2019/11/04 のログ
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」にエレイさんが現れました。
エレイ > 温泉旅籠内の、主に宿泊客向けに用意されたサービスの一つが、このマッサージ室である。

その施術室はいくつかの個室に分かれており、客は専用のカウンターで受付を済ませた後、各個室で待機しているスタッフと
一対一でマッサージを受けることになる。

なお、客にどのような施術を行うかは、スタッフの判断にすべて委ねる、というあたりはこの旅籠らしいといった所。
ついでに、各個室内には客に安心感を与え、施術への抵抗感を知らず知らずのうちに薄れさせてゆく効果を持った、
ほのかな香りのアロマが炊かれていたりもする。効果がどれほど出るかはその客次第なのだが。

「──くーわわわ……」

──そんな中の一室で、施術台の横の椅子に座って待機しながら大欠伸をかましているのは、スタッフ用の作務衣に身を包んだ金髪の男。
男は正規のスタッフではないが、スタッフの一人である知り合いの頼みでヘルプとしてこの場に入っていた。
一応、名目としては冒険者としての依頼という形にもなっており、報酬も出すとのことなので、男としては断る理由もなかった。

──で、そんな事を定期的に繰り返しているうちに、男のマッサージは客の間で徐々に評判に
なりつつある、というのを知り合いから聞かされた。

男としてもここ最近妙に指名が多いような気がしていたが、どうやら気の所為ではなかったらしい。
まあ、評判になっているというのであればそれは良いことだと思う。
思うのだが──

「いや、それはエエのだが……俺様は一応冒険者なんですがねぇ。なんかもう
流れのマッサージ師にでも転身するべきか? ──む……?」

なんて、男個人としてはなんというか複雑な胸中をブツブツと吐き出していると、
ふとカーテンが開く音がして我に返り、顔を上げる。
個室は廊下に面しているため、受付を経ていない誰かも稀に紛れ込むこともあるらしいが、それはそれとして。

さて、訪れたのはマッサージを所望の客か、それとも──

エレイ > 男が客を迎え入れれば、カーテンはしめやかに閉じられ。その向こう側の出来事は、当人たち以外誰にも知られることはなく──
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」からエレイさんが去りました。
ご案内:「性玩具店」に月詠さんが現れました。
月詠 > (友人から最近出来たアダルトショップに行きたい、と誘われて。一人で勝手に行ってくれば、と突き放すも一人だと入りづらい、と強請られて。それでもあんまり興味がなかったけれど、良いお酒奢るから、と言われれば――そのまま誘いに乗って彼女と二人こんな場所に赴いた。そこ、ちょろいって言わない。

まぁ、別にえっちな事は嫌い、とは言わない。そこまで純朴なつもりもないし、別に嫌いじゃない。けれど、自分からこういう店に入る理由もなかなかなくて今日友人に拉致されて初めてこういうお店に入った。
そして、その友人にあっちへ、こっちへ引っ張られ右往左往。
「ねぇ、詠ってば乱暴にゴリゴリされるの好きだよねぇ?これでぇ、ゴリゴリしたらさぁ、すっごい気持ちいいんじゃない?」なんてえっぐい馬みたいな形のディルドを見せつけられたり。
「詠もさぁ、そろそろお尻とかもっとやってみない?」なんて、アナルパールを見せつけられたり。
「詠ってさぁ、意外とMだしさぁ、こういう拘束具とかどう?ほら、魔力封じの首輪とかあるし、これでか弱い女の子気分とか味わえるよ?」

・・・なんて様々な玩具を友人に進められれば)

・・・ねぇ、まさかとは思うけど私に使う道具見繕いに来たの?あなたのじゃなく?

(疑う視線を友人に見せるけれど、当の友人はえ~?そんなことないよぅ、とけらけらと笑いながら誤魔化す始末。自分以上に飄々としたその友人と軽い口喧嘩をしながらも鬼の少女はその友人の買い物に付き合っていて。

アダルトショップにて繰り広げられるのはあまり似合わない明るい少女たちの声。見目もよく整っているその二人組はその店ではよく目立つだろう。けれど、本人達はそんな事など気がついた様子もなく、きゃいきゃいと談笑に耽っていて。)

ご案内:「性玩具店」にジェイさんが現れました。