2017/12/08 のログ
ご案内:「ルナシイの廃屋」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 「ただいま…」

ちょっとした散歩のつもりだったが
だいぶ奇妙なことになっていた気がする。
まだ少し頭がボーっとする。

そのまま浴場へ。服を脱ぎ捨て、冷たい水で一気に洗い流し目を覚ます。
返事はなく、ここまで音を立てても何事もないのだから
まだ帰っていないのだろう。

ブレイド > 汚れた服は、あとで洗うとしよう。
自室の私物のはいったカバンの中に詰め込んでおく。
なお、これからも自分の服の洗濯は自分でやるつもりだ。
苦労をかけるつもりはないし、一緒に暮らすならコレくらいは当然。

着替えを終えてベッドに横たわる。
焼き菓子の袋はまだそこにあるようだ。

窓の外は、雪がちらほら。
少しばかり心配になる。
無事だといいのだが。

ご案内:「ルナシイの廃屋」にルナシイさんが現れました。
ブレイド > 「…ちょっとばかり…」

魔法は苦手。だが、魔力はミレー族相応にある。
室内に限定して、少しだけ室温を上げる。
少女が帰ってきても寒い思いをしないように。

ついでにベッドに潜って温めておく。

ルナシイ > 『...ブレイド、帰っていたのか?』

いつも通り、ベランダから窓。部屋に侵入。
少しばかり部屋を開けていた為に、あまり実感がなく。
そう考えながら、自分の部屋にいる彼に話しかける。

『寒くなかったか?...まて、怪我した後がないか?』

彼の姿を見て私は焦っていた。
もう、治してもらっているようだが、後が残っている。
私は、彼を抱きしめる様に近づく。

ブレイド > 「うお、そっちかよ。
おかえり」

少し驚きながら、ベッドの中から少女にひらりと手を振る。
部屋の中は少しばかり暖かい。

「寒さはおたがいさま…っと、これはちょっと、依頼でしくった
まぁ、いつの間にか治ってたけどよ」

少しうろたえているのか?
ルナシイの肩の手を置き。

ルナシイ > 『よく、トラップを回避出来たな。ただいま。』

前もって教えてはいたものの、先ほど起動してない事を確認している。
彼の能力も中々の物だ。
そして、何故か部屋は暖かい。もしかして、暖めてくれたのか?

『...死んでしまったら、私では治せないのだぞ。』

小声で(よかった)と語尾に付け加えて。
彼がいなくなったら、私自身どうかしてしまう。それ位に心配だ。

『ん...その菓子、貰っていいのか?丁度いい...伝えたい事がある。』

偶然見つけた本を適当な場所に置きながら、菓子を見つけた。
持って来てくれたものなのだろうか。礼を言わないと。

ブレイド > 「ま、教わってはいたからな
てか、体つめてぇな。湯でも沸かしてくるか?」

触れたルナシイの肩を撫でて
少女の声色から心配をかけたと悟るとバツが悪そうに

「ああ、わりぃ。これからは気をつける」

死ぬ気はないが、死んでも誰も悲しまない…とはいえぬ状況。
それが嬉しくもあるのだが。

「ん?話か?まあ、食いながらするか」

ベッドに座り、少女に焼き菓子の袋を渡す。

ルナシイ > 『そうか。...冷たいのは元々だが、後で入ろうか。』

もちろん、一緒にだがな?と耳打ちをして。
撫でられると一瞬ビクッとするが、安心するように抱きしめる。

『ついて行きたいのだがな。仕事上や、他の関係もあるだろう?』

本当の所はずっと一緒がいいのだ。
しかし、彼だってまだ若い。色んなことをしたいだろう。
もっとも...一部縛ってしまっているのは私のせいだが。

『上手いなこの菓子。...ああ、話と言うのは幾つかあってな。
 一つは...私の見た目からだな。包帯、取れているだろう?
 もう一つは...ブレイド、昔話は好きか?』

改めると、彼女の姿はいつもより、大きく見えるかもしれない。
胸や、髪の毛。落ち着いた性格...
そして包帯が取れてモノクルをかけ、髪は少し結んでいるようだ。
ちょっとした学者か、医者にすら見えそうな姿だ。

ブレイド > 「ん、お…そうだな。ったく、寝かせねえつもりか?」

冗談めかしながらも、少女の言葉にはどきりとする。
何度か体を重ねてはいるが、そのたびに可愛らしいところを魅せつけられている気がする。

「まぁ、仲間もできたし、これからはもうちょっと気をつける」

気を使ってくれているのはわかった。
我慢をさせてしまっているのもわかる。

「ん、よかった。そういやそうだな
それとなんか関係があるのか?
昔話ってやつも」

少女と体を寄せ合うと、その体の違いもわかる。
その大人びた感じに少しドキリとしてしまうが
美しいとも感じる。じーっと、見惚れてしまっていた。

ルナシイ > 『寝かせないのはどっちだろうな?...くすくす』

抱きしめるついでと言わんばかりに、頭を撫でる。
彼の可愛い顔をもう一度見れるのなら、何度でも重ねよう。

『仲間、か。...私には余り実感のない言葉だ。
 ブレイドが言うのだ。いい人なんだろう?
 それでも、最近はまた物騒だからな。』

まあ、ブレイドが倒れる様なら...私はな。
そんな事を考えて、頭に留める。

『目の色が黒と黄色しかないが、至って普通の目だからな。
 違いが分かると思ってな、久々にかけてみたのだ。』

服装も、もう少し変えてみてもいいかもしれない。
こんなにブレイドに見つめられてるのだ。
もう少し位、見せるような服装でもいいだろう。

『まあな。...少しだけ暗い話になるが。』

ブレイド > 「むぐ……オレだろうな…わりぃけど、そうなったら我慢はできそうにねぇ」

頬を赤らめ言葉に詰まるも、認めてしまう。
彼女はそれほどのに魅力的で…。

「ああ、いいやつだよ。
まぁ、それでも完璧じゃねぇし、予定側なければ別々に動くことにはなる
気は抜かねぇよ、今度はな。
泣かしたくねぇやつだっているしよ」

撫でられると耳をぱたりと寝かせる。
だが、されてばかりじゃいられない。
ルナシイの角から耳をつうっと撫でて。

「普通とは少し違うけどよ、いうほど変じゃねぇぜ?むしろ綺麗だ。
それにそういう落ち着いた感じも似合うもんだな。
もうちょっと稼げたら、服でも買うか」

それらは全て本心で。
少女に触れるからだから、少し早くなった鼓動が伝わればわかるだろう。

「ん、ああ。いいぜ、聞かせてくれ」

ルナシイ > 『...しなくていい。ブレイドならな。』

本心を語ってあげる。
顔が赤いようだ。...とっても可愛い。

『ふむ。今度私と一戦でもしてみるか?
 その辺のよりはずーっといいと思うのだ。』

ブレイドが弱いとは思っていないが、危険はある。
ならいっそ、私としてしまえばいい。
角を撫でられてくすぐったい...。

『...ありがとう。嬉しいぞ。
 ついでに言うなら、あっちの私にもだな...。』

本当は自分で買うべきなのだろうが、あいにくセンスがない。
ブレイド好みの...女性?になってみたい。

『...まあ、普通の...話だよ。
 ある所に...体の弱い少女がいた。
 少女は博識だった。特に本が好きだった。
 運動は苦手だったが、それは体のせいで、やる時は出来た。
 ただな、博識過ぎて...天才だった故に、とびぬけ過ぎていた。
 そのせいで、周りからは浮いていて、親からは白い目だった。
 しかし、少女は気にする事はなく。ただ一つだけを除いて。』

