2020/02/15 のログ
ご案内:「王都内の屋敷」にネメシスさんが現れました。
ご案内:「王都内の屋敷」にゼナさんが現れました。
■ネメシス > 「「おいおい、まじかよ。」」
「「あれって、ゼナじゃねーのか?」」
ネメシスは予定を変更し、九頭竜山脈の本拠地ではなく、王都内にある聖バルバロ騎士団の屋敷へと向かった。
ゼナに子を産ませて直ぐに別の部隊と合流。
別動隊が奪った馬車に乗っての帰還である。
幌に矢が刺さった馬車で乗り入れても何も言われない辺り、騎士団が王都の中枢に相当根付きつつあることが伺えるか。
そして、ネメシスは今回の襲撃で唯一の成果物である全裸のゼナを連れ、屋敷の大広間を誇らしげに歩いていた。
無論、ネメシスはいつもの通り白銀の鎧を纏ってである。
ゼナの得物である巨大な竜剣も数人がかりではあるが荷台に積み込み、収集品として屋敷の隅に置かれることに。
驚いたのは屋敷の団員達である。
ここには元冒険者も多数おり、指折りの冒険者であるゼナのことを知った者が多かった。
「「副団長が屈服させたらしい。」」
「「え? あのゼナだぜ…。」」
ゼナの手錠は帰路の間で改修が施され、赤子を頂くことが出来るようにと鎖が長くされた。
今も胸に抱いた二人の赤子に乳を飲ませている途中である。
裸体のゼナが赤子を飲ませている姿は団員達の注目の的となり、当然の如く餓えた獣の視線が向けられる。
但し、子を抱かせている=ネメシスのお手付きであることは一目瞭然であり、勝手に手を出すものはいないだろう。
ネメシスはゼナと赤子を連れ、真っすぐ自室へと向かう。
そこは屋敷の中でも最も広い部屋であり、ネメシスは奴隷を呼びつけると、隣に赤子用のベッドを用意させる。
赤子をそこへ寝かせると、ゼナをベッドの上に座らせて。
「貴女、随分と有名人みたいね。
うちの団員達があそこまで驚くとは思わなかったわ。
で、私に何か聞きたいことがあるのかしら?」
奴隷たちの手を駆りつつ鎧を外していく。
露出度の高い薄いネグリジェを纏ってから自らは椅子に腰かける。
村で孕ませてから、ゼナは随分と従順であった。
時折覗かせていた隙を伺うような鋭い視線もなくなり、何なら手錠を外しても大人しくしていそうな雰囲気すら漂っている。
こうなると産まれて間もなくのネメシスはやり辛い。
今も奴隷が茶を淹れるまでの間、むすっとした表情をしている。
余談であるが、先に村を出発した部隊は道中で王国騎士団と遭遇。
村で収容した女たちを見捨てることで大した損害なく本拠に戻るのであるが、それが判明するのは後の事である。
■ゼナ > ゼナが頼みにしていた正規騎士は想像以上の無能ぶりを発揮した。
ふたなり娘の慰み物になり、その手下達に視姦されながらの出産という屈辱の見世物にもなって稼いだ時間を持っても、山賊達は騎士団が村へと到着する前に悠々岐路についてしまったのだ。
実際には村から攫われた娘達のほとんどを救出するという戦果を挙げているのだけれど、その結果の犠牲として計上される事となったゼナがそれを知るのはかなり後になってから。
ともあれ、失血の影響とふたなり巨根による凌辱絶頂、更には出産に伴う体力消耗もあって自力で歩くことさえ難しい状態になっていたゼナは、移動の際にもこれといった動きを見せる事なく体力回復に務めていた。
その間預けられた双子を抱いて乳を与えていれば、少し前に産んだ最愛の竜娘の双子に向けていたのと何ら変わらぬ愛情を抱いてしまっている自分に気付いて狼狽したりもしたのだけれど、それも今では落ち着いていた。
そうして幌の隙間から覗く景色が野外の物ではなくなり、王都の喧騒に包まれれば、流石のゼナも絶句する。
