2019/04/06 のログ
ご案内:「王都マグメール近郊/共同井戸」にサウラさんが現れました。
サウラ > 晴天、農耕用の馬や牛などと共に小作人が精を出すには絶好の日和。
己といえば、獅子獣人らと共に5頭の鎧鹿を連れて共同井戸へやって来ていた。

備えつけのロープのついた桶を手に取り、井戸の中に投げ入れる。
着水音を待ってからロープを手繰り、地上まで引き戻す。
手繰り寄せた桶を井戸脇に設置されている家畜用の大きな水飲み桶の上でひっくり返せば、
流水が桶の縁にぶつかってあたりに飛び散る。
待ちかねていたように鎧鹿たちは水桶へと首を下げ、思い思いのペースで水を飲み始める。

サウラ > 鎧鹿は買い手が多い人気の騎獣だ。この5頭も納品先が既決している。
軍馬と同程度の体格を有し、性格は手懐ければ犬のように主に忠実、
野生においては群れを形成し、1年で2回ほど発情期を迎え、子を生み育てる。
乳離れが過ぎて2年目ほどから尾部と腹部の皮膚がまず硬化し始め、
1年かけて全身の各所を鎧のように硬い外皮で覆ってゆき、魔狼の牙から身を守る。
走行中は二足歩行の走鳥と比べて振動が少なく、馬と同じ安定性が望める上、
軍馬では走破の難しい岩場や荒れた傾斜を危なげなく往くことが出来る。
山羊と軍馬を掛け合わせた長所を持つ、それがオオツノヨロイジカだ。

井戸から水を汲み上げては大きな水桶へと移す作業を繰り返してから、桶を所定の位置へ戻す。

サウラ > この5頭は獣舎生まれで、捕獲した雌の胎に居た子ども達だ。
出産時から幼体期、乳離れが過ぎた今も人が傍に居る環境に馴れていて、
調教も訓練も手を焼くことなく順調だ。捕獲してきた個体だとこうはいかない。

ひとしきり水を飲んで満足したらしい1頭が下げていた首を上げて、
まるい鼻先をひくつかせて空気の匂いを嗅ぐ仕草をする。
その1頭の傍へ歩み寄り、耳の後ろを手で掻いてやる。
毛に覆われた獣耳が動き、伸びかけの短い角にぱたぱたと耳が当たる様子を見て、
ふっと優しげに目を細めた。

今は短い角も、そのうちに立派な角を生え揃わせて堂々たる成体に変わるだろう。
雌雄ともに角を有するこの獣は、その角で一突きすればやわらかい人体なぞ容易く貫通する。
穏和で従順ではあるが、怒らせないほうが賢明な生き物なのだ。

水を飲ませ終えたあとは小休止の時間を取って、それから獣舎へと戻ろうか――

ご案内:「王都マグメール近郊/共同井戸」からサウラさんが去りました。
ご案内:「輝く白狼亭」にルーミスさんが現れました。
ご案内:「輝く白狼亭」からルーミスさんが去りました。
ご案内:「輝く白狼亭」にルーミスさんが現れました。
ご案内:「輝く白狼亭」にロベリアさんが現れました。
ロベリア > 今日の仕事も忙しかった。
制服の導入以降、更に客足が増えたのは良いのだがロベリアの望みとは裏腹に男性客の比率が高い。
女性客が増えていない訳でもないのだが、割合で見ると結局以前とそう変わらないのではないだろうかという状況。
幸い、ウェイトレスは徐々に増えてきていて彼女らが仕事に出てくれる日は職場も華やぐ。
男性客の増加も、店主やウェイトレスの制服効果なのであるがその辺りロベリアはいまいちよく分かっていなかった。
今日はルーミスがウェイトレスとして入ってくれている。
結構な美人で体つきも良く、忙しい中でもロベリアは機嫌で仕事中の時間を過ごしていた。
酒場の営業時間も今しがた終わり、数名残っていた酔っ払いも追い出すと閉店の準備のため片付けに取り掛かる。

