2017/07/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
ジード > お祭りの活気からは切り離されたようにひっそりと静まり返っている貧民地区。
けれども当然住民たちが居なくなったわけではなくて、いつもの生活を維持しているもの達も少なからず存在する。
そんな中の一人が今日も今日とて路地裏で自分の店を切り盛りしていた。
けれども普段からあまり多いとは言えない客足はこの時期特に閑古鳥がないていて通り掛る人すら殆ど見かけない。

「お客さん捕まえないと商売にならないとはよく言うけど捕まえるお客さんがいない場合はどうしたらいいのか分らないね!
 でもここのお店占めると普段のお客さんが困る――あれ?困るのかな。どうだろう」

景気の悪い独り言をヤケクソ気味に放言して感じる自分のお店の存在意義についてという哲学的命題。
あまり認めたくはないが主に常連が求めるのは香辛料や麻薬の類が主なので麻薬がなくなると困る人は困るかもしれない。
けどそれはそれでどうなんだろうという考え。

ジード > 「麻薬関係は一度離れてもらった方が商売に…ンンッ、健康にも良いだろうね。
 香辛料関係は困る人は困るかな。ここで買ってく人等が何に使ってるか知らないけど。
 お祭りは王城だったっけ。一度は行ってみるべきかなあ」

何だか普通に使ってなさそうな人たちも結構いるのだが想像通りの答えが返ってくると怖いので敢えて聞いてない。
露天に並べられた瓶詰めの数々を見ると無しに眺めながら気分で商品の並び順を変えていく。