よもや噂の山賊達が、王都のど真ん中でのうのうと暮らしているとは思ってもみなかったからだ。
そうして多少縛りの緩められた手錠と奴隷首輪以外一糸まとわぬ全裸のまま、彼らの根城へと連れこまれたゼナは、驚愕の声音と共に向けられる騎士団という名の無法者達の視線にたまらぬ羞恥を感じていた。
豊満極まる爆乳こそ、左右に抱えた赤子の姿で隠されているものの、淡い恥毛に飾られた秘裂は下着一枚纏わぬままに騎士団員という名の無法者達の不躾な視線にさらされている。
戦いの最中に浴びた返り血も、傷跡一つ残さずに回復した槍傷から溢れた鮮血も今ではすっかり乾き落ち、たっぷりと腹奥に注ぎ込まれた精液ばかりを内腿に伝わせた卑猥な有様に、戦士娘は消え入りそうな程の羞恥と、そして同時にぞくぞくっと背筋を震わせる妖しい愉悦を感じていた。
そんな倒錯的な興奮に溢れだした愛液を、先に溢れていたザーメンの白濁がごまかしているという状況は喜ぶべきか悲しむべきか。
今にも飛び掛からんばかりの獣欲に血走る目を幾重にも向けられながら、それでもここまで手出しされずに済んでいるのは少し前を歩く少女の存在故だろう。その彼女こそがこの状況を作った元凶だというのに、それでも少しばかりの感謝を覚えてしまう。愛用の巨剣を奪われ、頼りの膂力さえも魔導手錠で奪われた今、餓狼の群に襲われたなら抵抗むなしく散々な凌辱を受けていただろうから。
そんな見世物状態から彼女の居室というプライベートな空間に移動させられれば、浴びせられる視線がふたなりといえども同性としか思えぬ少女の物だけに限定されてますますの安堵を覚えてしまった。
「…………これからわたしをどうするつもりですか? それに、この子達のことはどのように扱うつもりですか?」
手下に言って子供用のベッドを用意させる様子や、そこに寝かしつける際の優しい所作を目にすれば、手酷い扱いをするつもりはないのだろうと思うのだけど、それでも彼女は常人とはまるで異なる価値観を持つ悪人なのだ。
そんな相手にレイプされ、無理矢理に出産させられたとは言えど己が血を分けた子供達の扱いは気にせずにはいられない。
普段から眼力の強すぎる蒼瞳をキッと強く少女に向けるの、同性も魅力的に感じられる肢体が裸よりも更にいやらしいネグリジェに包まれているのを見れば、思わず視線が泳いでしまう。
あれだけの目にあっても、やはり彼女は可愛らしいのだ。そんな風に感じてしまえば、凌辱としか呼べぬ村での行為の最中に密着していた人肌の柔らかさが思い出されて、ますます彼女に対する敵対心が薄れてしまう。
■ネメシス > 「…そうねえ。」
奴隷が淹れたティーカップを受け取り、立ち上がる湯気を眺めつつため息をつく。
ゼナを座らせているベッドのサイドテーブルにも同じカップが置かれる。
奴隷は二人に頭を下げると部屋を退室していく。
正直のところ、村を襲って以後のことは全て成り行きであった。
本来は村の娘たちを馬車に載せ、速やかに九頭竜山脈まで向かう手はずであった。
それがゼナと言う常識外れの戦力と遭遇してしまい、成り行きで孕ませ、成り行きで連れてきてしまった。
実の所、ネメシス自身にも産ませた赤子と、産ませたゼナに愛着が湧かなかったわけではなかった。
しかし、それを現時点のネメシスが実感しているわけではなく。
向けられる眼力はそれだけで団員達を慄かせるであろうが、神に選ばれし存在を自認しているネメシスは動じない。
「とりあえず、子供は我が騎士団の大事な幹部候補よ。
後から生まれてくる子供たちと一緒に仲良く育てるわ。
それより問題は貴女よね。
