2019/04/07 のログ
■ロベリア > 明らかに誘っている、ように見えるルーミスの隙きのある動き。
ついちらちらとそちらに視線を奪われてしまう。
助平心丸出しのロベリアには非常に効果的な手だ。
単純にからかっているのでなければ、誘惑してくる程度には気があると見て喜ぶべき事なのだが……。
このまま流されてルーミスの好きにされてしまえという欲望と、イニシアチブを取って好きにしたいという欲望がせめぎ合っている状態だ。
理性の居場所はない。
「こっちの片付けは任せても大丈夫そうかな?
私厨房やっとくから~」
このまま一緒にいるとまずい。
かなり心が流されたがっている。
一旦彼女と距離を置くため厨房に引っ込んで鍋でも洗っておこう。
まあこっちまで追いかけて迫ってこられたら、ちょっと欲望を抑える自信はない。
■ルーミス > ちらちらと此方に視線を投げかけてくるのは、此方のあれそれが効果的だったという答えになりそうだ。
揶揄っているのも多少はあるが、気があるのもまた確かで。
片付けを続けながら、やがて任せるとの彼女の言葉に頷く。
「あぁ、わかった。…じゃ、あらかた片付け終わったら知らせに行くよ」
一旦厨房に引っ込む背を見送る。
そしてざっくりとテーブルの上のゴミやら食器やらをかき集め…
ゴミは捨てて、食器をぞろぞろと携え厨房に顔を覗かせるのは、任せられてからそう経っていない頃。
「……食器、ここに置いとく。頼むな、ロベリア」
そう声かけしながら隣に身を寄せ、手に持ったグラスやら何やらを洗い場に置こう。
その際、胸の谷間が強調される角度から彼女の顔を覗き込むようにしたのは意識してか。
■ロベリア > 一旦洗い物に手を付けて、少し冷静になろうとする。
元々気のある相手に先に仕掛けられ、今はルーミスにイニシアチブを握られている状態だ。
下着を見せつけられたり、いきなり顔を寄せられるとドキドキしてしまって反撃も覚束ない。
「あら、早かったわねぇ助かるわ」
仕事の効率が良いのはありがたい事だ。
まだちょっと考えもまとまっていないので、そういう意味ではこうして近づかれると少し困るのだが。
「あ、ありがと。
それじゃあ、後はテーブルでも拭いておいて……」
美人と美少女と美幼女と可愛い女の子全般に弱いロベリアにとって、こうして思わせぶりに迫られるのは中々我慢し難い。
なんでもない風を装っていたのが、段々と動揺が表に出てきてきたか歯切れ悪く視線も少し泳いでいる。
その間も、どうしても視線はちらちらとルーミスの女らしい部分を強調する部位に誘導されてしまっていて。
■ルーミス > 思いの外あっさりと、イニシアチブが此方に傾きつつあることに意外の感を覚える。
厨房で身を寄せてみると、徐々に視線が泳ぐ様子にふっ、と悪戯っ子のような笑顔を見せて…
「あぁ、やっとくよ。…後でな」
胸元に誘導され、チラチラと隠しきれなくなっている視線の行き先。
それを見ながら一旦身を起こし…
そのまま、後ろから軽くロベリアを抱きしめてみる。
「……ふっ。いつ手を出してくれるのかなーとか思ってたけど。……どうする?」
そう肩口で囁きながら、彼女の背に己の胸を押し付けるようにして密着する。
■ロベリア > 「むぅぅ……、思わせぶりな美人ってずるい!」
むくれるものの、怒っているという程ではなく。
結局どう転んでもイニシアチブの行き先が違うだけだったという事で。
「だってルーミスって、手を出してもかわされそうなんだもの。
そういう雰囲気で迫ってくるのってずるいわ」
攻めあぐねている間に攻略されてしまったような形か。
こうなってしまったら後はもう流されてしまえと。
「どうって、あんな中途半端に誘惑されて、こっちはずっとドキドキしてたのっ。
どうしたいかなんて、分かるでしょ?」
ルーミスと向き合う体勢になると、胸を押し付け合うような形に。
そして頬を染めながら軽く目をつむりキス待ち状態に。
ご案内:「輝く白狼亭」からロベリアさんが去りました。
ご案内:「輝く白狼亭」からルーミスさんが去りました。