「今日はありがとねぇ。
やっぱり人手があると助かるわぁ。
後は片付けなんだけど、ちょっと休んでからにしようか?」

慣れているし体力は無闇に高いロベリア。
すぐに後片付けにとりかかっても平気だ。
今日は一段と忙しかったので、一応ルーミスを気遣っての休憩。
まあ個人的にちょっとルーミスと親睦を深めたいという邪な欲望もあるのだが。

ルーミス > 本日、ウェイトレスの人手としてやってきた店は、客足も増えて随分と賑やかだった。
最初は慣れなかったものの徐々にコツを掴んできた女錬金術士は、
これはこういう道具を作ればもっと楽…と邪なことを考えつつ仕事をこなしていく。
やがて酔っ払い共も追い出した二人きりの店内。気遣っての提案をされれば一度時間を確認して…

「……そうだなぁ。じゃ、お言葉に甘えて休んでからにするか」

此方も体力は人並み以上にあるのだが、休憩を持ちかけられれば断る理由もない。
ふぅ、と一息ついて適当な椅子に腰をおろす。

「今日は私一人だったけど、他にもウェイトレスっているんだっけ?」

顔を合わせたことは無い、他にも数名いるらしきウェイトレスのことを問うて首を傾ぐ。

ロベリア > 「そうよぉ。
まあみんな入れそうな時に手伝って貰ってるって感じだけど」

基本的に皆本業持ちだ。
とはいえそれなりの人数がいるし、たまに手伝ってもらうだけでも大分余裕は出来る。
とりあえず、片付け前に軽く休憩ということでルーミスの近くにロベリアも腰掛けて。

「可愛い子が多くて、私としてはそっちの方が嬉しいんだけどねぇ。
お客さんももっと女の子が居たらいいんだけど……」

皆のウェイトレス姿を思い出して締まりのない笑顔を見せる。
大胆に開いた背中の素肌と、隠しきれないパンチラが眩しい制服にしてよかった。
自分も同じ物を着る事になったが、リターンの為には多少の恥ずかしい思いは我慢出来る。
そして、それらの条件は当然今日のルーミスにも当てはまっていて、仕事中何気ない仕草でパンチラしていた。
気づくとつい、ガン見していたのだが気づかれていただろうか。
今もこうして座っているだけで中々際どい。
既に忙しい時間も終わった。
そうなると視線もつい、ちらちらと太ももに誘導されてしまうのは仕方ない事だ。

ルーミス > 「へぇ。……そのうち会ってみたいけどな」

いずれ二人、三人同時に仕事をする場が来るのだろうか。
そんなことをぼんやり思いながら、近くに腰をおろすロベリアを見る。

「男の客ばっかり来る理由って、やっぱこの制服なんじゃねぇか…?
まぁ、私もこの制服を見たときは驚いたけどさ」

スカートが短すぎることに特に驚きを露わにしたのかもしれず。
だが何気無い仕草でパンチラしていることに気づくことはなかった。
今も、足を組んでいるから身につけたショーツがロベリアにも見えてしまっている。
今日のショーツは、ピンクの花を思わせるような柄でフリル付のものだった。

ロベリア > 「そうねぇ。
そのうち機会があるといいけど」

とはいえ基本は一人で切り盛りして、時々手伝いが入ればラッキーぐらいの頻度。
人件費の都合もあるので、仕事改革をもうちょっと進めて安定してからという事になりそうだ。
そうなればロベリアとしても両手に華となって喜ぶのであろうが、中々気の長い話しになりそうである。

「んー、そうかなぁ?
まあ前から男性客ばっかりだったけど……。
でも女の子って絶対可愛い制服好きなはずだし……」

可愛いよりも、ロベリアの趣味と欲望が多分に入って扇情的側に寄っているデザイン。
実際男性ウケは良いみたいだが。
おかげで女性客が増えたという手応えはない。
と、こうしている間にちらっとルーミスのショーツが見えた気がする。
改めて注目すると、やっぱり見えた。
ルーミスのイメージからすると、結構可愛らしい。
こういうのが趣味なのだろうか。
ちなみにロベリアのショーツは黒。
見られるという事は分かっているので、それなりに大人っぽくしながら過度にいやらしくならないようフルカバータイプ。
今こうしている時、ルーミスの下着に意識が行き過ぎてルーミスからちょっと見えてしまっている事に気づいていないのであった。

