2017/11/27 のログ
ご案内:「九頭龍山脈・温泉」にアリュースさんが現れました。
■アリュース > 「ふい~ ごくらくごくらく~♪」
次の目的地に向けて移動中、温泉を偶然見つけたアリュースは、
休憩がてら堪能することにした。
まるで調整されているかのようなバツグンの湯加減に、肌に纏わりつくかのような感触。まさに天然の秘湯といっても過言ではないだろう。
「う~ん… 最近働きすぎてましたからね~…♪ いやされるぅ~♪」
豊満な肢体を惜しげもなく晒し、つかの間の休息を楽しむ…。
ご案内:「九頭龍山脈・温泉」にユリヤさんが現れました。
■ユリヤ > 「――みつけた。」
と、完全に急速モードに入っているアリュースの耳に
鈴の鳴るような、それでいてどこか剣呑さを含んだ声が滑り込んできた。
見れば、紫色のコルセットと下着に身を包んだ娼婦風の女が、
震える手で短刀を持ち、あなたへと恐る恐るという風に近づいてくるのが見える。
「私の――仲間たちの仇ぃッ……!」
そのまま女は恐怖心をかなぐり捨てるように、ヒステリックに叫ぶと、
だっと駆けだして、あなたへと刃を突き立てようとする。しかしその動きは
悲しいかな武芸の心得も何もない、か弱い女のそれであまりにも遅く、アリュースなら
今の体勢からでも容易に躱すことができるだろう。
……おおかた、この前堕落させた娼館の生き残りか何かだろう。
恐らく、運よくあの時に別のところで客を取っていたか何かであの惨劇に巻き込まれなかったのだ。
■アリュース > 長い時間湯に浸かり、いよいよ瞼が下りてきたその時、
鈴の鳴っているような美しい声によって、現実に引きもどされる。
「…っ?」
振り返るとそこには短刀を突き出して襲ってくる、下着姿の女。
その容貌と発言から、アリュースは彼女の正体を悟って。
「ふふ… サービスが行き届いていますねぇ♪」
ユリヤのナイフがアリュースに届く直前、地面から沸いたスライムが彼女の四肢を拘束し、地面へと転がしてしまう。
アリュースはユリヤを見下ろすと、微笑んで。
「こんばんわ…♪ 素敵な娼婦さん。 楽しませて下さいね?」
■ユリヤ > 「っあッ……きゃ……嫌――ッ!」
柔肌にナイフが届くかと思いかけたその時、何もない地面からヘドロのように沸き立った
スライムに脚を、腕をからめとられ、どうと湿気た地面に倒れる。
「こ、この……魔族……いえ、悪魔、め……。」
それでもなお、女は半ば血走った眼でアリュースを見上げ、
さらには指が真っ白になるほど固く短刀を握りしめており拘束を解けば今にもまた襲い掛かってきそうだ。
ご案内:「九頭龍山脈・温泉」からアリュースさんが去りました。
■ユリヤ > 女がこの後どうなったかは定かではないが……恐らくアリュースによって徹底的な凌辱を受けたことだけは確かな事だろう。
ご案内:「九頭龍山脈・温泉」からユリヤさんが去りました。