2017/03/13 のログ
ご案内:「平民地区の端っこ」にシンシアさんが現れました。
ご案内:「平民地区の端っこ」にアンセルさんが現れました。
■シンシア > 天気のよく晴れた午後、庭にラグをしいて
家の中のクッションや毛布を干して終わったとこ
気温も日中は暖かくて、ラグの上では
ひざ掛けをしてアンセルの背中に凭れるようにしたまま
ブラシをしょうと握ってるのに
つい…目を閉じてしまえばウトウトして起きる、ウトウトして起きるを繰り返してた
■アンセル > 天気のいい日は恒例のように彼女と一緒に庭での日向ぼっこ
敷かれたラグの上に寝そべり彼女に背中を貸して
暖かい陽射しの中に彼女と一緒にウトウトとしていれば微かに聞こえる音
そちらに顔を向ければ黒い小さな子犬が目に入り
その子犬が小さく鳴いたと思えば駆け寄ってきてウトウトとする彼女に飛びつく様にひざ掛けの上に乗っかっていくことに
■シンシア > 「んー…わぁ…」
犬の鳴き声と一緒に何か膝に勢いよく乗る衝撃が
ブラシをつい落として、ひざ掛けの上に子犬がいた…
モフモフやかわいいもの好きだし子犬は、当然可愛くて
目を覚ますように膝の上にいる子犬を撫でる
「…えっと、どこからきたの…この子は…アンセル?」
周囲をみても親犬らしいのはいないようで、背中にもたれてたアンセルに聞く間も
ずっと撫でながら
■アンセル > 「どうした…シンシア?」
うつうつとしていた思考、そして見えていた子犬が彼女に突撃をして
驚いたような声にふと視線をもう一度向け
そこには膝の上の子犬を撫でる彼女の姿
よく見ればその子犬は見覚えのある子犬
今は彼女に撫でられて気持ちよさそうに目を閉じる姿を見て
「その子は肉屋の子だ。俺じゃない。俺に子供はいないぞ」
撫でられる子犬は気持ちよさそうにキューンと啼き
自分の子供ではなく近所の肉屋の子だと告げて
ご案内:「平民地区の端っこ」にノーガルトさんが現れました。
■ノーガルト > (ボロボロになった黒外套の修繕が終わったと連絡を受けた。
すでに体は動けるまで回復し、ついに念願の肉料理も難なく食べられるようになった。
シンシアのローストビーフを昨日のうちに全部食べてしまい、体力もだいぶん元に戻ってきた。
散歩がてら、普段着ではある物の黒い外套と剣はなく。
しばらくこの暖かい日差しの中を歩いていた。)
「シンシア、アンセル。帰ったぞ。」
(残念ながら、今日は甘いものの土産はない。
繁華街まで歩いてきたものの、目的など特に決めてはいなかった。
黒い外套を受け取り、しばらく歩いてそのまま帰宅してくる…。)
■シンシア > まだ小さい子犬。
可愛い以外になにもなくて眠気も飛ぶようにニコニコしっぱなしで
「お肉屋さん、犬飼い始めたの?いいねー…」
子犬を抱き上げて、肉屋の夫婦に子供の話をきいたこともなく、おそらくアンセルの出入りに
影響されて子犬を飼ったのかなと想像だけどしてみて
ちょうど帰ってくるノルの姿も見えたから
庭にいること教えるように
「ノルーこっち…今日天気いいし、気持ちいいよ」
回復して出歩けるようになってきた食欲も戻り、昨日から
お肉も少しずつ、お酒もすこしずつ…子犬を見せるようにノルこ声をかけて
■アンセル > 撫でられることが気持ちいのか存分にシンシアに甘える子犬を優しい目で見つめ
そこには嫉妬などは欠片もなく父親のような目で
「なんでも飼いたくなったそうだ。シンシアも俺がいるだろう」
抱き上げられる子犬はキューンキューンと鳴く訳だが
そこは喜んでいる事を通訳としてシンシアに伝えて
そんな微笑ましい光景を見ていればもうひとりの家族の匂いを感じて
視線を向ければすっかりと傷も癒えた様子のノーガルトの姿
「おかえり、ノーガルト。一緒にどうだ?」
折角のいい天気だと一緒に日向ぼっこにと誘いをかけ
子犬を見せるようにするシンシアに落とすなよ、と釘を刺して
■ノーガルト > 「………ん?」
(家の中に二人の姿はなかった。
どこかに出かけているのか、とは思ったが出かける際に使用しているストールがそのまま残っている。
