2019/01/08 のログ
ご案内:「幻影の地下迷宮」にハーティリアさんが現れました。
ご案内:「幻影の地下迷宮」にセイン=ディバンさんが現れました。
ハーティリア > 山の中、幻影の魔法で巧妙に入り口が隠された地下迷宮、ダンジョンと呼ばれるものの一つに足を踏み入れた二人の男。
その片方である男が、もう一人の男に付き添いを依頼した形である。
なんでも、この迷宮にある幻惑効果のある魔石が欲しいのだとか、なんとか。
モンスターは今のところ現れていないが、幻影でそこかしこが歪に姿を変える不可思議な迷宮を、スタスタと……歩いているのが依頼者の小柄な美女めいた風貌の男だ。

「悪いねぇ、俺の目って幻覚が『見えない』から、逆に色々見落とすんだよなぁ。」

生まれつきの夢魔である男の目には、偽りの幻影や幻覚の類がそもそも目に入らないらしく、「普通に見える」男を、連れて来たかったのだという。

セイン=ディバン > 依頼、という形であれば同行するのもやぶさかではない。
男は、本日。知人からの依頼でダンジョン探索に付き合っていた。
の、だが……。

「なるほどね……。
 は~。こりゃあ面倒なダンジョンだ……」

相手の言葉に納得しつつ、男はダンジョンの壁に触る。
ある程度魔術をたしなんだ男にはしっかりと分かる。
レベルの高い幻影・幻覚魔術。
どこぞの魔術師が仕込んだのか、あるいは自然発生か。
何にせよ、下手な冒険者なら見事に迷ってしまうことだろう。

「……これ、ここ壁あるように見えるけど。
 本当は道ないか?」

通路の行き止まりの壁に触りながら言う男。
周囲があまりにも幻影が多すぎて、勘も魔力察知も働かない。

ハーティリア > 「多分、壁のあちらこちらの幻惑や催眠効果のある魔石が埋まってるせいだとは思うんだが……俺には単なる道にしか見えねぇからなぁ。」

幻覚に惑わされないのは結構なのだが、幻影でリドルのヒントが壁に書いてあったりすると、逆に全く見えないのが困りものである。

「お、流石だな……もうちょっと右に扉がある。」

壁を触りながら尋ねるセインに、パチパチと拍手を送る男はしかし、そっと、周囲の魔石に少しずつ魔力を注ぎ、セインに幻影を使った暗示を試している。
歪む景色の中に、催眠の魔術と暗示を混ぜ込み、何度も彼の視覚から脳に、擦り込もうとしているのだ。

セイン=ディバン > 「なるほど。そういう仕組みか」

相手の説明に、微かに頷く男。
だとすれば、この膨大な幻影の量にも納得である。
まさに、ダンジョン自体が幻影の発生源なのだから。

「そっか。……ん。このあたりか……。
 ……この奥、この感じ……。
 ビンゴかもしれないな」

相手の指摘を聞きつつ、壁を触っていた男だが。該当箇所に触れた瞬間、相手に向かってニヤリと笑う。
扉がある、と自覚すれば、所詮は幻影は幻影だ。
扉に触れた感触から、この奥がどうやらお宝の保管庫らしい、と判断し。
扉の鍵を解錠しようとし始める。
その間、相手が仕込んでいる術についてなど、考えもしないし気付きもしない。

ハーティリア > 「前に見つけたけど、なんていうか……入り口に入ってすぐのリドルが解けなくてなぁ……。」

頷く男にポツリと漏らす言葉で思い出すのは、最初の謎解き。ヒントさえあれば解けるパズルだったのだが、そのヒントが、壁に幻影で描かれていて見えなかったというオチだ。

「そうそう、その辺……おぉ、鍵開けまでしてくれるか。サービス良いなぁ。」

一応自分でも出来るし、鍵開けの魔術も覚えているが、彼がしてくれるというなら任せよう。
彼の背後から開錠の様子を愉しげに眺めながら……視界の端に幻影の壁に織り交ぜて魅了の魔術に上乗せするように催眠と暗示の魔術を彼に刻む。
【1、自分と一緒に居るあいだは、自分からの性的な要求に疑問や忌避感、羞恥を感じず、好意的に受け入れること。】
【2、自分の言う事を聞くと、快感と幸福感を覚えること。】
【3、自分との接触、性交時は快感が数倍に膨れ上がる。】
【4、これらの暗示は、先日依頼したドラゴンの心臓 リグラの胆石 活火山の毒ガス液 を提出すると解除される。】
彼がカギをカチン、と外し終わった時、ちょうど、それらの暗示の擦り込みが終了するだろうか。

