2017/08/30 のログ
ご案内:「平民地区の端っこ」にシンシアさんが現れました。
ご案内:「平民地区の端っこ」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「平民地区の端っこ」にノーガルトさんが現れました。
■シンシア > 昨日からの仕込みも、最後仕上げてテーブルに運んでるとこ
リクエストされたローストビーフに、ポトフ、野菜と一緒に煮込んだスペアリブとか
パン、ポテトサラダや、タコのマリネとテーブルの上がお皿で埋まっていく
アンセルにも小皿を運んでもらってて、自分はエールの瓶やグラスなどを持ってきた
さすがに作りすぎたと…グラスを置く場所は隙間を選びながら
■アンセル > 準備されていく料理を美味しそうだと視線を向けながらのお手伝い
大好きな料理がテーブルの上を埋めていくのを見れば我慢も大変
しかし我慢をして小皿を運んだりとお手伝い
シンシアがグラスやエールを運び終えればそっと椅子の位置を確認して
あとは何を手伝えばとおとなしく待つ
■ノーガルト > (タイミングは悪くない、というところだろう。
仕事が終わった後、ほぼまっすぐに帰り道を急ぐ男の姿。
その腰には、新しく手に入った剣と、背中にはいつもの曲剣。
だが、いつもと違うのはその手には小さな箱を持っているところだろう。
ノーガルトは、果物以外の甘いものを苦手としている。
だからこの箱の中身は、待っているい家族へのお土産―――甘い甘い、小さなケーキ。
カップケーキを二人分だけ買って、そして帰宅しているのだ。
おかげで少しだけ遅くなってしまったが…お土産があるなら、二人も許してくれるだろう。)
「シンシア、アンセル、帰ったぞ。」
(扉をくぐり、いつものように帰宅。
迎えに出てくるのは、果たしてどちらだろうか…。
そのやってきた方に、その小さな箱を渡すだろう。)
■シンシア > 「はい、これはアンセルのね
もう座ってていいよ」
グラスにアイスミルクを入れたものを、アンセルがいつも座る席の前において
あと1人の帰りをまつだけのとこ…
丁度よく帰宅の声がかかり
扉のほうへと視線をむけて
「おかえりなさい、丁度よかった、ごはんできたとこ
手洗ってきてね…、それなに??」
手にしてる小さい箱に目がむくと
なんとなく見た目におしゃれな感じから、デザートかなと、想像はできたけど
■アンセル > 「俺はミルクじゃないと駄目だからな
座って待っているぞ」
席の前にミルクのグラスが置かれると大人しく椅子に座る
後はもう一人の家族を待つだけだから
「どうやら帰ってきたようだ、いいタイミングだ」
椅子に座れば帰宅の声が聞こえる
シンシアの視線を追うように扉を見れば小箱を持つノーガルトの姿
鼻を鳴らせば甘い香りにあれはデザートだろうと見当をつけ
隠しているつもりだが尻尾は楽しみという感情を表し揺れて
■ノーガルト > 「そうか、それは何よりだな…。ああ、この時間でもケーキ屋が開いていたからな、二人のために買ってきた。」
(ノーガルトが甘いものを嫌っているのは、二人はよく知っているだろう。
なので、この箱の中に入っているカップケーキは、当然二人が食べるために買ってきたもの。
キッチンへと入るところを見れば、既にアンセルがスタンバイしていた。
どうやら少しだけ、待たせてしまっていたらしい。)
「アンセル、帰ったぞ。…もう少し待っていてくれ、すぐ手を洗ってくる。」
(昨日少しだけ我儘を言って、味見をさせてもらった。
まだ味はしみていなかったけれども、それでもうまいと思えたローストビーフ。
さらにスペアリブもついている、これはすぐに戻ってこないと。
そのために、今日はシンシアの弁当を少なめにして、思いっきり腹を減らしてきたのだから。)
■シンシア > 「うん、アンセルもつまみ食いしないで待ってたものね、えらーい」
席に座るアンセルの頭を撫でて、ノルがお土産として買ってくれた紙箱を嬉しそうに
