2018/06/26 のログ
■ブレイド > 「オレも…好き、だ…、好きだぁっ…!
ネーヴェと…するの…、も…ネーヴェも…っ…!
だから…きもち、いいっ…好き、だから…すげぇ…きもち、いっ…!」
身体を交える相手はできるだけ好きになるようにしている。
いや、好きになるからこそ身体を交える事が多い。
ネーヴェのことも、例外ではない。
大人しくも、優しく、触れ合った彼女の心根が好き。
だから、今交わっているのがとても気持ちいい。
心も体も一つになっているからこそ。
言葉と好意、そして行為で彼女を満たして、自分も満たされて。
「男だよっ…んで、女だろ…?ネーヴェ、は…っ!
だから、つながって…感じて…こんなにっ……は、くぅぅっ!
きも、ち、いい…だろ?もっと、ダメに、なっちまえっ…!!」
もっともっと、彼女の『ダメ』をきっかけに動きを大きくする。
彼女の限界を、快感の限界を、今まで感じたことのない快楽を
あたえたい、もっとネーヴェに与えたい。
堕ちる堕ちないなど、自分にそんな意志はない。
あるのは気持ちよくなってほしい。それだけ。
爆発する瞬間、しっかりと彼女を引き寄せる尾が、ぶるぶるっと震える。
「っ!!うぅぅっぅっ!!は……あぁ…んあっ…」
ネーヴェの子宮。そこに白い精を流し込む。
獣のように、長い射精。
大きく脈打ち震えるたびに注ぎ込まれる白濁。
彼女が絶頂するたびに叩きつける。
しばしのあいだ射精をつづけ、ようやく収まった頃には
子宮に隙間などなくなっているだろう。
「はっ…はっ…んっ、へへ…耳、噛んでくれよ…」
息を切らせながら、ぼんやりとキスを落とす彼女に求める。
■ネーヴェ > っくぁ んんっ ん、あは ぁ――ぁ ぁ ぁ……
…ぃ い…好き ――好き って、 ……好き …になるの、気持ち良 ぃよ…ぉ……
(肯定して。理解、せざるを得なかった。
躰だけより、心すら通わせ交わらせる方が、圧倒的に快いのだと。
一般的には、当たり前の事なのかもしれないが。
飼い犬の己に、それを教えてくれたのは。間違いなく彼だろう。
矢張り言葉では足りない、どれだけ尽くしても伝えきれない、から。
手で、脚で、唇で、胎で。触れ合う事で伝えたい。
彼の髪に貌を埋め。その黒髪を指で梳き、乱れる吐息に揺らしながら。
耳へと舌を這わせ、唇で食み。)
男 と女な ら、当たり前―――― 当たり前の、事して る…
…その 筈なのに ぃ …当たり前、より ずぅっと …
ブレイド、のだと、 こんなに、 良…ぃ……
ぁ あ、駄目 になった っていう、 より…――――
(未知を、知ってしまった。多分そういう事なのだろう。
女として、牝として、数え切れない程、交わる事も犯される事も有った筈なのに。
まだまだ、知らない快楽は有るものだ。
音を立てる程に勢い良く、胎が満ちる程に夥しく、彼の精が押し寄せる。
撃ち込まれる度、叩き付けられる度、楔に、精に、繰り返し味合わされる絶頂感は。
まるで際限がなく、永劫続くのではないかと感じてしまう程。
…それでも。長い長い吐精にも、収まる時がやってきてしまう。
押し寄せる奔流が弱まっていくのが、物寂しいのだと言わんばかりに啜り鳴く。
胎はとうに満たし尽くされ、籠もった熱に炙られ続け…
それでも。与えられるならば尚欲しい、与えられた物は離さない、と。
絶頂の強張りこそ収まるものの、彼を咥え込んだ肉孔は、未だ緩む素振りをみせず。
緩やかに繰り返される余韻に合わせ、柔く楔に吸い付いては。
此方の尾が与えられる刺激のように、扱き搾る動きを繰り返し。)
ん っ く んん――ふ、 ぁふ …
耳 好き……? っぁ、じゃ――ぁ この 侭……
(好きな相手の、好きな場所を教われば。
己も、より好きに…より気持ち良く、なって貰いたい。
甘く歯の先を押し当てながら、耳の縁を舌先で擽り続け。
その間もゆらゆらと緩慢に…それでも、延々と。
湯の中で腰は揺らめき続けている。胎の中、彼の牡を、未だ舐り上げ続ける。)
■ブレイド > 「へへ、そう…だろ?
