2017/05/18 のログ
ノーガルト > (確かに、人間にはいろいろとある。
生活や、その他考えることが山ほどある。

だが、待たせてしまっているということに少し罪悪感を感じていたのは事実だった。
だが、無理はしなくていいと大真面目に返されてしまい、少しばつが悪い。
本当に、アンセルには頭が上がらなかった。)

「いや、何でもない。男と男の内緒話だ。」

(メロンを持ってきてくれたシンシアには、そう伝えた。
別に彼女にも伝えなければいけない内容ではなかったので。)

アンセル > 「あぁ、大丈夫だ。直ぐに食べられるぞ」

シンシアの声に頷いて直ぐにでもと答える
メロンを切る後姿を眺めその姿もすっかりと見慣れている事に言わなkもなく

そう考えれば自分も人の町に馴染めているのだろうと嬉しくて
少しだけでも人の大変さが判る事も出来ているのだから

「なんでもないぞ。内緒話だ」

だから今ノーガルトに言われたことは無い所の事
合わせて何もないと返せばメロンを前に目を輝かせる

シンシア > 「ん、そう?…じゃ、たべよー」

お皿の片付けをして、洗うのは…あとで
にこにことご機嫌、3人揃って過ごせるのがうれしいのと、メロンがあるのと、アンセルの初料理
スプーンですくい口に入れると甘くて

「おいしー、りんごとかオレンジなら手軽に買えるけど、こういうのは…なかなかね」

ほかの果物に比べて少し値が張る果物は避けてたから、1口を大事そうにほおばって

ノーガルト > (最近は、3人で過ごせる時間がめっきりと減っていた。
生活が変わったとか、そういうことじゃないはずなのになぜか3人そろうことが少ない。
だから、今日のこの日を大事にしよう、そう思える。)

「ああ…確かにほかの果物と比べると値が張るからな…。」

(だが、余裕があるときにはこういう高級思考も、たまにはいいものだ。
最近は時間があれば外食なんかもするようにしているし、何より3人で過ごす時間を多くとりたい。
そのため、また旅行なんかのプランを考えている。

シンシアの、レンジャーとしての訓練も積ませておきたい。
薬草の図鑑を見せて、見分けがつくようにというのは勉強させているが、やはり一番必要なのは実地訓練だ。
もうそろそろ、彼女にもそういう訓練を積ませてやりたいと考えているが…。)

アンセル > 「そうだな、食べよう」

内緒話を隠すことも大事だが今は美味しいご飯と
リンゴなどはよく食べるがメロンは恐らくはまだ少しだけ
一口食べればその美味しいにもうひと口を運ぶ

「値が張るだけ美味しいという事か。果物は大変だ」

こうして家族の時間は大事だがそれぞれが仕事をしていたりでそろう事も少ない
だからこそこうして集まっている間は嬉しく楽しくて尻尾が揺れ動き、この時間が少しで続けばいいと考えて

シンシア > 「ノル、果物の甘いのは平気?…あ!ダインたちにもおすそ分けしないとかな」

食べてて思い出した…目の前のメロンに気をとられ忘れてたのは内緒

「アンセルおいしいね、甘い…」

肉にくしたあとの果物、脂っこさが抜けるようで
ニコニコしっぱなし、向き合いながらの食事とその後のデザートまで
贅沢だ、と思いながら

「あのね今度は外にもいこうね、アンセル野草とかも教えてね」

ノーガルト > 「あいつらはいい、果物を添えられても食えんしな。」

(食事ができないのになぜ添えるのか、と先日もダインに文句を言われた。
皮肉屋である彼は、毎度のことながらノーガルトに日々の愚痴をよく言う。
もっとも、それだけ信用しているのだということの証明にもなるのだが。

しかし、安価な果物ならばともかく、メロンのような高級品。
添えるのは少しばかり、手間らわれるというのもあるのだった。

ノーガルトは甘いものはそこまで好きじゃない。
しかし、それはあくまでケーキなどのスイーツでの話であって、果物に関してはむしろ好みだった。
切り分けてもらったメロン、それをノーガルトも一口齧る。
こういうものを食べるのは、本当に久しぶりだった。)

「外に…か。そうだな、今度河原にキャンプでもしに行くか?」

(だが、あいにく今週は仕事を詰めてある。
近いうちにというのは難しいが、時間を空けて必ず3人でまた出かけたいものだ。)