彼女は物語を語るかの様に、静かに昔話を話していった。

ブレイド > 「しらねぇぞ?
けっこう無茶させちまうかもしれねぇし…」

正直、自分でもどこまでやってしまうかわからない。
それほどまでに少女の…ルナシイの全部がほしいと思ってしまう。
恥ずかしげに頬かく。

「ルナシイと、か?
良い訓練にはなるかもしれねぇけど
危険な目には合わせたくねぇな」

いらぬ遠慮、むしろルナシイのほうが強いのだから当然ではあるが。
それでも、危険に晒したくはない。訓練と言えど剣を向けたくはない。
話を聞きながら抱き寄せる。

「そうだな、二人分か…」

少し考える。女物の服とかは買ったことはないが
コレくらいの甲斐性は見せたい。

「ひとつだけ?」

黙って話を聞きながら、気になるところを聞き返す。

ルナシイ > 『孕ませる位の量を出しておいて...今更だな?』

その可愛い表情で、私の顔を汚してくれた。
私はそれが欲しい。もっとして欲しい。
孕んで、生んでしまったら、責任もって育てよう。

『怪我するかもしれない、と?
 私はそこまで弱くはない。
 ...何人も、消してきたからな』

一瞬、目の色が堕ちたかの様に見えたが。
ブレイドに抱き寄せられて、ドキっとさせられる。
やはり優しい男だ。大好き。

『別々がいいと思うが...まあ後で考えよう。』

ブレイドと買い物。夢の様だ。

『...「化け物」になりたかった。
 人から嫌われているのなら、いっそ。
 長生きも出来ると考えたのだ。』

ブレイド > 「たしかにそうだけどよ…
嫌なこととか苦しめることもしちまったら嫌だしな
孕ませるのは、ともかく」

抱いたまま、耳を撫でる。
大人びたところに見せる可愛らしさも、こちらがわのルナシイの魅力だ。
孕ませたら、一緒になることになるだろう。でも、ミレー族の自分が彼女たちを幸せにできるか少し不安でもある。

「そういうことでもあるけどよ…
嫌、なんだろ?そういうのさ
オレが強くなりゃいいだけの話だ」

ルナシイの瞳の変化、そう読み取り
強く抱きしめる。

「バケモノ…ね……」

買い物の話はあと、ならばルナシイの話に続きを求める。

ルナシイ > 『...大丈夫だ。ほら、な?』

耳を撫でられたまま、ブレイドの耳ごと頭を撫でる。
まるで、安心させるかの様に。
そうなったら、一緒だと、伝える様に...。

『ブレイドの為だ。
 出来る限りは協力したい。
 ...それだけだ。』

本当は戦わないほうがいい。
何故なら、傷つけたくない。私達二人の意見だ。
...心が読まれてしまったらしい。抱きしめる強さが違う。

『そんなある日、彼女の村は一人の化け物によって消える。
 全員が無残な姿になっていたが、一人...少女は生きていた。
 その化け物を目にして、怖がることもしなかった。
 化け物...いや、その女性は言った。「何故逃げない?」のかと。
 その少女は答えた。「貴方の様な者になりたいからだ」。
 そして、その女性は...「なら、あげる」と。』

ブレイド > 「んじゃぁ、遠慮は抜きだ。
お互いに。
オレだけ無遠慮ではいられねぇ」

耳に触れつつも、ルナシイに撫でられ、安心したような微笑み。

「ありがとよ。
協力はしてもらうかもしれねぇ
でも、ルナシイは嫌なことは抜きだ
多少の傷くらいは大目に見てくれよ?」

少しおどけたように笑って見せて。
抱きしめた少女の背中、翼も含めて撫でて。

「…それが、ルナシイか?」

ルナシイは何度も自身が化け物と言っていた。
ならば…。

ルナシイ > 『ああ、勿論だよ。』

笑顔で答えを受け止める。

『...多少だからな?
 私の様な体にはなってほしくないのだ。
 だから言っている。』

これは事実だ。綺麗な彼に傷も残したくない。
翼を撫でられて、ピクピクする。
手が暖かい。

『...そうだ。
 そして小さかった私の身体を彼女は受け取った。
 病気だったのにな。...それくらい力が要らなかったそうだ。
 そして私は化け物になった。彼女は多少ながらやめる事が出来た。
 二人で一人。...色々デメリットをお互いに持ったわけだ。』

ブレイド > 「そうか」

ルナシイの話を受け止める。
抱きしめる腕は強く、ルナシイを離そうとはしない。
背中から頭へ。
髪をなでつけるように撫でる。
少女の過去を知ったが、それでも…

「そんで、遠慮はしねぇんだろ?」

離さない、それは絶対。
だからこそ聞く。

「それをおしえた上で、オレにどうしてほしいんだ?」

ルナシイ > 『...私はブレイドが好きだ。
 あっちの私も、ブレイドが好きだ。
 貴方は...私達を受け入れてくれた大切な人だ。
 だからこそ、種族は関係ない。
 ブレイドの本当の気持ちを知りたい。
 それだけだよ。...不安は捨てていいんだよ。...ね?』

私達も、ぎゅぅっと抱きしめる。
声が二重になっているかもしれないが、気にしない。
過去なんて語っても、とは思ったけれど。
ブレイドの本当の気持ちを知るなら、すべてを伝えなきゃ。
顔を見せない様に体を擦りながら。その表情は涙目で。

ブレイド > 「ん、ありがとな。
ちょっとさ、不安はあったけどよ…」

少し不安定に見えたこともあった
だけど、今はそうではない。
これが彼女の本心。
その言葉を受け、しっかりとルナシイ達を見つめる。

「一応言っとくが、オレはその…誘惑に弱い。
気に入った相手には簡単に気を許しちまうし、美人やかわいい娘に迫られると強く出れねぇ」

言ってて情けないが、事実なので仕方ない。

「そんで、そのうえで…
失望しねぇなら、好きって…言わせてくれ」

ルナシイ > 『ありがとう。
 失望なんかせんよ。ブレイドなら尚更だ。
 誘惑に弱いのは、仕方ないと思うしな。
 ブレイドが無事で、戻って一緒になれるなら。
 私はそれがいいのだよ。』

そう、言い切ると...ブレイドの唇にキスをする。

『所でな...ブレイド?
 その...なんだ...恥ずかしくて言えなかったのだが。
 私のお腹がな?...少し膨らんでるように見えないか?』

キスをした後にさらっと喋る。
それとは裏腹に、顔は真っ赤に染まっていて。
ブレイドの手をとり、触らせようと。

『...気のせいなら、いいのだがな?
 ブレイドが望めば...もう数回で孕んでしまうかもな。』

嬉しそうにつぶやく。

ブレイド > 「んっ…努力はする
危険なことには変わりねぇけど
それでもルナシイのとこに返ってくるからよ」

キスを受け止め、深く唇重ね。

「いくらなんでも気が早すぎだろ
子供ができてもすぐに腹が大きくなるってわけでも…
ないよな?」

そこは種族差があるから少しわからないところではあるが。
それでも少し曲線を描くおなかは少し艶めかしい。

「焦らなくても、ちゃんとルナシイのとこに戻るからよ
それにその…孕んじまったら、しばらくできなくなっちまうだろ?
オレはもっと、ルナシイを抱きたいってのに、梯子外されちまったら困るぜ」