オレも、すげぇ気持ちよかった…ネーヴェのこと…好きに、なれたから…」
荒くなった吐息。
彼女の中に精を吐き出して、その余韻に震える身体。
当然のことというか、自身がそう思うこと。それを彼女に刻んだというか。
触れ合う身体は彼女の愛情の証だろうか。
言葉も肌も、手も、脚も、唇も…全てで伝えてくれる。
嬉しくて、微笑んでしまう。
黒髪で彼女の頬をくすぐりながら、耳をパタパタとさせる。
彼女の唇が、心地いい。
「ダメに…なったっていうより?
オレで、いっぱい気持ちよく…なれた、か?
よかった…。オレもネーヴェで…こんなに…」
視線を落とすと湯の中で白濁が揺らめいている。
彼女の中を満たし尽くした精の残滓。
身体を重ねた証。彼女に教えた未知の交わりの証。
何度も身体を跳ねさせて何度も吐き出した精液は子宮や膣を満たし尽くしてあふれるほど。
吐精はおわったというのに、快楽は止まらない。
貪るように膣肉がだきしめてくる。
それを愛しく感じる。彼女の刻印の刻まれた背中を尻尾が撫でる。
彼女の強張りがおさまる頃には、息も整っていた。
だが、つながることはやめられない。
「くぅっ…は…んっんっ…好き…。だ
あと、声も…はぁ…」
彼女の慈しむようなあまがみ。
チクリとした感触。それにまじる舌のヌラリとした心地よさ。
それが続けば、彼女に穿たれたままの楔は硬さを取り戻していく。
■ネーヴェ > こういう――の …ん こういう、やり方 …形 ……
好きにな る……好き な、人って 良いね……?
(多少、吐息が収まりだしたから。
今の内に、伝えるべき事を伝えよう。
此処から先もう一度くらいは、再び声すら、息すら侭成らない時間が来るという…
確信、いや、願望が有ったから。
その訪れが決して遠くないという証拠に。
絶頂の瞬間は過ぎ去ったものの…快楽、その物は未だ消えない。
耳と唇が睦み合う、それも亦心地良くて。
耳孔へ零す吐息は、じんわりと熱っぽい侭だった。)
…なった。 …ぅ ぅん、 違うな――――
だって その 、 まだ。 …まだ、気持ち良い…の、終わってな ぃ……
好き …好きな 相手の 好きな、物、 好きな事 感じ――て……
っぅふ、 あ…!動いた ら、余計にっ……
(湯に溶ける精など気にもならない。
寧ろ、もっと、欲しい。溢れても溢れても、尚吐き出して欲しい。
それが、彼の気持ち良くなってくれた証なのだから。
胎の奥、直ぐにも硬く、大きく、その形を取り戻していく楔を感じ。
腕に抱かれ、尾に撫でられる膚一つとっても、快感を燻らせる侭。
彼と違って己の方は、とてもではないが、呼吸が整いそうにない。
口付けの際と同じように、何度も何度も耳を食み。
右も左も、たっぷり唾液塗れになる程に。
無論舐るだけでは足りないと。お返しじみて背筋を指先で擽って。
絡めた侭だった両脚を退く…勿論、離れる為、な筈もなく。)
んっう ふ、っくん、く ――ふぁ …
ね …ぇ、もっと …もっと 好き に…好きに、して …?