受け取り、お礼をつげて、紙箱はキッチンの涼しいとこに置いておいて
「ノル、エールでいいよね」
ききながら返事を待たずにグラスに注ぎいれながら
レタスの上に盛りあげたローストビーフをノルとアンセルの間においておく
アンセルもいるし玉ねぎ関係の抜いた料理を広げてて
「ノルがきたら食べようね」
アンセルにもう少しだけ待ってよう、とにこにこしながら
■アンセル > 別に対して待っていないのだが普段から食いしん坊と思われ今は椅子にスタンバイ
勘違いされているとは思わずに尻尾を揺らして
「大丈夫だ、ゆっくりと洗ってくるといい
シンシア、俺はもうつまみ食いはしないぞ」
それは昔だけと少し頬を膨らませて抗議
食事はできるときは家族と一緒という考えなので戻ってくるまできちんと待つと
目の前に置かれるローストビーフに手を伸ばしそうになるのをぐっと耐え
戻ってくるまで待つと頷いて
■ノーガルト > (しっかりと、手だけは洗うようにしていた。
もちろん教え込まれたからというのもあるが、家族の前でだらしないところは見せられない。
ただ、朝の一番でのだらしないところは…まあ仕方がないけれど。
手早く手を洗うと、すぐにリビングへと戻ってきた。
もう腹がペコペコで仕方がないのだ。)
「ああ、エールでいいさ。…あ、今日は飲ませてもらうからな。」
(酒もしばらくは少なめにしていたのだ。
席に着くと、まずは軽く祈りをささげて後はシンシアがそろっているなら、豪快に行こうか。)
「えーっと、其れじゃあ…乾杯の音戸は誰が言ってくれるんだ?」
■シンシア > 「あとでノルの買ってくれたの食べようね」
食後でもいいし明日のおやつでもいい、アンセルと一緒に食べるつもり
ノルも席につけば…
「んーじゃあノルで、4本目の剣も迎えることができたしね
全快祝いとお仕事復帰のお祝いと・・3つも重なったから」
自分の分にはりんご酒を薄めたものをグラスに入れて
ノルを向き合うままに席について
2人で挟むようにアンセルは間にいる位置で
■アンセル > 「そうだな、後で食べよう」
ノーガルトが手を洗っているのを待つ間にシンシアの言葉に頷き
食後にお腹いっぱいなら明日でもいつでも食べれるのだから
「今日はお祝いだ沢山飲むといい
ノーガルトの4本目に全快に復帰だったな」
良いことが重なったと頷けばミルクのグラスを手に持ち
「乾杯はシンシアでいいと思うぞ」
二人の間に座るいつもの定位置
乾杯はそれでいいだろう?とノーガルトを見て
■ノーガルト > 「トリシューラとの契約に、俺の前回と復帰祝いか…。なんだか照れるな…。」
(まるで、自分のために彼らがいるかのよう。
いや、家族として祝ってもらうことに何ら不思議はないのだが、今まで経験がないだけに。
少しだけ気恥ずかしくて、そして何よりもうれしかった。
ゆっくりと、ノーガルトは定位置に座る。
そこにはすでに、なみなみと注がれたエールがあるいことだろう。)
「よし、其れじゃあシンシア。乾杯の音戸を取ってくれ。」
(ノーガルトはすでに、ジョッキに手をかけてスタンバイしている。
後はシンシアの掛け声で、食事は始まるだろう。)
■シンシア > 「えー…私、こういうの苦手なのに…
じゃあ、乾杯、ノルおめでと」
乾杯のなんとか、なんてしらない経験もないから
どう言えばいいのかもしらないし…
だから自分にまわってくるとテンションは下がって
とりあえずわからないながらの言葉を考えて
小さく告げたあとに口をつける
■アンセル > 「お祝いは良いことだ照れなくていいぞ
シンシア、ノーガルトが苦手なら慣れるようにお祝いを多くやろう」
恥ずかしいのなら慣れさせてしまえとシンシアに増やそうと提案し
それでノーガルトが慣れ、ごちそうを食べる機会が増えれば嬉しいと
各自の準備が終わって後が乾杯を待つだけ
なんだかシンシアのテンションが下がったように見えて首をかしげて
告げられた言葉にグラスをそっと触れさせるとミルクに口を付ける
