2017/01/16 のログ
■シンシア > 「どうだろう…来てくれると思うけどな」
家に残してきた、なんとなくの地図とメモ
2人で野営する可能性もあったから自分が家にいないと心配しそうで
それを見つけたら後からでも追いかけてきてそうな気がしてたから
そんなに心細くもなく
なにか食べて、妙な声をあげてる
「大丈夫?……どこか悪いの?」
食後に食べたなにか丸いものが見えたから
薬かなにかかと思い、後ろから心配そうに様子を伺うように前に回り込み
■ノーガルト > 「ああ、あいつなら飛んでくるだろうさ。…さあ、行くか。」
(シンシアが心配だし、彼もきっと来てくれるだろう。
家に地図と、メモを残していったならば、後は臭いで終えるだろう。
風向きにもよるが、アンセルの鼻ならばきっと見つけてくれるだろう。)
「……食べるか、まだ余分にある。」
(背負い袋の中から、もう一つ丸薬を取り出す。
真っ黒で、小粒な其れをシンシアに手渡しながら。)
「口に含んだら、強く噛んでみろ。眠気が吹っ飛ぶぞ。」
(少し、ちょっとしたいたずら心だ。
シンシアが言うとおりにすれば、文字通り火を噴くような辛さを味わえるだろう。)
■シンシア > 「でしょ…だから、きっと大丈夫」
アンセルの性格からして、なれた森歩きに匂い
遅れてでも合流してきそうな予感はして
「ん?…うん」
袋かた出された丸いもの、はじめてみたけど…彼がいうように
そのまま素直に…口にいれて、奥歯で噛む
「…けは…けほ…」
鼻に抜けるような辛さ、スパイスの塊を口にしたようで
辛さにむせる、むせると余計また辛く感じて
つい足をとめ口を抑えて、ただ涙目。
■ノーガルト > (アンセルが合流すれば、三人で楽しい魔剣探しということになるだろうか。
正直、ここまで楽しく、のんびりと魔剣を探すことなんてなかった。
まあ、別にだからと言ってやる事は変わらないのだが。
渡した丸薬、シンシアが口に入れて噛み締めるまでしっかりと見させてもらった。
涙目になり、足を止めてむせかえるシンシアを見て、クックと笑い声を抑えて、笑う。)
「目が覚めただろう、そいつは愛用してる気付け薬だ。」
(シンシアに水を渡しながら、告げる。
眠気を感じた時、徹夜で番をするとき。
そんな時は、よくその丸薬を口にし、かみしめて眠気を取っていた。
効き目は抜群、しばらくはひりひりする口の痛みで、睡魔がやってこない。
一人でずっと冒険をしていたノーガルトだからこその一品だった。
決して、どこか体の具合が悪いから愛飲しているようなものではない。)
■シンシア > 「けは…笑い、すぎ…」
体が激辛のものに驚いて涙目、彼の上着を掴みながら
辛さにむせながら水を渡されて
喉に入れる
まだ口の中に辛い感覚は残るけど、目元を拭って
「こんなの食べてるの?…体にわるそう…」
眠気覚ましにはいいだろうけど、辛さの塊は自分にはきつかった
彼が口にしてるのに驚きはしたけど
それだけ緊張した場所で過ごすこともあるのだろうと…少し心配もする
「うー…口の周り感覚ない…辛いよう」
ヒリヒリをした感覚、上着を掴む手を離し、咽せは収まったけどしばらく
唇が腫れたような気になってる感覚は続くのだろうと、嫌そうに眉を寄せて
■ノーガルト > 「そんなにしょっちゅう食ってはいないさ。火をつけて煙幕代わりに使うこともある。ただ…そうだな。」
(冒険者としてやっていると、どうしても危険なことと隣り合わせの依頼も入ってくる。
護衛の仕事を請け負えば、夜間に野盗に襲われて大立ち回り。
葉柄のような仕事をすれば、夜通し見張りをするなんてこともある。
そんな時には、この丸薬を一つだけ、口に含んで噛み締める。
そうすれば、頭もすっきりとさえてくれるし、眠気も吹っ飛ぶ。
さすがに何度も口に入れられるものではないので、大体一つだけ。
後は、眠気が襲ってくるならそのまま、仮眠をとらせてもらうこともあった。)
「はっは、まあ俺のほんの少しの悪戯心だ。笑って許せ。」
(しかめっ面になったシンシアなど、そう見れるものではない。
面白いものが見れた、今度アンセルにも試してみようかと、悪だくみ。