ルーミス > 機会があるかはわからない。
相手側の都合もあるので、此方がどれだけ願おうとシフトが合わない限りは…
店主の「両手に華」はもう少し先のこととなりそうで。

「うーん……
女の子の客を増やすには、そうだな……デザート系を増やすとか?」

食で釣ってみる作戦。
扇情的側に寄ったデザインで男の客を、食で女の客を捕まえれば良いのだと。
そんな提案をしながら、そこでようやくロベリアの視線に気づいた。
そして、ロベリア自身のショーツもちょっとだけ見えてしまっている。

「………見えてるぞー、ロベリア」

揶揄うような声をかけながら、すっ、と彼女に顔を寄せる。
にやついた子供のような表情。その顔を覗き込むようにして…

ロベリア > 「そっちもちょっとずつ増やしてるんだけど、時間と資金の都合で中々ねえ。
もっと安定して余裕が出来たら本格的に取り組みたいんだけど」

試作品や様子見でいくつか試しているが、まだまだ本格的にとは言い難い状態。
そして男性客に対しては、ロベリア自信が女好きすぎて自然と男性受けしやすい店作りとなっていっているのに気づいていない。
暫くはこの状況が続きそうである。

「んー?
どこ見てるのよぉ、えっち」

指摘されてようやく気づいたが、申し訳程度に裾を直す程度でまだ見ようと思えば見えてしまう程度。
特に嫌がるような素振りも見せない。
そして割とガン見していた自分の事は完全に棚に上げているのであった。

「何?
興奮しちゃった?」

顔を間近に寄せられ、少しどきっとする。
一応余裕がある風を装っているが。

ルーミス > 「なるほどな。……まぁ、客層が増えることを楽しみにしてる。
そしたら働きがいも出るしな」

一方のルーミスは、何と無くそのことに気づいてはいるものの…
それが店主のやりたいことなのだろうと勝手に理解し、特に言い出すこともなく今に至っている。

「……ふっ、どっちが。ロベリアだって、私のこと見てたろ?」

棚に上げている彼女自身のことを、殊更ニヤニヤしながら口にしてみる。
余裕がある風…に見える彼女の表情に目を細めて。

「……別に?」

と言いながら距離を詰め、ロベリアの頰にちゅっと軽く口付けを一つ落としてみる。
それから寄せた顔を、何事もなかったかのように離してみせた。

ロベリア > 「えっへっへぇ、結構可愛いの履いてるよね」

パンツを覗いているのがバレても、悪びれた様子もなく素直に感想を述べて。

「ふぅん?
とりあえず、もう休憩は大丈夫そうね」

挑発するだけしといて、素っ気ないルーミス。
正直結構どきどきしたのだが、このままではイニシアチブを奪われそうで強引にこの場を仕切り直す。
そもそも片付け前の小休止という体裁だったし。
ロベリアも、過度な反応は見せず立ち上がり散らばったゴミや食器を集めて片付けを開始する素振りを見せて。
何というか、水面下で駆け引きが始まっているようであった。
仲のいい相手とべたべたするのも好きだが、こういった距離感も中々刺激的である。

ルーミス > 「他にも色々あるけどな、種類。今日はたまたま、こういうタイプだっただけだ」

悪びれず素直に感想を述べる相手に、やれやれ、と肩を竦めて。

「あ、そうだな。じゃあぼちぼち、動くとするか…」

何にせよ、そう簡単にイニシアチブを渡すわけにはいかない。
そんな面倒な性格を持つ錬金術士だけに、その言動もやはり面倒臭かった。
水面下の駆け引きを続けながら、一先ずは片付けに入る。
テーブルの上の諸々を集めゴミ箱に投入しながら、時折ロベリアに見えるよう、かつさりげない仕草でパンチラをし、相手の様子を伺う。