セイン=ディバン > 「幻影無効化できるのも良し悪し、だな?」

相手の告白に、くすくすと笑う男。
男も経験があるが。ダンジョンというのはとかく、近道をしようとすると正解にたどり着けないときがある。

「……よし、開いた」

鍵開けを開始するか否か、というタイミングで、男がそう言い、扉を開ける。
特殊な物ならともかく。普通の鍵など、男にしてみれば何の意味もない。
そして、男は相手へと振り返り。

「上手くこの中にその魔石が石の状態で転がってくれてるといいな。
 ……ん?」

そう言いながら首を傾げる男。なにやら、変な感覚に襲われた……。
ような、そうでもないような。
ほんのちょっとの違和感に、どうやら首をかしげただけ、らしいが。
相手の術式は、見事男に暗示をかけるに至った。

ハーティリア > 「そうなんだよなぁ。まあ大抵は便利だから良いんだけどよ。」

こういう時困る、と眉根を寄せて。
彼が細かくカチャカチャやっているのを懐かしいなぁ、なぞと思いつつ後ろから眺めて居れば、カチャリと……鍵が開いた。

「そうだなぁ、まあまずは御開帳……って、うわ。」

彼が首を傾げるのをあえて気にせず、まずは彼がカギを開けた扉をガチャリと開ければ……彼の眼には見えるだろう。眩く光らんばかりの金銀財宝が。……そう、「彼の目には」

「入るなよーセイン……ここ、人が作ったなら作った奴悪趣味だわ。」

自分の目には、そこかしこにトラップが仕掛けられた処刑部屋にしか見えず……目的の魔石は、ドアの裏側に隠すように埋め込んであった。
カポッ、と音を立てて外した石を鞄に放り込むと、満足げに頷いて、物騒な幻影の部屋をバタンと閉めて。

「よし、ここでの目的は終わり……っと、なぁセイン……『チンポ見せて?』」

グッ、と伸びをしながら、さらりと告げた要求、暗示がかかっていれば、彼にとっては「手のひら見せて」程度の気安い質問のような響きに聞こえるはずだが。

セイン=ディバン > 「オレぁダンジョンに関しちゃ謎解きも醍醐味だと思ってるからなぁ」

羨ましい、とは思わないなぁ、と言いながらカギをあっさりと開ける男。
こういう手間も、冒険者の楽しみの一つ、である。

「御開帳ってエロくね?
 ……わぉ」

相手がトビラを開けるのを後ろから覗き込んだ男は、声を上げるが。
その表情はげんなり、といったようなものだ。
というのも、確かに男の目には数々の財宝が見えるのだが……。
それは、あまりにも『臭すぎ』た。
流石の男も分かるほどの危険。あからさまな罠である。

「入らないよ。そこの幻影、人を陥れようっていう思惑が臭い過ぎ」

その罠を作ったやつはド三流だな、と言いつつ。男は相手が目的の物を入手するのを待ち。そして……。

「はぁ? 何で今更……」

相手からの命令には、めんどくさい、という様な声色を見せるものの。
男はズボンの中から、まだ勃起もしていないペニスを取り出して見せる。
勃起していないとはいえ、常人離れしたサイズのそれを見せながら、男は首を傾げる。
なんでいきなりそんなことを言うのやら。せめてもうちょっとムードがある場所で言えばいいのに、くらいしか考えられない。