せっかくこれから遠慮なしにできるのに
と、冗談めかして笑ってみせる。

ルナシイ > 『うん、絶対だ、ぞ?』

深くキスを重ねて、舌を絡めて一旦離す。

『...出来ない事はない。
 種族の差、なのだろうか?』

実際の所この体は分からない事だらけだ、
本人だってあやふやなのだから。

『...うん。
 孕んでも、したい、けどぉ....
 わかった...うう...♡』

ぎゅーっと抱きしめて耳元をふーっとする。
そのまま押し倒しながら。

ブレイド > 「んぅ、ぷは。おう、頼りねぇかもしれねぇけど
約束は守る」

実際は死んでしまうときはそれこそあっけなく死んでしまうだろう。
それでも、自分の意志がある限りは…。

「オレだっていっぱいしたいからよ
中に出さねぇほうがいいかな?」

けっこう難しいというか、無理そうではあるが
父親になるにはまだ早いきもするし
彼女の負担も大きくなりそうだ。

「うわっ!?風呂じゃねぇのかよ!」

耳に吐息を受け、力が抜けたところをあっさりと押し倒される。
可愛らしい仕草、触れ合うからだのせいで
一部は苦しそうではあるが

ルナシイ > 『...そんな事、ないぞ。
 私はいつだってブレイドに頼りっきりだ。』

ずっと傍にいる。
お仕事や、別のプライベート以外は。
たとえ他の事(女)交わってたとしてもだ。

『...遠慮せず、出してほしいな。
 それとも...精液まみれの私を見たい?』

どちらでもいいと言わんばかりに、既に発情している。
急かしはしないものの、息は荒くて。

『...お風呂でもしてくれる?
 もう一回はいり直す位に一杯すると思うけど...』

耳を甘噛みして、笑っている。

ブレイド > 「助けられてんのはオレの方だけどな」

命だって、生活だって
彼女に支えてもらっているようなものだ。

続く言葉にはずくんと、股間がうずく。

「それはそれでみたい…」

正直に答える。
美しい彼女に白い肌や灰色の髪が白濁にまみれて発情した姿
それこそ、孕むまで犯してしまいそうだ。

「も、おさまんねぇだろ?どっちも」

自分のを見下ろしてから、ルナシイの発情した表情を横目に見る。
耳がくすぐったくて、噛まれていない方をパタパタと動かし。

ルナシイ > 『むぅ...』

私だって魔力一杯貰っているのに。
そう考えていると、ブレイドの方はもう硬そうだ。

『...じゃあ、そこまでしようか♡』

収まらないだろう、と言われた瞬間に。
ブレイドの耳を舐め、それから深いキスを自らして。
服を脱ぐことをしないまま、ブレイドに乗っかるような形に。
そのまま後ろでは尻尾同士で絡ませようと。

ブレイド > 「ふくれんなよ、てめーの気持ちだって、ちゃんとわかってる
っ!変に積極的なとこは、あっちと似てるな…」

なだめながらも、耳を舐められると大きく震えてしまう。
少女の股下で苦しそうにひくひくと脈打たせ
尻尾をきゅうっと絡ませ合う。

「でも、約束だし…今日は『こっち』優先だ」

ルナシイ > 『...大好き』

尻尾で酷く感じてしまう。
もう、このまましてしまいたい...。
ブレイドの服を一部だけ脱がし、露出させる。

『このまま...馬乗りじゃ、ダメか...?』

耳元に囁くように。

ブレイド > 「おう」

そっけないようだが、顔は真っ赤で、それでも嬉しそう。
さっきのように改まらなければ恥ずかしくて言えないだけである。
そちらに気を回していれば肌を晒して、耳への囁きに、ルナシイが触れている部分から
硬く跳ねているのがわかるだろう。

「遠慮はしない…じゃねぇのか?」

ルナシイ > 『ふふっ...♡』

顔が赤い彼に、私はもう一度キスをする。
そして、彼の下半身は酷く硬くて...もっと発情してしまう。

『...そうだったな♡』

まるで目がハートになっているような様子で。
もう我慢もしない。遠慮もしない。
口でしてからでも良かったが、もうこっちに欲しい。
そのまま乗っかる様に...一気に挿入させる。

『ふぁぁぁ...堅いよぉぉ...♡』

ブレイド > 発情した微笑みに、その瞳に
コクリとつばを飲み込む。
ガチガチに張り詰めて、ルナシイがほしいと訴える

「ん、あ…くぅぅぅっ!」

触ってもいないのに、こんなに蕩けて熱いとは思ってもいなかった。
思わず腰を浮かせてしまうほどに。

「やっぱりそれ、ずりぃ…」

冷静で理知的、大人びた彼女が
幼子のようになり、甘く淫らな声を出す。
それを見るたびに、聞くたびに、背筋をゾクリと射精感にも似たものが走り抜けていく。
むこうのルナシイの無邪気かつ奔放に求めてくるもの好きだが。

ルナシイ > 『あはぁっ...可愛い表情♪』

可愛くて仕方ない...私はこれが見たかった。
それにこのガチガチに硬いブレイドのモノ。
私の膣をグチャグチャに犯してくれる。
もう奥まで届いている。

『すぐだひていいよぉ...なんどでもぉ...♡』

孕みたい事もあったが、それ以上に注いでほしい。
彼の量だったら、体にあふれ出る位には...。
ずるいと言われた気がしたが、もう頭の中はこれしかなかった。

ブレイド > 「甘ったるい声出しやがって…くっ、は…ぁ…」

その声が思考力をどんどん奪っていく。
ルナシイを抱くことしか考えられなくしてしまう。
本当に、ずるい…。
下から突き上げようともがくも、主導権は彼女。

「や、ば…ほんとっ、でちまうっ!!」

我慢するとかしないとかじゃなくて、加減することなく
その上に動き続けられればあっという間にせり上がってきてしまい
少女の膣内に熱いものを吐き出し

ルナシイ > 『ふわぁぁぁ...♡』

夢中になって腰を振っていた。
彼の表情は余裕がなくて、もう、果ててしまいそうだ。
突きあげようとする彼が可愛くて。

『あっ...でたぁ...♡』

お腹にまた熱いのが注がれる。
私はこれが欲しくてたまらない。
服が汚れる事なんて気にしない、だから繋がって居たかった。

『ふーっ...ふーっ...お風呂でも...このままいてもいーよ...?♡』

ブレイド > 「んっくぅっ…!っは…」

あっという間に果てたにも関わらず
少女の体がまだ欲しい。恋しい、愛しい。
息もできないほどに膣内が気持ちよくて、何度も子宮に叩きつける。

「風呂でも、したまま…か…?んっ、ぁ…!」

繋がったまま、今度は下から、ずくっずくっと精液で満ちた蜜壺を突き上げる。
溺れたい、この体に。
手を伸ばし、服越しに胸に触れて、それとともに絡めた尻尾を締め上げる。

ルナシイ > 『ひゃぅっ...動きたいんだね♡』

彼の頭を撫でながら、突かれていく。
私をこんなにも抱いてくれるのだ。
されるままになったら、どうなるのだろう。

『んっ...精液まみれにするんでしょぉ...?』

息がとても荒くなり、彼はそれしか考えていない様子だ。
胸を触られて、より敏感になる。
尻尾が酷く締め付けられて、何度か達してしまった。

ブレイド > 「されてばっか、より…こうした方が…
声っ、いっぱい聞ける…から…く、うぅぅっ!」

撫でられる、心地いい。包まれたモノもびゅぐぅっっと音を立てるほどの勢いで
さらにルナシイに注ぎ込む。
孕ませては困る、はずなのに…それでも少女を求めてしまう。

「でも、これじゃ…は、ぁ…全部、中にでちまう…」

上に乗られていれば、絶対に抜けない。
結合部からはベッドに垂れ落ちるほどにあふれてはいるが。
服越しに少し小ぶりな胸を弄び、尻尾を甘く絡ませ続け
それでも、肝心のセックスでは主導権を獲れないまま。