■ノーガルト > 「いや…アンセル。祝い事をそんなしょっちゅうやったら、意味がないだろう…。」
(恥ずかしいからこそ、なれないからこそ祝い事なのだ。
特別な時に、みんなでお祝いをして喜ぶ行事だからこそ意味がある。
そんなに回数多くやってしまうと、お祝いの意味がなくなってしまいかねない。
アンセルの提案には、すこし突込みのようなものをいれつつ。
シンシアの乾杯の音戸は、なんだか元気がなかった。
おそらくシンシアも、こんな機会はめったにないのだろう、だから少し中途半端になってしまう。
だが、だからこそいいのだ。
初々しい乾杯の音戸も、何ら気になることはない。
シンシアの合図で、ノーガルトはエールのジョッキを口につけ、そして一気に喉に流し込む。
半分ほどだろうか、ノーガルトは久しぶりの存分な酒に、まさに至福を味わっていた。)
「………旨い、美味い!やっぱり酒はやめられないな!」
■シンシア > アンセルがグラスを寄せてくるから、かるく触れさせて
隣のアンセルに適当にとりわけてたとこに
思い出した
「ぁ…忘れてた」
席をたち、キッチンへ保冷に置いてたトマトの冷製パスタを持ってきたけど
置き場所もないから…アンセルとノルの間に入って、直接2人のお皿においてしまおうと
「置き場所ないから、いれちゃうね」
3人分にとりわけてしまえば、席に戻り食べ始めて
■アンセル > 「そうなのか?祝い事は多いほうが楽しくはないか?」
ノーガルトの言葉にそうなのかと首を傾げ
多いほうが楽しくはないかと問うようにシンシアを見て
ミルクを飲めば次は食事とレタスにオールキャベツを包んで口に運び
「忘れて?」
食事を頬張りながら席を立ったシンシアを目で追いかけ
戻ってきた手にはパスタの乗ったお皿
それが取り分けられると早速にフォークで口に運び食べ始める
■ノーガルト > 「アンセル、楽しいことは時々しかやってこないから、楽しいんだ。」
(人生はやっぱり、山あり谷ありのほうがおもしろいし、その分幸せを感じられるもの。
年長らしいというよりも、まるで爺臭いセリフではあるが、ノーガルトは本気でそう思う。
シンシアが何かを忘れていたようだ。
彼女の料理はいつもうまいし、そして何より腹を膨らませてくれる。
残さずに食べることが難しいときなんて、一度だってなかった。
むしろ、まだ入ると思えるほどに食べ進めることもあるから、明日が苦しいことだって。)
「お、冷製パスタというやつか。…だが、俺はやっぱりこれからだな。」
(帰ってこれたらという条件で、注文していたローストビーフ。
それを自分の取り皿に、山盛りにして乗せる。
今日は食べられるだけ食べてやると、スペアリブも併せて乗せた。)
■シンシア > 「私とノルとアンセルの好きなもの作ってたら…作りすぎたね」
もうテーブルには乗らないから
3人の小皿に少しずつのせてた
自分の席について、遅れて食べ始めてく
昨日よりも味も染み込んだローストビーフは、少しだけ厚切りにしても柔らかくできてるはずで
「アンセルもミルクお代わりあるからね?」
香辛料やハーブは使ってるものの、アンセルが食べちゃいけないものは
使っていないから、なんでも大丈夫のはずで
スプーンですくったポテトサラダをアンセルの小皿にとりわけて
■アンセル > 「そういうものなのか。ならば仕方ないな」
たまに来るから楽しいのならば仕方ないとあきらめ
取り分けられたパスタもローストビーフやスペアリブと一緒に口にと運ぶ
大好きな肉料理にそれ以外の料理も皆美味しいく食べるスピードは速く
「わかった、飲んでしまったらお代わりを頼む」
口の中のものを飲み込んでは頷き
小皿が空になればポテトサラダを取り分けてもらい
肉も好きだが芋も好き、すぐさまにスプーンで口に運んでいく
■ノーガルト > 「アンセルも、もし毎日デザートがあると飽きてしまわないか?」
(それが、嬉しいことが時々でいいということなのだ。