彼はオオカミだ、あまり辛いものを食べさせるわけには行かないだろうが…。)
■シンシア > 「ノルって、いじめっ子だったでしょ?」
拗ねたような顔をして、迫力もない青い瞳で見上げる
時々、からかわれるような意地悪をされてる気がした
「あ、アンセルに意地悪したらだめだからねっ」
神様のようにあがめてる彼のこと、信じきって食べそうでヒヤヒヤするけど
匂いで危険に気づきそうだけど念のため
ヒリヒリの感じは徐々に収まるけど、思考がクリアになるのはわかる気がした
スーッと口や鼻のとこが通る感じ
黙々と歩いているより、休憩のあとは少し楽しく歩けてる気がする
まだ先は長くあるかもだけど、笑う彼に釣られてコチラまでヒリヒリさせられたまま笑顔を浮かべて
■ノーガルト > 「………さあ、どうだったかな。」
『………。』
(まるで、はぐらかすように誤魔化した。
良心も早くに無くしてしまったし、孤児院で過ごしていたが、その頃の思い出はかなり薄れている。
ただ、覚えているのは物心つくときから、ダインと過ごしていたということ。)
「さて、どうするかな…。人のことを神様だのなんだの言っているオオカミだ。」
(少しくらい、自分がただの人間であることは知らしめておきたい。
あがめてくれるのは構わないが、ノーガルトは聖人君主でもなければ、完璧な人間でもない。
時には、こうしていたずらもするし笑いもする。
完璧な人間など、この世にいてたまるものか。
だが、もくもくと彼女と歩いているよりも、格段にいいのは間違いない。
離しながら、笑いながらのほうが楽しいものだし。
ただ、口周りがひりひりと痺れているシンシアの顔は、本当に面白かった。
それを思い出し、いたずらっ子ノーガルトは、またくすくすと笑う。
そのまま、二人でしばらく歩き、適当な場所で野営の準備を進めるのだった。)
ご案内:「山の麓、森の中」からノーガルトさんが去りました。
ご案内:「山の麓、森の中」からシンシアさんが去りました。
ご案内:「森の奥深く 湖畔」にシンシアさんが現れました。
ご案内:「森の奥深く 湖畔」にアンセルさんが現れました。
■シンシア > 湖畔の近くで野営をしてたとき
朝になると黒くて大きなオオカミのアンセルがテントの外で
見張りのようにしていてくれた
テントから出たときに獣の影に一瞬驚きはしたものの
すぐにアンセルと気づいて近くへと座りながら
「やっぱりきてくれた、ここ、すぐにわかった?」
朝は少し冷える、外の小さくなってた焚き火に枝をくべながら
カバンから取り出したのは干し肉、それをアンセルの口もとへと差し出して
■アンセル > 置手紙を見て真っ直ぐに森に向かったのはよかったがいつのまにか夜に
だが匂いを追いかければ場所はすぐにと判り
とある湖畔の近くでテントを見つければ念のためにと外で寝そべり見張りをする
日が昇りだし夜露に身体が濡れたのを身震いをして振り払い
そうしていればテントから出てきた彼女
驚きこそしたようだが直ぐに判ったのか近くにと着て
「手紙を見たから。匂いを追えばすぐに判るぞ」
鼻をひくひくとさせて自慢げに告げて、焚火に枝をくべるのを見ては真似て投げ入れ
差し出された干し肉を咥え、前足で抑えてゆっくりと食べ始める
■シンシア > 「ふふ、だと思った、さすがねアンセル」
干し肉を前足で抑えて食べてる様子、手を伸ばし頭を撫でるようにして
少し毛が冷たい…体を冷やしていないかと心配になる
「寒くない?もう少し枝いれておこうか」
焚き火の中の火を絶やさないように、少しだけ火を大きくしょうと
枝を入れて空気の穴をあける
もう一人、ノルはおそらく…
アンセルと交代でもして周囲の探索でもでているのだろうと
■アンセル > 「褒めても何も出ない、獲物が捕まらなかった」
本当は合流の時にお土産でもと考えていたのだが……
運悪く何も捕まえる事が出来ず
それに気落ちをしてはいたが撫でられればご機嫌となって
「大丈夫だ、何度もくべて火を大きくした」
今でこそ焚き火は小さくなっていたが夜中はよく燃やしていたのだと告げ
彼女の同行者である彼が戻るまでは休憩と干し肉をかじる
ご案内:「森の奥深く 湖畔」にノーガルトさんが現れました。