ルナシイ > 『あひっ...うれひい...♪』

頭の中がおかしくなる位に注がれてる。
もう、孕んじゃったかなぁ...?
笑顔と言うよりは放心したような表情で。

『ぶれいどぉ...みたいんでしょぉ...?』

尻尾や胸を弄られつつ、お願いされた事をしてあげたい。
ちょっとだけ体を浮かせて、ブレイドのモノがずれる。
彼の精液が体中に飛び散る...すっごく熱いなぁ...♡

ブレイド > 「ふ、く…ぅ…っ!可愛すぎんだ…おまえ、そういうのっ…!」

淫蕩、妖艶、蠱惑的な風を見せつつも
蕩けた声、仕草は、幼い少女のものにみえて。
そんな姿にすっかり魅了される。

「みたいっ…もっと…っ、は…ぁっ!」

絡まる尻尾も、先ではなく根本を強く締め上げるほどに密着し
ズルリと抜けたモノからは勢い良く精液が吹き出して
服の上からルナシイを汚していく。

ルナシイ > 『えへへぇ....♡』

ブレイドだって可愛い。
耳、尻尾、照れた表情。
私はそれに魅了どころか惚れちゃったんだよ、と。

『とまんにゃぁい...ぶれいどぉ...服白いのいっぱぁい♪』

尻尾がピーンと立つ位に達してしまって。
顔、服、足にまで精液がかかり、一回で出たとは思えない程。
勿論、彼女の膣とその入り口は真っ白で。
複数人に犯されたような少女にすら見える。

ブレイド > 童女のように微笑む。
白濁にまみれて、ドロドロで
可愛らしい笑み。たまらなくそそる。一回でおさまるはずもない。

その視線からはこれ以上ないほどの好意を感じる。
あちらのルナシイに一目惚れでもしたかとからかったことはあったが…こちらはどうなのだろうか

「まだ、いっぱいだして…やるから…」

この少女が誰かの手に渡るのが嫌だと考えるのは身勝手がすぎるのはわかってはいる。
それでも、自分のものにしたくて。マーキングするように
肉棒を擦り付ける。
挿れるも浴びるも、少女次第ではあるが…。

ルナシイ > 『ぶれいどぉ...♡』

擦り付けられるたびに、頭がクラクラする。
精液の匂いで、興奮してくる。
ブレイドのモノはまだ、収まってはくれない。
本当は、空になるまで吸い取ってあげたいけど。

『ぶれいどぉ...この前みたいにだししゅぎたら...
 わたしこんどこそ、はらんじゃうよぉ...?
 それに、ぶれいどが...たおれちゃうぅ...♡』

警告のつもり、だが...1回だけでは収まってくれないはず。
ならば...

『...お口...つかってぇ...?』

ブレイド > 「は、あっ…そう、だな…んっ!!」

擦り付けているだけで射精してしまうほどに
体が求めている。
本当に精液まみれにしてしまう勢いで。

「ん、くち……か、腹一杯に、なっちまうぞ?」

警告。それを聞いても張りつめたまま。
少女の申し出がなければ、後ろの穴を使っていたところだろう。

ルナシイ > 『...お口、と...おしり...つかっていいぞぉ...♡』

でも、最初は口で...お腹いっぱいにして欲しいな、と。
ブレイドの性欲を私にぶつけてほしい。
そうしないと彼は...もしもいたら、他の子も一杯してしまうだろう。
その前に私が全部もらう...ぜーんぶ。

『いっぱい...してぇ...♡』

ブレイド > 少女のあやすような…全身を撫でるように甘い言葉
導かれるように、蕩けた口内に張りつめた肉棒突き入れようと、唇に押し付ける。
少し前までいや、こちらのルナシイならそれこそつい最近まで処女だったというのに

「全部…で、気持ちよくさせてぇけどな。オレも」

尻穴ともかく、口で感じてもらえるかはわからない。
それでも、こんなに魅力的な…いやらしい穴だ。誘われているのだから
しなければなるまい。

「んうっ!んっ、るなしい……奥、まで…」

角を掴み少女の口を犯そうと腰を進めて

ルナシイ > 『ふふーっ...ブレイドなら気持ちいいもん♡』

笑顔で、さあ一杯していいよ。そう答える。

『んぐぐ...んんむぅっ....♡』

喉元が犯される。頭がぼーっとする。
単純な思考しか出来なくなってきた。
角を掴まれる事すら、快感に変わり、刺激される。
ものすごく堅いソレを、一生懸命咥えていた。

ブレイド > 「うぐ、そういうこと言うからおさまんねーの…わかってるか?」

無自覚だというのであれば、なるほどヒトではない。
小悪魔と言うやつだ。
それに魅了、いや…惚れてしまった自分も大概ではあるが。

「あっ、は…ぜんぶ、飲み込んで……ん、くぅっ!」

くぐもったいやらしい呻き声。
ヌルヌルとした舌や喉のキュッとした締りがたまらず、腰を動かしてしまう。
角を掴み、時折美しい髪を撫でる。
少女の香りと自分の匂いがする。

ルナシイ > 『んん~...♡』

分からない。私はブレイドに気持ちよくなって欲しいだけ。
ブレイドが嬉しいならそれでいい。
惚れちゃった私のせいかな?

『んぐっ...ごきゅっ...ごくっ...♡』

彼のモノのヌルヌルが喉に入ってくる。
精液ではないけれど、とっても濃厚で...。
美味しいとは違う...好きな人の物だからだろうか。
掴まれてる角が気持ちがいい。髪を触るその手がいい。
彼の香りが安心させてくれる。

ブレイド > 「あっ、く……ぅっ!るなっ…きもち、い…あ、ぅ…っ!」

初めてした時、すぐに果ててしまったことを思えば、だいぶもつようになった。
それでもルナシイの粘膜が擦れて、口内で跳ねるほどに気持ちよくて
一突きする事に射精しそうになる。

「は、う……るなしいっ…!」

名前を呼び、射精。
喉の奥も腹の中も、全部満たしたくて。
少女に飲ませて、それでもまだ足りないと言わんばかりに口内射精して。

ルナシイ > 『んっ...ぐぐっ...ごきゅっ...♡』

飲み切れない、でも、吐き出したくない...。
ああ、気絶してしまいそう。
その気絶のまま何回も口以外の部分を犯されたい。
もう、気がおかしくなってしまっている。

『ん...ん....けほっ...けほぉ...ぶれいどぉ...♡』

口の中が真っ白とねばねばだけ。
もう、涎の様に垂れているうえに、お腹が変な感じだ。

ブレイド > 「はぁっ…くっ、まだ…」

まだ出るというのに、ルナシイは口を離す。
つまりは…
その顔に、胸に、直接精液を浴びせるように射精してしまう。

先程以上にドロドロ。
それでも白濁にまみれた少女はより性的にうつってしまう。

ルナシイ > 『えへぇ...♡』

残った精液が顔にかかる。
まだ出ちゃうんだ、ブレイドはすごいやぁ。
服はもう、精液まみれ...。

『ぶれいどぉ...だししゅぎぃ...』

一杯愛してあげたいけど、ブレイドが心配だ。

ブレイド > 「わり、でも…その、ルナシイが気持ちよすぎっつーか…
なんか気持ちが止まんねぇっつーか…」

好きということに歯止めがかかっていない状態なのだが
少年自身はその正体には気付いてない。

疲労感はあるもの、精液にまみれ、蕩けた表情の少女を犯したくて
ろれつの回らぬルナシイの陰核に触れる。

「オレばっかよりもルナシイも…」

ルナシイ > 『いいよぉ...ブレイドがしんぱいなだけなのぉ...♡』

好き。私はこの彼が好き。
ブレイドもそう。だから止まらないのも分かっている。

もっと欲しいが、これ以上ブレイドを弄ると壊れちゃう...。
私の本能がやりすぎちゃったのか。
そう考えていると、ブレイドが触ってきた。

「ひゃぅっ!?わたしはぁ...なんかいもイってるぅってばぁっ♡」

ブレイド > 「そっか、ありがとよ。だから、ちょっとした礼…かな?
オレが見たいだけかもだけど…」

正確には声を聞きたいかも知れない。
だが、この可愛らしい少女が盛大にイッてしまう姿を見てみたいという気持ちも強い。
だから、攻め手は緩めずに、指の腹でルナシイがイくまで触り続ける。

