2016/12/18 のログ
ハイドリア > 「お若い方にそういわれるというのはやはり格別ですわねぇ
 これでも若作りには気を割いておりますのよぉ?」

ころころと冗談を交えながら取り出した扇子で上品に口元を隠す。
今の所特に問題はなさそうな様子。
というより……

(あらあらまぁまぁ)

社交用とは別に小さな笑みをこぼす。
随分といろいろな経験をしているようだ。
そう、色々と。

「何時かと思い続けてこうして独り身のままではありますしぃ
 大したものではありませんよぉ。
 その点貴方はお若くお美しいですものぉ。
 引く手あまたではありませんかぁ?」

くすくすと笑みを交えながらゆっくりとお茶を進める。
今日のお茶はハーブを茶葉にしたものですっきりとした香りが鼻に抜けるよう
特注で作らせたもの。

ヴァネッサ > 「そんな事ありませんよ、私なんてハイドリアさんに比べると」

傍から見ればお互いに社交辞令をしているように見えるのだろう。
だけど、自分は少なくともそういうつもりはなく本心からであり、微笑み告げ。

「私なんて、家柄は没落寸前ですし…
本日招かれた方々と比べると…
見劣りしますよ」

自分の性的な経験まで読み取られている事など気が付かず、ぼそぼそと語り。
お茶を勧められれば、断る事無くそれに口を付け。
それに薬が盛られていることも気が付かず、徐々に睡魔に襲われ。

ハイドリア > 「見劣りだなんて……いけませんわぁ?
 そんなに卑下されてはぁ」

笑みを形作りながらゆっくりと見えない網を絞るように
その周りを固めていく。

(一応、ねぇ)

半分以上は遊び感覚だが、どうやらこの娘も中々……
嗜虐心がうずりと顔を出す。
念のための薬だったがこれはこれで別の方向に持っていっていいだろう。

「あらあらぁ……駄目ですわぁ?
 こんな場所で休んではぁ」

そっと手を伸ばし頬に触れ、その時ぱちりと音がするだろう。
睡魔に落ちるギリギリ、意識が夢現にとどまる場所で引き留める。

「そぅねぇ……文字通り引く手あまたのはずですわぁ
 あなたの心も、体も、ねぇ?」

そのままゆっくりと距離を詰めその瞳を見つめながら愉悦の笑みを形作る。
そう、それは文字通り。それこそ色々な意味で。
この娘の容姿であれば欲しがる者も多いだろう。

ヴァネッサ > 「本当のことですもの。どうして本日のようなお茶会に私をお呼びしたのですか?」

容姿だけであるならば今日のお茶会に呼ばれた娘達に見劣りはしないだろう。
だが、家柄を付け加えれば身分不相応なのは明白であった。

「申し訳ありません、少し疲れているみたいですね」

身分不相応のお茶会に参加した所為なのか、緊張の糸が切れたのか、それとも唯の疲労の所為なのか自分でも解らない内に睡魔に襲われウトウトし始める。
当の本人はお茶に盛った薬の所為だと知っているのか、隣に腰を降ろす。
そんな事に対しても夢なのか現実かもわからない状態で、迫り来る瞳を見つめ。

「私の…身も…心も…ハイドリアさんのもの」

まるで暗示に掛かったかのように呟き、腕を相手の首の後ろに回し抱き寄せ。
そのまま徐に唇を自ら重ねる。

ハイドリア > 「くふ」

小さな笑みを零し、そっと人差し指を相手の唇に重ねる。
まだ、お預け。されるがまま抱き寄せられ、それでも最後の一線は超えさせない。
……今はまだ。

「……逆かしらねぇ。欲しがっているのは貴方の方かもしれないわぁ」

彼女はただ至近で瞳を見つめているだけ。
翡翠の瞳を細めながらただ笑っているだけなのに
その言葉はまるで蛇が潜り込むかのように他すべてがあいまいになった世界で
その響きをはっきりと伝えていく。
それでいい。意識するべきはたった一つでいい。