ハーティリア > 「まあ、それはわからなくもない。ある意味人をおちょくったくっそ腹立つリドルとか無くもなかったが。」

謎解きっていうかくじ引きで、当たりが出たらその場で目の前にあるお宝が貰えて、外れたらダンジョン最深部にお宝ボッシュートとか、あったのである。以前。

「あぁ、わかるわかる……ほんっとになぁ、でもこう、普通ここまで来る奴って、幻影で疲労困憊してるだろうから、思考麻痺して飛びついたり……するんじゃね?多分。」

多分、と言いながら、財宝の一角を見ているのは……彼には幻影で埋もれて見えないだろうが、きっちり罠にかかった犠牲者の白骨が見えていたからか。

「ん~?俺が暇だから、良いだろ?ここモンスター殆どいないし……『俺にチンポ弄られるの、好きだろ?』」

取り出されたペニス、相も変わらずの立派な雄肉に目を細めながら、まるで世間話のように告げて……首を傾げる男に言いくるめる様に耳に言葉を擦り込んでいく。
取り出された肉棒をキュ、と握れば、吸い付くような肌に暗示が加わり、それだけで股間が溶けそうな快感が押し寄せて。

「ほら、セイン……行こうぜ?」

そのまま、握ったペニスを軽く揉み込み、肌が擦りながら……まるで馬の手綱を引くようにゆっくりと歩きだして。
一歩一歩、歩調に合わせて、歩く揺れで手が軽く肉棒を扱いて。

セイン=ディバン > 「それも楽しみさね。毎回毎回冒険大成功、なんてしてたら面白くねぇしな」

ただし、金に困ってるときは成功するに限る、といいながら笑う男。
最近は稼ぎがいいので、金に困ることなんてないのだけれど。

「それでこんな罠に嵌るような冒険者は死んで然るべきだな」

主にソロでの活動が多いこの男にしてみれば。財宝を手中に収め、無事に帰還し、換金し、と。
そこまで出来て一流の冒険者。見え見えの罠に引っかかる二流冒険者はとっとと駆逐されるべし、と常々思っている。

「暇だからペニス出せとか、痴女か変態ですやん。
 ……キライじゃないけどなー。ムードがなー」

相手の言葉にツッコミこそ入れるものの。命令を拒否する様子は一切ない。
そのまま、股間を握られれば。少しずつ膨張し始め。
男にしてみれば、握られているだけなのに、かなり強めの快楽に襲われてしまっている。

「行くってどこに? 帰るのか?」

相手と共に歩きつつ尋ねる男。
敵の気配は無いからいいが。
歩きながら、股間を刺激されるのはなかなか危険な気がした。
しかし、刺激に負け、男の股間は見事臨戦態勢。
のみならず、先走りまでどろどろと溢れさせている。

ハーティリア > 「っていうか、冒険は生きて帰れたら一応成功だろ。失敗したら死ぬんだし。」

死ななきゃ安い、って偉い人が言ってたぞ、なぞと言いながら。
まあ、失敗した奴らがここの躯なのだろうが。

「淫魔がエロくなかったらこの世の終わりじゃね?
 ……ふむ、じゃあこんなのはどうだ?」

暗示はもうかけたので誤魔化す必要はなくなったとばかりに、周囲の壁に魔力で干渉して、周囲に幻影を塗り替える。
まるでどこかの城の廊下のように周囲の壁が整い。そこかしこから幻の嬌声と、男女のまぐわいが彼の目に入るだろう。
干渉しただけなので、自分の目には見えないが。

「ん~、適当に休める部屋か、まあ外だなぁ。それより、『気持ち良かったらちゃんと鳴けよ?』」

尋ねられれば答えつつも、硬く勃起し、先走りを垂れ流す逸物に目をやれば……先走りを全体にまぶすように、グチュグチュグチュッ♥と歩きながら太い肉をリズミカルに扱き上げて。