ルナシイ > 『だ、らめぇっ....あぁぁぁぁぁ♡』

我慢してたわけではないのに、触られるだけで感じて。
当然声なんか抑えられなくて。
私は盛大にイってしまう。
身体が大きく跳ねて、後ろに反ってしまう。

『ぶれいどぉ...もぉ...♡』

ブレイド > 「……あ、うん…わりぃ……」

その姿、その声…たまらない。
ダメだと言われても、心配だと言われても
あんなに出したのに、ありえないほどに反り返って、硬くなってしまう。
それほどまでに少女がイッてしまう姿が魅力的で。
可愛くて。
素直に言葉には出せないが。

ルナシイ > 『ブレイド...もう、気持ちはわかるけどぉ...♪』

抱きしめて撫でながら。
もちろん、体は精液まみれ。
その上でブレイドにその精液まみれの口で深いキスを。

『これだけしたのだから...後でたっぷり要望しようかな♡』

素に戻っているように見えるが、まだもどかしい動き。
言葉とは裏腹に、私はブレイドの指示なら従ってしまう。
もう、いい意味での奴隷かもしれない。

ブレイド > 「ん、わり…どれでも…」

硬くなったものはおさえられなかった。
キスを受け、ヌルヌルと汚れた体を抱きしめる。

「ああ、ここまだしたんだしよ…なんでも聞くぜ?」

少女のお願いならば…できることならなんでも。
奴隷…いや、心まで囚われた少女が愛おしくて。

ルナシイ > 『ふふ...ブレイドはもうずっと発情期かなぁ?』

頭を撫でながら落ち着かせる。
やはり、身体はヌルヌルしていて落ち着かないが。

『次まで取っておくとしようかな♪』

理性が飛んで出しすぎちゃってたぞ?と笑顔で。
恋人、奴隷...どれもいい、貴方が好き。

『それにねぇ...私はいいんだけど、この子の身体がねー?
 匂い取れなくなっちゃうかもしれないけど、一緒に寝よ?』

押し倒すようにベットに転がる。

ブレイド > 「かもしれねぇけど…お前のせいでもあるんだからな?」

確かに言われればまったくおさまらないのだが
目の前の少女のだって、その一因である。

「そっか…まあ、そうか…わり、無理させてよ」

自分はいいにしても、ルナシイがもたないようではダメだ。
負担をかけるだけよりも、ともに気持ちよくなりたい。
だからこそ、少女の提案にうなずき、その体に寄り添うように横になる。

ルナシイ > 『うー...そんな事ないぞ...?』

私のせいなのか...と思いつつ、
ブレイドだってー、とほほをつんつん。

『...おやすみブレイド』

身体のベトベトを取るのが大変かもしれない。
でも、今回はいい夢が見れそうだ。彼と一緒なら...。

ご案内:「ルナシイの廃屋」からルナシイさんが去りました。
ご案内:「ルナシイの廃屋」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「平民地区 端っこの自宅」にシンシアさんが現れました。
ご案内:「平民地区 端っこの自宅」にアンセルさんが現れました。
シンシア > 午後に街にでていた、買い物などを済ませアンセルと一緒に家に帰ってきたとこ
冬用の衣類や今夜は惣菜などを

「ごめんね、重くない?」

いつも街にいくときは、人の姿でついてきてくれる
買い物のとき、荷物を持ってくれてるアンセルに声をかけながら
暖炉に火を入れる

ノルは、リハビリもかねて外にいってるようで
家の中は誰もいなくて空気が冷えてた

アンセル > 寒くなれば自然と家に居る事が多くなる狼
今日もシンシアの付き添いで一緒に買い物にと出かけて

「大丈夫だぞ、このぐらいは軽いものだ」

買い物の時は人の姿で一緒に出掛け
最初はなれなかったが今ではそれも普通な事
シンシアに何でもない事だと答えれば荷物をテーブルに置く

もう一人の同居人のノルは今は出かけているようで家は冷えていて
暖炉の熱で温かくなるまでの間とソファに座る

シンシア > テーブルの上の袋から衣類をわけて片付け
今夜は、ちょっと手抜きをさせてもらった、いつもは買わないお惣菜などのパックを
お皿にと移したり

自分とアンセルにホットミルク2人分入れて、マグを持ってソファに座り

「はい、アンセルご苦労様」

熱くないくらいに温めたミルクを口にする
暖炉の薪が燃えだすと、じんわり空気が温まり始めてく

「アンセルは人のとき寒くない?その首のバンダナだけで大丈夫?」

衣類で買ってきたのは、これからどんどん寒くなるし
レッグウォーマーとか腹巻みたいなの

アンセル > シンシアがにコツをわけて片付ける間
ソファで暖炉の火が早く大きくなればと見詰めて

そうしているとミルクの入ったマグを持ちシンシアが来て

「シンシア、買い物ぐらいなら何時でも付き合うぞ
それにこの程度では疲れないぞ」

受け取ったマグに口をつけて暖かなミルクを啜り
美味し吐息を吐いて知らずに尻尾が揺れる

「大丈夫だぞ。これでも寒さには強い
このバンダナも首が温かい」

今年の冬は特に寒いが大丈夫と笑って
元は冬は洞窟で暮らしていたが今は暖かな家
寒くはないと言いながらも身を寄せて

シンシア > 「そお?でも今夜は手抜きだしね…ノルと外で食べてきてもいいんだよ?」

滅多にしない外でお惣菜を買ってくるなど、でも今夜は…
テーブルの上には、街のお惣菜のおかずばかり
ちょっと困ったように表情も陰るけど
最近は食欲もなくなってたし、と

「まあ狼なら毛皮あるけどね、人になったら寒そうなんだもん」

普段見慣れてる、もふもふの毛皮は暖かいけど…
身を寄せてくるアンセルの頭を撫でてあげて

アンセル > 「手抜きもたまにはいいぞ。ヘルシーも大事だ」

偶には出来合いのお惣菜も悪くはないと首を振り
事実少々太ったのでそれでもいいぐらい
食欲がないときは無理に進めずに自分も合わせると

「どうしても寒くなったら暖炉の前にいくぞ」

普段から暖炉の前に居るのだが寒ければ余計にいくだけ
寒くはないと安心させようとするが身は寄せていて
撫でられると嬉しそうにすりつく

シンシア > 「でも、それじゃ…ダメな気がしてね」

外で頑張ってくれてる2人のためにできることの手を抜いてるような気がして
申し訳なく感じるばかり
男性2人の食欲に答えてあげたいのに、とも考えてたから
滅多にしない手抜きに罪悪感

「あんまり近づいたら…毛が焦げるよ?」

クスクス笑いながら家の中で帽子をのけたアンセルの頭を撫でつつ
ホットミルクでも体が暖まってきた

「アンセル、ホットミルク飲んだらブラシしてあげる」

アンセル > 「偶にはだぞ。休むのも必要だ」

何時もシンシアが大変なのは知っている
なので偶には手を抜いて休んでもいいのだと
自分もノルも外で何をしてはいるが家の事は丸投げなのだからと
手抜きの罪悪感を感じるシンシアに気にしないでと

