで新人冒険者ティシフォネとして活動している。

あまり目立つようなことは控えたい処であった。

ご案内:「無名遺跡の一画」からネメシスさんが去りました。