■ノーガルト > (この時期だと、さすがに朝は冷える。
太陽は森の中では見えないし、早朝ということもあって朝もやもかかっていた。
抜き身の、漆黒のファルシオンを手に、ノーガルトは森の中で狩りをしていた。
確かに保存食はあるが、できるだけ節約したい。
ここにあるかどうかもわからないし、長く滞在する可能性だってあるのだから。
肩に中型のシカをか突き上げ、うっすらを姿を見せた。)
「………ん?」
(そこには、道中共にしているシンシアと一匹の狼がいた。
そのオオカミ、見ればすぐわかる。あの毛並みと、そしてここにいるオオカミ。
そんなもの、一匹しか心当たりはない。)
『アンセルのようだな…。』
「ああ、飯を調達して正解だったようだな。…おーい!」
(シカを引きずりながら、ノーガルトは右手を挙げた。
抜き身の、漆黒のファルシオンを掲げたままで。)
■シンシア > 「ううん、来てくれただけでも嬉しいもの、あとでなにか探しにいこ?」
夜の森は冷えるはず、それなのに寒さに起きることなく過ごせたのは
焚き火の火を絶やさないでいてくれたこと…
お礼もかねて頭も首もなでてる
「ありがとね、夜ずっとみててくれたおかげ」
そう声をかけていれば、見えた大きな人影にノルが戻ったことにも気づいて
手を振る、なにか担いでる…アンセルもいるし、ちょうどよかったと…
「ノル、大きいの狩ってきてる捌いて、焼いてみようか」
アンセルの頭を撫でながら干し肉でなく
新鮮な肉が届いたことに喜びながら
■アンセル > 「心配だから来ただけだ。森歩きは慣れていないだろう?」
焚き火を燃やしたのは家で暖炉に薪をくべるようなもの
だからなんという事はないのだが…撫でられると尻尾を振り
「二人は昼間に疲れていた。俺は少し火を燃やしただけだ」
首をふってなんという事はないと示し
その視界の中で人影が映れば警戒をするが、誰か判れば気を抜いて
「おかえりだ、ノーガルト。大物だな」
彼の引きずる大きなシカに本業が負けたと少しだけ落ち込む姿を見せ
だがすぐに顔を上げて干し肉を食べてしまう
■ノーガルト > 「アンセル、来てくれたか…。いや、たまたまだ。」
(狩りをしに出かけていたわけではない。
ただ、見回りをしていたらたまたま大きなシカが、目の前を通り過ぎた。
ちょうどいいと、その命を頂くことにしただけだ。
皮も、しっかりと使って供養してやろうと考えている。
先日、来てほしいと思っていた狼。
書置きを残し、この森にやってきて、そしてちゃんと来てくれた。
本当に、このオオカミは頼りになる。)
「とりあえず、野盗どもは近くにはいないようだ。…シンシア、裁けるか?」
(抜き身のままのダイン、これがこの魔剣のデメリットだった。
一度さやから抜いてしまうと、血を吸わせない限りさやに戻せないのだ。
獲物を仕留めた漆黒のファルシオンをそのまま立てかける。
火が、大きい。
シンシアかアンセルが大きくしておいてくれたのだろう。
ノーガルトは、湖畔のほうへ行き水を汲みに行くと言い残して。)
■シンシア > 「それでも、嬉しいの」
3人で行動できる心強さに慣れない野営の疲れも忘れるくらい
戻ってきたノルの抱えてた鹿
「ん、頑張ってみる」
鳥やうさぎのサイズよりも大きい…
魚を裁くのとは違う、でもしないわけにいかず
剣とは別に木に傷をつけてた小刀を取り出して
少し時間はかかるけど、肉、皮と手間取りながら捌いていく
「アンセル、どうする焼く?生がいい?」
今はオオカミの姿、人になるなら自分立ちと同じように切り分けてうこうと声をかけながら
■アンセル > 「当然だ、ノーガルトは大丈夫だが…
シンシアは森歩きに慣れていないだろう?」
いざという時の馬代わりにだと告げて
それでも立派な獲物をしとめた事には変わりはないと、もっと誇れと言うように見て
自分では出来ない事を出来、自分とは別の意味で彼女を支えてくれる彼を頼りがいがあると見つめて
「そうか?喜んでくれるなら悪い気はしない」
それでも喜んでくれる彼女を見れば自然と頬は微笑んで
鹿を捌くのに邪魔にならないようにと焚き火に枝を足しながら少し離れ
解体されていくのを眺めて
「焼いてくれ。この姿でも火が通ったものがいい」