貴女こそどうしたいの? 殺して欲しいならこの場で首を刎ねてあげてもいいし。
その子たちの世話をしたいなら私の奴隷になることで許してあげるわ。
私も実際の所、子育てってよく分からないのよね。」
漸く緩くなってきた茶に口を付ける。
今日の茶はストレートで、混じり気のない高級な茶葉を使っていた。
だが、まだ何か足りない。
ネメシスは突然立ち上がると、ゼナの爆乳を掴んでは、胸の先をカップに向け。
そのまま力任せに乳を搾り、紅茶にミルクを投入する。
「…こっちの方がおいしいわね。」
椅子に座り直し、何事も無かったかのようにミルクティーを飲んでいた。
■ゼナ > 恐らくは今のゼナと同じ、彼女のお気に入りという立場を得た女奴隷なのだろう。淡々と仕事をこなした後にその女奴隷も退室すれば、また少しゼナの双肩から力が抜けた。
本来であれば、反撃の為のこれ以上ないチャンスではあるのだけれど、ゼナにはそのつもりはなかった。新たな我が子の扱いなどが分かるまでは、とか、今はまだ手錠で力を奪われたままなのだし今しばらくは様子見に徹するべき、とか、そんな理由がいくつも頭に浮かぶも、実の所は彼女との間に子をもうけてしまった事でどうしようもなく愛着の様なものが生まれてしまっているだけだった。無論、ゼナ自身はそれに気付いていないのだけれど。
「――――そう……ですか……」
幹部候補として他の子達同様仲良く育てる。
そんな言葉に少なからず安堵すると同時、騎士団とは名ばかりの無法者の幹部という境遇には危惧を抱かずにはいられない。
そうして続いて発せられた言葉には、思わずきょとんと蒼瞳を丸くしてしまった。無法者達の女首領。そんな彼女の立場であれば、多大な犠牲を払って手にした女奴隷の命をこの場で断つなんて愚策は犯せぬはず。
更には奴隷になる事で生まれたばかりの子供達の世話役にしてもいいなんて厚遇は、『子育てってよく分からない』というどこか舌っ足らずにさえ思える言葉と共にまるで山賊らしからぬ物に思えた。
元より籠めきれずにいた双眸の険がますます弱まる。もしかしたらこの子、普通にいい子だったりするんじゃ……なんて希望的観測に塗れた思考の漏れる懐疑的な上目遣いが見つめる中、不意に立ち上がった彼女が近づいてきて
「――――きゃんぅっ!?♥」
まるで想像していなかった不意打ちに思わず甘声が漏れてしまった。
失われた血の回復のために未だ秘められた力が使われているのか、燃える程の火照りでは無いにせよじくじくと肌を炙るような発情は続いている。今とて一人きりになれば、膣奥をぬめらせるザーメンの爛れた感触がもたらす興奮に誘われるまま自慰行為に浸りかねない状態なのだ。
そんなタイミングでの乳搾りがびゅるるっと噴き出したミルクの代わりにゼナの乳奥へと走った肉悦が、きゅっと締め付けた膣からごぷっと新たに白濁を溢れさせる。
「い、いきなり何してるんですか、変態っ!」
纏まった量のザーメンを噴き零した膣をきゅっと締め付けた内腿で隠し、新たなミルクの垂れ伝う爆乳を両手で抱くようにして隠したゼナが、一気に炎熱した顔でどうにも場違いな言葉を少女に投げた。
この辺りからして既に、捕らわれの女戦士と悪楽な女首領という図式から外れていた。
■ネメシス > ゼナの読みは当たっていた。
ネメシスは抵抗する者、反抗する者には情け容赦ない所があるが、実の所大人しい者、
行き場をなくして飛び込んでくるような者には甘くなってしまう所がある。
それを揶揄する団員も中には居たのだが、戦場で向かう所敵なしの姿を見せつけられた団員たちは
皆一応にネメシスに従っている。今回のゼナ捕縛の報もまた団員達からの尊敬を集めることだろう。
「え、何?