「さぁ、思い出してごらんなさぁぃ。
 何が今、欲しいのかちゃぁんと言って御覧なさぁぃ?」

まるで色事を見られているようなそんな感覚を刷り込みながら
ゆっくりとイメージさせていく。自身の痴態を、その経験を。

「何を思い出しているのかしらねぇ?
 深夜に私邸を訪ねて、胸を疼かせて、ねぇ
 そんなに……」

這うような右手が胸元に伸び、とんとんと胸の真ん中を優しく小突く。
睡魔かまたは別の感情か、いずれにせよ上がっている体温と心拍を自覚させるように。
そのまますっと体を寄せ、耳元で小さく囁き、毒の言葉を送り出す。

「"気持ちよかったの?"」

没落した際に受けた屈辱はいかなるものだろうか。
それは彼女の人生に色濃く色を残したに違いない。

ヴァネッサ > 「………」

自ら求めるかのように口付をしたつもりなのだが、寸前で人差し指を当てられ。
キョトンとした表情を浮かべつつも、どうしてですかと瞳で訴え。

「欲しいです…ハイドリアさんに…可愛がってほしいです」

暫くは相手の言葉の返答に困ったのだが、意を決して囁く。
自らの体が奥底から温もりを求めている事を。
それを示すかのように、相手の手を取り胸元に導く。

「はい、…殆どが…女性でしたが…気持ちよかったです」

余りにも恥かしい事なのか、言葉を濁すのだが、相手にはその情景が読み取られている事だろう。
先程までは自らの胸の感触を着衣越しに確かめるように触らせていたのだが、揉むように動かし。

「ここだと…嫌ですので…私室に連れて行ってください」

夢現で意識が朦朧としている中でも、此処がサロンだという事は意識しており。
何処か求めるように見つめ。

ハイドリア > 「あはぁ」

その笑みを人は毒蛇と例える。

「良く出来ましたぁ」

そう願うなら叶えてあげよう。
この子はそれを選んだのだから。

「いいわぁ、可愛がってあげる」

左手の人差し指を自身の唇に当てるとそのまま近くのメモ用紙に触れる。
指を動かさずともそこにはゆっくりと文字が浮かび上がりそれを軽くはじくと空中を滑るように走り、ドアの隙間から外へと消えていく。
もう一つ相手に気が付かれないように机をたたくと波紋のようなものが部屋へと伝わっていった。
そうしてそっと相手の目を覆い、小さく呟く。
その手をどけたなら貴族らしい一室に周囲の光景は変わっているだろう。
ひとつだけそれらしくないというならば、その部屋にはドアに相当するものが何一つなかったけれど。

「あらあら、もう出来上がってしまって、気が早いのねぇ」

そのまま寝所に相手を横たえ、見下ろしながらクスリと笑う。

ヴァネッサ > 相手が告げた言葉の意味は理解出来ていないのだが、これからの事に期待する。
理解出来ていない自分を他所に着々と準備が整えられているのにも気が付かない。
唯、気が付いているのは先程のようなサロンでなく、彼女の私室に移動しているという事だけ。
その私室は、貴族らしい部屋の造りをしており部屋の中央に天蓋付きのベッドが置かれている。

「もう…我慢できません」

ベッドに横たえられると、期待しているのか自らスカートを捲り上げる。
捲り上げた先には、レースで彩られた純白のショーツが見えるだろう。
よく見れば、期待しているのか秘裂に沿って恥かしい染みが見えるはず。
二人っきりの所為もあり、貴族と言うよりも痴女に見えるだろう。

ハイドリア > 「素直な子は好きよぉ
 貪欲な子も好き。あなたはそのどちらなのかしらねぇ……」

右手の人差し指で相手の唇に触れ、なぞった後そのまま滑り込ませる。
そのままゆっくりと口内を泳がせる。
舌を撫で、頬を内からつつき、歯茎をゆっくりともみしだいていく。
まるで下賜するかのように、その繊手に口づけ奉仕することを許すような眼差しで。

「まぁ、はしたない子ねぇ」

捲り上げられた様子にくすくすと肩を震わせる。

「人の家屋でこんなにしてしまってぇ、恥ずかしいと思わないのかしらぁ?
 ああ、むしろそう思うと気持ちよくなってしまうタイプだったわねぇ。
 貴族より娼館のほうが向いているのではなくってぇ?」