オオカミのままでいるつもりだがそれでも火は通してほしいと告げて
■ノーガルト > 「………すまんな。」
(シンシアが慣れていない、その言葉を聞けばうっすらと笑う。
彼もまたシンシアのことを、とても大事に思ってくれている。
そのことが、どこか嬉しく思っている。
仕留めた、と言ってもノーガルトの力ではない。
シカを追い詰めるためにダインの速さを借り、担ぎ上げてここまで運ぶのにはディンの力を使った。
こういう使い方はあまり好ましくないと、以前に言われたが気にはしない。)
(水を汲みに戻ってきたら、大体はさばけているだろうか。
血の匂いで何か厄介な物を引き付けないか心配ではあるが、大丈夫だろう。
水を鍋に移し、薪の上に置いておく。)
「シンシア、何か手伝えることがあったら言ってくれ。」
■シンシア > 足のことはノルも気にしていたから
アンセルが合流してくれたのは助かった
「わかった、じゃ焼いていこ。平べったい石とかも焚き火の中入れておいてね」
食べきるのは難しいかもしれない
湖で汲んでくれてる水で血を洗いながら
先に、ノルやアンセル用の大きめに切り分けたものを
熱してる石の上で焼いていく
「ノル、どうしょう、この子…どこかに埋めてあげたほうがいいよね」
必要なお肉を裁き、皮をはいで…それでも
肉屋でもないから綺麗にはさばききれず、骨に肉も残ったりして
野生の動物とはいえ、そこらにポイは…失礼な気もして
頼めるならば2人に埋める穴でも頼む方がいいのだろうかと
野営での生き物の後始末は、慣れていなく、どうしていいのかわからずに
■アンセル > 「謝る必要はない。シンシアは我慢と無茶をする
だからよく見ておかないと大変だ」
きっと辛くでも少しと言っていたのだと思っていて
彼もシンシアのそういうところは知っているとは思うが念のためにと伝え
魔剣を持っているは聞いてはいたがどういう物かまでは知らず…純粋に凄いと思っていて
「石もか?わかった」
どうするのかわからないが平べったい石も焚き火の中に入れて熱し
焚き火をしっかりと燃やしていく
■ノーガルト > 「ははっ…確かにな。」
(無理も無茶もするし、我慢してしまうシンシアだ。
アンセルのいうとおり、よく見ておかないといつの間にか体を壊してしまいかねない。
ただでさえ、以前は役に立って死ぬなら本望だといっていたことだし。
そのことは、一応アンセルには伏せてはいるものの。
綺麗にとはいかないが、捌かれたシカ。
軽く手を合わせ、祈るような仕草は昔からしていること。
食事の前にも見せていた行為だ。)
「そうだな…命を貰うんだ。ちゃんと供養してやらないと。…ディン、もうひと働きしてくれ。レベル1だ。」
『今日はなんか、特に剣遣いが荒いなぁ…、あいよ。』
(供養は、殺してしまった俺がやる。
まだ肉がすこしついている骨と、そしてシカの頭。
それらをひとまとめにすると、片手で持ち上げた。
少し森の奥まった場所に、花畑を見つけたし、そこに埋めてくるとしよう。)
「後、シンシア。昨日の気付け薬を細かく砕いて、肉の上に振りかけてみろ。美味いぞ。」
(俺のカバンの中に、まだ残っているはずだと。
昨日、シンシアが噛み締めたあのノーガルトの気付け薬。
原材料が唐辛子と山椒、これを細かく砕けばスパイスとしても使えるのだ。)
■シンシア > 皮は綺麗に禿げたと思う、肉は切り分けては血を洗い流し
持っていた干し肉を石を使いすりつぶしながら、鹿肉にもすり込んでいく
少しくらい塩味でもするかと
その時に昨日のあの辛いのを考えてたけど激辛すぎないかと止めてたとこに
声がかかり、少し嫌そうな顔をするけど
カバンから丸いあの激辛玉を取り出して小刀の柄で細かくしながら
焼いた石の上に肉を並べ振りかける
小刀で器用に裏返しては、いい匂いがして焼き具合もそこそこに
「そろそろ食べれるよ、火傷しないでね」
■アンセル > 「俺たちがしっかりと見ていないと無茶をした時に止めれない
お互いに気を付けよう」
会った頃は自分になら食べられても良いと言っていた彼女
それを思い出せばどんな無茶をするのかとつい心配になってしまい
彼にもお互い気を付けようと告げて見詰める
