2018/10/24 のログ
ご案内:「設定自由部屋4」に繰黎さんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋4」から繰黎さんが去りました。
ご案内:「宿の一室」に繰黎さんが現れました。
■繰黎 > (すぅ、すぅ。小さな寝息が、くるまった布団の中から漏れていた。
――そろそろ夜が明けようとしているが。
なかなか、簡単には目が醒めそうにない。
それもその筈、眠りに就いたのが、随分と遅い時間だった。
飲み、食べ、歌い、遊び…この、眠りを知らないかのような王都の夜を存分に愉しんで。
当日の宿を選んだ、その後も…きっと。誰かと一緒にその夜を過ごしたから。
仰向けから横様に、掛布を巻き込みながら寝返りを打ち。
シーツの上をまさぐる、夢見心地の指先は。
同じ布団を温めた、誰ぞの温もりが。
未だ存在するのか否かを、探り確かめたがっているような)
■繰黎 > (やがて。体温の名残を辿っていく指先が。
同じ褥の中に在る、誰かの肌身に辿り着く。
同衾相手の存在を確信して安堵した。或いは、得物の確保を確認して満足した。
どちらにせよ、寝息はますます穏やかに。
たっぷり昼頃までの惰眠を貪ったその後は――さて。
再びその誰かさんと、どっぷり、愉しみに耽ったのやもしれず…)
ご案内:「宿の一室」から繰黎さんが去りました。