それに、いつもブラシが置いてある場所に、それがない。
またどこかでブラッシング中だろうかと考えた矢先に、二人の声が耳に入った。)
「なんだ、庭のほうにいたのか。」
(傷のほうは、すっかりととはいかないまでも、寝たきりの状態ではなくなった。
痕は少しずつ体力を元に戻して、剣の感覚も覚えなおせは元通りだ。
宿の女将も、仕事がたまり始めていると嘆いていたしそろそろ復帰も近いだろう。
庭のほうに出ると、シンシアの抱えている物体が目に留まった。
そして、そのそばには気持ちよさそうに日向ぼっこをしているアンセルの姿。
鳴いている子犬の姿を見て…ノーガルトは笑みを浮かべた。)
「そうか……なんだ、アンセル。お前も隅に置けないな?」
(からかっているような口調だった。
どうやら、アンセルの子供だと勘違いしているらしい。)
■シンシア > ぶらーんと足を揺らして抱き上げた子犬、ノルに声をかけたあとは
まだ膝の上に戻して撫でる、ずっとなでてても飽きない
「アンセルは大きいからね、大きいのもいいけど
この子犬くらいのアンセルも抱っこしたいしねー」
自分たちに気づいて近づいてくるノルの姿をみて冗談とわかってるけど
「でしょー…もぉ可愛いの」
先ほど聞いた肉屋の新しい子犬の話を自分からはしないけど
アンセルを少しからかうノルとのやりとりも楽しげに見ながら
■アンセル > こうやって見ればあの重傷だったノーガルトもすっかりと元通りに見えて安心し
シンシアと子犬を見て笑みを浮かべる姿に首をかしげて
「ノーガルト……それだとこの子は俺とシンシアとの子という事になるぞ?」
判っているのかと揶揄われているのをはっきりと感じとれば
それでもいいのかという様にノーガルトを見上げて
「シンシアも何か言ってくれ。勘違いをされている
後俺は子犬には戻れないからそれは無理だ」
説明してくれと子犬を抱っこするシンシアに今度は目を向けて説明を要求し
シンシアの膝の上にリラックスして身を預ける子犬を少し羨まし気にみる
■ノーガルト > 「ああ、それはないな。…その子はただの子犬だろうし、何よりシンシアとずっと一緒にいたからな。」
(子供を作る暇などなかったと思っている。
だからこそ、この子犬はどこかでいいものを見つけてその間で作ってきたのだろう、と。
勘違いしているが、その言葉はどこか嬉しげだった。
ゆっくりと、芝生の上に座る。
治りかけているとはいっても、やはり無理はできないのだ。
大きすぎるから抱っこできないと、其れでもシンシアがうれしそうに言っている。
別の犬を、とは思うが既にアンセルもいるし難しいか。)
■シンシア > 「アンセルがお世話になってるお肉屋さんの夫婦がね、子犬飼ったんだって
アンセルの子じゃないよ??」
アンセルが出入りしていて影響されたのかも、懐かれてるからここまでついてきたのかもと
いろいろ想像できるけど、いい想像ばかり
楽しげに話すけど、ノルが本気で勘違いしたまま思い込むと、少しアンセルにもかわいそうかもと思って
「ノル、芝生よりこっち、どーぞ?」
敷いてるラグはまだスペースもある、アンセル側に寄りながらノルの座る場所もあけて
膝の上でなでてる子犬をノルへと預けようと
「ノルじゃあ…この子ちょっと抱っこしてあげて
…はい、アンセルもおいでー」
ひざ掛けの上に膝をポンポンと叩いて頭をのせる膝枕でもどうぞと
羨ましそうに見られてた視線に気づいていたから
■アンセル > 「解っているならそういう冗談はよせ。俺は約束は守るぞ」
まったくと溜息を吐いてノーガルトを見上げて
約束した以上必ず守るという様に鼻息を吐き
何故かほかにも飼おうとしている?と野生の感が働いて
「そういう事だ。あの肉屋の夫婦の所の子だ」
出入りを時折にしていればいつの間にか増えていた子犬
時々に躾をしたりする間になつかれた様子で匂いを辿ってきたのだろうと見当を考え
「そうだぞ、こっちにこい」
寄ってくるシンシアが座りやすいように身を寄せてノーガルトを呼び
子犬がノーガルトへと差し出され
シンシアが膝を叩けばいいのかと視線を向けるが…誘惑に負けて顎を乗せる