そんな話をしている間にも彼女の料理の準備は進み
ふと見れば何やら嫌そうな顔をしているのが見える
問いかけるべきかと思っていれば何かを細かくして肉の上にふりかかけている
少しして焼けるいい匂いがしてくれば自然と近くに引き寄せられて
そのまま座っておとなしく待つ
■ノーガルト > 「まったくだ、シンシアは言っても聞かないからな…。」
(ちゃんと見ておかないと、絶対にまた無茶をする。
そう言い残し、ノーガルトはいったん森の中に消えた。
いい匂いが、ここまで漂ってくる。
花畑にかるく穴を掘り、そこに包んだシカの骨を埋める。
再度、土をかぶせ花を乗せて…最後に十字を切る。
願わくば、来世で再びまみえた時、酒を酌み交わせる中であることを祈りながら。)
『……ノル、そろそろ行こうぜ。』
「ああ、そうだな。…いかん、匂いのせいで腹が減ってきた……。」
(祈りを終えて、帰ってきたらすでに肉は焼きあがっていることだろう。
アンセルもおとなしく座って待っているようだし…何よりこの匂い。
あの激辛球を入れたのはすぐにわかる、トウガラシの香りが漂っているから。)
「ただの肉なのに、焼くとどうして美味そうになるんだろうな…。」
(ノーガルトも、アンセルの隣に座った。
これからすることを考えると、しっかりと食べて体力をつけておかないと。)
■シンシア > 「…私そんな無茶…たまにくらいだもん」
なんだか自分のことで2人が意見がかちあってる感じに頬を膨らませるようにすねながら
手元は動かしていく
2人に言われてはさすがに少し大人しく、しょうと考えて
香辛料の効いた匂いが漂い出して
戻ってきたノルのものも石の上に並べて
「アンセル、たくさん食べてね辛いかもだから気をつけて?」
自分のは最後に、香辛料は少なめにしたものを用意していく
まだ肉は余ってるし、つづいてお肉は焼いていく…
香辛料は少し控えめにしながらも、残ったお肉には擦り付けて
保存が少しでもきくようにと
■アンセル > 「……シンシア、自覚を持つ方がいい」
家で待っている自分にはお疲れな姿をよく見ていると少し呆れた目をして
でも今は元気な姿を良く見れるので大丈夫だと安心をして
これもノーガルトのお陰だと鹿の死骸を埋葬に向かった後姿を見送り
そうして彼が戻ってきて隣にと座れば振られていた尻尾を止め
砂が舞い上がらないように気を付ける
「辛いのか?……たぶん大丈夫だ」
辛いと聞けば少し警戒を見せるが思い切って齧り付く
そして何度も噛み飲み込めば次を噛んでと
「シンシア、美味しいぞ」
その辛さは丁度良い味だったので焼かれた肉をおいしそうに頬張っていき
楽しい食事を満喫し、それが終わればシンシアの足として働くのであって…
ご案内:「森の奥深く 湖畔」からアンセルさんが去りました。
■ノーガルト > 「………。」
(この二人のやり取りを見ていると、本当に家族なんだなと思う。
そこに、自分もいると思うとなぜか、嬉しく感じていた。
こいつらと、もっと楽しくやろうと思える自分もいる。
孤児院にいるとき、どうしてもノーガルトはなじめなかった。
だが、シスターだけは常に自分を気遣ってくれた。
髪留めのゴムにそっと手を伸ばし、軽く目を閉じる。)
「安心しろ、砕いて振りかけるだけならそこまで辛さはない。」
(カレーなどに入れるスパイス程度の辛さに抑えられる。
あれは、かみしめて一気に味わうからこそ、激辛になるのだ。
少しずつ食べていけば、辛さも随分と抑えられる。
おいしいとアンセルが言う。
それを自分も一つつかみ、そして噛み締める。
ローストビーフもいいが、やはりとれたて焼き立てのそれは、格別だった。)
「……うん、こいつはいける!」
■シンシア > 2人が美味しそうに食べてるのを見て嬉しくなる
「まあこのくらいなら、いいけど・・・昨日のは辛かった」
思い出しただけで、口がヒリヒリしそうな仕草をしながら
カバンの中を漁り、包んでおいたものを広げて
「これ、昨日の残り肉巻きも焼いてみようか?」
石焼のように焚き火傍の石の上に置いて
狩りをして、その場でなんとか捌いて新鮮なお肉を頂く
なにげないことだけど、楽しく感じてしまう