セイン=ディバン > 「そうではあるが。その上で、の話だよ」

男も普段後輩冒険者にはそういったことを言っているのだが。
ソレとは別に、稼がなくてはやってらんねぇ、のである。

「それはそうかもしれないけども。
 ……うん?」

相手が何かするな、と思いそれを見ていたのだが。
周囲の風景が、城の廊下のような場所になったのを見れば。
男は、うげぇ、というような顔になる。

「……つい最近、こういう場所で乱交に参加したんだよなぁ……。
 これ、転移した、ってわけじゃないのか?」

周囲の風景を観察しつつ、そう尋ねる男ではあったが。
相手に手コキされれば。

「く、う、うっ……。
 いや、っていうか、これ、落ちつかなすぎだろ」

早くどこかに落ち着いて行為をしよう、というものの。
快楽が微妙に不規則なリズムで襲ってくるので、息が切れる。

ハーティリア > 「言われるとそうだけどな。まあ俺の場合、冒険自体は娯楽の一種だからなぁ。」

やりたいからやってるだけだし、と口にしつつも彼の言葉には共感できるのか、否定はしなかった。
そっと、魔力で周囲の幻影を塗り替えてしまえば、何か苦虫を噛み潰したような表情になる彼に今度はこちらが疑問符を浮かべ。

「え、何それ良いな。俺も誘えよ。 単にこう、壁の魔石の幻影を塗り替えただけだな。3時間もすれば元に戻る。」

尋ねられればしれっと答えつつも、手はクチュクチュと巧みに巨大な肉棒を捏ねまわして。

「ん?俺は結構好きだけど?……見せびらかしてるみたいだろ?……『なぁ、腰振って、イクの盛大に見せてやろうぜ?』」

息を切らしながらも言葉を告げる彼に足を止め……己が想起した幻影を思い浮かべながら、耳元へと背伸びして小さく囁く。
幻影だと分かっていて見せびらかす事に湧き上がる羞恥を暗示が無意識に打消し……彼の心に芽生えるのは、従う快感と、もしかすると見せびらかすに値するモノを持つ自尊心か。

セイン=ディバン > 「娯楽、か。そういう見方もあったな」

実際、冒険者の中にはそういうタイプの人間もいる。
財宝というよりは、スリルや冒険そのものについてを楽しむタイプだ。

「たまたまそうなっただけのことだよ。
 ……なるほどな。映像だけ、ってことか」

そりゃあ、あの一瞬じゃ空間転移二人分はムリだよなぁ、と思う男。
男も空間転移するには、僅かに詠唱や魔力の集中が必要であったりする。

「い、やぁ。これ、ほんとなんかおちつかねぇっていうか……。
 ……いいけど、イったら、一旦マジで落ち着く場所……。
 ……ん、っくっ……」

相手の言葉には、内心ちょっとイヤ~な感じの思いはあるものの。
微妙に焦れるような快楽の波に、男の心のほうが折れた。
正直に言ってしまえば、一旦射精してしまいたい、という思いが勝ったのだ。
男は、相手の肩をつかみ、ゆっくりと腰を振り始め。そして……。
今まで必死に堪えていたのだろう。あまりにもあっけなく。
相手の手の中に、大量の白濁を漏らすことになった。
びくびくと跳ねる肉槍から、とめどなく精が溢れていく。

ハーティリア > 「あとはほら、魔法使いの研究資料はダンジョンからかっぱらうのが基本だしなぁ。」

最近はしてねぇけど、このダンジョンももしかしたら、魔法使いが作ったのかもしれないな、などと嘯いて。

「ち、なら仕方ないか……そうそう、映像だけ。っていうか俺の術式でうろ覚えの場所に転移なんかしたら、壁に埋まるか座標ミスで遥か上空に出現、そのままヒューッ、ってことも。」

己の知ってる空間魔法は、周囲の情景をはっきりと思い浮かべられる場所か、目に見える場所でないとあんまり使う気にならない、と彼に零し。

「……まあ、そこまで言うなら。っと……おぉ、さっすが、大量だぁ♥」

喜色満面、噴き出した白濁をうっとりと愉しげに眺め……手についたそれを見せつける様に艶めかしい舌がピチャリと、猥らに舐めとってみせて。
グチュグチュと射精の合間も促すように扱きながら……擽る様に裏筋を指先がツゥッ、と撫で上げて。

