2017/07/20 のログ
ジード > 「今日も今日とてお店は繁盛しませんでした。で括ると情けないけど事実だから仕方ないね」

月の高さが頂点に達する頃合いを見計らったかのようにポツっと声を落として露店の中から一本のステッキを引き抜く男。
呪文を唱えてステッキを地面に突き立てると途端煙の様に露店が消えうせ後には大きなカバンだけが残る。
鞄を抱えて肩に載せるようにしながら男は路地の向こうへと消えていく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からジードさんが去りました。