■ノーガルト > 「え?……なんだ、そうならそうと早く言え。」
(アンセルの子供ではなく、世話になっている肉屋の飼い犬であったか。
しかし、生後間もないとも思われる子犬を見ると、どうしても癒されてしまう。
ただ、あいにく普通の愛玩動物を買おうかどうかは、今のところ考えてはいなかった。
まず、生活がこのまま安定するかどうかもわからないのに、そんなものに回せるお金は残念ながらない。
精々、野良の子犬を少し世話せる程度、だろう。)
「え、ちょ……おい…。」
(そばに来て、ラグの上に座るまではよかった。
しかし、その際に手渡された子犬…まるでぬいぐるみのようで。
つぶらな瞳で、こっちを見てくる子犬だと、さすがのノーガルトも断り切れなかった。
胡坐をかき、その間に子犬を座らせて軽く腹をなでながら。
ノーガルトもまた、日光浴を楽しみ始めていた。)
■シンシア > 「アンセルも拗ねないの、勘違いしただけだからね?」
ノルの思い込みの冗談にアンセルをなだめるように頭を撫でて
落としてたブラシを握れば首のとこに流すように動かしながら
「なかなか子犬を抱っことか触ることって少ないから、柔らかくて可愛いね」
大きな体格のノルの膝の上で抱かれてる子犬、よけい小さく見えてしまうとクスクス笑いながら
自分はアンセルの首や背中にブラシを入れつつ
ノルと子犬の体格差を面白がって
「あったかいし、いいねー。家の庭でのんびりするのも
ノルもお日様あびながら体力戻していかなきゃいけないし…」
遠出するわけでもなく、2人と子犬と過ごせるなにげない普通に戻れたことを
嬉しそうに話して
■アンセル > 「いう前に勘違いをしたのは誰だ?全く……」
早く言えというノーガルトに言わせなかっただろうという目を向け
子犬を渡されて慌てる様子を目を細めて見詰める
最初こそ怯えたように震えていた子犬
しかし胡坐をかいたノーガルトに抱かれお腹を撫でられるとくすぐったいのか手足を震わせてキュンキュンと鳴き
「拗ねてなどいない、勘違い内容が酷かっただけだ」
シンシアの言葉にもそれはないと首を振るがその姿は拗ねているようで
しかし首や背中にブラシが入れば心地良い感触にうっとりとして実を預けて
「こういう事も本当に悪くない
今までが忙しし過ぎたんだ。今は休む時だ」
こうして家族でゆっくりと出来る時間が戻り
良かったと安堵して目を閉じる
■ノーガルト > 「サッサと言わなかったお前も悪い。」
(完全に他人のせいにしてしまう始末である。
しかし、こんな気心の知れた仲でないと、この男はこんな冗談を言わない。
傷だらけになっても、決してあきらめずに戻ってこないといけない。
そんな場所であるのは、間違いないのだから。
子犬は、ノーガルトの手にすっぽりと収まってしまう。
こんな大男の前だと、子犬など本当に手のひらサイズにしかならないのだろう。
お腹をなでられながら、啼く子犬を面白がっているように。
わき腹やお腹、そして頭をなでまわしてやる。)
「忙しすぎた…か。その通りだな。」
(魔剣を探し、そして冒険にも出かけて。
そういえば、何も目的がなくこうして三人で過ごす時間など最近なかった気がする。
リンゴを取りに行った時もそうだったが、結局魔剣のことで頭がいっぱいだったのかもしれない。)
「……よし、今週末に3人で温泉にでも行くか?」
(何気なく、そんな風に。
ノーガルトは、二人に向かって提案してみた。)
■シンシア > 「……拗ねてる」
くすっとアンセルの返しに笑ってしまう、機嫌とるようにブラシを入れながら
怪我の具合もよくて、食事も徐々にいつもどおりになってきたノル
2人揃って家で過ごせると楽しくなってしまう
「じゃあ今は魔剣のことは考えないで2人に考えてもらおうかな
今日の夕食はなにがいいかなー…ノル、アンセル食べたいのある?」
黒い毛並みのアンセルと日向ぼっこをすると
黒い毛が太陽を吸い込んだように暖かくなってるから触れてると気持ちよく
「温泉?いいね、いきたい」
ノルの提案にブラシの手が止まりパッと嬉しそうにノルを見上げるようにして