好きに なら せて ……ブレイド の、気持ち良い が、 欲しい…
(膝を使い、身を乗り出す…
勿論、抱き合う形はその侭だから。
彼の背を後方へ、その躰を湯船の縁へ、押すように。)
■ブレイド > 「ああ、今だけかもしれねぇけど…ネーヴェがオレを…好きになってくれれば
もっと気持ちよくなれるし…オレも、嬉しいし、気持ちいい
あっ…は……」
伝えられると微笑んで。
彼女にのこる快楽のくすぶり。
それをもっと…更に燃え上がらせるように。
彼女の願望を掃き出させるために、肌を重ね、耳を自由に遊ばせる。
吐息がかかるだけで体を震わせるあたり、自分の弱点、その弱さをを彼女に伝えてしまうことになるだろう。
「じゃ、もっと…だめになって…オレで、気持ちよくなれよ?
ネーヴェの好きなもの、いっぱいやるから…好きな、ことも…
んっ…ああっ…」
呼吸を見出したまま、自分への愛撫を続けるネーヴェ。
背筋を撫でられればその震えは彼女を穿つ杭にも伝わる。
唾液まみれになっても、耳はもっと最も彼女を求める。
彼女に押され、壁際に追いやられ、求められる。
「ああ、いいぜ…好きになれよ?
オレも、好きにするし…好きに、なる…
ネーヴェのこと、好きになって…気持ちよく…なるっ…」
彼女の言葉を皮切りに、満杯の子宮を突き上げる。
どくどくと脈打ったまま、彼女を貫く、犯す、交わる。
愛し合う。
■ネーヴェ > ………… 何だ か。 …ありがと ぅ ……
嬉しぃ、優 しい――気持ち良い 好き、って 事で ……
嫌な、物 …から。助けられ、て る……私 …ブレイド のお陰、で …
(それも、伝えなければいけない事だった。
犯されて、侵されて、の忌々しく狂おしい記憶を。
忘れるとは言わないが――それに焼かれずに居られそう。
好きな事、気持ち良い事、を。素直に受け止めて、そして喜べる…悦べる。
その事を再確認したがるように。彼の戦く耳に、頬に、首筋に…そしてまた耳に、と。
舌を這わせ口付けを繰り返しては。緩やかに、己の方から腰を押し付け揺らめかせ。)
く っふ、は ぁ――は …一緒 になろ …?
気持ち良く、……まだ まだ気持ち良く …今度 はちゃんと、 …
ブレイド …の好きな所も、 見付け て… っん、 んふ ぁ、ぁ、っん――――!?
(そのつもり、なのに。
再び彼から突き上げられると、呆気なく溺れる側へとされてしまいそう。
先程に比べ、己の方が、より上から覆い被さるような…重みを預けるような形の分。
自重の加わる抽挿が、更に強く結合部を、最奥を擦り潰してくる。
せめて浮力を借りて腰を浮かせ、また落とし、と。先程迄より大きな動きを加味すれば。
掻き出される、圧し出される白濁が、靄の如く湯の中に溶けていく。
夥しいその量が、先程迄の、充分すぎる交わりを示しているというのに…
欲しい。まだ欲しい。もっと、もっと。
…抱擁を選んでから、始めて、僅かに躰を引き離した。
但しあくまで、突き上げられ躍らされる己からも、動き易いように。
腰を回し、くねらせ擦り付け、余す所なく楔と肉襞を擦れ合わせ。
より激しく突き上げられる分、此方からも、今まで以上の快楽を、彼にも味わって貰う為。
彼の両頬を掌で包み、とろり濡れた眼差しで、見下ろしては覗き込み…)
ぃぃ、っ……好き……気持ち良い、好き っ ……
あ ぁ、これ 好き、ブレイド、っ、 ブレ ……どぉ ぉっ…
(耳と言わず唇と言わず、口付けの雨。
此方からも押し付け叩き付ける腰。ひっきりなしに締め付ける襞。
止まらない…もう、果てる迄。好きの果てへと駆け上がる、その瞬間迄。)