アンセル > 美味しい物には目のない狼
大好きな肉の次はと果物を頬張て幸せそうに笑い

「甘くてうまい。だが高級なのはたまにでいい」

メロンもいいが食べ慣れたリンゴも良い物だと思いながら食べ進めて
全てを食べ終えると満足そうにしてみせる

「外に?構わないぞ。野草の見分け方なら得意だ
その時にキャンプにしよう、それならゆっくりと探して楽しめるな」

どっちもいいと二人の言葉に頷けば小さくあくびを零す
思ったよりも食べ過ぎたのか眠気が来てしまえば席を立っていつもの狼の姿に

「すまない、少し休む」

それだけを言えばいつもの場所、暖炉の前で丸くなって寝息を零して

ご案内:「平民地区 端っこ」からアンセルさんが去りました。
シンシア > 「…そうだけど…
 ぁ、うん、行きたい」

いつの約束はできなくても、その予定ができるだけで嬉しくて満足
メロンの甘さを口の中いっぱいにして欠伸をするアンセルに気づけば

「アンセルお皿置いてていいよ?」

満腹になってからのアンセルの夜は眠気がくるようで
それだけお腹いっぱい食べてくれたのなら、それもうれしいこと

先に暖炉前の定位置で眠りに入る様子も毎日のこと
彼にも視線を戻して、いつもどおりの生活に戻れたと実感して

ノーガルト > 「ああ、おやすみ。」

(いつもの定位置、暖炉のそばで寝息を立て始めたアンセル。
いつもの彼の場所に、少し笑みを浮かべる。
ここに、ちゃんと皆がいる生活が何よりも大事だから。)

「さて、俺たちもそろそろ寝るか…。ああ、そうだ…次の依頼は少し長くなるかもしれん。」

(場所はタナール砦、人間側が取り戻した砦の防衛だ。
本来ならば傭兵がするような仕事なのだが、これがどういう訳か冒険者側に回ってきた。
それだけ人手不足ということに陥っているのだろう。)

シンシア > 「ん、そうね」

食べ終えたものを片付けながら、あとは眠るだけ…話を聞いてたけど
長くなるという言葉に顔をあげて

「危ないの?」

楽しげな表情が、一瞬で陰り不安そうに心配して
お皿を片付けて終われば、彼のそばへと

ノーガルト > 「いや、3日間だけだ。そこまで危険はない。」

(壊れた砦の修復、その間の見張りや物資の運搬など。
できることはそこまで難しいものでも、そして危険なものでもない。
傍に酔ってきたシンシアを安心させるように、ノーガルトは頭に手を置いた。
彼女をなでるということは、あまりしたことはなかったが。)

「なに、魔族との戦闘になっても必ず生き抜いて見せるさ。だからそんな顔をするな。」

(ノーガルトには、ダインとディン、それにハバキリがいる。
おそらく籠城戦のような形になるだろうし、ダインはともかくハバキリは持っていけない。
それをこの家に置いておくつもりだった。)

シンシア > 「…ん、わかった」

先ほどまでの暖かい感じが、少し家をあけるというだけで
不安になってた
頭を撫でられる、彼には珍しい行動…思い返しても
されたような記憶が薄くて

「…うん」

頭をなでてくれる手に手を乗せるようにして握る

「早く帰ってきてね、今度はドリアでしょ?」

自分が不安の表情もいけないと…なるべく笑うようにして手を伸ばす…
少しわざとらしく…寝室へとねだったように

「ノル…だっこ」

ノーガルト > (以前、船旅で1週間家を空けた時も、相当不安にさせていただろう。
今度は期間こそ短いが、また危険なところに行くのは変わりない。
しかし、彼女に嘘などつきたくはないし、どこに行くのかもちゃんと伝えておきたかった。
報酬もいいし、3日間だけという条件付き。
それならば受けてもいいか、とノーガルトは思えたのだ。)

「ああ、ドリアを食いたい…チーズたっぷりの大盛でな?」

(食欲はそれなりに旺盛だ。
だから、それを食べに帰ってくるのも悪くはない。
あまり不安にさせるようなことは伝えないから、必要最低限だけ。)

「……甘えん坊め。」

(シンシアのおねだり。
いつものことだけれど…なんだかいつも以上に切実な気がした。
だから、ノーガルトもいつものようにお姫様抱っこして…シンシアと一緒に、寝室へと入っていく。)

ご案内:「平民地区 端っこ」からノーガルトさんが去りました。
ご案内:「平民地区 端っこ」からシンシアさんが去りました。