■アンセル > 「ならば言う時間をくれ。唐突では対処できん」
呆れたような目でノーガルトを見上げて苦言を口にして
それでも楽しいと思ってしまうのは認めているからこそ
あの時の危険だった状態も家にと戻り治療を終えてからシンシアとしセットで珍しく説教じみた事を言ってしまったのも懐かしく
ノーガルトの腕の中で撫でまわされる子犬の様子を見れば
喜んでいると啼き声の内容を通訳して
拗ねていると言われても拗ねていないといいきりブラッシングに身を預け
こうしていられるのも家族がそろった安心感からのリラックス
「夕飯か…ポトフがいい」
問われれば直ぐに浮かぶのはその料理
本当にお気に入りで問われれば答えるほどに
毛並みを念入りに手入れをされた毛皮は日の光を蓄えて暖かく
「温泉か。それも悪くはないな」
その提案に顔を上げて頷いて
■ノーガルト > 「そうか、じゃあ今度から先に妖しいことがあるなら言ってくれ。じゃないと、勘違いしてしまう。」
(笑いながら話しているが、決して馬鹿にしているわけでも理不尽を言っているつもりもない。
こうして、日常的な会話をしているからこそ気を許しているのだ。
そうでなければ、口数の少ないこの男がこんなにも喋ったりはしない。
鳴き声の通訳…そういえば、アンセルは獣人であった。
だとすれば、こうして子犬の鳴き声を聞きそれを通訳するすべなど、いくらでもあるだろう。
ブラッシングされているアンセルを、目を細め眺めながら子犬を足の隙間にしまい込む。)
「晩飯か……俺はパスタがいいかな。」
(ポトフと即答したアンセル、ならばノーガルトはそれに合ったものを考えた。
スープであるポトフなら、少し濃いめに味付けしたパスタがいい。
なんでも…という訳ではないが、体力が戻りだし普通に食べられるようになり始めた。
濃い味でも、今は嘔吐感を覚えることなく食べることができる。
いつか、3人で行こうと考えていた温泉。
魔剣も見つかったことだし、今は何も考えずにのんびりとしたい。)
■シンシア > 2人のやりとりも微笑ましいもの
それ以上のフォローはなくてもいいだろうと
アンセルからはポトフ
ノルからはパスタのリクエスト
メニューを2人が考えてくれると楽で少しだけ考えるように
「じゃぁ、具はソーセージと春キャベツとかにしてみる?」
辛さを控えたペペロンチーノ風なものとかどうだろう、
ノルの体調に刺激物になるものを避けるように考えつつポトフもあるし
パンもある、あとはシナモンをかけた焼きリンゴもできそう
家にあるものを考えながら夜ごはんのことを考えるのも楽しくて
「あ、アンセル。この子おくってあげてね?子犬だし知らない人ついていくとお肉屋さんの夫婦も心配するでしょ」
ノルの足の間に面白いくらいすっぽり収まってる子犬
人懐こいのは夫婦が可愛がってあげてるからだろうし
アンセルにも懐いてるからだろうと思いながら
■アンセル > 「無理を言うな。シンシアで慣れたとはいえ人間の考えている事は判らない事が多い」
判りにくいが口元に笑みを浮かべてノーガルトに返し
この話も楽しんでいるという様に尻尾が降られる
子犬の言葉を通訳すれば意外そうに見られ
自分は獣人だという事を忘れられていたなと思ってしまうが気にもならず
ノーガルトの足の間に座る子犬に優しい目を向けて
「パスタは悪くない。後はシンシアに任せよう」
二つの料理難が出たので後はシンシアの仕事だと完全に任せることに
きっとおいしいものが出てくると判っているので任せれるという信頼も滲ませて
「もちろんだ。その子は俺の子といってもいい。きっちり送り届ける」
肉屋の夫婦が子供のようにかわいがっているのを知っているだけに無事に送り届けると頷き
種は違えと仲間なのだから送り届けるのは当然だと
■ノーガルト > 「だろうな…同族でも考えていることなんかわからないことが多いんだ。」
(種族が同じでも、人間の考えはわからないほうが多い。
もっとも、理解しようと思えない考えのものもいるし、生理的に受け付けない人間もいる。
アンセルのいうこと、なぜかとてもよくわかる気がした。