揶揄う様に言いながら空いた手で胸元に手を這わせる。
既にある程度どこがイイのかは把握しているけれど、あえてそこには触れず
熱を煽るようにぎりぎりの場所をゆっくりと撫で、圧を加えて。

ヴァネッサ > 「それは…ハイドリアさんが…決めてください」

相手の右手人差し指で唇をなぞられれば期待で胸が高まる。
それを示すかのように、指が口内に入り舌だけでなく歯茎を蹂躙されれば何時しかウットリとした表情を浮かべ。
それに呼応するかのように、自らも唾液を絡めてちゅぱちゅぱと卑猥な音を奏で。

「申し訳…ございません」

スカートを巻くり上げ露になった純白のショーツ。
そこが既に濡れていると叱責されれば、素直に謝り。

「私は…娼婦でなく…貴族の娘です」

傍から見れば娼婦その物なのだろけど、頑なに拒絶し。
はしたないと思いつつも、相手が焦らすかのように胸を着衣越しに押し潰したり撫でれば期待の眼差しを向け。
それに呼応するかのように、自らは左手はショーツに向かい秘裂を撫で上げ始め。

ハイドリア > 「そうねぇ、それが貴方の本質ならぁ
 貴族として生まれたからこそ。よねぇ
 まったく罪深い子なんだからぁ」

悶えるような接触で目前の体を嬲り続ける。
決して強い刺激ではなく、それ単体であれば徐々に体温が上がる程度の行為。

「感じやすいのねぇ。
 ふふ、普通にしていれば直ぐに達してしまうのではなくって?
 玩具で可愛がられた時はどんな声を上げたのかしらぁ」

けれど彼女は目の前の体についてよく"知って"いた。
決して強い快感を与えないようにしながら熱量を煽っていく。
まるで流砂に少しずつ飲み込まれるように高ぶらせども与えない。
まさに生殺しにするように、瞳に笑みを宿らせながらお預けをし続けた。

「貴族の娘、そうよねぇ
 娼婦なんてもったいないわぁ。
 貴方はもっと高貴で純粋で淫らな生き物だものぉ」

左手の動きを咎めることはないものの密かに瞳の奥を光らせ、
それによって達することがないようぎりぎりに調整していく。
それは感覚を読めるからこそできる繊細で残酷な仕打ち。

ヴァネッサ > 「私は…貴族でありながら…淫らで罪深い娘です」

まるで暗示に掛かっているかのように声を出すのだが、何処か艶のある声である。

「こんな事で気持ちよくなってしまう…私にお仕置きを下さい」

自分の経験の記憶を読み取られている事も知らずに、コクコクと首を縦に振る。
それだけでなく、焦らすような乳房への責めが物足りないのか、自らドレスの胸元を開き純白のブラ越しに触らせる。

「そうです…私…ヴァネッサは淫らな女性です」

自らはしたない宣言をするのだが、ウットリとした表情を浮かべ、左手の動きは止まらない。
そればかりか、胸への刺激が物足りないのかより指の動きが激しくなる。
その証拠に、既にショーツは下着としての機能が無くなっており、その下に生えている叢が透けて見えている。

ハイドリア > 「お仕置き……お仕置きねぇ?
 良いわよぉ?貴方がそれを望むならぁ」

ゆっくりと胸元を撫でる手を離し、クロッチを小さく指ではじく。
もちろんその下にある肉芽も共に弾くようにして。
決して満足できないぎりぎりの刺激を与え続けながら
それは含むようにして妖艶に笑った。

「分かりやすいお仕置きにしてあげるわぁ」

すっと指を立て下腹部から腹部へと指についた蜜をこすりつけるように
ゆっくりと滑らせ

「……くふ」

それは波紋のような物を残しながら冗談のように腹部に埋まっていく。
痛みなどは一切感じさせないようにしながら中程まで埋まっていき

「こんなものかしらねぇ」

ゆっくりと引き抜く。
そうして先ほどまでの生殺しが嘘であったかのように積極的な愛撫を始めた。
撫でるようだった胸元もその形を変えるように転がし始め
添えられた左手をその上から突き、股座に与えられる刺激も変則をつける。
この娘の好む場所は知っている。
普通なら間もなく激感に襲われ達するような動き。
けれどその体に強烈なその一時はやってこない。