私何か変なことを言ったかしら?」
周囲は誤解しているが、ネメシスは自らを神に選ばれた聖騎士と自認しており、
行う行動も全て神に選ばれた存在が愚かな民を導く為である。
尊大で常軌を逸しているが、それゆえに本人は自らを悪だとは思っていない。
何なら正義は我にありとすら思っている所があるのだ。
「何よ、あれだけ抱いてあげたのにまだ足りない訳?」
村の中で乱れた姿を思い出し、笑みを浮かべている。
ゼナの中で張り詰めた気配が薄らぐと、それは合わせ鏡のように
ネメシスの警戒を解きほぐしていく。
甘いミルクが広がる紅茶が癖になるのか、クイっと一口で飲み干してしまう。
空になったカップをテーブルに置いて。
「変態って何よ。
貴女こそ私に犯されて喜んでるマゾ奴隷じゃない。」
口を尖らせるネメシス。
早くも連れてきたばかりの奴隷とは思えない和んだ空気が流れてしまい。
「まあいいわ。 お風呂に入らない?
私、貴女のおかげで物凄く汗を掻いたし貴女も下半身、凄いことになってるわよ。」
■ゼナ > 「―――ち、違いますうっ! なんでそういう話になるんですかっ!」
乳揉みも不意打ちに赤くなった顔が、続くからかいに更に紅潮の範囲を広げながら反論する。しかし、そうした返しにますます緩んだ雰囲気が彼女の稚気を残した顔立ちにほころんだ笑みを浮かばせれば、思わずハッとさせられる程の愛らしさが覗く。
そうしてそれがゼナの内から彼女に対する敵愾心を薄れさせ、どのように対応すればいいのか分からなくさせていくのだ。
「よ、喜んでませんっ! 勝手な事を言わないでくださいっ!」
ツンと唇を尖らせる様は、どこからどう見ても年下の少女の物。
自分よりも一つ二つ下なのだろうと思うけど、そうした表情はそれ以上の幼さを感じさせた。
「わ、わたしのおかげってなんですかっ! あれは貴女が勝手に、その……わ、わたしの事を一方的に、……し、シた、だけで……や、やだっ、これこそ貴女のせいじゃないですかぁっ!」
彼女の言う『貴女のおかげ』というのが戦闘行為を意味しての物という可能性も考えず、その後の性行為を示しての物と決めつけて話を進めるむっつりスケベは、赤面の中でそわそわと蒼瞳を彷徨わせ爛れたぬめりも濃厚な内腿をもじもじさせつつ反論する。
が、続いてそんな下半身を揶揄されれば、ますますその顔を炎上させつつばむばむとベッドを叩いて憤りを露わにし
「――――はぁ……まったく……。ですけど、お風呂については、その……ありがたく頂戴します……」
ここに連れられてきた当初は、早々に赤ん坊達と引きはがされて、雑兵どもの慰み物にされるか、いかにも絶倫といった風情の彼女が飽きるまで弄ばれ続けるかのどちらかになるのだろうと覚悟を決めていた物だ。
もしもその予想が当たっていたなら、身体は散々に穢されたとしてもその心根の奥ではふつふつと反逆のタイミングを狙う戦士としてのしたたかさを持ち続ける事が出来たはず。
しかし今、こうして言葉を交わす彼女との関係は、まるで気心の知れた冒険者仲間か何かの様。計算違いも良いところで、正直見事に肩すかしされた気分だった。
■ネメシス > 「もう、そんなに怒らないでよ。」
赤い顔でプリプリと反論するゼナの勢いに気圧されるネメシス。
一度和んでしまえば、単なる小娘と言った所。
見た目は年が近いネメシスだが、ゼナが今しがた産んだ子と同じく特殊な術式を隔てて生まれており、
生を受けて未だ1年も満たない。
経験の不足差が戦闘以外では隙の多い姿を見せることへと繋がる時がある。
「そうかしら? 今も良い声上げてたじゃない。」
隣へと腰かけると、腰に手を回し、豊満な胸のどこかしらをむんずと掴む。
先端部分を手で覆ったとしても、大きすぎる胸の全てを隠すことは難しいだろう。