「焦げる前に退くから大丈夫だ。それに先に熱くなる」

以前に焦げたときに反省はしているので次は大丈夫と自信を見せ
撫でられるのが好きなのでもっとという様に甘え

「シンシア、ブラッシングは後でいいぞ。少し行きたい所もあるからな」

ミルクを飲み切りほっと一息
大好きなブラシの申し出に尻尾は激しく揺れるが…
実は行きたい場所があるので後でいいと告げる

シンシア > 「…焦げるって……」

焦がしたことあるんだ、とちょっと心配はしたけど
なんだか自信満々に話すのがおかしくて

珍しくブラシを後回しにする言い方
不思議そうに小首をかしげ

「ブラシいいの?めずらしいね
 いきたいとこ?」

アンセルもそれなりに用事があるのだろう、暖かくなってきた部屋に
ため息をこぼして

アンセル > 「香ばしい匂いがしたから見たら焦げていた」

その焦げた所が舐めていれば抜けてしまったので恐らくは知らない筈
一度痛い目を見たので次は大丈夫と自信満々で

不思議そうにするシンシアを見て首を傾げ
そんなに珍しいのかと見返し気が付く

「して欲しいが後がいい
今してもらってもぼさぼさになってしまうからな
森でミカンの木を見つけてな。取ってこようと思ってる」

狩りの途中で見つけた新しい木、最近の気候のおかしさにまだ実がなっていたのを思い出し
折角なのでそれを取ってきたいと告げて

シンシア > 「ぇぇ………」

気付かなかった、いつの間にと驚きと心配をするけど
今は平気そうだから…まあいいか、と
頭をなんども撫でながら

「みかん?いいね…それなら食べれそう」

甘いし水分もあるから、食欲がなくても食べれそうだから
森の中はアンセルのほうが詳しい
果物や森の幸は得意分野だろうから、お願いすることに

「じゃあ、帰ってきたらブラシね?」

アンセル > 「去年の話だぞ?」

折角には世話になりだした最初のころ
よく居たり居なかったりとしたので焦げている時はきっと狩りをしていたのだろうと
でもその教訓から今は焦がすこともないと撫でられながら告げる

「ミカンだ。おいしそうだったぞ。食べれそうなら沢山採ってくる」

食べれそうと聞けば沢山採ってくると請け負い
シンシアが食べれそうなものを他にも探して来ようと考える
森は庭なので時季外れでなければ見つかるはずだと

「帰ってきたら沢山頼む。それでいつもの3倍は頑張れるぞ」

ご案内:「平民地区 端っこの自宅」にノーガルトさんが現れました。
シンシア > 「去年?…そんなに前に…」

その頃、一緒に住んでたはずなのに
やっぱり気づいてなかった
驚きながらも笑うしかなくて、当然今の尻尾などもフサフサの無事

「うん、じゃあお願いしょうかな
 でも重たいからほどほどにね?」

暖炉の前のブラシがけ
アンセルの好きなセットを帰ってきたら約束し…部屋のあちこちにある
手のひらくらいの、黒い犬のぬいぐるみを4、5ことってきて
テーブルに並べ

ノーガルト > (やっぱり、体力が相当落ちていた。
少しランニングしただけなのに息が上がり、体がだるく感じる。
1か月の間、鍛錬ができなかった影響が相当出ているようで、ノーガルトは家に帰るなり大きく息を吐いた。

ようやく降りた、リハビリのこと。
軽い運動くらいならばもう始めても大丈夫だと、医者に言われた。
なので、さっそくとばかりにそのあたりを走ってきたのだが…。
まるで、ずっと運動していないように体が堪えた。
寒いから大丈夫だと薄着をしておいてよかったかもしれない。
汗で、すっかりと体が冷えていた。)

「……帰った、ぞ……。はぁ…やれやれ……。」

(体力が鈍っていると、ノーガルトは愚痴をこぼした。
さすがに倒れ込む、などということはなかったが。)

アンセル > 「そんな前だ」

一緒に住んでいたが心配させまいと隠していたと今白状し
隠していてもよかったのだが白状してしまう

「重くない程度にしておくから大丈夫だ
美味しく食べれるものを選んでくるぞ」

ブラシの約束に気合が入り
シンシアが小さな黒い犬のぬいぐるみを並べるのを見ていれば聞こえる声

「ノル、お帰りだ。早く温まるといい」

寒い外から戻ったノルに早速暖炉の前を進めて

シンシア > 「じゃあお願いしょうかな、甘いのね」

匂いでわかるだろう、アンセルの選んでくるものは
いつもおいしいものばかりだったから

息を上げて帰ってきた人、骨がやっとくっついての病み上がりなのに…
ソファから立ち上がり、戻ってきたノルへ近づき
タオルを差し出して

「シャワー、あびてくる?」

アンセルに着替を持ってきてもらうように、お願いする

ノーガルト > 「いや…体力が衰えるのは早いな…。」

(距離にして、少し富豪地区の入り口くらいまで走ってきた程度だった。
いつもの半分の距離しか走っていないというのに、ずいぶんと意気が上がってしまっている。
これは、まず筋力を元に戻す前に体力を元に戻さない事には、何も始まらないかもしれない。

「ああ、先にシャワーを浴びてくる。…アンセル、暖炉の前はもう少しだけ譲るよ。」

(タオルを受け取り、先にシャワーを浴びてくると、浴室に向かっていった。
汗をかいて、それが冷えてしまうとこの時期、風邪に直結してしまう。
ようやく怪我が治ったのに、またすぐ病気というのは…。)

アンセル > 「甘いのだな。選りすぐりを選ぶぞ」

家族を喜ばせるのは一番嬉しい事
これは気合を入れて美味しいミカンを選び喜んで貰いたいと

「そうか?ならシャワー後に暖炉前は渡そう」

外の寒い中から戻ってきたノル
冷えているだろうと暖炉の前を譲ろうと提案したが先にシャワーに行くという
それならばその後に暖炉前は譲ると告げて
怪我は治ったが次は風邪となれば流石に自分のシンシアだけでなくノルをもっと休ませようとするだろうと

シンシア > 「もう、折角なおったのに 
 ……はい、いってらっしゃい」

1ヶ月分の筋力の低下を戻すのは大変だろう
シャワーへノルを送りだして、アンセルがもってきた着替を脱衣所においておく

アンセルのカバンをとってきて渡しながら

「アンセル、森にいくのはいいけど…あんまり遅くならないでね?」

この季節の日暮れははやい、森は真っ暗だし
庭としててもアンセルを心配するのは当然のことで

ノーガルト > (治ったからと言って、それを怠るような男ではないのはよくわかっているはずだ。
体力を戻せば、すぐにまた筋力を戻そうとするだろう。
昔取った杵柄というもので、そう難しくはない、はずだ。

シャワーを浴びれば、少しは冷えた体が温まる。
そこそこに切り上げ、新しい服に着替えて暖炉の前へと戻ってきた。
カバンを持っているアンセル、どこかに出かけるのだろうかと…。)

「どうした、アンセル……また狩りか?」

(まだ、ノーガルトは依頼ができるほど快復しきってはいない。
今の稼ぎは、もっぱらアンセルの収入のみだ。)

アンセル > 「ノル、元に戻したいのは判るが無理はダメだぞ」

自分も同じようになればノルの様にしてでも元に戻そうとするだろう
一人の時ならばそれでも良かったが今は大事な家族が居るので無茶は駄目と告げ

「大丈夫だ、ミカンの木は近くで見つけた
だからそんなに遅くはならないぞ」

ノルを見送ればシンシアからカバンを受け取り背負って
見つけた木は比較的浅い場所、なので遅くなる前に帰れると言い切り

「いや、少しミカンを取ってくる
甘くておいしいぞ」

狩りもやってはいるが今から行くのは家族へのデザート集め
美味しいミカンを持ってくると自信を見せて

シンシア > アンセルのカバンを背負うのを手伝ったあと
さっぱりして出てきたノルへ、お水をグラスに汲んできて渡しながら

「あの…ね、ノル、ちょっと…」

テーブルに置いた黒犬の人形を1つ、ノルの手に渡して

「今日ちょっと、アンセルと街に出てたんだけど…」

このところの眠気に気持ち悪いムカムカはあったけど
今朝、少し戻してしまったこともあり、アンセルに付いてきてもらって行った先でわかったこと

「………あの…ね?ノル…できてた、みたい」

ちょっと言いにくく、目が見れず
反応が不安になるのは、自分でも予想外だったことがわかったからで

ノーガルト > 「ミカンか…そういえばもうそんな時期だったな。…分かった、あんまり遅くなるなよ?」

(カバンを持ったアンセルを見送った。
果物を取りに行くだけならば、そこまで遅くはならないだろうと。
だが、それでも今の時期はかなり夜が早くなっている。
遅くなって、冷える前に戻って来いと告げた。