「少し戻ったとこに小部屋があったはずだから、そこに行こうか?」

射精に震える体に密着するように擦り寄り、耳元で吐息を吹き込むように甘く囁けば……れろ、と男の耳朶をねっとりと舐めあげて。

セイン=ディバン > 「そういうのは市場に出回り難いからなぁ……」

ダンジョンや塔に引きこもった魔術師の研究資料というのは、難しい代物だ。
その魔術師が老衰などで死んだ場合、資料と研究成果は世に出ることがなくなる。
かといって、無知な冒険者などが発見した場合、捨て値で世に出て好事家が買い叩き、日の目を見ないこともあるのだ。

「おいおい、マジかよ……。
 オレですら、空間転移の呪文は使えるのにか?」

まぁ、向き不向きはあるよなぁ、と思いつつも。
超越者でも何でも出来るわけでは無いんだな、と再認識する男。
てっきり、そういった魔術くらいは基礎として習得しているものだと思ったから。本当に意外だった。

「だいたい、オレ……ある程度落ち着ける場所じゃねぇとする気おきねぇのよ……。
 ほら、路地裏とかはさ、人、来ないだろ……?
 く、う、うぅぅ、うっ……」

途切れ途切れの息のまま説明する男。基本、乱交はキライである。
というか、ことセックスにおいては独占欲が強いタイプなのだ。
そんな中、一度射精してしまえば、ある程度余裕は出来たか。
呼吸を整えようとするものの、相手にさらに手コキを重ねられ、思わずじろ~、っと睨んでしまう。

「……そうな。っていうか、なんか……。
 今日、随分お前、大胆じゃないか?」

普段はもうちょっと草食気味じゃなかったっけ? と尋ねる男。
そのまま、相手と一緒に小部屋に移動する間。
相手の体を観察。ふむ~? といいながら首をかしげ。
まじまじ、と相手の体を見る男。

ハーティリア > 「そうだぜぇ。俺みたいにはるか昔の人だと思ってたらアンデットになって生きてましたーってケースもあるし。まあ、俺のダンジョンこの世界にはないけど。」

そうそう、と彼の言うことにいちいち頷き。まあ好事家が買い叩いてくれたら、その好事家を篭絡すればいくらでも見られるだけマシなのだが、最悪なのが教会とかに焚書された場合である。つらい。

「いや、そもそも俺のとこだと、1から10で魔法の難易度を規定した場合、7くらいだからな、転移呪文って。宮廷魔術師に使える奴が居るか居ないかってレベルだぞ。」

そんなぽんぽん使えてたまるかー!と魔術的な常識の差に小さく叫ぶ男一人。
多分、何か法則が違うのだろうけども、今度研究してみようか、と小さく決意して。

「俺は見られてても別に平気なタイプだなぁ。落ちついた場所でしっぽり、ってのも好きだけどな。」

彼とは反対、というよりそもそも貞操観念が根源から違うため、ハーレム乱交おかまいなし、淫乱上等の淫魔故か。
じろりと睨まれてもどこ吹く風で、まじまじとこちらを見る彼を見上げれば。

「あ?別にそんなつもりはねぇけど?ほら、ついたぞ?」

がちゃ、とたどり着いた小部屋の扉を開けると、そこまでは幻影のイメージが届いてなかったのか、小ざっぱりした小部屋があり。何もないが敵の気配も罠も無く。カチャリと、施錠の魔法で内側から鍵をかけてしまえば……。

「あぁでも、今日はそうだな……セインをいっぱい鳴かせたい気分、かも?」

彼が見る己の身体は何時もと変わりなく……むっちりと、艶っぽく脂が乗り、見られているのに気付くとにんまりを笑みを浮かべて、キュッ、と小部屋に入ったのをいいことにまたペニスに手を伸ばした。