「え? 村での戦闘のことを言っているのだけど。
私、あれほど苦戦したのは今の所貴女が初めてかしら。
う~~ん、貴女意外と五月蠅いのね。」
ベッドをバンバンと叩く全裸のゼナの隣で困ったように横髪を弄るネメシス。
胸から滲むミルクや、股座から吹き出しているザーメンにより、
村の中の場面を思わせるような香りが漂ってしまう。
「そうね、お風呂に入りましょう。」
ゼナの手を掴み、部屋を後に。
廊下に出た所で待機していた奴隷の一人に赤子の面倒を見てもらう命じる。
もっとも、ネメシスの魔力とゼナの身体から生まれた子ゆえ、
そうそう何も起こらないだろうが。
ネメシス専用の浴室が廊下を出てすぐの部屋にあった。
大理石で作られた広い浴室に透明な天然の温泉。
そして、金を用いた装飾の数々。
「どう? 凄いでしょ。」
ネグリジェを脱ぎ、裸になったネメシス。
ゼナに見せびらかすように浴室を案内して。
「あ、それ錆びないから付けたまま入ってきて。」
大浴槽の手前で突然立ち止まり、何か言いたげな顔をする。
足元の手桶で湯を掛けて欲しい様だ。
■ゼナ > 「んな…っ! あ、あああああれは、貴女がいきなりあんな……ちょ、ちょっと……ひぁっ♥」
もう年下の友人としか思えなくなりつつある少女に淫乱な反応をからかわれ、年上の威厳など欠片も存在しない狼狽っぷりでそれでも反論しようとした矢先の自由奔放な乳揉み。
あまりに無造作な動きに反応の遅れたゼナは、両手で覆い隠したパフィーニップルからびゅるるるるっと熱い母乳を溢れさせながら再び甘い声音を漏らしてしまった。
そんな爆乳が彼女の手指に残すのは、小麦肌のイメージに見合う体温の高さとボリュームたっぷりな脂肪塊の蓄えた母乳によって張りを増した弾力に富む柔感。
「なっ、なっ、な……っ」
完全に凌辱レイプの事だと思っていたのを『意外と五月蠅い』なんて言葉と共に覆されて、ゼナはもう赤くなるやらプルプル震えるやら。その何とも言えぬ憤りのままに無防備な彼女をベッドに押し倒してしまおうかなんて思いがよぎるも、それをしたところで膂力の失われた今の自分ではあっさりとひっくり返され、再び彼女の逞しい逸物に―――
「…………………………」
なんて考えが思わずちらりと蒼瞳を彷徨わせた。そっと盗み見るのは淫靡に透けたネグリジェが晒すショーツの股部。その野太くも逞しい逸物が乱暴に出入りを繰り返すたびに与えてきた肉悦の強さと、行為の締めくくりにお腹の奥にたっぷりと注ぎ込まれた爛れた熱感。
それらを思い出せば、どうしようもなく豊胸の奥が乱れてしまう。
「――――ゃわっ!? ちょ、あっ、あぁぁ……っ!?」
そんな状態でいきなり手を掴まれて部屋から連れ出されれば、未だに凌辱の影響から抜けだせていない戦士娘は危なっかしく足をもつれさせながら無抵抗に浴室へと連れ込まれてしまう。
そんなゼナが再びむっと頬を膨らませて文句の一つも言おうと目を向ければ、立派な浴場を背景として得意げに胸を張る純白の裸身。
ゼナ程ではないにせよ、十分な魅力を有するメリハリの効いたプロポーションと、のびやかな脚線の付け根にて垂れ下がる怒張の妙に目を惹きつけるアンバランスさ。
「――――――――は、はい……」
呆けた様な表情で思わず返したその言葉は、浴場に向けたものではなく、彼女の裸身の見事さへの称賛が色濃くにじむ物。続いて発せられた言葉でハッと我に返ったゼナは、得も言われぬ羞恥に小麦の頬に朱を広げ、それをごまかす様な早足で
「……………きゃっ!?」
すっころんだ。