ノーガルトだって、毎日楽しいことがあるとそれが楽しいとも思えずに、きっと無気力に毎日を過ごしてしまうだろう。
辛いこともあるからこそ、幸せも感じられるものなのだ。
すでにエールの一杯目は飲み切ってしまっている。
その2杯目をつぎ足しながら、ノーガルトはローストビーフを一切れ、口に運んだ。)
「……うん、昨日の薄味なのも悪くはなかったが、やっぱり味がしみ込んでいるから、こっちの方がうまいな。」
(昨日、味見と称して少し食べさせてもらったローストビーフ。
其れよりも味が濃くて、しっかりと味がついている。
せっかくだしと、パンにはさんでノーガルトは、それをバクバクと食べ進めていく。
いつもよりもペースが速いのは、それだけ空腹だったのだろう。)
■シンシア > 「お祝いするようなことは時々、楽しいこともほどほどに
じゃないと、幸せすぎて私は不安になってしまうからね」
元々、不安がりな性格もあって
いいことが続くと不安になること、楽しいことが続くのはいいけど
麻痺してしまわないように…くらいで
ノルのエールの空き瓶を床に下ろし、新しいものを注ぎながら
「ノルもようやく、心いっぱい食べれるけど…
飲みすぎに気を付けてね?」
酔いつぶれたとき運ぶのに苦労したのを思い出し
ただ楽しく飲めるのならいいことだけど
自分もグラスに口をつけたり
小皿に分けたものを食べたり…そんな当たり前に普通な日常の食事も
ようやく訪れた気がして
なにげないことなのに、嬉しくて
■アンセル > 「毎日デザートは嬉しいぞ
シンシアが不安になるのはダメだ。ほどほどにしよう」
元々は美味しいものを食べるのは幸せだった元野生のオオカミ
毎日デザートと聞くと尻尾が激しく振られて喜びを見せて
しかし不安になるとシンシアが告げればそれはダメだと考えを変える
色々な料理に手を伸ばして食べ進めていけばエールを飲み干すノーガルトとお代わりを注ぎながら注意をするシンシア
その姿に飲みすぎはよくないと同意をして自分は食べすぎとばかりに食べていく
「シンシアの料理は薄味も肉料理も最高だぞ」
普段から食べこむように食べるが今日はより食べて
いつもよりも多く食べているのにまだ食べれるとばかりに
「シンシア?」
ふと視線を向けると嬉しそうにしているシンシアにどうした?と問うように声をかけて
■ノーガルト > (シンシアが不安になる、確かにアンセルにはそっちの方がわかりやすかったか。
幸せが長続きすると不幸になる、そんなことは決してないと思う。
だが、ノーガルトもほどほどの幸せを望んでいるのだ。
何事も、決して多くを望んではいけない…いけないのだ。)
「飲みすぎ?…おいおい、まだまだいけるぞ?」
(もちろん、酔いつぶれないように気を付けるのは間違いはない。
だが、その量をきっりちと把握しているし、シンシアの心配はいらぬものだというものだ。
嬉しそうなシンシア、そしてそれを見て首をかしげているアンセル。
ああ、いつもの日常の光景だと、ノーガルトもほっこりと笑っていた。)
「……しかし、ちょっと作りすぎじゃないか?さすがに喰い切れないぞ、シンシア…。」
■シンシア > 「酔うとノルは甘えてくれるからね、嬉しいけど?」
気分によるのかもだけど、甘えるか眠気に負けるか…ノルの酔い方を知ってるから
今夜はどう酔うのかと、楽しみでもありながら
2本目のエールもあけてしまう勢い、3本目を持ってきて
「食べきれなかったら、残してて?明日にでもサンドイッチにでもできるし
お弁当にも作り直してみるし」
料理のリメイクも得意、同じおかずを2日と続けて出すこともなくて
3人で食事を囲んで、明日の話をして、もうすぐアンセルは眠いとか言い出しそう
そんな、普通な食事風景が楽しくて
「3人で食べるの楽しいね、って思っただけだよ」
アンセルが不思議そうに見つめてくるから、その答えを言葉にして
■アンセル > 家族との幸せな時間は長くあると嬉しい
だけど不安な時間はあると嫌