セイン=ディバン > 「ふぅん……。
 でも、それってパッと見で分からないタイプもおおいからな……」

普通に研究資料として残っているならまだまだマシ。
研究成果の秘匿のため、暗号化されていたりすると……。
最悪、ゴミとして廃棄される運命である。

「ふぅん。そうなのか……。
 あぁでも、こっちも魔術習得には才能が必要だからなぁ……」

具体的には、男は空間転移や念話などの呪文はすんなり習得できたのだが。
火球や電撃などの、四大元素呪文に関しては全く習得できずにいる。
魔術屋のオヤジ曰く、そういった方面に才能が無い、らしいが。

「なんか、落ち着かないんだよ……。
 イヤな気分になる、っていうか……」

そもそも、性交に関しては静かに二人っきりで、というのが好きな男。
状況によっては多人数との行為も辞さないが……。
基本的には、好まない。

「そっかぁ……? いや、気のせいならいいんだけど」

う~ん、と唸り声を上げる男。
部屋にたどり着けば、男は一度思考を切り、相手を見るが。

「……いやぁ、そう言っても耐えるのは嬉しいけどなぁ。
 ……じゃあ、次はどうしちゃう感じ?」

相手に真っ直ぐ向き直られ、股間へと手を伸ばされれば。
移動している間に微かに萎えかけていたそこは。
触れられれば、すぐにまた硬くなることだろう。

ハーティリア > 「あぁ、まあ。脳が理解するのを拒否して精神に異常をきたすよりは、まあ。」

ただ単にむずかしいだけなら写本とか簡単だし、と遠い目をして。
アンデットだから100年くらい静養すれば治るでしょ写本して、と禁忌に属する魔導書渡された時はそいつしばこうかと思ったとか、なんとか。

「あー、まあ才能は要るよなぁ。魔法の才を切り捨てて物理に走る奴もうちには居たけど。」

そういう奴は魔法も剣で切り裂くから性質悪い、なぞと言いながらも……乱交や複数人は落ち着かない、という彼を少し意外に思いながら。

「草食に見えたなら、普通に医者に行った方が良いぞ、うん。
 ん、そだなぁ……まあ、まずは……いただこうかね。」

ほら、と壁に手を突き、クイッと何時もの如くむっちりとした尻を突き出す。ローブをたくし上げれば、そこは淫靡な魔力が濃密に詰まった、極上の名器があることは、彼が良く知っているはずで。

「ほら、セイン……愛しい俺にザーメンを貢ぐ時間だぜぃ?」

そう、甘く囁くように嘯いて、誘うように腰を揺らし。

セイン=ディバン > 「そういうパターンもあるよな。
 だから基本オレも、書物系には手を出さないし」

単純に、手間の割りに稼ぎが悪かったりするのだ。
まぁ、物によっては手を出してみたりもするが。
それも、本当に状況次第である。

「その辺はとりあえず学んでみないと、だからな」

自分の才能なんて、自分でそう簡単に気付けるわけでもない。
学んでみれば、魔術の才があった、とか。剣術の才があった、ということも珍しくは無いのだ。

「いや、なんていうか……。
 う~ん……今日は、いつもより積極的、っていうか」

なんと言ったらいいのか、と困惑している間に。
相手が誘うようにしてくる。男は、相手に近づくと。
ゆっくりと抱きしめ、その肉穴に向かい、ペニスを突き入れていく。

「そういうことなら、ご馳走するかね。
 く、ふ、ぅっ……!」

ゆっくり、じっくりと奥へと進んでいく男。
ずるぅぅり、と。その巨根を相手の中へと侵入させていきながら。
息を、乱れさせていく。

ハーティリア > 「まあ、な。……箱は開けてみねぇとだしなぁ。」

本も、才能も……中を見なければ読み解けない。
当然のことではあるが、それに関して何か思うところがあるのか、少しばかり遠い目をしながらも、すぐに目の前の快楽に意識を戻す。

「そうかい?まぁ、お前さんがそういうなら、そうなのかもな?」

もしかしたら、気付いてないだけで暗示が上手くいって調子に乗っているのか、それとも昂っているから暗示に踏み切ったのか……今はただ、抱きしめる逞しい腕にゾクッ、と背筋を震わせて。