■ブレイド > 「バカ、礼なんて……オレとするときは
嫌なことなんて……考えんじゃねぇ。
好きとか、気持ちいいとか…それだけでいい。
ネーヴェ……助けられた…ってなら……オレはそれだけで…
あ…耳……く、ふ…」
彼女が恐れを持つ記憶。
囚えられたときの記憶。
そんな物はいらない、邪魔だ。
今時分と抱き合っている彼女には、快感と愛情だけあればいい。
それを悦び、蕩ければいい。自分はそれが嬉しいから。
ここではじめてあった同族だけれど、彼女にも幸せになっていてほしいから。
腰の動きと与えられる口づけ。
彼女を燃え上がらせるよりも先に、自分のくすぶりが再燃してしまう。
「ああ、一緒に…一緒に気持ちよく……いや…
えと、好きになろうぜ?一緒に…するの…
オレのことも、オレとするのも…もっと…オレも、ネーヴェのことも…ネーヴェとするのも…好きになる。
一緒に…気持ちいいと好きだけに、なっちまおう…な?」
溺れていると思う彼女だが、自分も彼女に溺れている。
より深くつながれば、彼女の子宮口にピッタリとくっついてしまう。
今度は彼女が動く番…彼女の欲望が伝わってくる。
自分の欲望も知られてしまう。
湯を濁らせながらも、彼女を上に乗せ、交尾…いや、情交を続ける。
「あぐっ…ああっ!!オレも、気持ちいい…好き、な…やつ…
だけど、うっ…あ、ネーヴェっ…!ネーヴェぇっ!」
口づけを受けながら、やられてばかりではないと腰を上げる。
交わりたい、感じさせたい、感じたい。
思いばかりが駆け出して、体だって止まらない。彼女が果てても、伝えたりないとばかりに
その最奥を新たな精で染めていく。
入り切らず掃き出されたものですら、白く新しい精液。
それほどまでの射精。
■ネーヴェ > だか――ら、 押し 流して…っ んぁ ん、っふぁ …!
溢れ て、気持ち良いだけ…好き だけでい …いっぱい、になりた…――
違 っ、なって る、も ぉ 気持ち良いっ、 良い、良すぎ――て、こ んな、こんな ぁ、あっ…!
は、ぁ は、好き 好 き、 ……好きぃ っ――
(今だけは、なぞと言った事が、随分前に思えてしまう。
目を伏せたのは至極一瞬。確かに、彼の言う通りだった。
いや、これもきっと言葉以上に。躰で、動きで、伝えられる…与えられる。
悦びだけが膨らんで、快楽だけが溢れ返って。…好き、だけが其処に刻まれて。
熱に灼かれる意識は、その他一切を余計な物として排除する。
欲情に煽られる侭、突き上げられ、叩き付け。
最早どちらが責めている、等という物ではない。求め合い、交わり合い、貪り合う、そんな行為。)
それだけ、その二つ ……だけ――っふ ぁ、 それって 嬉し …
っぁ、 あはぁ っ…! ぃ、い 気持ち良いっ 気持ち 良い――中 でっ、解 …
んん っふ、ぁ 大き ぅあ ま――た …!大 きくっ、て、暴れ て……ひぁ んっっ……!
ぃ…ぃ 欲しい、 ブレイド ――の、 好きが、 欲し ぃっ……!!
(飛沫が跳ねる。二人の絡み合う激しさに。
湯から押し出される程突き上げられては沈み、飛び込むように落ちては跳ね。
亀頭が抜け落ちそうな程退いて、子宮口すら抉られる程押し込んで。
激しすぎる交わり方に、熱に塗れた躰は…もうとっくに、果てている。
果てて尚、果て続けながら、彼にも果てて欲しいとその楔を食らい続け。
脈動を、駆け上がってくる熱を、その滾りを感じては。
最後の最後、その一瞬にもう一度。彼の頭を、胸の中に掻き抱き。)
っふ――ぅふ っぁ、ああ、 んっっぅぅ …!?