子犬はおとなしく、ノーガルトの足の間にいた。
どうやらこの場所が落ち着くらしく、うんともすんとも言わず。
落ち着いているように、時々足をばたつかせた。)
「だな、飯はシンシアに任せるのが一番いい。」
(料理など、ノーガルトができるはずもない。
出来合いのもの、外食しかしない男にとってシンシアの手料理はまさにご馳走であった。
足の間から子犬を文字通り取り出し、立たせてアンセルのもとへ向かわせる。
足の間が、妙に熱く感じた。性的な意味でなく。)
「温泉のほうは、またいろいろと考えておく。都合がつく日があればいいがな。」
■シンシア > 「うん、焼きりんごもしょうね。
あとは、野菜もらったのがあるしポテトサラダもいいね」
足の間から出てきた子犬がアンセルのほうに近寄ってくるのを眺めてると微笑ましくて
「3人でする食事は楽しいしね、いっぱい食べてくれるから
作りがいもあるもの」
ノルのいない間もつくってはいたけど、食欲は沸くほど出てこなかった数日
今はノルの体調を気にしながらのメニューを考えていたけど
そろそろ、それも大丈夫に感じてきたから
食べたいものをつくってあげたくて
「うん、楽しみにしておくねノルから誘ってくれるとか嬉しい」
自分たちのことを考えて提案してくれた誘い、なにげないことだけど
大きくて大事なこと、心も体も休めれるように、楽しみができたことを嬉しがって
■アンセル > 「そうだろう?だから俺が先をもってノーガルトの思う事に答えるのは不可能だ」
同族ならば判りはするかもしれないが人間ではさっぱり
シンシアは一番付き合いが長いのでわかるとは思うのだがそれは口にしない
何時かはノーガルトの考えることもわかれば良いなと考えて
「なつかれたようだな」
ノーガルトの足の間でよく見れば眠ってしまっている子犬の姿を見て
そして食事には関してはそうだと同意をするように頷き
「焼きりんごは美味しい。サラダもいいな」
メニューを聞くとすっかり野菜も好きになったオオカミは尻尾を振り
3人での食事が楽しみだという雰囲気を滲ませる
暫くは食事もほとんど食べれていなかったノーガルトm食べれるようになった
これで団欒が戻ると
「そうだな、合わせていきたいものだな。
誘われるのはいいことだ」
また一つ楽しみが増えたと嬉しそうにしてみせて
■ノーガルト > (実は、シンシアはそれができたのだが黙っておこう。
確かに長くなり始めた付き合いだが、それでもまだそこまで深いわけではない。
アンセルの考えていることも、ノーガルトは先んじて言い当てることは難しかった。
だが、いずれはアンセルともそんな関係を築きたいとは思う。
家族だから、という単純な理由だがこれ以上の理由は必要なかった。
何時しか、足の間で眠ってしまっている子犬。
こんな状態では動こうに動けず、結局そのまま足を組んだ。)
「まだそんなに量を食べられるわけじゃない…。できれば、ほどほどで頼むぞ…?」
(体調がいいときなら、其れこそ大皿丸ごと片付けることもできる。
しかし、今はまだ病み上がりの状態でそこまで食べられるわけじゃない。
焼きリンゴにサラダ、パスタにポトフと、今日も晩飯は豪勢なものになりそうな予感がする。
しかし、今ではまだ残してしまうこともあるので…できれば量は少しだけ抑えてもらおう。
残してしまうともったいない。)
「ははっ…分かった。二人に喜んでもらえるように尽力させてもらうよ。」
(こんなに喜んでくれるとは思わなかった。
初めての、ある種の家族旅行だ。
下手な宿を選ぶわけにはいかない、慎重にいい宿を選ばなければ。)
■シンシア > 「じゃぁ…アンセルは子犬送っていってもらおうかな、
ノルは…干してる布団とかとりこむの手伝って?」
アンセルの体に凭れてた体を起こし体を伸ばす
暖かい日差しの中でゆったり過ごせたことにが嬉しい
目の前に元気になったノルがいて、後ろにはアンセルがいつもついててくれることに
アンセルの頭を撫でて立ち上がろうとして
「うん、いつもより少し少なめにするから大丈夫