暖炉のそばに座り、まだ少し冷えている体を温める。
シンシアに、後で温かい物でも入れてもらおう、そんなことを想っていた矢先だった。)

「……ん、どうした?」

(ずいぶんと神妙なシンシアのセリフ。
何かあったんだろうかと思っていたが、ふいにアンセル人形を一つ手渡されてしまった。

そして、次に出てきたセリフ―――。)

「できてたって……何がだ?」

(それだけでは、どうやら連想は難しいらしい。
シンシアが目を合わせてくれないので、何かできてはいけないものでもできたのだろうかと…。)

アンセル > シンシアに手伝って貰ってカバンを背負いノルを見て

「わかっている、しばらく留守番を任せたぞ」

シンシアがいてノルがいる
二人を喜ばせたいと気合を入れて頷き

シンシアが子犬のぬいぐるみを手に取ったのを見て
言うのだなと思えばそっと扉を押して夜の森に出かけていき…

ご案内:「平民地区 端っこの自宅」からアンセルさんが去りました。
シンシア > アンセルは、もう知ってるけど黙っててもらってた
作れない代わりに惣菜を買ったこと
自分の食べれるみかんをとってこようとしてくれてること、アンセルが森にいくと


「えー…っと……だからね」

照れる、言いにくい…自分も彼の隣へソファに座って
子犬人形では伝わってない…妙に沈黙したあと
彼の手をとって、自分のお腹にあてて

「…3ヶ月…だって」

自分でも気づいていなかった、逆算していくと魔剣を取りに行くまえに
もうココにいたことになる

ノーガルト > 「…………3か月?」

(おそらく、そのセリフだけでは何のことかわからなかっただろう。
三か月したものが何かあるのだろうか、と首をかしげていたに違いない。

だが、シンシアが自分の手を取り、そして腹に当てる。
そして3か月という言葉に―――さすがの鈍いノーガルトでも、気づいてしかるべきだった。)

「………は、え……え?」

(だが、理解が追い付かない。
3か月前といえば…ちょうど、魔剣を取りに3人で行った時だ。
4本目の魔剣、トリシューラを取りに行った時にはすでに、この中にいたということになる。

確かに、シンシアとは何度も体を重ねた。
其れこそ、いつできてもおかしくはなかった。
だが、それを告げられたノーガルトは…その場に固まり、思考を停止してしまっていた。)

「子供が………できた、のか?」

シンシア > 元々小柄で華奢でもあり、今もまだ膨らんでもなくて

自分でも無自覚だった
眠いのも、食欲がないのも、レモン水やピクルスみたいなのを食べてるのも

疲れとしか思ってなかったから
今日、ちゃんと診断されて聞いた言葉に自分でも、驚いたくらいだから
彼にどう伝えればいいのかわからないで

「…うん、そうみたい」

お腹に手をあてたままの彼に頷く
なにより彼の反応がどうなのかと気になって、ちらっと見上げるように
ただ、自分でも3ヶ月という、進み具合には不安なのだけど

ノーガルト > 「ち、ちょっと待ってくれ……3か月って…。」

(シンシアから少し離れて、ノーガルトは少しだけ後ろを向いた。
頭の中で、その時のことを整理しているらしい。

トリシューラを取りに行ったときに、当たったのはわかる。
だが、そのあと…看病をさせていたこともある。
そして何より…先週までしていたあの大けがの介護を、ずっとしていた。

考えてみれば、シンシアはいつも眠そうにしていた。
すっぱいものをやたら口に入れていたので、疲れだろうとノーガルトも思っていた。
ずっと感じていた違和感は、きっと疲れだろう、そう思っていた。

医者にも見せた、その結果は疲労からの眠気だろう。
確かに、お産に立ち会ったことはなさそうな初老の男性医師だった。
そのせいで、2か月ほどだった先月のことは気づけなくても仕方がない。
だが、その時のことを考えれば……無 理 を さ せ て い た 。)

「……し、シンシアっ!!い、今すぐ病院に行くぞ、病院!!そ、その子供に何か影響はないとは言い切れないからな!!い、いやまずアンセルを呼び戻す方が先か……っ!?し、しかしそんなことをしていて手遅れになる可能性も……ああ、ちがう!!と、とにかく病院だ、病院!ちゃんとした医者に―――!!」

(――――――ここまで、息継ぎなしである。)

シンシア > 「ぇ……」

離れられたし、顔を合わせず後ろを向かれたことに
不安が一気に顔に出る

言ったのに、喜んでもらえなかったと、感じたようで
気分が落ちていく瞬間に振り返られて
いきなり早口で彼の勢いに押されていく

「ぇ…あの……病院、いったから
 アンセルもついて来てくれたし、知ってるから…
 大丈夫だから、それで…ちゃんとコレももらったから」

カバンにつけてるキーホルダー
卵とハートのマスコットみたいなかわいいもの、妊婦さんの印というので
ちゃんと、病院でも診てもらったこととか教えて

ノーガルト > (喜んでいないというよりも、むしろ驚きのほうがはるかに上回っていた。
いつの間に、というよりもシンシアの其処に自分の子供が宿っている。
時期を考えても、間違いなくノーガルトの子供だった。

早口で言ったために、息が荒くなっている。
その顔は、怒りや残念というよりも、完全に驚きでゆがんでいた。
だが、ちゃんと病院にもいき、妊婦の証を貰い。
アンセルもそのことを知っていると聞けば、ノーガルトはがっくりと腰を屈めた。
安堵の息を、大きく大きく吐くと…。)

「……すまん、ちょっと裏庭にいってくる。」

(そのままの体勢で、裏庭へと足を運んだ。
ついてこようとすれば手で制し、一人で行くと。

だが、その直後。
「うおっしゃあああああ!!!!!」という大音量の悦びの声が聞こえてくるだろう。)

シンシア > 「ぁ…あの…ノル…」

すごい剣幕のあとに、腰が落ちる
なんだろう、見てるほうは戸惑うばかり

手を伸ばしかけて、また離れる
裏庭にと…ここからいなくなる、離れてく背中を見送れば
元気をなくしたようにソファに背中を丸めて座ったとき

なんだか叫んでる声が聞こえた、そのくらい大きい声で
落ちかけた気分が…ぷっと吹き出すように笑えてしまって

自分のお腹に手をあてて

「…喜んでくれたみたい」

よかった、と軽く撫でて

ノーガルト > (裏庭から帰ってくると、ノーガルトの顔はいつもと変わらなかった。
―――いや、いつもと変わらないように見せているだけなのは明白だった。
ふとした瞬間に表情がすぐに緩んでしまうのだ。

無理もない、初めてできた我が子だ。
そのわが子が、愛しい人の中に宿っている。
しかも完全に自分の子供だ…喜ばないはずがなかったのだ。)

「シンシア、お前は明日から家事をするな。俺とアンセルで分担する。その子のためにも、お前にはゆっくり過ごしてもらわないとな!」

(その声は、異様に弾んでいた。
さらに、飲酒とムリのある長期外出、そして重労働の禁止。
子供が生まれ、容体が落ち着くまではシンシアはむしろ、何もせずにゆっくり過ごしてほしい、と。)

シンシア > 「え、だめよ…ちゃんと、そのくらいはしないと」

ソファーに座ったまま戻ってきた彼の発言に驚く
ただでさえ、依頼ごとや剣を持つことから離れてるのに
2人を支える家事さえできなくなるのは…なにもしないだけの人になるから