それならば楽しい時間は少しでも嫌な時間を無くす
それこそがオオカミの選ぶ選択であり
「飲みすぎるとノーガルトは甘えるのか
シンシア、もっと飲ませて沢山甘えさせるといい」
普段色々と頑張る家長を甘えさせ休ませるのだとシンシアをけしかけて
いつもは自分が甘えているから、その良さをもっと味わってもらおうとも考え
「残ると明日も食べれるのか…それは大事だ」
沢山あるのを食べてしまおうと考えていたが残ればお弁当やサンドイッチになると聞けばそれもいいと考え
同じものが何日出ても気にはしないが変わるのならばそれも楽しみ
お腹がいっぱいになれば眠くなるのはある意味動物の定めだが今日は耐えようとゆらゆらと
「そういうことか。そうだな3人で食べるのは良いものだ」
その答えにそうだと満面の笑みで頷いて
■ノーガルト > 「えっ………。」
(そうだった、ノーガルトは飲みすぎると甘えるようになるのだ。
おそらく幼少時代、ほとんど甘えたことがないためにそうなってしまうのだろうが…それはいけない。
この二人の前でだけは、ぜったいにそんな情けない姿を見せるわけにはいかないのだ。
もう一杯、これで四杯目だがこれで終わりにしておこう。
ちょうど腹もいっぱいになってきたことだし、残ったローストビーフやサラダは、明日の弁当にでも。
これは明日も楽しみな昼食になりそうだと、笑みを浮かべた。
ほかの冒険者がいつもうらやんでいるのだ、愛妻弁当などと。)
「3人で食べる飯はいつもうまいからな。…アンセル、今度はお前が何を食いたいのか、リクエストすると良い。」
(今日は全体的に、ノーガルトの好みに合わせてくれた。
だから今度はアンセルが、晩飯のことをチョイスする番だと。
何かのお祝いではない、いつもの食事の場。
それだけでも、本当に毎日が楽しかった。)
■シンシア > 「ふふ、たまーにね?ここんとこ見てないけど」
お酒を減らしてたから当然だけど
今夜は酔うだろう勢い、楽しくのんで楽しく酔うのならいいことだし
止めることはしないから3本目を開けて
「食べ残したらね?」
自分の食事もすすめていく、いつもより食べ過ぎてるのは自分も同じで
残ったら、朝食にもなるし、少し手を加えてお弁当にもなる
「そう、食べたいもの教えてくれたら私も助かる
メニュー考えるのも楽しいけどね?」
1品でも食べたいのをリクエストされたら、作るときに助かるもの
次はアンセルの好きなもので作ってあげたくて
■アンセル > 「そうなのか?ならもっと飲ませて甘えてもらわねばな」
決して揶揄うつもりはない、本気で甘えてもらおうというオオカミの気づかい
なのでもっと飲めと普段では絶対にしないようにエールを進めたりとして
「残ると思うぞ、たぶん……」
本当は食べてしまいたい、でもほかになったのも食べたいというジレンマに悩み
そして選んだ結論は我慢する
明日を楽しみにしようという我慢を覚えていて
「食べたいものか?ここに並んでいるぞ」
視線を向ける先にあるのはローストビーフにスペアリブ
この二つだけでも大好きなのでリクエストが浮かばず
もう一つあるのだがそれはもう少し涼しくなってからと我慢して
■ノーガルト > 「……勘弁してくれ、アンセル。」
(そんな情けないところを見られて、もし幻滅でもされたらと思うと…。
確かにノーガルトは、普段から取り繕っている感じはある。
本心はひた隠しにして、そして二人の前では本当に強い男として。
頼りがいのある男としてふるまってきた、背中に冷や汗を流しながら。
その結果、二人は本当に自分のことを信頼してくれている。
だからこそ、甘えてへたっている自分の姿など…見られるわけにはいかないのだ。)
「我慢することはないさ、アンセル。食いたいなら喰えばいい。…俺はもう入らんがな。」
(若干食べ過ぎてしまったかもしれない。
大きくなった腹をさすりながら、ノーガルトは満足そうにため息をついた。
やっぱり、シンシアの飯がどの飯よりも、一番うまい。)