笑ってるノルの顔も、出会った頃より明るく見えて
「魔剣探しでなくても、またしょうね。今度はアンセルも最初から一緒に」
今度は景色のいいとこに、天気がよくて出かけるのもアリかなと
■ノーガルト > 「気付けだからな…アンセルも後で試すか?」
(くっく、と笑いながら隣で肉を食べているオオカミに笑ってみせる。
もっとも、あれはオオカミには少しきつすぎるかもしれないが。
昨日包んでいた肉巻きおにぎり、あれも焼いてみるかという。
ぜひ頼みたいところだと、ノーガルトは笑った)
「ああ、ぜひ頼みたいな。お前のそれは何度だって食えるぞ。」
(確かに…であったころよりも、ノーガルトは明るくなったかもしれない。
そして何より…強くなったかもしれない。
剣の腕前、筋力、そんなものではない。
なにがなんでも、生きて帰るという強い意志。
それこそが、ノーガルトが強くなった証である。)
「そうだな、魔剣探しじゃなくて……今度は。」
(3人で楽しくやれるように、もっと別の場所へ。
あり触れた場所で、三人で弁当を囲む。
こんなに楽しそうなことはないとばかりに、大きく頷いた。)
■シンシア > 「…やめとく方がいいと思うけど…」
アンセルが興味を持てば心配しながら、肉巻きの外側を石焼きをしていく
残して置いてよかったと2個を、ノルとアンセルの前に焼けたら置いて
「なんかこういうのもいいね、楽しい」
不慣れな森歩きだけど、新鮮さを感じながら
彼の魔剣探しのはずが、自分にはたのしい遠出になってきてる
鹿肉も新鮮だから癖もなく、柔らかく美味しくいただくこともできた
男性2人いても食べきれないほどの量、生では痛みそうなので
とりあえず全部焼いていく
「そうそう、もう少ししたら暖かくもなるし、いいよね、そういうの」
想像しただけでも楽しい、アンセルとなら森に果物を取りに行く時とか
お弁当を持っていってた話を彼に伝えたりしながら
今度はそこに彼も入り3人でいけることを幸せに感じて
■ノーガルト > (心配そうなシンシアを見て、アンセルはそっぽを向いてしまった。
なんでいうんだ、とばかりに残念そうな顔をして、ノーガルトは丸薬をしまいなおす。
激辛で涙目になるアンセルを見てみたかったのだが。)
「……魔剣が見つからなくても、別にいいかもな。」
『ちょ、おいノル?』
(今は、ダインは手元にいない。
ディンがやかましくどういう事だと騒ぎ立てるか、気にしないようにしていた。
ただ、楽しく三人でいられる時間が、とても安らげる。
ノーガルトは、すっかり血を吸い取ったダインを背中のさやに戻した。)
『…ふぅ、久しぶりにたらふく吸わせてもらった。…ノル、次は人間がいい。』
「馬鹿を言うな、ダイン…。野盗に襲われることでも祈っておけ。」
(もっとも、そんなことになっても困るのは自分たちだが。
この時期ならば生でも町までは持つだろうし、塩もみにして干し肉にしておくのもありだったが。
すべて焼いてしまうと、それができなくなるが…まあ、かまわないか。)
「暖かくなったら、九頭竜山脈を登ってみるか。」
(春になれば、花の時期にかぶる。
その時に、三人で花見に行くのもいいかもしれない。
アンセルが花粉症でなければ、の話だが。)
■シンシア > あのヒリヒリしたのを、アンセルの口になんてかわいそうに思えたから
あの薬を片付けるのを見て安心する。それでも気になってるだろうけど
自分のいないときに、いたずらされたら…そこは、彼のおもちゃにされそうで
「それは…ダインたちのためにも、探さないと…ね?」
自分も思わず忘れそうになってた
本来の目的
ついつい楽しくなってしまってた
自分のお肉も食べ終えて…保存できるようにと
「あ…ノル、こういうお肉っていつもどうしてるの?
干し肉にするにも時間かかる?」
旅の野営などの時の過ごし方をあまり知らないから
安易に生ものは傷みやすい=匂いもする、とのことを考えてたから
「うんうん、いこ、たくさんお弁当も作って、調味料持っていけばどうにかなるしね」
九頭竜山脈、地図ではみるけど実際いったことはない
その名前が出ると少しワクワクする。いったことない場所にいけるのは楽しみと
声も思わず弾むよに返して