2017/05/27 のログ
アンセル > 「俺ならばすぐに探せるがノーガルトはそうもいかんだろう?」

自分は家出をしても匂いで探せるがノーガルトはそうはいかないはず
なので寂しい思いをさせずにそんな事をさせたいためにも一緒にいないといけないと
シンシアが甘えているときは勿論席ははずすがそれ以外は基本いっよで

いい訳もきっとノーガルトが考えてくれる
なので己の仕事はより美しく立派な宝石を探すこと
そして言い訳の理由になる事をするだけと意気込みを見せる肉体労働専門

「シンシアは待っているぞ。子供は仕方ないとはいえ…安心させてやれ」

度胸を見せろとばかりに前足でノーガルトの足をポンと叩き

シンシアが戻り浴室へ向かうのを見送ればすっかりお気楽狼と言う様に床に寝そべる

ノーガルト > 「……まあ、確かにな。」

(悔しくはある、しかし確かにアンセルのいう通りだ。
シンシアを探す際、ノーガルトは目しか使えないがアンセルは鼻がある。
それを頼りにすれば、シンシアを見つけることもきっとたやすいだろう。
そこは、やはり人間と狼の違いというところか。

確かに言い訳も考えよう、しかし次に続いた言葉に、少し言葉を詰まらせた。)

「ぐっ……き、今日のアンセルはちょっととげがあるな……。」

(子供は仕方がない、しかし確かに安心させるためには…。
同居しているが、いまだにその事実はない。
一緒に暮らすようになり、意識もしているが…まだその最後の一歩を踏み込んではいなかった。
床に寝そべるアンセルとは打って変わって、ノーガルトはなんだか苦虫を噛み潰したような顔になっていた。
やはり、アンセルには頭が上がらない…。)

シンシア > 外の草抜き、少し日焼けしたかも…なんて腕を気にしながら
シャワーを済ませてきた

もう話はすんだのか…出てもいいのか
いろいろ考えながらタオルを被り、考える…アンセルが、ノルに話したいことってなんだろう
出て行くとか?ついつい悪いほうにばかり考えてしまう不安がりの性格にも自覚はしていて

先ほど着てた服とは別のワンピースに着替えて扉をあけてみる
2人の空気がわからず、ただ黙り台所で3人分のミルクとアイスコーヒーとアイスティーを用意しながら
ちらっと…2人を気にしてる

アンセル > 「だが俺は入れない場所も多い」

探すのはたやすい、だが狼の姿では入れない場所も多く
人の姿となっても入りにくい場所に行かれてしまえばどうにもできない
なのでその時は任せると一言告げて

「何、肉屋のご夫婦に若い事の思い出を聞かされただけだ
それでシンシアの指を見てないのに気が付いただけだ」

家族なのだから絆を深めるものを、そう言う意味合いもあったのだがきつかったかと首を傾げて
提案と言いたいことを言い終えた今は普段の飼い犬モードに戻ってしまい尻尾を揺らせ

シンシアが飲み物を用意しているのを見れば嬉しそうに尻尾を振る

ノーガルト > 「……その時は、俺が探しに行くさ。」

(オオカミでは探せない場所なら、ノーガルトの出番だ。
二人でシンシアを護る、というのもなんだか家族みたいで嬉しく感じてしまう。
飼い犬モードになったアンセルに肩をすくめた。

…確かに、シンシアにはまだ渡していない。
いろいろと考えることが多すぎて、渡す機会がなかっただけだとも言えなくはないが、それでも。
渡していなかったことをアンセルに言われると、何も言えなかった。

シンシアには、いつもと変わりのないアンセルと…。
少しばつが悪そうで、不機嫌になっているノーガルトの姿が見えるだろう。)

シンシア > 入りにくい雰囲気の気がする…
どうしょうと迷うけど、尻尾を降ってるアンセル

出て行く話ではない?様子にホッととりあえず…
トレイに乗せた3つグラスを手に

気にしてない風を装いながら、ソファーのところへと

「喉かわいたから、2人もどうかなって」

自分だけが飲むのもアレだし、なんとなく、少しわざとらしいような声かけで
近づいて飲む時は人用のジョッキみたいなグラスにいれたミルクをアンセルの前に
コーヒーはノルのとこに、自分のものをテーブルに置いて、なんとなくノルとは少し離れて座る

アンセル > 「その時は頼む、当てにしているぞ」

自分とノーガルトが居れば探せない場所などはない
だからシンシアが家出をしても探して見せると意気込み
家族は一緒にいるものという考えが根本にあり

ノーガルトから感じる不機嫌な気配に視線を向けて一声啼き

「俺も欲しかったところだ。助かる」

目の前に置かれたグラス入りミルクを飲むために人型になり
グラスを手に持てば美味しそうにミルクを飲んでいく

ノーガルト > 「………ふんっ。」

(鼻で飛ばすのは、完全に拗ねている証拠だった。
当たり前のことを言われて、それで怒るノーガルトは少し子供っぽくもあるだろう。
確かに大人だし、ここぞという時は締める。
しかし…元からずっと締めっぱなしという訳じゃない。
緩ませるときには、ちゃんと緩ませておくのだ。)