「イケちゃったらお仕置にならないものねぇ?」

無邪気にそんな事を口にしながらその体を服や下着の上から遠慮なくもみしだき
転がし、弾いていく。

ヴァネッサ > 「くふぅ…ありがとうございます」

自ら求めたお仕置き、それを承諾してもらえれば素直に感謝し。
胸元を撫でている手がクロッチだけでなくその下にある淫核も弾けば甘い声を漏らす。
それも一度や二度だけでなく何度も弾かれる度に楽器に様に声を上げ。

「はふぅ…どのような…お仕置きですか」

この時点では身体に変化は見受けられず、どの様なお仕置きなのかも見当も付かずに少しばかり困惑し。
唯単に相手にされるがままに身を委ねているのみで。

「ひゃっ…駄目…気持ちよすぎます」
「可笑しくなって…しまいます」

お仕置きの準備が整った事を宣言された瞬間に、先程と異なった激しい愛撫をされ。
先程までの焦らす様な愛撫ですっかり準備が整っていたにも拘らず、今の愛撫で逝きそうなのに逝けない。
これがお仕置きだと気が付いた時は既に時が遅く、胸の愛撫に対してはブラ越しにも乳首が立っているのも気が付くだろう。
そればかりか、余りにも激しいだけでなく逝けない事で逃れるように身を捩る。
どれだけ快感を送り込まれても、逝けない証拠としてベッドのシーツは既に淫蜜塗れ。
胸は形を歪める様に揉み解されれば何時しかブラも捲くれ上がり、豊満な乳房だけでなくピンク色の頂点も露になる。
ピンク色の頂点も目を凝らしてみればピアスの穴が開いているのも気が付くだろう。

ハイドリア > 「ほぉら、ちゃぁんと苦しんで頂戴?」

ショーツの隙間から唾液で濡れた指を滑り込ませ
細い指を沈めていきながら楽しそうに笑う。
わざと音を立てるように指をくねらせその音を相手に聞かせていく。

「こんなにほしがっているのだものぉ。
 楽しむといいわぁ」

正直に言うとこれをするのに触る必要も、ましてや腕を沈める必要もない。
それを敢えて行うのは……そのことを強く意識させるため。
服を脱がさないのも同じく自身を意識させるため。
それを見るたび自身の立場を思い出すだろう。
そうして沢山のものが達する直前の脳が焼けるような快感と結びついていく。

「いいわよぉ?おかしくなってもぉ
 それがあなたの本質なのだからぁ」

容赦ない責め苦を続けながらにんまりと笑みを形作る。
ぷっくりと立ち上がる形の良い乳房にある小さな穴に爪を掠めるようにひっかけて。
どれだけ身をよじり震わせ、その先を求めても決して望む一線には到達させない。
けれどその手を止めることはなく、際限なくギリギリまで快感を送り続けた。

ご案内:「とある貴族の私室」からヴァネッサさんが去りました。
ご案内:「とある貴族の私室」からハイドリアさんが去りました。
ご案内:「とある貴族の私室」にハイドリアさんが現れました。
ご案内:「とある貴族の私室」にヴァネッサさんが現れました。
ヴァネッサ > すっかり淫蜜によりショーツとして機能していない下着。
その隙間から唾液塗れのしなやかな指が目的の場所を執拗に責める。
その責めは激しく、敏感は場所を的確に抉り指が出入りする度に卑猥な音を奏でる。

「あっ…駄目なのに…可笑しくなってしまうのに…ひゃん」

言葉では押し寄せる快楽を拒絶する。
しかい、肉体はそれに反して素直に反応する。
その証拠に四肢は自由に動き逃げれるのに、抵抗らしき事は身を捩り脚を微かに閉じるのみ。
そればかりか秘裂に侵入している指を逃さないように確りと締め付けている。

「どうして…気持ちよくて…逝きたいのに…何故なの」

自分の敏感な場所を的確に責められ、気持ちいいのに。
頭の中がショートしそうなのに逝けない現実。
往きたいのに逝けないもどかしさ。
この先どうなるかの不安はあるのだが、肉体は快楽を求めている。