残っても、明日別の料理になるから」
ポテトサラダならコロッケにもなるし
ポトフならパスタと混ぜてスープパスタにも
作り変える料理も得意だとばかりに楽しそうに笑って
「うん、楽しみにしてるけど
無理はしないでね?必要な準備は手伝うから」
ノルからの誘いは本当に楽しみになったことだけど
本調子でもないのだから、そこは無理をさせたくないこと
天気はいいけど、お日様も少し傾いて影が伸びてきてた
夕暮れの前に洗濯物もとりこみたいし
暖かいうちに子犬も送り届けてあげたいと2人に話しながら
自分も夕食の支度に入りたくて
■アンセル > 「俺は贅沢は言わんぞ。どんな温泉でも3人でいけば楽しいものだ」
それにそうやっていけばノーガルトとももっとお互いを知りあえると思って
そうすれば本当の意味で家族になれるだろうとそう考えて
だからこそこの誘いは嬉しくて尻尾激しく振られて
「任せろ。ちゃんと送ってくるぞ」
預けられていたシンシアの身体が離れれば手足を伸ばすように体を伸ばし
立ち上がるのに合わせるように起き上がる
「余っても俺が食べるから大丈夫だ」
次の日には残さないという様に告げればノーガルトへと近づく
そして足の間で眠る子犬の首筋を優しく食むとぷらりとぶら下げる姿はまさに犬としか見えず
「少しこの子を送ってくる。直ぐに戻る」
そう告げれば親犬が子犬を運ぶようにゆっくりとした足取りで肉屋への道を歩いていくことに…
ご案内:「平民地区の端っこ」からアンセルさんが去りました。
■ノーガルト > (たとえぜいたくを言わなかったとしても、やはり下手な宿ではノーガルトが気を使ってしまう。
彼らに満足してもらえるような宿、女将に言えば紹介してくれるだろうか。
せっかくの家族旅行、金に糸目をつける気はなかった。
せっかく寝ていたのに、ぶら下げられると何事か子犬が目を覚ます。
しかし、アンセルがぶら下げていると知れば、おとなしく揺れていた。
ああしていると、本当に親子なのではないかと思ってしまい、思わずほほえましくなった。
シンシアの食事までには帰ってくるだろうし、やることをやってしまおう。)
「わかった、布団は俺が回収しておく。シンシアは飯の準備をしてくれ。」
(そういえば、今日は暖かかったし日も高かった。
いい洗濯日和だとシンシアが悦んでいた光景を思い出し、裏庭のほうに回った。
物干しざおにつりさげられている布団を回収し、広間のほうに持っていくとそのまま、軽く畳むように床に落とす。
何度か往復しながらだと、すべての布団を回収するのに少し時間がかかってしまった。)
■シンシア > 「…やっぱり親子にみえるよね」
送り届けると立ち上がり子犬を咥えていく後ろ姿にぼそっと呟いたけど
たぶん、アンセルにも聞こえてしまってるだろう…
「うん、お願い、取り込んでくれたらノル少し休んでて?」
庭の敷物を片付けて自分は台所へ
ノルにはそのまま取り込みをお願いしながら
何度も往復してくれる様子に合わせるように
家事の手順を考えながら動いてく、寝室を整えクッション類も直したりして
アンセルが帰ってくる頃には
ちょうど良く夕食の支度もできてるだろう頃で
■ノーガルト > 「………見えるな。」
(あれではどう見ても親子である。
首に食まれた子犬とそれを送っていくアンセルを見ながら、少しおかしそうに笑ってしまった。
だが、あのアンセルの様子からしてもあまり悪くは思っていなさそうだった。)
「そうだな、少し休ませてもらおう…。」
(体調はだいぶん戻りつつある。
もう少しだけ休めば、体も万全に回復するだろう。
それが明日になるか、明後日になるかわからないが…。
それが済めば、今度は剣の感覚を元に戻さないといけない。
これは、そこまで時間がかかるとは思わないが焦る物でもない。
じっくりと、元の状態に戻していくとしよう。
洗濯物を取り込み終わると、ノーガルトは一時的に寝室へと入った。
ベッドの上に横になると、軽く大きく息をつく。
そして…夕食の時間になるまで、しばらく睡眠をとるのだった。)
ご案内:「平民地区の端っこ」からノーガルトさんが去りました。