未だ失血と凌辱の弛緩が抜けきっていない、その上脱力の魔道具によって常と異なる状態にある体躯ゆえの粗相。ゼナ自身さえ想定していなかったその不意打ちを回避できぬのならば、たわわな肉果実の実った小麦の裸身は山賊娘の肢体を背後に敷かれた防水マットレスの上に押し倒す事になるだろう。
■ネメシス > 「え? はっきり言ってくれないと聞こえないんだけど?」
胸を摘み、張りのある肌を堪能するつもりであったが、ニップルから噴水のように噴き出したミルクにより
ベッドのシーツが白く染まってしまう。
「あ~~……。」
流石に悪いことしたかなぁ、と視線を逸らす小娘。
既に気の置けない関係になりつつある二人は仲睦ましい友人の様で。
ゼナが羞恥に震えている間、首を傾げて覗き込む。
今までの反応から怒髪天を衝くのかと思っていたが、何故か目線が泳ぐ。
まさか自分の股座を覗かれていたとは、よもやそれをネタに妄想逞しくされていたとは思いもよらなくて。
「大丈夫? 良い子にしてくれたら外してあげるけど
今のところは我慢してね。」
力の加減が分からないことに気が付き、腰と肩に手を回すと
ゼナの身体を抱き寄せ、寄り添いながら風呂まで向かい。
まさか欲情しているとは思わず、なんも気にすることなく服を脱いでいた。
気のない返事も、体調でも悪いのだろうかと多少気にしてしまう始末。
浴槽の前で湯をかけてもらうことを待っていたネメシスは、突然肩を掴まれマットの上に押し倒されてしまう。
マットが衝撃を吸収したおかげで痛みはほとんど感じることはなかったが。
「貴女、さっきから様子が変よ?」
マットの上で伸し掛かられたまま瞬きをするネメシス。
普段の彼女なら折檻の一つでもくれているかも知れないが、
自分が子を産ませて直ぐの為に多少の遠慮もあって。
■ゼナ > 乳揉みの悪戯がシーツを濡らす程の射乳をもたらした際の申し訳なさそうな表情だとか、少し心配そうにこちらの表情を覗き込む無防備な距離感。止めに『良い子にしてくれたら手錠を外す』なんて言葉と、友人というにも近すぎる全裸に近い薄絹で寄り添う身体の温かさ。
それまでは必至で膨れ上がっていく気持ちを抑え込んでいたゼナも、ここまで来たらもう認めざるを得なくなる。
自分はもう、この子を憎む事なんて出来そうもないと。
そんな状態で浴場へと移動して、ネグリジェさえ脱ぎ捨てた彼女と二人きり。
意図しての物では無かったとは言え、それでも防水マットの上に彼女を押し倒す形になって、小麦と純白、色彩の異なる裸身を互いの豊乳を拉げあう形で密着させることになれば
「…………………名前、教えてください」
彼女の腋下と頭の横についた腕を支えに完全に体重を預ける事だけは回避しながら、しかし、豊乳の弾力に富んだ柔らかさはパフィーニップルの先端で徐々に存在感を強める乳首の膨らみだとか、今はまだ萎えているふたなりペニスと、その下で息づく少女の割れ目に食い込むような形になっている太腿だとかはそのままに、ほんの少し腕の力を緩めてしまえば唇さえも重なりそうな距離感から問いかける少女の名前。
ほんのりと乱れた吐息が、垂れる金髪のひと房と共に少女の頬を擽る。
そういえばさっき、エッチのどさくさに紛れてキスされちゃってましたよね。ちょっぴり甘くてにゅるにゅるしてて、気持ちよかったなぁ…♥ なんて思考がよぎるのは、やはり、未だ淫魔の血の影響が続いているからなのだろう。
問われるままに名を告げて、この状態に身を任せ続ければ、それがさも自然な事の様にゼナは双腕の力を緩めて密着を強め、彼女の唇を奪う事になるはずだ。
そんな唐突な雰囲気の変化は、きっと彼女にも伝わるはず。
そしてその際強引に上下の位置を入れ替えれば、それとてゼナは何の抵抗も見せることなく受け入れて、精液よりも愛液の甘酸っぱさの強まり始めた秘所も露わに彼女に身を任せる事になるだろう。