ん くぁ、あ は ぁ――ふ ぁ、あ あ、っ ぁ、ぁ ぁ ………!!
(悦に溺れた獣の嗚咽。
何もかも白く染め、染め直し、染め尽くす…新たな精も亦夥しく。
子宮の底で渦を巻き、収まりきらず溢れ返り、それでも足りず注がれ続け…
満ちて、満ち足りて、尚荒れ狂う。
密着し直した膚を通じ、明らかに膨らんだ、詰め込まれて盛り上がった、胎の感触を伝え。
それでも、膨満と膨張は、快楽以外の何物でもないのだろう。
丸めた背中が戦く度、ぎちぎちと肉襞は楔を喰い搾る。欲しい、欲しい、そう強請り続ける。
…もう一度、吐精が尽きる迄。
一緒に、気持ち良いを…好きを、最後の最後迄味わい尽くす迄。)
■ブレイド > 「ああっ…全部……流して、やる……っ!
オレで、気持ちよくなれ…好きになれ…っ!それだけ、考えて
イッて…イッて…イかせて……オレも…いいっから…ぁっ…!
好き…だ…ネーヴェっ…!」
いっときと言ったのは彼女を縛らないため。
好きという感情を多数に持つ自分。縛られないようにそれでも好きを伝えられるように。
縛らない好意、縛らない行為。
彼女の心を溶かしほぐすための、彼女のための交わり。
この快楽が、悦びが、好きが、愛情が、彼女に残るのならばそれでいい。
打ち込む精と杭の熱さが彼女を焼いて、のこったものが強い想いなら
自分はそれでいい。求める彼女、求める自分。『好き』を交換し合うだけ。
「2つだけだ…好きと、気持ちいい…だけになろーぜ?
嬉しく、なろうぜ…?はふ…ああ…っ……オレも、ダメに…なちまいそ…
溶けそうなの、は…こっちも…んんっ!!は…、出ちまう…好き、だっての…
注ぐ、からな?」
微笑む。顔をしっかり覗かれると同じ金の瞳が引き合うように…。
心臓が跳ねる。彼女を貫く肉の槍が跳ねる。
果てたまま、何度も果てるネーヴェ。彼女の中で熱く膨張する楔は
彼女の奥に撃ち込まれる。そして確実にその痕を残すために…
抜けない楔を打ち込むために
彼女の胸に抱かれながら、しっかりと抱き返し…
「ぐっううぅうぅっ!あ、うっ!!おおっ…
あっ!ネーヴェ…っ!!!あぁぁっ!!」
獣のような声の響く中…人として与えられたもの
彼女の名を呼ぶ。そして、白濁にまみれた彼女の膣内。
踊るように跳ねる体、膨れた胎。強く抱きしめてくる肉壷は吐精が終わっても絡むようで…
出し切ってもまだ抱きしめていた。彼女がその余韻を味わっている間。
息が整わなくても。
■ネーヴェ > ぁぁ っぃ…く、イっちゃ …っふ、く ぁぁ あっ……!
ィ 、って ……イく の、 止め、 止まら な ――…ひぁ ぁ、あ、あっ…!!
ゃ ぁっ良 ぃ、 良ぃよ っ …気持ち、 良す ぎて、っ ぁは、ぁ、あ うぁ ぁ ぁあっ…!!
(それだけ考えて。それだけ口にして。
……縛らない、縛れないのは、此方も同じ。
飼われているから、ではない、犬たる事が、忠するのが娘の生き方だから。
それでも、心は此処に在る。
好きで、気持ち良くて、唯それだけに満たされるのが。どれだけ嬉しいのかを教わったから。
同じように、好きに、気持ち良く、なって欲しい。全身が…いや、身も心も全てが。
彼へと求め続けて止まらない。)
良 ぃ 出し…て ブレイドの 好き 頂戴 …っ……!