「あっ…お願いですから…逝かせて下さい」

すかっり発情しきった瞳で見つめ告げる言葉。

ハイドリア > 「だぁめぇよぉ」

くすくすと笑みが大きくなる。
目前で震え、貪欲に求める体にゆっくりと視線を走らせながら
胸を責めていた手をとめ、小さく指を振る。

「言ったでしょぉ?ちゃぁんと苦しみなさいってぇ
 いまイケちゃったらお仕置にならないでしょぉ?
 もっともっと苦しんでおかしくなってしまいなさいなぁ?」

言い終わると同時に胎内に潜り込ませる指を増やし、さらに不規則な動きにし、
同時に片手で体の線をなぞりながらドレスをはだけ、肌を露にしていく。

「ほらぁ、ちゃんと啼いてぇ?」

そういうと同時に淫核をつぶし膣壁に爪を立てた。

ヴァネッサ > 「もぅ…充分に…苦しいです」

本来であれば激しい責めにより2・3回は逝っている快楽。
それでも逝けない環境で、頭の中がショート寸前。

「あんっ…壊れてしまいますぅ」

秘裂に侵入している指も2本から3本に増やされる。
その動きは今までの様に突き立てるだけでなく、器用に押し広げたりと不規則な動いを加える。
豊満な乳房を捏ね繰り回していた腕の動きを止められる。
そんな事に気が付かずに器用にドレスを肌蹴させられ上半身は、朱に染まった肌とずり上げられたブラだけの状態になる。

「だめっ…だめだめっ!出ちゃう!」

上半身も肌蹴させられれば、朱に染まった乳房を再び我が物顔で捏ね繰り回される。
その指の動きは繊細で彼女の敏感な場所を熟知しているのか、ギリギリの感度で責める。
その度に甘い吐息を漏らし、乳首も押し潰されたたり摘まれたりする度に悲鳴を上げる。
それに加えて秘裂も淫核を押し潰されれば思わず、小水を漏らしてしまう。

ハイドリア > 「あらあらぁ……
 うふ、まるで小さな子供みたいねぇ」

手元を濡らす感覚に責めるような口調で笑みを零す。
さわと脱がさずにいたショーツはぐっしょりと液体を吸い込み
その色を白から黄へと変えていた。
それを器用に抜き取るとよく見えるように掲げてみせる。
滴り落ちていく黄と、それに混じる透明な粘液がよく見えるように。

「ほらぁ、此れが貴方の漏らしたものよぉ
 よぉくごらんなさぁぃ。締まりのないその体で何を零したのかぁ」

見せびらかすように二、三度降った後それを部屋の隅へと投げる。
びしゃりと湿った水音が聞こえるようにわざと乱雑に。
そうしてそっと口元を胸に寄せて、

「こちらの締まりはどうかしらねぇ」

双丘の片方へと舌を這わせ始める。
その間も下肢に与えられる愛撫はとどまるさまを見せず、
体と腕を器用に使って思うように自信を慰められないように阻害していって。

ヴァネッサ > 「あっ…ごめんなさい…ひゃん」

余りの刺激の所為か思わずしてしまった粗相。
それは全てをショーツで吸い取れるはずもなく、シーツも汚してしまった。
すっかり下着として機能していないショーツを器用に抜き取られる。
そのまま見せ付けるかのようにショーツを見せられればより羞恥で染まる。
そればかりか、振り翳された時に小水と淫蜜が顔に掛かる。

「きゃっ…だめ…乳首…苛めないで…」

身体の自由を奪うかのように覆いかぶされる。
左胸に口付けされ舌で舐め上げられる。
空いてる手の指先で右の乳首を摘まれたり引っ張られたりする。
すっかり体力も消耗しており、抵抗らしき事は何も出来ない。
傍から見れば捕食者に襲われている獲物そのものに見えるだろう。

ハイドリア > 「もぅ音を上げてしまうのぉ?
 堪え性がないんだからぁ。
 今からそんなことだとこの後耐えられないかもしれないわよぉ?」

悶え苦しむさまをまるで気にかけず
ただ弄ぶようにしながら獰猛な笑みを見せる。
わざと震える体の反応を確かめるように
少しずらした場所を刺激してみたり、逆に予兆なくピンポイントで攻めてみたりしながらその目はどこか冷静に獲物を眺めている。

