2017/07/08 のログ
■シンシア > 「うん、そのつもりだったから
大丈夫」
急な泊まりでない限りは夜遅くでも家に帰ってきてくれるだけで嬉しいこと、安心できることで
すぐに軽い食事くらいの用意は常にしてある
バランスをとりながら、屋根のはしにまでそのままハシゴを降りては勝手口から家の中に
「じゃ支度しておくから汗流してきて?かえってすぐに屋根の上つきあわせちゃったし」
後ろをついてきてくれる彼に声をかけながら台所でグラスの片付けと
夜食の用意をはじめていくように
■ノーガルト > (シンシアはいつでもそうだ、急なことでも必ず夜食を作ってくれる。
無理をさせているのではないかと心配になることもあるけれど、本人はいたって楽しそうにしている。
そのせいで、ついついノーガルトも甘えてしまうのだ。
本当なら外食で、無理をさせないほうがいいのかもしれない。
しかし、できるならばシンシアの顔を見ながら、飯を食いたいのだ。)
「いや、お前らこそ……その、汗臭くなかったか?」
(匂いは確かに気になるのだ、本当ならば屋根の上に上がる前にシャワーなりで汗を流すべきだった。
しかし、その間に二人で会話が弾み、のけ者にされてしまったら目も当てられない。
シンシアが夜食を準備してくれている間に、ノーガルトは浴室へ。
ここのところ、日中はずいぶんと熱くなっている。
汗の量も増えてきたし、おそらく二人には―――。
それを考えると、唐突に恥ずかしくなってきてしまった。)
■シンシア > 「ぜんぜん、そんなの気にするほどのことじゃないでしょ?
私だって…汗かくことあるし、アンセルだって子犬まみれの森からもどったら獣の匂いもあるし」
2人のことは好きだから
好きな人のことは全てが好き、汗こそもと思うから本気で平気なのだけど
彼の気にしてる風なのに自分は全く気にしていないこと、それすらも愛しく思うのは
自分はへんなのか?とか思ってしまうけど
シャワーの音が聞こえれば、着替えとタオルを用意し声をかけて出ていく
「冷えてるエールも用意しておくからね」
そのままパスタだけ茹で、ソースを温めて用意に時間はかからないほど
自分ももう少しと、果実酒をもう1杯用意して彼と向き合うようにして置いておく
■ノーガルト > 「そ、そうか……それならいいんだが。」
(気にするほどの事ではない、ということは自分が気にしすぎなのだろうか。
人によっては、大衆も気になるようなものもいるだけに、少し気になっていたのだが。
シンシアが気にしないというのであれば、少し安心したようにほっと胸をなでおろした。
頭の上から、熱いシャワーを浴びる。
気温が高い時だったのに、この暑いシャワーを浴びるとどこか体がすっきりとする。
汗のにおいも落とし、さっぱりとしたところで外に出てみれば、シンシアがすでに着替えを用意してくれていた。
ありがたいことだ、と洗い立ての普段着に着替えると、すでにシンシアが飯を用意してくれているところだろうか。)
「冷えているエール化、嬉しいな……。さっきはろくに飲めなかったからな。」
(空腹のせいで、酒が思うように入らなかったのだ。
冷えているエール、まずはそれでのどを潤す。
仕事のあとの、至福の一杯である。)
■シンシア > 「今日もごくろうさま、簡単なものでごめんね」
自分としては、手抜きのような簡単な料理
シャワーから出てきた彼と向き合うように
椅子に座り、パスタは多めに茹でたから
1・5人前くらいの量だけど…
家に戻ってきてくれるという、「いつもの日常」が嬉しいと
ニコニコしたまま見つめてる
正面で彼がエールを飲んで食事をして…一緒に眠る
文献を調べてると宗教戦争なども知識として入ってくるだけに
当たり前に平穏に過ごせていること
目の前の彼と傍にいてくれるアンセルには、伝えきれない感謝もするほどに
■ノーガルト > 「いや、かまわんさ。簡単なものでも作ってくれる俺に、文句を言う資格なんかない。」
(それに、いつも作ってもらっているのだから文句などいうはずもない。
シンシアがいつも、帰ってきたらエールと飯を用意してくれて、その顔を見ながら飯を食える。
其れの、そんな当たり前のはずの日常に、どうしても幸せを感じてしまう。
だからこそ、ノーガルトはこの家を守りたいと思うようになった。
一人で生きていけばいい、そんなことをずっと思っていた。
伴侶なんかいても、きっと不幸にしてしまうだけだからと。
だが、目の前の女は自分と一緒にいることで、幸せになってくれている。
ミートソースのパスタをフォークに巻き付け、食べながら思う。
…人は、やっぱり一人じゃ生きていけないのだと。
今日は、できるだけゆっくりと大盛のパスタを食べながら、シンシアと何気ない日常の話を続けていくのだった…。)
ご案内:「平民地区 端っこ」からノーガルトさんが去りました。
ご案内:「平民地区 端っこ」からシンシアさんが去りました。