何度も 何度で もぉ ……ブレイド の、気持ち良い っ、 欲しいか ら、
受け止め――たぃ いっぱいにな って、溢れて――それ でも、っ …!
気持ち良い たくさ――ん、感じて っ ブレイド ぉ………
(たった二つ。それだけで、こんなにも満たされる。
再び強く抱き合い、縋り合いながら。求め合う、貪り合う。
胎で脈打つ、牡の証が愛おしい。其処から解き放たれてくる、彼の悦が狂おしい。
胸奥の、痛い程の早鐘を。悦びを主張する頂の硬さを。
乳房に寄せた彼の頬に、額に…唇に。
その侭、彼も亦、絶頂へと駆け上がってきてくれるなら。)
――――ぁあ ぁ、は、ぅ く――ぁ …ぁ は ぁっ……!
は――ぁ、 ぁ ぁ ぃ…っ、 良 かっ …ブレイド も……
(――長い、長い忘我にたゆたった。
何度も何度も楔が踊り、精の滂沱に溺れ狂い、快楽だけに満たされ続け。
終わっても、離せない。抱き締める腕も、繋がる躰も、飽きる事をしらない口付けも。
余韻が終わる迄待てない。否、終わって欲しくない。
彼の耳、額、瞼…そしてもう一度、唇。順繰りに口付けを落としていけば。
重なる瞳、強張りを抜くように笑みを形作ってみせ。)
―――― 好き。 …好き 好きって、いうの …こんなにも――――
(始めて知ったこの想いを。もっと、ずっと、感じていたい。
それこそ刻みつけられる、焼き付けられる、迄。
今一度…唇が触れ合う、躰が重なる、繋がり合う侭求めるのも。そう遠くはないだろう。
白い湯気の中に全ては溶けて……全てが終わりを迎えるのは、未だずっと先。)
■ブレイド > 「あぅ…は、は…はぁ…オレも…とまんねぇ、から…
いくらでも…イッていいから……ネーヴェが、ほんとに、だめになっちまうまで…
ずっと、気持ちよくして、ずっと好きにさせてやるから…」
好きなようにさせてやる。
そして、自分をもっと好きにさせてやる。
そういう意味を込めた言葉。
犬たる彼女が犬ではない今の時間を…
愛情を貪る時間をもっと与えたい。
「んっ!あ…出ちまってる……とまん、ね…
はぁ…あっ…!!が、う…っ!!
気持ちいいの、とまんねーよっ!ネーヴェ!!
ネーヴェの中…ナカにっ…!!」
二つの想いがあわされば、こんなにも強い心になる。
愛情になる。抱きしめ、つながり、求め、貪り、愛し合う。
彼女の早鐘を打つ鼓動、柔らかな乳房を熱くする血が。
彼女と一緒に上り詰めていく。何度も何度も精を吐く。
満たしても満たしても止まらない…
「ん、は……オレも…オレ…も…気持ちよかった
ネーヴェ…忘れねぇ、から…」
ただの偶然で出会った少女。
忘我の間も口づけを振らせ、貫いたままに彼女を抱きしめる。
終わらぬ余韻、いや、余韻が終わるのをまたずして動き出す。
自分は忘れない、彼女にも忘れさせない…今日という日。
自分という存在。
微笑みを受け取れば唇を重ねる。
「好きだ。ネーヴェ…知らなかったなら…これから、もっと好きになりゃいい…」
湯煙は二人を隠す。
だが、それすらも意味をなさない交わりは、ずっと、ずっと続く。
それこそ二人の心を表しきるまで。
ご案内:「九頭龍の水浴び場2」からネーヴェさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場2」からブレイドさんが去りました。