「それでね、今度…ノル、嫌かもしれないけど
 一緒にきてほしいの、助産院…お話、一緒に聞いて欲しい」

男性には抵抗があるかもしれない
でも知らないことを、これからは彼にも知ってほしくもあり
来週の午後の予定を空けてほしいとお願いして

ノーガルト > 「だめだ、もしかにかあって子供に何かあってみろ、後悔するにできないぞ。あ、それと教会の孤児院にも話を通しておけ、子供は無邪気ゆえに残虐だからな。」

(今日のノーガルトは、いつになく饒舌だった。
もし、孤児院の子供がシンシアを殴るけるなどして、子供が流れでもしたら。
きっと、ノーガルトは怒りに我を忘れて孤児院に突撃するだろう。
だから、それを未然に防ぐためにも、妊娠していることは絶対に言うべきだと思う。
そして、頃合いを見てシンシアを完全に療養生活にさせないと、といろいろと考えていた。)

「………ん、助産院にか?もちろん行くさ、何をためらう必要がある?」

(父親として当然のことだ、とでも言わんばかりだった。
ノーガルトは孤児院で育ったが、そのあたりを学ぶ前に出てしまった。
だからこそ、その知識はまずちゃんとつけておくべきだというのは同意見だった。)

シンシア > 「…そうだけど…」

なんだか自分よりも彼のほうが心配性になってる気がする
心配からの言葉なのはわかってるから

確かに教会には言っておくべきだろこと
近所には、たぶん…アンセルが子守出来る喜びから、言いまくってそうだけど

「よかった…、ありがと」

子が宿ったということがわかった日ではあるけど
彼も父親になろうとしてくれてる初日のこと
自分も覚えていくこと知ることは、増えていくのだけど

「それで…今日、ごはん用意できてなくて
 街で買ってきたものなんだけど……」

匂いでもどしてしまった、料理をつくるのが好きだったのに
彼に、出来物ばかりを今夜食べさせる申し訳なさを伝える

ノーガルト > 「それに、ずっとシンシアも子供を望んでいたじゃないか。…その子供、絶対に無事に生ませてやる。」

(魔剣もすべてそろったし、もうしばらく自分の使命はないと思っていた。
しかし、まだまだ使命という名目では残っているのだ。
シンシアやアンセル、そしてようやく生まれる目途のついた我が子。
それらを護ることこそ、ノーガルトの新たな使命なのだと思う。)

「なに、気にするな。…そうだな、生まれるまではしばらく女将に食事を世話してもらおう。」

(たとえ溺愛でも、ノーガルトは喜んで食べる。
もちろん、手抜きなら怒るがやむにやまれぬ事情があるのだ。
その時まで「飯を作れ」というような男ではない。

しばらくは、シンシアには飯も作らせるつもりはなかった。
何もさせず、適度な運動は…まあ仕方がないとして。
そのあたりの知識が全くないので、ノーガルトはとにかく安静にさせなければと考えていた。)

「…ああ、そうだ。この時期は冷えるからな…新しい毛布も買わないと…。」

ノーガルト > 「…いや、毛布もだが何か暖房器具のようなものを寝室に入れるべきか…。しかし、ストーブの匂いでシンシアの体調を……ん?」

(ここで、ノーガルトの悪癖が発動していた。
考え出すと止まらず、周りが見えなくなる悪癖。
それを発動、しかも今回は口に出してしまっている。

すぐ横で、シンシアが手を伸ばしている。
思考停止し、すぐにその意味を理解すれば…できるだけ。
体に負担がないように抱きかかえて、寝室へと向かう。)

「ああ、もちろんだ……絶対に安静にしておけ。あとで、町でできるだけ匂いに出ない、部屋におけるストーブを探してくる。」

(何かいいものがないかと考えていた。
できるだけ、シンシアには快適な環境を提供し、無事に子供を産ませてやりたい。
それは、子供をずっと望んでいたアンセルと…ノーガルトの願いでもあった。)

シンシア > 「……うん、じゃあ…ノルに任せるね」

なにを言っても、引いてくれないきがする
今までも大事にしてもらってたけど、余計過保護が増したようにも感じて
笑って返しながら両手を伸ばし、抱っこをオネダリ

「少し横になっててもいい?」

彼に抱っこをねだり甘える、別に1人であるけるけど
食事の時間まで時間もあるし…寝室に連れてってもらおうと

まだ、知識としては浅く
これから覚えていくことも多いから
一緒に親になればいいだけで

シンシア > 「ノールー?」

全部考えてることがダダ漏れしてるけど
そこまで考えてくれてるのは嬉しく、ちゃんと望んでくれてることも実感できた

まだ、体型の変化もないけど
抱き上げてもらえると
嬉しそうに笑って

「…来年の今ごろは、4人で過ごしてるのね」

1人増える嬉しさ、寝室に運んでもらう揺れる腕の中が心地よくて
今ならなんでも彼は叶えてくれる勢いもあるから…ちょっと

「あのね、街で見かけたんだけど…
 窓辺に・・・こう大きくて丸い、卵みたいな、天井から吊るしてるマユみたいなの
 …ほしいな?」

天井で吊るされた、吊るし椅子のようなイメージをどうにか伝えようと
おねだりしてみた

ノーガルト > (今日のノーガルトは、いつにもなく饒舌で緩み切っていた。
やはり初めての我が子というのは、普段強面で無口な男をあっさりと変えられるらしい。
抱き上げ、寝室に入るが…寒くはないかと、しきりに気にしていた。
後で何か温かい物でも作るべきかとも思っているし、しばらくはシンシアを伸ばして寝かせようか。
そんなことも考えていた。)

「ああ、確かにそうなるんだろうな。あと、新居にも移っているかもしれないぞ?」

(確かに、ノーガルトの今の勢いは何でも叶えてしまいそうだった。
シンシアの説明で、どんな椅子なのかはちょっと想像しにくい。
なので、あとで簡易的に絵でもかいてもらって、それで判断しようと思う。)

「ふむ…値段次第だが、わかった。ついでに、後で街で見てこよう。」

シンシア > 「うん、大丈夫…」

ベッドに横になりながら、少し眠気もあるし休ませてもらおうと
手を伸ばして、彼に触れ

「楽しみ、増えたね」

1つづつ超えてきた、まだ先は続くし、変化もある
家では話してくれるほうだけど、それでもよく話すと感じるほどに

本人は気づいてないかもしれないけど
表情もどこかいつも以上に柔らかい気がして

「日向ぼっこしながら揺れるの気持ちいいだろうなーと思って」

家事は今日は何もさせてもらえなさそう、だから大人しく
彼の心配を緩めるためにもベッドで少し眠ろうとあくびをして

「ノル…少しだけ、お昼寝…よかったら一緒に…」

彼は鍛えに行くかもしれないけど
心細さでなく、嬉しいからそばにいてほしくて指を握ったまま、ウトウトして、そのまま…寝息をたて始めてた

ノーガルト > 「これからもっと楽しみが増えていくんだ、だから今は絶対に安静にな。」

(―――むしろ、介護の時にもすでに身ごもっていたということだ。
あれだけ献身的に介護してもらったのだ、今度はこっちが返す番だろう。
できることは少ないし、余計に心配をかけてしまうかもしれない。
だけど、できる限りのことをしてきたのだから、これからもそれは変わらない。)

「なら、ちゃんと日差しを感じられるところに置かないとな。…任せておけ。」

(だが、まずはシンシアの安眠が先だった。
一緒に眠ってくれと言われても驚きで完全に目が冴えており、眠ることなど到底できない。
なので、そのままベッドのそばで、ずっとシンシアの寝顔を見守っていた。)

ご案内:「平民地区 端っこの自宅」からシンシアさんが去りました。
ご案内:「平民地区 端っこの自宅」からノーガルトさんが去りました。