2020/01/31 のログ
ご案内:「郊外にある図書館」にリーヴルさんが現れました。
リーヴル > 子供達は寝る時間
大人達も寝る時間
勉強家はまだ起きていて
冒険者は……どうだろう

――…此処は誰が呼んだか眠らぬ図書館。
子供用の絵本から児童書、料理のレシピ本からポーションの作成法、異性の口説き方から猥褻な内容の小説まで幅広く書架に収める、ない本はあまり無い事が自慢である。

運営費用は冒険者から預った書の解読・翻訳で得た報酬でまかなっており、時々法外な値段で仕事を受け持つこともあってか、図書館は魔導人形が数体働いている。

必要とする者が居れば何時だって扉をあけて、尋ね人を歓迎する図書館。

今宵は司書であり図書館の主であり図書館にならぶ本達の中で最古の魔導書がのんびりと本を読んでいる――…欠伸を噛み締めながらである。

「……活字はいいよー本当に素晴らしい、人が生み出した文化の極致であり、内容は何であれ、うん興味は尽きない。」

俗に言う文庫本サイズの書を図書館の貸し出すカウンターの椅子に腰をかけて読んでいる今夜は寒さもゆるくて何時もの服装が非常に丁度良い、訂正少し暑いくらいだ。

パタンと本を両手を合わせる感じに閉じる。
そしていそいそとローブを脱いで、シャツとズボンの簡素な服装へと脱衣を始める……図書館の貸し出しカウンターの中でである、人目はあまり気にする事は無く、鼻歌交じりで着替え中。

リーヴル > 「今夜は何事も無く済みそうだ。」

ローブを脱いだ軽装姿で大欠伸を零し、慌てて掌で口元を隠して欠伸を飲み混むと、首を左右にかしげてコキコキと鳴らしながら、カウンターの裏側にある棚から毛布を一枚取り出して、それに包まる。

ローブは……脱がなくても良かったかもしれない、と公開をする前に程よく甘い眠気が襲ってきて……。

深く椅子に腰をかけなおせば、それは何時の間にかロッキングチェアーになり眠るのに丁度良い形となり主の体重を優しく受け止める。

おやすみなさい、誰にと無く呟きを零すとゆっくりと重たい瞼を下ろして今宵は緩やかな眠りへと落ちるのであった。

ご案内:「郊外にある図書館」からリーヴルさんが去りました。