「んぁ、あっあ、ぁぁあっ♥」

ずぶ、ずぶぅ……と奥に進んでいく肉を、ねっとりと粘つくような冷たい肉壁と、甘い淫気と、蕩けるような熱い魔力が幾重にも重なって快感を与え、奥までたどり着いた雄肉をぎゅぅっ♥と絞り上げる。
おおよそ人では堪えがたい快楽が、暗示によって何倍にも膨れ上がってセインの脳髄を快楽で埋め尽くして。

セイン=ディバン > 「……そうな」

相手の一言に、思わず静まってしまう男。
なかなか深い言葉である。宝箱もそうだし、才能もそうだ。
なんなら、人物にも当てはまる。中身は、触れてみないと分からないのである。

「いや、わからんけどな。
 ただなんとなくそう感じてるだけかもしれないし」

正直、直感めいた感覚でしかないが。
いつもなら、もうちょっと穏やかに誘ってきていたような、というような思いはやはりあるわけで。

「あい、かわらず……。
 すっげぇ、蕩け具合……。
 ……って、これ、やっべぇぇぇ……」

奥まで進む間にも、しっとりねっとりと絡みつく肉の感触に、男が息を荒くする。
ようやっと奥までたどり着けば、強く絞り上げられ。
たまらず、男は腰を激しく振り始める。
すでにペニスは激しく暴れ始め、二度目の射精が早くも近づいているのが相手にはわかるだろう。

ハーティリア > 「……なんかしめっぽい。」

自分で言っといてこれだから、魔術師は気分屋とか言われるのかもしれない。
直感めいた彼の言葉にふぅん、と目を細めて……自分は正直気分で大分アプローチが変わる、という自覚はあるので、深く突っ込まないようにしたらしい。

「は、はっあっ♥お前さんも、硬くて、太いぃっ♥あ、んんっあぁっ♥」

奥に突っ込まれた肉棒が反り返り、暴れ、激しく振られる腰にビクビクビクッ!と背筋を震わせて甘い声を上げながらも、ぎゅ、きゅぅっ、にちゅぅっ♥としゃぶり付くように襞が絡みつき、セインの雄を搾り合えて。
体の中でビクビクと痙攣じみた震えを始める肉棒に射精が近いのが分かると、興奮でゾクゾクッ、と背筋を震わせて後追いするように性感が高まり。

「ん、ぁっく、ぁっ……イ、きそっぉおっ♥」

セイン=ディバン > 「あぁ、そうだな。俺ららしくないな」

ふ、と笑う男。
この相手とは、こういう会話はあまりしてこなかったから。
どうにも、奇妙な感じであった。

「そりゃあ、それがウリ、だからな……」

抱きついたまま、腰をたたきつけるように動かす男。
剛直を受け入れるどころか、絡みつくようにする相手の肉体。
何度味わっても、飽くことのない、素晴らしい体であった。

「く、ぁ、オレも……。
 あ、あぁぁぁあっ……!」

相手が達しそうだと訴えてくれば。男の我慢が限界を迎える。
同時に達そうと、我慢に我慢を重ねていたものの。
それが、溢れ、こぼれ。相手の中へと注がれ始める。
毎回のことではあるが。凄まじい勢いと量の白濁が、相手の体内を襲う。

ハーティリア > 「ははっ、確かに。」

ククッ、と思わず喉を鳴らすように小さく笑い。
あぁ、こういうのも悪くない、なぞとは思うが、それもまた快感に溺れて。

「ふふっ、あっんんっ♥く、あぁっ♥」

じゅぶぅっ!と叩きつける様に動かすたびに水音がなるまぐわいに、甘く蕩けた声を上げながらも、突く度に中の肉を締め付け、躾ける様に快楽を加え。

「ん、あっく、あぁぁっ♥イク、ぅぅっんんっ♥」

己の言葉にまるで合わせたように溢れだす精をたっぷりと喰らい、代わりに彼の精力を補うように己の魔力が彼に注がれ、ビクビクビクッ、と痙攣するように絶頂で、震え、何度も肉棒を締め付けながらも、熱と白の塊のような粘液に、甘い声を上げて酔いしれ。

「あ、ふっん……ふふ、っあぁ……♥」