「くふ、いいのよぉ?こちらで気持ちよくなってもぉ
 せっかくこんなにも張っているのだものぉ。
 ……さぁて、どうなるかしらねぇ」

そうして含み笑いをこぼすと遊ぶように転がしていた先端部に強く歯を立てた。

ヴァネッサ > 「ごめんにゃしゃい…許してください」

先程までの秘裂に対する過剰な刺激。
逝きたくても逝けずに出口のない快楽地獄。
それに呼応するかのように肉体は形だけで弓なりになる。
最終的には、相手の目の前で粗相をしてしまう始末。
其処には貴族の娘という風貌はなく、一人の牝しかいない。

「乳首から…なにか…出ちゃ…いそう」

標的を秘裂から乳房に移され、執拗以上の攻め。
これは自分の物と言わんばかりにチュパチュパと唾液交じりの口付けの雨を乳房にされる。
唾液塗れの乳房を執拗以上に捏ね繰り回され、同時に吸い上げられる。
空いているもう片方の乳房も同様に、空いている指先で押し潰され捏ね繰り回され引っ張られる。
まるで1つの楽器の様に異なる刺激を与えられ、艶のある声を上げさせられる。

何時の間にか秘裂からは指が抜かれ、脚を閉じ合せられないように太股を入れられる。
ただ入れられるだけでなく擦り付けられる刺激を与えられ。

この間にも乳首に相手の魔力を流し込まれ、変化が起こることも露知らず受け入れていく。

ハイドリア > 「こちらも駄目ねぇ?
 幸せそうな声を出して、そんなに我慢できないのぉ?」

揶揄するように言いながら片手を広げたあと、強く握る。
そのまま開かれた掌には……三つのピアス。
その間にも割り込ませた太ももをゆっくりと動かし、
卑猥な音を立てながらも体を逃がすことを許さない。

「自分で我慢できないのだものぉ
 手伝ってあげるわぁ?」

ぱちり、ぱちりと器用に留め金を外しながら
自身も束ねた髪をほどき、流すように広げる。

「初めてではぁないものねぇ?」

体重をかけて動けないようにしながら小さく小声で鼻歌のようなものを口ずさみ

「ひとぉつ」

先ほど爪をひっかけた貫通部分にピンをねじ込んでいく。

ヴァネッサ > 「おっぱいも…気持ちいいですぅ」

標的が豊満な乳房に変わっても変わる事のない刺激の波。
すっかりと発情しきった牝からは甘い声とそれを象徴するかのように体がより朱に染まる。
これから起こる事など露知らずに快楽の虜になりつつある。

「ハイドリアさん…素敵です」

自分と同様に美貌の持ち主の女性が不意に動きを止める。
止めたと思えば目の前で髪の留め金を外し、髪を広げられれば思わず見入ってしまう。
うっとりと眺めていた所為もあり、相手が何をしたのかも最初は解らなかった。

「―――――っつ!」

乳首に走る痛みにより何をされたか理解した。
以前にも乳首にピアスをされた事もあり、その箇所に再び穴を開けられる。
針は乳首を貫いたままでまだ抜いてはいない。
その隙間からは血液がポタポタと垂れている。

ハイドリア > 痛みに見開かれる顔を満足そうに眺めながらもその手は止まらない。
もう一つの乳房もわざとゆっくりと手に取り……

「ふたぁつ」

それを味わえるようにゆっくりと、しかし容赦なくピンを押し込む。
そうして溢れる鮮血をゆっくりと下で転がすように味わい、
痛みと混乱の奥に揺れる快楽を見取ると目を細めた。

「三つ目の場所はぁ……分かるわよねぇ?」

先に宣言することで否応なく意識させる。
逃げようとする体の体力はもうある程度奪ってある。
相手にできるのは弱弱しく身をよじることだけだ。
それを思い知らせるかのようにわざと少しだけ力を抜き
抵抗できるように緩めてみせる。勿論逃がす気は毛頭ないけれど。

「平気よぉ。痛いのもキモチよくなるようにしてあげるわぁ
 貴方が望むように、あなたが望んだように、ねぇ?
 だから安心して」

壊れていきなさい。
そう身を寄せささやいた後、濡れぼそり震える秘所へと手を伸ばしていく。