「…ん、ああ……悪いな。」

(コーヒーを出された。
これで少しでも気分を落ち着かせるとしよう…。

さて、どうしたものかと血が上った頭で少し考えた。
シンシアやアンセルと一緒に森に行くのはいい、だがいつにする。
ヤルダバオートに行くのは少なくとも来週、その日取りはいつにする。
個人的なことだから、いつでもいいといえばいつでもいい。
先延ばしにするのもかまわない…か。)

「…シンシア、さっきアンセルと話していたんだが…いいか?」

シンシア > アンセルと話してたこと…と聞けば
ドキっとする、こういう切り出し方は聞くほうも…不安にもなるし
一瞬なのに色々考えてしまうほど

アイスティーに口をつけながら
ノルの言葉にあからさまにビクッと肩が揺れて、ちらっと隣へと目線を送り

アンセル > 一緒に暮らせば判ってること
今のノーガルトは拗ねていると判れば小さく笑って見せて
普段は飼い犬的ポジションに居座ってはいるが言うときには偶に言って

シンシアに渡されたコーヒーを飲み、落ち着いたのか話を切り出す様子に空になったグラスをおいて

「少し散歩してくる。すまないな」

そう言えば狼に戻りゆっくりとした動きで庭へ
そして近所周りへと出かけていく

ご案内:「平民地区隅っこの家」からアンセルさんが去りました。
ノーガルト > 「……お、おい…っ!?」

(このタイミングでまさか散歩に出るとは思わなかった。
アンセルと一緒に切り出そうと思っていたのに、まさか出かけられるとは。
明らかに不安になっているシンシアを横目に見て…。
今日は少し、不幸が降り注いでいるノーガルトであった。)

「そう構えるな、シンシア。アンセルが今度、3人で森に遊びに行こうと誘ってくれただけだ。」

(だからその間、冒険者の仕事はお休みするというだけの話だ。
そこまで深刻な話ではない。

もちろん、二人のたくらみの話は…秘密にしておく。)

シンシア > 「ぁ…うん、気をつけてね」

散歩にいくというアンセルを見送るけど不機嫌そうな彼と2人残されると
少し気まずい

少し慌てて声をかける様子、それから2人の話のこと
森の誘いを聴いて

「…その話をしてたの?」

アンセルのなにか考えてそうな感じ、いつも森に遊びにいくのは
いつでものことを改まってたから…なにか、よくないことかと
チビチビ…アイスティを飲んでた

ノーガルト > 「ああ、そうだ。シンシアが草むしりに行ってしまったから、俺が代わりに話を聞いていたんだ。」

(決して難しい話でもないし、機嫌が悪いのも一時期のこと。
それに、出かける際にアンセルが笑っていたのを見逃していなかった。
あいつには頭が上がらないな、と心の中で苦笑をしておく。

だが、アンセルとのたくらみの話はしなかった。
彼との、男と男の内緒話はいつでも心が躍ってしまう。
子供のころ、秘密基地を作って遊んでいたならば、こんな気分だったのかなと今更ながらに思う。)

「いろいろ考えていたから、少し険しい顔になったのかもな、すまん。」

(考えていたのはいろいろ。
シンシアにどんなものを作ってもらおうか、とかどのあたりがいいか、など。
どうやらアンセルがいい場所を見つけてくれたらしいので、そこへ行こうという話をしていたのだ。)

シンシア > 「…だって、アンセルが少し前に、ノルと話たいっていってたから」

自分の勘違いで、不安になってただけのよう
安心してホッとする

「ノルのほうの…考え事?」

隣の彼を気にしながら
あの気まずそうな雰囲気はそのせいだったのか、と納得して

「…よかった、悪い話かと思ってた」

ノーガルト > 「シンシアにはあとで伝えると言っていたからな。」

(だが、なぜノーガルトに先に話したのか、その理由までは聞けなかったと首を振った。
その顔はあくまで穏やかで、そこまで怒りを覚えている様子はない。

どういう風に不安になっていたのかはあえて聞かない。
また、どうせ勘違いか何かだろうと適当に決めつけておく。
何しろこっちはそんな考えは一切ないのだから。)

「ああ、シンシアにどんなものを作らせようか、とかな。後、アンセルの八目…大きいのを仕留めると、張り切ってたよ。」

(準備も大変だぞ、と軽く目配せした。
コーヒーを飲み、ノーガルトはおもむろに立ち上がる。)

「さあ、だから材料を買い込みに行くぞ。重くなるだろうし、手伝おう。」

シンシア > 「…そっか、よかった…アンセル真剣な顔して言うんだもん
 出ていくとか言い出すのかとおもって」

肩のちからが抜けたように、ほっと笑える
グラスを傾けてアイスティを喉に流し

「あ、うん…わかった。用意するね」

立ち上がる彼を見上げながら、買い物にくという…急いで残ったアイスティーを飲み干せば
3人のグラスを片付け、街へと出る支度をはじめる

ご案内:「平民地区隅っこの家」からノーガルトさんが去りました。
ご案内:「平民地区隅っこの家」からシンシアさんが去りました。